【BL】カプごちゃ混ぜのBL短編集 作:腐エロのひと。
友人も書くそうなので、モモウル推しさんは支部の方を要チェックです!
sideウルベルト
賭けに、負けた。モモンガさんが珍しくポーカーをやろう、なんて言い出すので気軽に受けたはいいけれど、ゲームが始まってからいきなり、
「負けた方には罰ゲームありですからね」
とかサラリと付け加えられて。正直、滅茶苦茶動揺してしまった。
カードを配るのはデミウルゴスだが、イカサマまでして勝とうとは思っていなかったので、普通に配らせた。
結果。僅差ではあるが、負けてしまったのは俺の方だった……。
「あーもう!煮るなり焼くなり好きにして下さい!俺の負けです」
また変な格好をさせられるんだろうか?と思ったが、以前着せられたマイクロビキニよりアレな衣装はそうそうないだろうから少しは心に余裕がある。エロいこと、って言っても既にヤってる間柄な訳で。そっち方面でもあんまりアレなプレイは要求されないだろうな……とか色々考えていたが。モモンガさんは意外なことを言い出したのだ。
「えっと。じゃあ、今日一日は俺がウルベルトさんに何をしても文句は言わないで下さいね?」
と、可愛らしく小首を傾げながらモモンガさんがそう言う。
(……つまり、普段はやると俺が文句言いそうな事をやりたい、と……)
何だろう?本格的にアレなプレイでも要求されるんだろうか?と内心ビクついていたが、表面上は何でもないかのように振る舞う。
「構いませんよ。じゃあ、今日の24時まで有効、って事で」
にっこり、と笑顔を浮かべつつそう言えば、モモンガさんはとても嬉しそうにしている。
「わかりました!じゃあ早速なんですけど、俺の膝に乗ってくれませんか?」
「……お姫様抱っこでもするんですか?いいですよ」
最初の要求はとても可愛らしい物だったので、俺も素直に従う。ポンポン、と自分の膝を叩いて俺を待つモモンガさんは骸骨なのに本当に愛らしい。アインズ・ウール・ゴウンの萌え骸骨の名は伊達では無いな、と改めて強く思う。
硬い骨の太股の上に乗っかると、モモンガさんは俺を背後からギュッと抱き締める。
(……まさか、このままヤるんじゃねーだろーな!?まだデミウルゴスいるぞ!?)
慌てて視線をデミウルゴスに向けると、デミウルゴスは優雅に一礼してそっとその場から立ち去る。……出来た子だ、うん。
「……ウルベルトさんのこと、こうやって抱っこしてると……すごく、落ち着きます……」
「……そうですか。それは良かったです」
とりあえずヤる訳じゃ無いって解って、ホッとする。モモンガさんの為すがままにされていると、モモンガさんの大きな手が俺の装備に触れた。
「……モモンガさん?」
やっぱり、ヤるんだろうか。そんな思いを込めて名前を呼べば、逆の手で俺の頭を撫でる。
「その、ちょっとウルベルトさんに触りたいだけなんです。ウルベルトさんの綺麗な肌をまた感じたいな、って。ほら、俺もう肉体無いですし」
そんなふうに言われてしまったら、断れないじゃないか。まぁ、元々賭けに負けた俺は文句を言えない訳なんだが。
「いいですよ。……その、人前だと困りますけど、今は誰もいませんから」
そう答えると、モモンガさんは眼窩の紅い炎を派手に揺らめかせる。
「ありがとうございます、ウルベルトさん。じゃあ……」
「あっ……」
ベルトを緩め、シャツを抜き去ったモモンガさんは、そっと掌を俺の肌に触れさせる。冷えた骨の手が、俺のウェストから胸元に掛けてゆっくりと這い回る。その奇妙な感覚に、小さく身体が揺れる。モモンガさんに慣らされた躯は、こんな些細な掌の動きですら快楽へと変換してしまう。
モモンガさんは、ただ俺の肌を撫でているだけなのに。本当にただそれだけの動きなのに反応してしまう自分の躯を忌々しく思いつつも、素直に快楽を受け入れる。気持ちいいモンは気持ちいいんだから、まぁ仕方ない。悪魔なんだから当然の事ではある訳だし。
「……ぁ、ンっ……」
掌が背筋をそっと撫でると、自然と腰が揺れた。モモンガさんの膝から落ちそうになって慌ててしがみつくと、モモンガさんは俺の躯を横抱きにする。
「もっとくっついてて大丈夫ですよ。俺、骨ですし。ウルベルトさんの角が刺さったりしませんからね」
「はい。……ん、ぁ……!」
俺が返事をしてすぐに、モモンガさんは手の動きを再開させる。焦れったいその動きにモヤモヤしながらも、俺はモモンガさんのローブを掴んで耐える。
「何度触っても飽きませんね、ウルベルトさんの肌。滑らかで、指先に吸い付くような感触で……ただ触ってるだけなのに、俺も気持ちいいです」
モモンガさんはそんな事を言いながら、ただひたすら俺の上半身を撫で回す。胸元は際どい位置までは触るが、既に反応を見せて固くなっている其処には触れない。
(くっそ!!!!!!わざとなのか天然なのか解り辛ぇな!!!!!)
正直、生殺しだ。これだけ触りまくるなら、とっととベッドに行きたい、ってのが本音だが……。
(……モモンガさんにその気が無くて、本当にただ触りたいだけだとしたら邪魔するのも悪ぃしなぁ……)
そう思うと、何も言えなくて。結局俺はモモンガさんにされるがままになっていた。
……時間として、数十分、って所だろうか。俺に快楽耐性が無かったら、どうにかなってただろう。モモンガさんの甘い責め苦に耐えきった俺を、誰か褒めて欲しい。ぐったりとしてモモンガさんにもたれ掛かっていたら、ポンポン、と軽く背中を叩かれる。まるで子供をあやすかのようなその動きは、本当にモモンガさんに邪気が無いことを表しているかのようだった。
「ありがとうございます、ウルベルトさん」
モモンガさんは満足しきったような声でそう言うと、俺をギュッと抱き締めた。
「じゃ、じゃあ……」
これで終わりですか?と、訊こうとしたその時。モモンガさんが言葉を続けた。
「これから仕事なんですけど、またウルベルトさんを触らせて下さいね。仕事中にも癒やしが欲しいんです。なので、休憩の時にでもまた」
「……え?」
今の時刻は、まだ午前の10時にもなっていない。で。モモンガさんはこれから仕事で。休憩の時、って……。
「えーと。休憩の、度に?」
「そうですね。ずっと癒して欲しいので」
「……」
ちょっと、絶望した。
sideモモンガ
いつもだったら怒られちゃうかな?って思って実行出来なかった事だけど、今日は賭けに勝てたのでちょっと無理なお願いをしてみた。ウルベルトさんはあっさりと俺の提案を受け入れてくれた。
(はぁ……。最高……)
ウルベルトさんをモフりつつ、滑らかな肌も同時に堪能する。延々と撫で続ける事が許されるなんて、夢みたいだった。普段だったら途中で怒られちゃうけど、今日はいつまでも触っていられる。
「……ぁ、ンっ……」
微かに、ウルベルトさんの可愛い声が漏れる。もの凄くドキドキするけど、今日は折角だからウルベルトさんの温もりを堪能することに集中する。指先に感じる温もりとモフモフ感が、最高に俺を癒やしてくれる。
(あったかい……可愛い……)
延々と触り続けて、とりあえず一息つく。ふとウルベルトさんを見ると、俺のローブにしがみついて瞳を甘く潤ませていた。
(あぁ……やっぱり、俺のウルベルトさんは世界一可愛い)
ずっと文句一つ言わずに俺に触らせてくれていたウルベルトさんが愛しくて。俺は思わず腕の中に彼のしなやかな肢体を抱き留めていた。
sideウルベルト
モモンガさんの台詞に嫌な予感しかしなかったので、俺は自室に戻り次第ソッコーで飯を食った。モモンガさんは休憩の時、と言っていたので昼時とおやつタイムあたりが危険だろう、と当たりを付けて。
が。モモンガさんの考えは俺の予想を遙かに上回っていた。
『ウルベルトさん?今休憩なので執務室に来て欲しいんですけど』
「え?」
『10時の休憩なんです』
「……解りました」
おい!!!!!!!!!さっきから30分も経過してねぇよ!!!!!!!と、突っ込みたいのを必死に堪える。忘れてたよ!モモンガさん、ホワイト企業を目指してるっての。普段、昼と三時の休憩しか一緒に過ごさねぇから、途中の休憩を忘れてた。
俺は半分死んだ目でモモンガさんの執務室へ転移した。
「……ッ……」
さっきのアレで、全身が妙に敏感になっていて。触れられた瞬間に声が出そうになって必死に抑える。人払いを済まされた執務室には俺とモモンガさんしかいないけど、モモンガさんにそういう気が無いって解ってるのに俺だけ盛り上がっちまうのは何となく気恥ずかしい、っていうか……。
「声、我慢しなくていいですよ。俺、ウルベルトさんのえっちな声も好きですし。声、出した方が楽なんですよね?」
「んっ……それ、誰から聞いたんです?あッ!」
モモンガさんの指先が、胸を掠めた。わざとじゃないって知ってるけど、どうしても躯が反応してしまう。
「ペロロンさんが貸してくれた資料に載ってましたね。俺には肉体が無いので、その辺の感覚がちょっと分かり辛いんですけど……」
……鳥、燃やす。明日絶対燃やす。俺のモモンガさんに変な知識植え付けやがって……!!タブラさんかぷにっとさんも怪しいと思ってたけど、やっぱりお前かよ、ペロロンチーノ……っ!!!!!!
内心ペロロンチーノにそう毒づくが、それで躯の熱が引く訳じゃない。この怒りはとりあえず後で発散するにして。今はこの躯の中に渦巻く熱をどうにかしたい、ってのが本音だ。
(クソっ……!まだ10時かよ……!あと12時間とかマジで拷問じゃねーか!!)
モモンガさんの仕事の時間自体は17時までだが、それ以降も何だかんだで触られる予感しかしない。
(マジで、もつのか……)
熱くなる躯と、反面に冷えゆく意識。俺はモモンガさんの掌のもたらす快楽に身を委ねていた。
あの後。当然のように昼も呼ばれて。10時の休憩(15分)が生温く感じるような1時間を過ごした。マジで、イかなかった俺を褒めて欲しい。そう思うくらい濃密な時間に、頭がクラクラする。意識がどうしても快楽に持って行かれて、正直ヤることしか考えられなくなってくる。昼の後、デミウルゴスに今日と明日はモモンガさんと過ごすと伝えてから寝室にこもる。
(……ヤベェ……。ムラムラし過ぎて、理性、飛びそうだ……。モモンガさんと違って沈静化が効かないから、今朝からの熱がずっと蓄積されてる感じがする……)
この躯になって初めて感じる強い欲。普段はモモンガさんとヤる事はヤってるから、ここまで欲望を我慢する必要なんざ無かった。けど、今は……。
(……いっそのこと抜いちまおうか……。あぁ、でもモモンガさんの次の休憩が解らねぇからな……)
ベッドの上で悶々とそんな事を考えつつ、全身の熱を持て余したままの俺は虚ろな瞳でシーツを眺める。次は3時だと思うが、それも定かでは無い。モモンガさん、律儀に15分休憩とか取ってるし。そんな状況ではこの熱を自分でどうにか出来るとは思えなかった。
(抜いてる時に呼ばれるとか最悪だしなー……それに、一度抜いてスッキリしたとしても、また触られたら意味がねぇしな……)
そんな事を考えつつベッドの上でうだうだしてたら、また<伝言>が入る。
『ウルベルトさん。今から休憩なんですけど、また来て貰えますか?』
「……解りました。では」
やっぱり来たか……。って、まだ2時じゃねーか!!え、あれ?モモンガさんまさか一時間ごとに休憩を……!?普段からこんなに頻繁に休憩取ってたか!?
と、脳内で突っ込みを入れつつ、遅れても面倒なので俺は即座に転移してモモンガさんの執務室へ向かった。
「お待たせしました、モモンガさん」
「ウルベルトさん!こんなにたくさんウルベルトさんを補充できて嬉しいです。今日はめちゃくちゃ仕事が捗って仕方ないですよ!!」
満面の笑みでそう言うモモンガさん。
「そうですか、それは良かったです」
(俺の方はちっとも捗らねぇけどな!!!!むしろ、今日明日は使いもんにならねぇけどな!!!!)
表面上は微笑みながらそう返すが、今朝からずっと焦らされていて躯に溜まりまくった熱が俺から冷静な思考力を奪いつつある。確かに快楽に対しては耐性があるし、ちゃんと思考する事自体は出来る。が、心が冷静でいられるとは限らない訳で……。
(普段フツーにヤってるからこそ、ここまでヤれねぇと落ち着かねぇっていうか……。ヤりたいのにヤれねぇって状態がここまでクるとは思わなかったな……)
欲に素直な悪魔という種族になってからこういった方面で耐える事なんざ皆無に近かったから、より辛く感じる。それに、いつもは結構すぐに俺を襲ってきていたモモンガさんがここまで沈静化したままで俺の事を触りまくるとは思ってもいなかった。完全に予想外だ。
(沈静化、マジで今は効いてるんだな……。本人が興奮してなけりゃ効きやすいのか?)
既にすっかりと俺の定位置になりつつあるモモンガさんの膝の上に座ると、モモンガさんに背後から抱き締められる。
「……あー……。本当に、めちゃくちゃ癒やされます……。出来る事なら毎日こうしてウルベルトさんを抱き締めたまま仕事したいです……」
「俺が仕事しなくていいなら、別に構いませんけどね。抱き締めるだけなら」
そう。問題は……。
「ぁ……!ほら、こうやって、触る、から……ッ!」
微妙に俺を追い詰めるボディタッチだ。こんなの毎日されてたら、どうにかなっちまう。
「あぁ、やっぱり駄目ですか。ナイスアイデアだと思ったんですけどね。じゃあ、今日だけは思う存分ウルベルトさんをモフりつつ肌を堪能させて貰います!」
そう言うとモモンガさんは、再び俺に触れ始める。その度に、一度は収まり掛けていた躯の火照りが復活してしまう。躯の奥底を弱火でじっくりと炙られるような、快楽による甘美な拷問。
(マジ、やってらんねぇ!!中途半端なのは俺の性に合わねぇよ!!)
心の中でそう悪態を吐いてみるものの、そんな事ではこの躯の火照りは収まりっこない訳で……。
気が付いたら、俺はモモンガさんの膝から降りていた。
sideモモンガ
「?ウルベルトさん?」
ウルベルトさんが急に俺の膝から降りたかと思うと、俺の脚の間に跪く。
「……モモンガさんがいけないんですからね?ずっと、焦らすから。俺、もう我慢出来ないです」
拗ねたように上目遣いで俺を見ながらそう言うウルベルトさんはめちゃくちゃ可愛らしいけど、俺としてはどうしたらいいのか分からない。
「えっと、ウルベルトさん……?」
「ちゃんと、責任取って下さい。それとも、俺はモモンガさんにとってそんなに魅力が無いですか?今日一日、ずっと俺の躯を触ってたのに……全然反応しなかったですよね?いつもだったら、ココにおっきなの生やしてたじゃないですか……?」
そう言いながら、ウルベルトさんは俺のローブを捲っていやらしく撫でる。その官能的な手の動きに、思わず息を飲む。……もう俺、呼吸とかして無いはずなんだけど、何かまぁ、そんな感じの動きが自然と出た。身体に染みついた動きって、アンデッドになってもあんまり変わらないんだな、とか思ったけど、それどころじゃない。
「そ、そんな事ないですよ!?ウルベルトさんはいつだって可愛くてえっちで最高です!!」
「……じゃあ、何で今日はシてくれないんです?俺、モモンガさんの固いので奥までいっぱいになりたいんですよ……?」
「!?!?!?!!?」
ウルベルトさんは、そんなえっちな事を言いながら俺の骨盤を撫でる。
「あ。生えてきましたね?ふふっ、嬉しいです、モモンガさんがその気になってくれて……」
恥ずかしいけど、ウルベルトさんの言ったとおり俺の魔力は俺が意識する前にカタチを為して。臨戦態勢になってしまっていた。するとウルベルトさんは、俺のソレを思わせぶりに撫でたかと思うと、そのまま咥えた。
「えっ、ちょ、ウルベルトさんっ……!?」
「もう、こんなに固くなっちゃうんですね?嬉しいです、俺の舌で感じてくれてますか……?」
ジュポジュポと濡れた音を派手に立てながら俺のモノを吸い上げるウルベルトさんに、興奮が収まらない。ウルベルトさんをモフってた時は変な気持ちは無かったから生えてこなかったけど、ここまでされて生えないとかあり得ない。それに……。
(沈静化されてる筈なのに、全然追い付かないよっ……!!こんないやらしく舐められたら俺っ……!!)
まだ仕事が残ってるのに、このままウルベルトさんを襲っちゃいそうになる。必死で理性で本能を抑えていると。
「……もうそろそろ、休憩終わりですよね?モモンガさんはお仕事頑張って下さい。俺はこうしてモモンガさんで遊んでますから」
ウルベルトさんは笑顔でそう言うと、喉の奥まで俺のモノを咥え込む。ヌメヌメと巧みに動く舌と、雁の辺りを締め付けて来る喉の動きに、俺はそれどころじゃないのに。
「むっ、無理ですよっ!!こんな状態で仕事とか!!あっ、ちょ、それっ……!!」
ウルベルトさんは俺のモノを舐めながら、口に入りきれない部分は指先と掌を使って刺激してくる。絶妙な強弱を付けながら扱かれて、一気に出したい気持ちが高まってくる。
「うる、べると、さんっ……!俺、もぅ……!!」
「イっちゃ、駄目ですよ。俺だってずっと我慢してたんですから。イくなら、先に俺の事イかせてくれないと」
絶頂寸前の俺のモノから口を離して、ウルベルトさんはそう言ってくる。口元から鬚の辺りまで濡らしてそう言うウルベルトさんの瞳は、怪しく濡れ光っていた。
「ねぇ、モモンガさん。ガチガチになったコレ、俺にくれませんか……?」
俺の根元を掴んだまま笑みを浮かべるウルベルトさんを目にした瞬間。理性が、飛んだ。
ウルベルトさんの狭いそこを慣らすのもそこそこに、いきり立った自身を宛がう。今日は一度も触れていないのに既に柔らかく蕩けているそこは、先端を当てただけなのに嬉しげに収縮する。
「……ぁ……。はゃ、く……。奥、欲しぃ……」
俺の躯を引き寄せるように動くウルベルトさんの脚。誘うようなその言葉と動きにもう我慢なんか出来なくて、執務机に押し付けたウルベルトさんの細い腰を持ち上げると一気に最奥まで突き入れる。締まる肉壁の圧力が気持ち良すぎて、腰を動かす間も無く俺はウルベルトさんのナカに魔力を注ぎ込んでいた。
「あっ……熱……ぁ、あ……」
途端に、俺の魔力に呼応するかのようにウルベルトさんのナカがうねって。もっと、と俺に行為をせがむかのように俺自身を締め付けてきた。そのあまりの気持ち良さに、自然と腰が動いた。ウルベルトさんの最奥を小刻みに叩くように突き上げると、ウルベルトさんの声がより甘くなる。
「ぁ!あぁっ……!ゃ、あ、もっ、とぉ……ぁ……!」
いつもよりも敏感なウルベルトさんは、ギュウギュウと俺を締め付けて離さない。俺もウルベルトさんから離れたくなくて、最奥の更に奥が開くまで執拗に奥を刺激し続ける。
「……ウルベルトさん……」
上半身はしっかりと装備を身に着けたままなのが、よりいやらしく見えて。もの凄く興奮する。装備の上から胸元を撫でると、微かに固い突起を指先に感じる。そのまま服ごと摘まむと、より俺を締め付ける力が増した。
「モモンガ、さ……。直接、触って……」
小さく震える手が、俺の掌の上にそっと重ねられる。そんな様子も愛しくて。もう無くなってしまった筈の心臓が、激しく脈打っているような錯覚さえ起こる。
「……はい。いっぱい、ウルベルトさんの事触らせて貰いますね」
そう答えると、俺はウルベルトさんの着ている格好いい臙脂色のジャケットをそっと脱がす。その下には、絹のシャツ。ブラウスと言うにはあまりにもシンプルなそれは、柔らかくウルベルトさんの身体に沿っている。滑らかな触り心地は、まるでウルベルトさんの肌みたいだ。
ボタンを外すと、現れる白い肌。今日はずっとシャツの裾から手を入れて触るだけだったから、随分と久しぶりに見るような気がする。
「綺麗です、ウルベルトさん……。ココ、こんなに硬くしちゃって……えっちで可愛いです」
「あ!んっ……それ、もっと……」
今日はずっと触らなかった可愛らしいウルベルトさんの乳首を指先で摘まむと、ウルベルトさんは可愛い声で鳴く。そのお強請りに応えるように両方の乳首を指先で触れると細い腰が跳ねて、ナカの圧力が一瞬強くなった。ウルベルトさんが感じている証拠だ。
「ぁ……きもち、ぃ……それ、好きぃ……」
発情期のウルベルトさんを彷彿とさせるその姿に、俺の熱は全然収まらない。……沈静化、マジでどうなってるんだろう?ウルベルトさんが可愛くて仕方ない。もっと奥まで俺を感じて欲しくて、俺はウルベルトさんの奥を突く。技巧も何も無い愚直なそれに、それでもウルベルトさんはえっちな声で鳴いてくれている。
「あぁ……。もっと、奥まで入っちゃいそうですね。俺の全部、受け入れて下さい、ウルベルトさん……」
まだ三分の二くらいしか入っていない俺自身を、微かに開き始めた最奥の入口に押し当て、強引に捻じ込む。
「!!あ……!!あ、ぁ…………!!!!!」
暴れる身体を強引に押さえ込んで、根元まで突き入れる。俺とウルベルトさんの身体がピッタリと重なると、ウルベルトさんの瞳から涙が溢れてくる。痛みの涙で無い事はもう知っているから、そっと口元を寄せて疑似器官で涙を舐め取る。
「こっちで出すと、ウルベルトさんもっと気持ち良くなっちゃうんですよね。俺も、まだ全然足りないので……二人でもっと気持ち良くなりましょう」
内側の柔らかな部分はとても滑らかなのにキツく熱く締まって、俺を更なる奥へと導くように内側に収縮している。その心地よさに身を任せて、俺は再び腰を動かした。
sideウルベルト
「……」
結局。あの後ずっとヤりっ放しで。気付いたら日付が変わっていた。いや、確かに気持ち良かったけど、あれからほぼ抜かずにヤりっ放しって……。仕事、どーなってんだ?とか思わなく無かったが、出来る俺のデミウルゴスが根回し等してくれたんだと信じたい。……モモンガさん、<静寂>とか掛けてなかったし。俺の声が外に漏れてたとかマジで信じたくないので、その辺はまるっと記憶から消去するとして。
「あの……モモンガさん」
「はい、ウルベルトさん」
「何で、まだ俺たち繋がったままなんですか?」
「それは、ウルベルトさんが可愛すぎるからですよ。あんな風にいやらしく誘われたら、俺、我慢出来ませんって」
そんな風にエロ骸骨は言い放ち。俺の躯をギュッと抱き締めた。……ハマったままなんで、結構キツイんだが。
「元々はモモンガさんが悪いんじゃ無いですか?あんな焦らしプレイしといて、俺のせいにする気ですか?あんなの、悪魔の俺には拷問に等しいですよ?」
もう日付も変わっているので、俺はモモンガさんにそう文句を言う。するとモモンガさんはそっと俺から目を逸らす。
「えーと……。そんなにウルベルトさんが辛くなるとは思ってもいなくて。なので、もうこんな事はしませんので……」
語尾が微妙に小さくなってくる。流石に悪いことをしたと思ってるんだろう。……それはそれとして。いい加減抜いてくれないだろうか……。
「約束ですよ?じゃないと俺、我慢出来なくなっちゃってモモンガさん以外のヒトと何かしちゃうかもしれませんし」
今日は我慢出来たが、次は正直自信が無い。そもそも、悪魔と焦らしプレイは相性が悪すぎる。自分がスる方なら兎も角、される方だと快楽に耐性があったとしても思考力がかなり鈍るから。
(サクッとヤってスッキリする方が性に合ってるんだよなぁ、この躯……。素体がバフォメットを想起させるせいか、性的な事には奔放な方だしまどろっこしいのは如何にも苦手、っていうか)
そんな事を考えていると、モモンガさんが慌てたように口を開く。
「!?だ、駄目ですよ!?俺以外ととか!!我慢出来なくなっちゃうなら、俺とすればいいじゃないですかっ!!」
「そもそも、俺が我慢出来なくなるような事をするんなら中途半端にするな、って言ってるんです。ほら、もう抜いて下さい。流石に何時間もヤりっ放しで股関節が痛いんですよ」
そう言うと、モモンガさんは渋々とだが俺から自身を引き抜いてくれた。……もう消してもいいのに、何でまだあるんだ、アレ。相変わらず目の遣り場に困るくらいデカイよな……。
「その。……本当に、駄目ですからね?俺以外のヒトとだなんて……」
そんな風に言ってモジモジする姿は、本当に萌え骸骨なんだけどなぁ……。下半身のアレ見ると、萌え骸骨とは言い辛い。エロ骸骨とでも言ったらいいんだろうか?
「モモンガさんが今日みたいな事をしなけりゃ、問題無いですよ。俺も好き好んでモモンガさん以外のヒトとヤろうと思いませんし」
正確には、モモンガさん以外のヒトに抱かれるつもりは無い、だったりするが、その辺はまぁ言わなくてもいいだろう。
「ウルベルトさん……!」
俺の言葉に、モモンガさんは眼窩の炎を派手に揺らめかせて喜んでる。……そんなに喜ぶ要素があったか?今の台詞に。
「今度は、机なんかじゃなくてベッドでしましょうね?いくら俺に毛皮があっても、上半身は人間と同じなんですから」
そう釘を刺すと、モモンガさんは慌てて俺を抱き上げる。……うん、今更だけどな!地味に躯の節々が痛いので、予定通り明日……いや、もう今日だな……は爆睡するって決めた。自室の柔らかい布団の中でぬくぬくと過ごしてやる!!
「す、すみません!!ウルベルトさんに夢中になってて全然気付きませんでした。えっと、今後はちゃんとベッドでしますので!」
「まぁ、いいですけどね。今後は気をつけて下さいよ?……今回は、俺も我慢出来なかったので、仕方ないと言いますか……」
小声でそう付け加えると、モモンガさんの表情がぱあっと明るくなった。……いや、表情、っていうか眼窩の炎が一瞬大きくなってすぐに戻ったから俺は そう判断したんだが。
モモンガさん、マジで感情豊かだよな……骸骨なのに。
「はい!」
満面の笑みでそう言うモモンガさんが可愛い、と。そう思ってしまう俺も相当重症なんだな、と思いつつ俺はモモンガさんの首に手を伸ばしてその頭を引き寄せると、そっとその口元にキスをした。
「大好きですよ、モモンガさん」
そう告げると、モモンガさんの腕の力が増した。
「俺もウルベルトさんの事が大好きです。……愛してますよ、ウルベルトさん。絶対に、あなたを離しません」
何とも情熱的なその告白にほんの少しの怖さを感じつつも、俺は大人しくモモンガさんの腕の中に収まっていたのだった。
END
おまけ。
「……ぁ、あッ!!ひ、ぁ……!!」
声が、抑えられない。我慢の限界だったので自分からモモンガさんを誘って行為に雪崩れ込んだのは良かったが、沈静化が追い付かないモモンガさんの凄さを忘れてた。俺も今日一日ずっと煽られていて既に躯の準備は出来ていたが、それでも最初からこんな奥にまでモモンガさんの太くて固いモノを受け入れる事なんて無かったから、刺激が強過ぎる。
所謂結腸の辺りまで入り込んで来る太いソレに、全身が跳ねる。奥の窄まった場所をこじ開けられて、そのまま奥の奥を犯されて。どうにかなってしまいそうだった。
(……まぁ、実際はなれはしないんだけどな……。マジ、呪いじゃねーか。快楽耐性……)
快楽を感じていても基本的には意識を飛ばせないのは、結構キツイ。脳に入ってくる情報量が多すぎて、混乱する。
(……コレ、多分抱く側だと重宝する特殊技術なんだろうな……。抱かれる側だと、正直呪いとしか思えねぇけど)
「……ッ!ぁ……!ぁあっ…………!!」
快楽が強過ぎて、声は単なる音にしかならない。最初からずっと奥の奥に太いモノを突き入れられて、モモンガさんの濃厚な魔力をダイレクトに注がれて。その度に、全身に雷が走ったような強い快楽を感じる。
何度か注がれた後、ちょっとは落ち着いたのかモモンガさんの大きな掌が俺の躯を這い回り始める。そして、今日は一度も触れられていなかった胸元をダイレクトに刺激してきて、それにつられるかのように俺のナカが勝手に反応する。
「ももんが、さ……ぁ、あっ……」
最初はこんなに感じなかったのに、モモンガさんに触られてるうちに敏感になってしまった俺の胸。今ではほんの少しの動きにも反応してしまう。そのせいか、モモンガさんが嬉しそうに弄り倒すようになってしまって……悪循環になっているような気がしないでもない。
「ウルベルトさん、可愛い……。奥だけじゃなく、こっちも気持ちいいんですか?」
「ぃ……いぃ……!き、もち、ぃ……ぁ、あぁ……!」
そんなの、俺の反応を見てりゃ解るだろうに。モモンガさんはそんな風に訊いてくる。俺も素直に答えるけれど、その度に動きが激しくなるのはやっぱり俺にこういう事を言わせるのに興奮してるからなんだろうな。
……なんて、脳内では冷静に判断しているけれど、マジで溺れきれないのがしんどい。負の接触の時みたいに問答無用の快楽ではないから、意識が途切れそうで途切れなくて焦れったい。
(あぁ……マジ、全部忘れて溺れられたらいいのに……。気持ちいいのだけ感じて、モモンガさんだけ見ていられたら、どんなにか……)
そんな事を思いながら、俺はモモンガさんに与えられる快楽へと意識を寄せていった……。少しでもこの余計な脳内思考が消えるように、と願いながら。