香冬さんのアイデアを元に作られた
オリジナルです。
俺は二人を連れてバギーを走らせる
サザンクロスへ近付くに連れて
屈強な男達が増えていく
KINGが支配する国、サザンクロス
彼が築いた城が見えてきた
城というか高層ビルだけど
バギーを止めると兵士が近付いて来た
「貴様ら止まれ!この先はKINGの城…むっ、あなたはソウジ様ですね?お通りください」
「話しは通っている様子だな」
「へぇ~アタシは初めて見たよ…こんな高い建物」
「ん…広い」
途中、ビルを登って行く最中
室内が広く開けた場所に出た
そこには巨大なハープが鎮座しており
一人の女性が音色を奏でていた
白いドレスに身を包み、長く美しい茶髪
あれは
ユリア…だと!?
この時期には居ない
ユリアは南斗五車星により
遠くの地に旅立った筈
ふとユリアが演奏を止め、こちらに振り向いた
「ゆ…ユリア…?」
「ごきげんよう…ですが、私はユリア様では…ありません」
優雅に立ち、スカートを少しだけ掴み礼をする
「貴方はソウジ様ですね?私はファン。かつてはシン様の近衛隊長を務めていました」
「…ミィ、ベラと二人で先に行ってくれるか?」
「…分かった」
空気を読んだ二人は階段を登っていく
「さて、なぜ君はユリアと同じ容姿に」
「…聞いてくださる?」
回想
私は幼少の頃から、シン様と同じ
南斗道場に通っていました
シン様は才能に満ち溢れ、南斗門派108を束ねる
南斗六聖拳のひとつ
南斗孤鷲拳(なんとこしゅうけん)の伝承者に
私はシン様と同門なだけの拳士でした
そんなある日
私はいつも通りに型を繰り返していました
孤鷲拳は南斗聖拳の中でも、3つの型があり
切る、突く、蹴りに分類され
その中でも特にシン様が得意とする技
飛竜拳、千首龍撃、飛燕斬、獄屠拳、施鷲斬
私は死にもの狂いで習得した
シン様に近付きたかったのもあるが
他の者に負けたくなかったから
パチパチパチ
「っ!?」
「女の身でよくそこまで鍛えたものだ」
私は緊張で声が出なかった
憧れといっても良い存在が居るのだ
無理もない
「ふむ。深呼吸しろ」
「!?ヒッヒッフー」
「それはラマーズ法だ。ふざけるな」
口調は荒いが優しい方みたい
落ち着いた私が名を告げると
「ふむ…ファン!貴様は俺が作る組織に来い。その力、存分に見せてみろ」
「…は、はい!!」
シン様は死線を潜り抜け、荒くれ者共をまとめあげ
私は側で支え…ていたか分からないけれど
二人で稽古はよくしていた
ある日、シン様が酷く思い悩んでいる様子
私は勇気を出して、シン様を誘った
「珍しいな、ファンから誘われるとは」
シン様愛用のグラスにお酒を注いで
乾杯した所で話を切り出した
「シン様、思えば我々は破竹の如く、走り続けて参りました…そろそろ立ち止まる事も必要かと」
「ふっ…お前に心配されるとは、まぁよい…北斗のジャギを知っているか?奴にそそのかされた。ユリアを奪えとな」
「なるほど…ユリア様を」
「うむ…しかし、ユリアはケンシロウを好いている」
ここで私に出来ることは
「シン様、北斗側のご友人と話すのは如何です?」
「む…そうと決まれば手紙をしたためよう。ありがとう!ファンに話を聞いて貰えて助かったぞ!」
その時にソウジ様の話を聞いたのです
それから暫くして
私はユリア様のお世話をすることになりました
シン様がケンシロウ様にした事は
ユリア様から一部始終、全て伺いました
しかし、ソウジ様のお陰で最悪の事態は防げましたね
話を戻します
産まれてから武術漬けの私は
ユリア様の側付きなど相応しくないと
そう思いましたが、ユリア様は
私に色々と教えてくださいました
無頓着だった私にお洒落を
楽器など触った事もない私にハープを
代わりに私は護身術を教えた
いつしか姉妹の様だと勘違いするまで
時間はかからなかった
この小説を閲覧して下さっている皆様、ありがとうございます。これからの内容についてアンケートを取りたいなと。ご協力頂ければ幸いです♪
-
原作の流れを壊さないようにする
-
原作にガンガン介入していく
-
北斗らしくバトルシーンを増やしていく
-
ヒロインメインの話を増やす
-
つべこべ言わず続きを書けよ阿呆