※この作品はR-18です。

世紀末に転生したので頑張ってみる   作:北ノ覇王

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新たな仲間、蘭山紅拳のベラ

ターゲルを倒して

外へ出るとベラが母親と抱き合っていた

近付いていくと此方に気付き

 

「あんた…あのターゲルを倒したのかい?」

「あぁ、黒掌十字拳を堪能したよ」

「…怪我はない?」

 

破れた服を渡すと針と糸で縫い始めるミィカ

 

「娘を助けて頂き、ありがとうございます…こほっこほっ」

 

ベラの母親が礼を言って来たが咳き込んでしまう

病を患っているようで老けて見える

 

「お気になさらず。失礼ですが病を?」

「えぇ…肺が弱いのです。そのせいで娘が危ない目に合うところでした」

 

「ふむ。少々失礼しますよ」

 

肺の辺りに手を当て、気を少しだけ流す

トキから教わった気功治療を行っている

 

「あんた!母さんに何を!?」

「待って…あれは治療」

 

俺に掴み掛かろうとしたベラを

ミィカが止めてくれた

端から見たらいきなり胸に触ったのだから

気持ちは分かるけどな

 

「俺の気を送り込みました。後は栄養をしっかり取れば回復に向かうでしょう」

 

「…あら?なんだか胸が楽になってきた様な」

 

血の巡りが良くなったからだろう

栄養失調気味だったので

この時代では難しいかもしれないが

 

「良かった。さて、ベラだったかな?君の使うのは蘭山紅拳で間違いないかな?」

 

「そうだ、父さんから受け継いだ拳だよ」

「見た所、君はまだ完全に自分の物に出来ていないね?蘭山紅拳は華麗な体捌きと、激しい攻撃性を併せ持つ剛拳。君は体捌きは大したものだが、技は未熟。ゆえに戦える拳ではない」

 

俺がアニメで見た蘭山紅拳のベラは明らかな修練不足

天賦の才で体捌きは補ってはいた様子だが

技の方は素人に毛が生えた様なものだった

 

俺はターゲルに切り刻まれて死んでいく

彼女を黙って見ていられなかったのだ

ミィカもベラも原作には出て来ないキャラだ

俺が救っても良い筈だし、幸せになる権利はある

 

「じゃあ…どうすれば良かったんだい!兄貴は行方知れずで、奥義書残して父さんは死んでさ。母さんと二人で生きていく為には…どうすれば」

「完成させるしかないだろう、蘭山紅拳をな。その為の協力は全力でしてやるよ」

 

 

彼女は俺の言葉に驚き、言葉が止まってしまう

パクパクと口を動かすも言葉が出ない

しばらくしてようやく口から出たのは

 

「なんでだよ!あんたとあたしらは、まったく関係のない赤の他人だろ!?」

 

その叫びに対して俺は余裕を持って答えよう

今の彼女に必要なのは助けを求める事

母親を守り、一緒に生きていく為に

彼女一人では不可能だが、幸いにも

 

この俺が居る

 

トキやサラのおかげで医術の心得があり

北斗神拳だけではなく、あらゆる拳法を知り

現代の記憶をもったこの俺が

 

「大丈夫。俺が君を強くしてみせるし、お母さんの病気だって治してみせる…だけど答えは君次第だ。俺は条件だの何だのを要求することはない。この手を取るか、否か。今この場で決めろ」

 

脅迫ではない、こうでもしないと

彼女は人に頼らない気がした

お膳立てが必要だと思ったからだ

 

彼女は涙や鼻水で化粧が流れ落ち

とても見られたものではない顔を腕で拭い

俺を睨み付ける様に震える声で

 

「だすけでぐださい!!私と母さんを!!」

 

彼女

 

蘭山紅拳のベラが

 

俺達の仲間に加わった

 

 

この小説を閲覧して下さっている皆様、ありがとうございます。これからの内容についてアンケートを取りたいなと。ご協力頂ければ幸いです♪

  • 原作の流れを壊さないようにする
  • 原作にガンガン介入していく
  • 北斗らしくバトルシーンを増やしていく
  • ヒロインメインの話を増やす
  • つべこべ言わず続きを書けよ阿呆
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