俺達が到着した時には
ケンシロウが血塗れで倒れていた
「ミィ、ケンシロウの手当てを頼む。仕上げは俺がやる」
「ん、分かった」
傷口を水で洗い、傷口を消毒する
消毒薬は貴重品だが
傷口から細菌が入ると不味いからな
「ふむ、胸に七つの傷痕か…ケンシロウの気の流れが乱れているな。少し秘孔を突いておくか」
血止めと新陳代謝を高める秘孔を突く
トキ兄さんに学んだ医術が役に立ったな
北斗神拳を医術に取り入れたいと言ってたっけ
「よし、これで良い。頑張れよケンシロウ」
「…あの」
「不思議かい?目が覚めるのを待たないのか…彼には成さねばならない事がある。俺が一緒に居ると良くないんだ」
この世紀末を救う
救世主として
成長しきったお前と戦いたい
それこそが
転生した俺の望む願いだ
その為に
陰ながらお前を助けよう
「ミィ、旅を続けよう…なに、心配するな運命が俺とケンシロウを再び会わせるさ」
「う、うん」
途中、何度か野営して
高層ビルが残る街へ着いた
「水を調達しなきゃな。幸い、食料は燻製肉があるから交換できる場所を探さないと」
くいっ
ミィカが手を引いている
「あれ…」
ミィカが指を指した方向には道場があった
蘭山紅拳
そう明記されていた
蘭山紅拳
その動きは風に花びらの舞い散る如き華麗だが、その美しさの中に計り知れない破壊力を秘めた拳
しかし、殺人拳ではなく
あくまで活人拳であったと言われている
「蘭山紅拳のベラ、貴様はカサンドラへ収容が決まったのだ」
「やめろ!母さんを離せ!!」
緑髪のショートヘアーの若い女性が
緑髪のロングの妙齢の女性
母親を拘束した男
向かって行ったが手刀を母親に向けられ
動きを止めた
「私は黒掌十字拳のターゲル!貴様と母親二人を殺すのは造作もないのだぞ」
黒掌十字拳
中国山東省の老山にある秘密の修験場にて生まれた残虐無比の殺人拳。両手を十字に重ねる構えから、超高速の突進を繰り出し、一瞬にして敵の体を十字に切断する
「くっ…」
「ふん、貴様の様な小娘が拳法などと片腹痛いわ!さっさと秘伝書を渡してカサンドラまで来るんだな」
「…俺からすればアンタも片腹痛いけどね」
母親を救い出し、ミィカに任せ
ターゲルの背後に立ち声をかけた
「!?」
「やぁお嬢さん、後は任せな」
ベラが外に出るのを見て
ターゲルが俺に向き直る
「何者だ?この私に、気配を悟らせずに背後へ立つとは」
「御託は結構。さっさとやろうか」
両手を十字に交差した構えを取る
ターゲルに対し
ソウジは特に構えない
「一瞬で殺してやろう!!」
【黒掌十字拳】
超高速の突進
ゆるりとすり抜けるソウジ
「ば、馬鹿な!?」
「もう一度やってみな」
「後悔するなよ」
【黒掌十字拳奥義・黒塵葬!!】
超高速の突進に加え
超高速の斬撃を組み合わせた
残虐非道の必殺拳である
「ふん、手応えあり…やはり俺は最強だ!」
「で、終わりかな?」
服が破れただけの無傷のソウジが立っている
ターゲルは驚愕で固まっている
「お前の自慢の技で殺してやる」
【黒塵葬】
「な…ぐぅえ!!」
成すすべなく
自分の奥義で倒され
細切れになってターゲルは死んだ
これから
流れを調整するのが大変だ
どうか、長い目でお待ち下さい
この小説を閲覧して下さっている皆様、ありがとうございます。これからの内容についてアンケートを取りたいなと。ご協力頂ければ幸いです♪
-
原作の流れを壊さないようにする
-
原作にガンガン介入していく
-
北斗らしくバトルシーンを増やしていく
-
ヒロインメインの話を増やす
-
つべこべ言わず続きを書けよ阿呆