【BL】カプごちゃ混ぜのBL短編集 作:腐エロのひと。
多分設定は41人転移かなー。魔王様シリーズと似ている次元のお話です。やたらとモモンガさんが童貞臭いのは仕様です。格好いいモモンガさん好きな人すみません!可愛いモモンガさん(攻め)が好きなので、なかなか格好いいモモンガさんが書けません……。
新年早々エロってのが煩悩塗れで何ともはや。
sideウルベルト
「あけましておめでとうございます、ウルベルトさん!」
年が明けてすぐに、モモンガさんが俺の部屋にやって来た。しかも、わざわざ袴に着替えて。すっかりとお正月気分だな、モモンガさん。
「はい、あけましておめでとうございます、モモンガさん。今年もよろしくお願いしますね」
俺は、と言えば。さっきまでの忘年会と言う名の呑み会の後で、普通に普段着だ。まぁ、風呂には入ったからバスローブではあるが。
「ウルベルトさん、もうお風呂入ったんですか?言ってくれたら俺、一緒に入ったのに」
「……いや、流石にそれは。モモンガさんギルマスなんですから、俺ばっかりじゃなく、ちゃんと他のヤツとも交流して下さい。最近俺にかまけてばっかりじゃないですか?忘年会、ちゃんと締めて来たんですか?」
そう訊けば、モモンガさんは満面の笑み(多分)で答える。
「大丈夫です!日付が変わった瞬間、新年会に切り替わったので皆まだ呑んでますし!」
「……あぁ、そういう……。じゃあ、多分今日一日か、下手したら三が日呑み会でしょうね。後で俺も参加しに行こうかな」
ぷにっと萌えさんの秘蔵の酒が山のように供されている、と思うと喉が鳴る。多分、新年会なら日本酒もあるだろうし。
「そうですね。その時は俺もご一緒します。……で、ですね」
モモンガさんは一気に俺との距離を詰めると、俺の両手をギュッと握り締める。
「俺と、姫始めしましょう!」
「……は?」
唐突にそう言われて。俺は自然と疑問の言葉を口にしていた。俺、そもそも姫じゃねぇけど姫始めって言うのか?っていうか、何でこのヒト、いきなりヤろうって言ってんの!?え、酔ってんの??相変わらず目に入ってないっぽいけど、デミウルゴス居るんだけど!?
「えっと、モモンガさん、酔ってます?」
首を傾げながらそう訊くと、思いっきり抱き締められた。
「酔ってません!!……その、恋人同士なら、するものだって聞いたので……。年越しのキスとかは出来なかったので、それは今年やるとして。姫始めはバッチリと間に合うと思ったから飛んできました!」
「飛んで、って言うか転移でしょうに。……って、誰に聞いたんです?そんな事」
候補者が複数浮かんだが、ホンボシが絞りきれない。ので、そう訊くと。
「ペロロンさんが言いだして、茶釜さんとぷにっと萌えさんが同意してましたね。タブラさんは姫始めの由来を話してくれましたし……」
「……。そうですか。ホンボシは四人、と。主犯は鳥か……燃やすか」
(碌な事しねぇな、あの姉弟!!尻馬に乗りやがったぷにっとさんもタブラさんもマジ酷ぇな!絶対詫びの品ゲットしてやる!!)
と、腹の内でそう思いつつ、モモンガさんには笑顔を向ける。
「……良いですよ、しましょうか姫始め。その……今日は、優しくシて下さいね……?」
俺はそう言って、モモンガさんの胸元へそっと身を投げ出した。
sideモモンガ
ふわりと漂う、甘い香り。忘年会で結構呑んでた筈なのに、お酒の香りよりもウルベルトさん自身の甘い香りの方が俺には強く感じられる。
「ウルベルトさん……」
そう名前を呼ぶと、ウルベルトさんは俺を見上げてチュッ、と触れるだけの可愛いキスをしてくれる。
「ちゃんと、ベッドでしましょうね。俺、ここじゃ嫌ですよ?」
可愛らしく小首を傾げるその姿に、一気に欲が高まる。何でこう、ウルベルトさんって可愛いんだろう……!俺はいい加減我慢が限界だったので、ウルベルトさんをお姫様抱っこすると即座に寝室へ雪崩れ込んだ。
「あっ……」
軽く沈む、ウルベルトさんの体。ゆったりめのバスローブに包まれた体が、驚く程細いのは既に知っている。まだお風呂から上がって間も無いのか、その体の体温はいつもより高いように感じる。簡単に脱がせられるバスローブは、ウルベルトさんの綺麗な肢体を俺の眼前にあっさりと晒してくれる。
「もう!ウルベルトさん、無防備過ぎですよ?もっとちゃんとしたの着ててくれないと。こんな簡単に脱げちゃったら、俺、心配です」
既にツンと立っている可愛らしい乳首を指先で転がすと、途端に甘い声が上がる。
「あッ!馬鹿、ぁ……。こんな時間に、俺の部屋来るの……モモンガさん、だけでしょ……!んッ、ぁ……。それ、気持ち、いい……」
敏感なウルベルトさんは、ちょっと触っただけで可愛い声で鳴きながら腰を揺らしている。扇情的なその眺めに、興奮が収まらない。……沈静化、効いてる筈なんだけどなぁ。
「ウルベルトさん、可愛い……。今年も、ずっと俺だけのものでいてくださいね?」
「ぁ、モモンガさん、も……俺のモノで、いて……ん、ぁ……!」
大きいのに皮膚が薄くて感じ易い耳を甘噛みすると、小さく腰が跳ねる。キュッと俺の袴を掴む手の力が強くなって。そんな些細な反応ですら、興奮してしまう。
「ウルベルトさん……。本当に可愛い……」
モフモフの毛皮に包まれた細い首を軽く噛むと、より反応が大きくなる。ウルベルトさんは本当にどこもかしこも敏感だから、余計に心配になってしまう。こんなに可愛らしいウルベルトさんだから、出来れば閉じ込めてしまいたいっていうのが本音なんだけど……。
(……滅茶苦茶怒られたもんなぁ……。ちょっと首輪を着けて閉じ込めただけなのに)
こんなに可愛くてえっちなウルベルトさんを、独り占めしたいって思っちゃうのは当然の感情だと思うけど。ウルベルトさんの嫌がる事はしたくないので、もう二度と同じ失敗はしないつもりだ。
「……ね、モモンガさん……。もう、こんなにおっきくなってるのに……我慢、出来るんですか……?」
「……ッ……!!」
ウルベルトさんが、色っぽい目つきで俺を見ながら、袴の中にそっと手を差し入れて俺の下肢をいやらしく撫でてくる。……ウルベルトさんにキスされた時点で、大きくなってしまっていたソレを。そんなえっちな撫で方をされたら、すぐにイっちゃいそうだ。
「ちょ、ウルベルト、さんっ……!そんなにされたら、俺、出ちゃいますからっ……!」
腰を少し引くと、ウルベルトさんに掴まれた。……勃起してるソレを。
「っ、ちょ!?え!?」
「……出しちゃって、良いですよ?もう先っぽから溢れてるのに……我慢なんか、しなくていいんですよ?ねぇ、モモンガさん……」
ウルベルトさんは、俺の腰に脚を回して引き寄せながら、そんなエロいことを言っている。正直、秒で出しそうになったけど、必死に堪える。流石に、新年一発目が暴発とか情けなさ過ぎるし。
「んッ!ダメですよっ……!だったら、ウルベルトさんが先にっ……!」
ウルベルトさんの細い指が、俺の先っぽを撫で回す。溢れてる精液で指先を滑らせつつ。敏感な部分をそんな風に触られたら、マジでヤバイって……!
「じゃあ……モモンガさんも、もっと触って……」
潤んだ瞳で見上げられて、そんな風に可愛らしく誘われたら、理性なんか簡単に飛びそうになる。既にヌルヌルになっているウルベルトさんのスリットに指を入れると、あっさりと硬くなったモノが飛び出して来る。根元まで濡れてるソレを強引に扱くと、細い体が艶めかしく揺れる。
「ぁ、んんッ……。もっとぉ、ももんがさん……」
甘い吐息が俺の耳元を擽る。俺の耳はもう無いんだけど、何か耳元で囁かれているような臨場感が、ヤバイ。ウルベルトさん、甘くて良い匂いするし、何かもう、いつもに増してエロエロだしっ……!
「ウルベルトさん……!」
我慢出来なくて、ウルベルトさんの細い腰を抱え上げて可愛らしく戦慄く小さなそこに指を伸ばす。入り口の辺りをそっと撫でると、もどかしげに腰が揺らされた。
「いれ、てぇ……。ももんがさんの、いっぱ、い、欲し……」
涙がいっぱい溜まった瞳が、俺を誘うかのように見つめて。大きな耳がぴるぴると愛らしく揺れているその姿が、俺の萌えメーターを激しく振り切ってしまう。もう我慢が出来なくて、そのまま濡れた指を狭いそこに捻じ込む。
「あ……!」
跳ねる、細い体。突き出された胸に軽く噛み付くと、柔らかなナカが俺の指に絡みついて来る。その締め付けに、俺の腰がより熱を持って。たまらない気持ちになる。入れる指を増やしてナカを拡げてゆくと、ウルベルトさんの吐息がより甘くなった。
「ウルベルトさん……ウルベルト、さん……!俺ッ……!」
たまらなくなって、一気に指を引き抜くとそのまま俺のモノを押し当てて、一気にウルベルトさんの奥まで貫いた。
「!あ、ぁ……!おっきぃ、ももんがさん、の……おく、きてぇ……」
ウルベルトさんは俺のモノをしっかりと受け止めてくれた。根元まではまだ入らないけど、それでも十分気持ち良くて。自然と、腰が動いてしまっていた。
「ぁ、あ……!ぁン!ももんが、さ……!」
細い腕が、俺の首に回されて。ギュッとしがみつかれる。俺の事を欲しがってくれているその動きに、胸がときめく。こうやって甘えられて、ギュウギュウ締め付けられて。気持ち良くて、どうにかなっちゃいそうだ。常に沈静化はされてる筈なのに、それでも抑えきれないウルベルトさんへの想いが俺を突き動かしている。
「ウルベルトさん……!ウルベルトさん……好き、大好き、です……!」
可愛いこのヒトを、二度と離したくない。その想いのまま、ウルベルトさんを激しく求める。折れてしまいそうな細い体を、強く抱き締めながら。
「アっ!ぁ、あっ……!おれ、も……す、きぃ……!ももんがさ、す、き……」
告白の後に、ウルベルトさんからキスをされて。幸せな気持ちで、胸がいっぱいになる。上も下もウルベルトさんと繋がって。体温なんか無い筈の俺の体に、ウルベルトさんの体温が伝わって来て、その温かさに満たされる。
「うるべるとさん……!」
ウルベルトさんを抱き締めて、その奥に思い切り先っぽを押しつけながら熱を放つと、ウルベルトさんの平らなお腹が小さく波打った。そして、思いっきりえっちにナカを締め上げられる。より奥へ導かれるような感じがして、腰を離すことが出来ない。
「……ぁ……。いっぱい……ナカ、に……」
嬉しそうにそう言うウルベルトさんは、ものすごくえっちで。……全然、熱が収まりそうに無い。
「すみません、ウルベルトさん……!俺ッ……!」
「!あ……っ……!」
あまりの気持ち良さにナカから抜けないまま、再び腰を動かすと、ウルベルトさんはまたえっちな声を上げる。その声に誘われるままに、俺はウルベルトさんを強く抱き締めたのだった。
sideウルベルト
……姫始めって、こんな何時間もヤるもんだったっけか……。俺、昼くらいまでには新年会に合流出来ると思ってたんだけど……。
大量の魔力を注がれて、より毛の色艶が増しているのは、まぁ良いとして。俺としては、ぷにっと萌えさんの秘蔵の酒が気になる。
(……まだ残ってるかな……。たまには日本酒も呑みてぇなぁ……)
上機嫌で俺を抱き締めて頬ずりしているモモンガさんは、本当に可愛らしい。やる事はいつもと変わらないような気がするが、やっぱり新年一発目ってのが重要なんだろうか。
「ウルベルトさん。今年もずっと俺と一緒にいてくださいね」
「ええ。ずっと一緒ですから……安心して下さいね、モモンガさん」
そう言って冷たい頬にキスすると、俺を抱き締める手の力が強くなった。
「あぁもう!何でウルベルトさんそんなに可愛いんです!?俺、離れたくなくなっちゃうじゃないですか……!」
「……モモンガさん、姫始めって、こんな何時間もヤる行事じゃ無いと思うので、ちょっと落ち着いて欲しいんですが……。俺、新年会に参加したいですし。モモンガさんも一緒に行きましょう?お屠蘇とか、ぷにっとさんの美味しいお酒、俺がお酌してあげますから。ね?」
大きな手をキュッと握り締めて上目遣いにそう言えば、モモンガさんは眼窩の炎を大きく揺らめかせる。
「そうですね。ウルベルトさんがお酌してくれたら、きっともっとお酒が美味しく感じられるでしょうし」
幸せそうにそう言うモモンガさんに、俺までほっこりと温かな気持ちになる。……ちょっとばかり束縛が強いけれど、可愛らしいこのヒトをこれからも大切にしたいと、俺は改めて思ったのだった。