ケンシロウ達とバギーを並走させながら
ふと考えた。原作どうなったと
ケンシロウもKINGの幹部と戦った様子がない
これからの流れはどうなるのだろうか
まったく見当も着かない
「ねぇねぇソウジさん」
「ん、なんだい?リン」
俺の隣の助手席には、リンが陣取っている
すっかり俺に懐いてしまったらしい(色々な意味で)
今まで座っていたミィカは後部座席でぶーたれている
「お水がもう少ないの…バットがね」
「んだよ~しゃあないだろ!溢しちゃったんだよ」
バットが運転する隣のバギーを睨むリン
ケンシロウは苦笑いしている
「リンちゃん良かったわぁ♪子供は甘えるのが仕事なのよ。だからしっかり甘えさせるのよソウジさん!」
「あ~すまないね。母さん、こうなるとうるさくて」
水と食糧を交換するため
近くの街へ寄ることにした
━━━━━━━━━━━━━━
順番が変化している
KINGの後にウォリアーズと
デビルリバースだった筈だが
見覚えのある男が水風呂に入っている
バットの母親の話しだ
ここはケンシロウに任せて
俺はシンの所へ訪ねるか
「ミィ、俺についてきてくれ」
「…分かった」
「あたしも行くよ。母さんがリンとバットを見てくれるってさ」
俺はケンシロウに
バットとリンとベラの母親を頼んだ
ケンシロウは何も聞かずに了承してくれた
━━━━━━━━━━━━━━
魔の目と呼ばれる場所の中心に
サザンクロスは存在する
近くまでバギーで向かうと
いつぞやのジョーカーが待っていた
「お久し振りです。お待ちしておりました」
「おう、ジョーカー。約束の半分を連れてきたよ」
隣を歩いていたベラをぐいっと引き寄せる
「おわっ!な、なにすんだよソウジ…え?」
「っ!?お、お前は…くぅっ!」
「ふふふ、暫く水入らずで話せよ。時間はある」
━━━━━━━━━━━━
side ベラ
「そうか…蘭山紅拳をお前が…立派になったな」
「あたしは兄さんを恨んでないよ。母さんも口には出さないけど、会いたがってた」
目の前にいるのは生き別れた兄さん
蘭山紅拳を元に新たな拳法を編み出したらしい
緑髪の細身の体は意外に鍛えられていた
「ベラ、お前…ソウジ様を好いているのか?」
「えっ…な、なに言ってるのさ///」
突然の兄さんの発言に思わず顔が熱くなる
そんなあたしを見て兄さんは
「あの方は人を強く引き寄せる方だ。あのKING…シン様があの方には普通の友人の様にしておられる…そして今は失われつつある優しさを持っている。そんなところに惹かれたんだろう?」
「あたしは母さんと一緒にソウジに救われた。この命を捧げても返しきれない恩がある。あたしなんかがソウジを好きなんて本当は駄目なんだ…でも、好きになっちまったんだ」
言って内に涙が流れてくるが
構わずあたしは兄さんに想いを話す
兄さんは黙って近寄ってくると頭に手を置き
「人を思う気持ちは大切な事だ…駄目なんて事はないぞ。もしもお前がソウジ様に見初められたならば。それほど嬉しいことはないよ…頑張るんだぞ?ベラよ」
「ありがとう…兄さん」
「そうなるとお前は強くならねばならん。私が知る蘭山紅拳の極意を伝授しよう。お前が望むなら私の拳もな」
それから兄さんは
気功を用いた高速移動術【瞬身】
そこから攻撃に転ずるのが【瞬拳】
高速移動からの回避技【分身(わけみ)】
自らの闘気で物を操ったり攻撃する【発剄】
そしてその全てを合わせたものが【翔天拳】
余すことなく全てを教えてくれた
「今のお前なら見るだけで理解できる。後は鍛練あるのみだ…私の最愛の妹よ」
「はい、必ず自分の物にしてみせます!」
━━━━━━━━━━━━
「終わったか?」
「ありがとうございます。これで私に悔いはありません…これから私はケンシロウと戦わねばなりません。妹とは今生の別れを出来ました」
そうだ、ジョーカーは
ケンシロウとの戦いで死ぬんだ
「ジョーカー、ケンシロウと戦う前にこれを渡せ」
「…他ならぬ貴方の頼みとあらば、断れません」
ソウジは一枚の手紙をジョーカーに渡した
「この先、サザンクロスに着いたらバルコムという男に気を付けてください。泰山流拳法を使います…奴は鋼鉄の肉体を持つ男」
「心配するな。北斗神拳には鋼鉄など問題にならないよ」
呼吸法による皮膚の鋼化なら
筋肉をぶよぶよの脂肪に変える秘孔がある
もしくは闘気で撃ち抜けば良い
「奴には列車砲という兵器があります。くれぐれもお気をつけて…妹と母を頼みます」
ジョーカーは俺に深く頭を下げ、瞬身で去った
俺の水影心はジョーカーの技を全て記憶した
ベラに伝授された技も全てだ
狙ったわけではない
一度見た技や受けた技は脳に焼き付き
この体はその技をより強く昇華させる
「お待たせ!さ、行こうか」
「…ん、ベラ…良い目してる」
俺の両腕に抱き付く
二人を見ながら
俺はこれからの戦いを考えていた
さて
あと数回バトルを挟んで
遂にR18の本番へ
俺の戦いはこれからだ!
この小説を閲覧して下さっている皆様、ありがとうございます。これからの内容についてアンケートを取りたいなと。ご協力頂ければ幸いです♪
-
原作の流れを壊さないようにする
-
原作にガンガン介入していく
-
北斗らしくバトルシーンを増やしていく
-
ヒロインメインの話を増やす
-
つべこべ言わず続きを書けよ阿呆