やっぱ章管理めんどくさいやつですねこれは…
※覚え違いで酷い誤字がありましたが感想欄でご指摘され修正しました。
えっちじゃない話はしっかり読み返さないので誤字や勘違いだらけになると思いますがご容赦ください。
ある日の志津香
ある日 志津香がランやマリアたちとの会議を終え、妹のナギを探していると、屋上の森で昼寝をしている集団を見つけた。
野草の絨毯に寝そべって大きな口でごーごーといびきをたてるランスと側で寄り添って眠るリセットとナギ。
周囲には分裂したピグが散乱しており、
隣の木陰ではシィルが正座したまま船を漕いで、その膝枕でキバ子とカロリアがスヤスヤと寝息をたてている。
「もう…こんな所で寝て、風邪引いたらどうするのよ。」
木々に日光を遮られ涼しい森の中で、木漏れ日に当たりながら気持ち良さそうに眠るランスたち。
ぽふん、とその隣に腰を下ろし起こさないようにナギの頭を撫でる。
「む?…志津香か、何やっとる。」
「それ、こっちのセリフなんだけど。」
「う~む最初はかくれんぼをしてたのだが、いつの間にか集団森林浴になった」
「はぁ…適当なやつ。」
当然のように子供と遊び、昼寝をするランスに呆れたようにため息をつく志津香。
「ふん、ガキんちょの相手は疲れるのだ。 俺様でも体力が持たん」
ふわぁ~と間延びした欠伸をし、ランスが志津香を引っ張る。
「ちょっ!」
「がはは!、お前もこい 気持ちいーぞー」
ランスに手を引っ張られ腕の中に収まる志津香。
「父親っぽいことしないで。」
「だから何なのだそれ」
「…優しくしないでって言ってるの。」
「意味がわからんわ」
元々険悪だった志津香だが、最近少し大人しくなった代わりに意味不明な事を言ってくる。
「ねぇ、ちゃんとナギに父親らしくしてくれてる?」
「んー? それも良くわからんが、まぁリセットの相手をするのと変わらんぞ」
「…そう ならいいわ。」
「なぜそんな親父代わりに拘るのだ」
志津香は「だって…」と呟く。
「子供に親は必要よ、 ナギはただでさえ特殊だったし 前のあの子を思うと一般的な幸せを知って欲しいから。」
「ふ~ん そんなもんか、俺様は親父なんて居なくても毎日幸せだったがな! がははははは!おっと。」
「………え?」
リセットたちを起こさないように高笑いを抑えるランス。 しかし志津香はその前の事に言葉をつまらせる。
「お父さん、いないの?」
「バカを言うな 木の股から産まれた訳じゃあるまいし、俺様という素晴らしい子供を授かった両親はどっかにいたんだろ、顔も名前も知らんがな」
「…その、ごめんなさい。」
「何だ。別に珍しくもないだろ 親の顔を知らん奴なんてこの世にいっぱいおるわ 」
「そう、かもしれないけど…。」
「とにかく、俺様は父親らしくしろと言われても自分じゃわからんと言っとるのだ」
「…………。」
黙りこくってしまった志津香を見て、別の話題を振るランス。
「そういえば、お前 昔は親の仇に復讐するために生きてるとか言ってたな」
「…うん」
「それで魔力のために他の女の子を拐って カスタムで悪さをしてた所を俺様に退治された訳だ」
「そう…よ…」
「俺様に感謝するんだな、俺様が来なきゃ今頃何人も殺してたとこだ がははは! おっと。」
「…そうね、お父様の仇を ラガールを殺したのも結局あんただったし。」
「あ~? そうだったか、あんま覚えとらんな」
むにゃむにゃと眠そうに目をしばたかせるランスのマントをきゅっと掴み、これまでの冒険の事を思い出す志津香。
カスタムで間違った方に進んだ時も。イラーピュの時も。ゼスでナギとラガールに相対した時も。へルマンで自暴自棄になった時に「応戦しろ!」と叱咤された時も。
「…………………………ありがと。」
「何か言ったか?」
「何でも無いわよ。」
「そか」
大きな手でランスに頭をわしわしと撫でられぼ~っとした表情を浮かべる志津香。
「ふわぁ 志津香は体温高いな、暖かいぞ」
「子供だからよ。」
「う~む、目が開かん もう一眠りする…」
また欠伸をするランス。 志津香もランスの腕の中で少しウトウトとしてくる。
「俺様の女なのに娘サイズになりおって、そのうち大人に戻ったら、ちゃんと俺様に好きと言うんだぞ。」
「……………。」
「ふん、可愛くないガキだ」
三角帽で顔を隠す志津香に文句を言うと、そのうちランスもごーごーと大きないびきをかく。
何時しか志津香もスヤスヤと寝息をたて始め、静かな森の中に木々のざわめきだけが響く。
つかの間の平和で穏やかな午後は、ゆっくりと過ぎていった。
大人の方が当然エッチだけどロリ魔想さんがランスの父性にふにゃふにゃなのも尊い。