お風呂から出たあと、ナギはそのままエールに手を引かれて寝室に連れ込まれた。
冷水で冷ましたはずなのに体から熱が抜けない、まるで昼間に浴びた太陽の日差しが残っているみたいに暑い。
エールはベッドまで来るとナギの腰を抱き寄せて唇を重ねた、まだ普通に唇を合わせるだけなのに気持ちいい。
顔にお互いの鼻息がかかってこそばゆい。
「ん………む…………」
ナギとキスしたまま抱きしめ合うと、布越しに女体の起伏が感じられてエールの興奮を煽る。
「……ッは……はっ…はっ…」
「はぁ、はぁ、はぁ」
口を離すと二人とも栓が抜けたようにどっと空気を吐きだし、呼吸が整うとまたエールの顔が近付く。
「ちゅっ、んむ、じゅるる、ちゅる」
今度はそのまま舌が入ってきたので、口内を許す。
ナギはエールの舌に歯茎をそっとなぞられ、背中にゾクゾクとした快感が走る。
たまらず自分も舌を突きだして応戦する。エールの舌と触れ合い、ぺちゃぺちゃと音が鳴った。
ナギの意識がふわっと浮いた一瞬の隙にエールに舌を巻き取られる。
裏筋かられろれろとなめられ、ナギはぴんと舌を伸ばしてしまい、そこをちゅうッと音をたてて唇で吸われ、歯ではむっと噛まれる。
「フー、んふっ、んんんんー!」
腰を抱き寄せられ逃げ場がない哀れなナギの舌は、エールに捕らえられたくさん虐められてしまう。
そうして粘膜を絡ませあっているとナギの頭の奥がじんわりと溶けてきて、目から涙がこぼれてくる。
「んっ、んっ、んむ、じゅるじゅる」
やっと舌が解放されると、次はエールの舌が唾液をたっぷり乗せてナギの口内に運んでくる。
ナギは頭をクラクラとさせながらこくこくと喉を鳴らして飲むが、溢れた分が口の端を伝って垂れていくのがわかる。
(何も、考えられない…)
ナギは頭が痺れて何も考えられない、キスしてるエールの顔に焦点が合わず、ぼーっと背景を眺めてキスの快楽に溺れる。
「んぁ………」
長いキスが終わってエールの顔が離れると二人の舌先から唾液の糸が繋がり、重力に引かれてぷつんと切れる。
(気持ちいい)
ナギのキスに蕩けた意識の中で「気持ちいい」だけが響く、手足は投げ出し、大きな胸が呼吸で上下する。
エールが長いキスをやめ、顔を離してナギの首筋や鎖骨に吸い付く。
ちゅっ、と音をたてて吸い付かれると、ナギがくすぐったそうに身悶えし、バスタオルがほどける。
「ひゃっ!あっ……」
ナギは慌てて両手を体に巻き付けて隠すが、その手首をエールに捕まれてしまう。
「え、エール離してよ、恥ずかしいじゃん…」
「ちゃんと見たいんだよ」
ナギの手を掴んで開かせると、エールの目の前に小麦色の大きな双丘が差し出される。
揺れる爆乳はチョコレート色で、あの大胆な水着に守られていた部分だけがミルクのように白く、その先っぽに乗るピンクの乳首はまるでイチゴである。
「………はぷっ」
「こ、こら!あっ♥️あっ♥️」
それを見た瞬間全てが吹き飛び、気付けばエールはプリンに吸い付いていた。
口の中で乳首をコロコロとこねると、ナギの腹筋がひくひくと痙攣し、綺麗なへそが跳ねる。
「やっ♥️やっ♥️おっぱい、やめっ♥️」
空いた手でもう片方のおっぱいの肌をかすらせるように撫でられ、ナギが背を反らすと今度は両手で正面からわっしと掴まれる。
「何で男の子ってそんなにおっぱい好きなのぉ…」
「一生触ってられるよ?」
抱き起こされて、背後からエールの手で胸をたぽったぽっと揺らされる。
「このおっぱいで散々いじめられたからね、今日は僕がナギちゃんのおっぱいをいじめる番だよ」
「あぁ♥️あっ♥️あぅ~…」
胸を弄ばれ、耳元に囁きかけられ、ナギの目からとろ~んと光が消える。
脳を送られてくる快楽信号から守るために意識が落ちたのかもしれない。
「おっぱいだけでこんなになってエッチなお姉さんだ」
「ごめんなひゃい~…」
トランス状態でナギ本人の反応は落ちたが、ただ楽しいというだけで胸を揉み続けるエール。
ナギの口からはうめき声が漏れるが、さきほどとは違い反射的なものしか帰って来ない。
エールがしょうがないなぁとナギをベッドに寝かせ、体を抱いて密着させヒールや状態回復をかける。
「う……んむ!?」
パチパチと目をしばたたかせるナギの唇に気付けのキスを見舞う。
ちゅぷちゅぷと音を立てるとナギの体がプルっと震えた。
「あ…ごめんエール」
「大丈夫?この後はもっと刺激強いと思うんだけど」
エールがそう言ってナギの腰を引き寄せると、大きく屹立した肉棒がお腹に当たる。
「……ッ!」
「この後が本番だよ?」
「だい…じょうぶだと思うけど、また気絶しちゃうかも」
エールと抱き合い、お腹に当てられる熱や固さにナギの呼吸が乱れる。
ふっ、ふっ、と浅く息を吐き目には快楽への期待でハートマークが浮かびだす。
こうしているだけで否応なしに性交の記憶が呼び覚まされ、肉棒が自分の中をごっしごっしと擦る感覚を思い出してしまう。
「ほら、入れて」
「う、うん…」
膝で立ちあがり自分の穴をくにぃと指で開いてゆっくり腰を落とす。
ーーーーーにゅぶ、にゅぷぷぷ
ぬちゃぬちゃといやらしい音を立ててエールの肉棒を飲み込んでいくナギ。
まだ半分ほどの所でガクガクと膝が笑ってしまう。
「エールごめん、これ以上はぁ…」
「ほらゆっくりゆっくり」
「はぁぁ~~♥️」
エールに腰を掴まれぐりぐりと肉棒をねじ込まれる。
ずぷりと一番深くまで挿入が完了すると、その衝撃でくっとナギの顎が上がる。
「は、はひっ♥️入った、あっ♥️」
「よくできました、偉い偉い」
エールに頭を撫でられ、ナギがぷぅ~と頬を膨らませる。
「これじゃ逆だよ、私がいっぱい甘やかすつもりだったのにぃ」
「いいじゃんほら、動いて」
むぅ~と膨れながらナギが腰を上下に動かす。
膣を使って、エールの肉棒全体を奉仕するように大きなストロークで動くと、エールが気持ち良さそうに声を出す。
「ふぅ…ん…これ、気持ちいいんだエール」
「うん、ナギちゃんも」
「ん…あ、足がガクガクして、うまく動けない♥️」
お互いに隙間なくぴったりと肌を密着させ、ナギのゆるゆるとした動きでのスローセックス。
絶頂に達さない程度の速さで、肌と肌がぴったりとする心地よさを楽しむ。
「あはは、んぅ♥️、エールの体熱いね」
「う…ん、ナギちゃんもアツアツ」
しばらくそうして、お互いに耳元で相手の息づかいを感じる。ナギの膣奥がエールの亀頭を受け止めると、どちらも吐息が熱くなる。
「フー♥️、フー♥️、えーる、そろそろ…」
「もどかしい?」
「はぁぁぁ~…♥️、んっ♥️」
強く抱き締め合っていた体を離すと、そこから湯気が立ち上る。
エールがナギの腰を掴み、ナギがエールの首にすがり付く。
「僕がイクまでイッちゃダメだよ」
「お、お手柔らかに…」
一度ナギの腰が上がると、先程より勢いをつけてエールの肉棒に堕ちる。
エールも下から突き上げ、ナギの腰が抜けないように上から抑える。
「うぁっ♥️はっ♥️はやっ!♥️すごっ♥️つよっ♥️」
タン、タン、タンとリズムよくナギのお尻が跳ねる。
エールに突き上げられ、掴んで落とされる。それに合わせてナギ自身も腰を振る。
「はふっ♥️はふっ♥️しゅごぃ…♥️つよぃ…♥️」
絶頂に達するための速い動きに翻弄され、ナギは仰け反って天井を見上げる。
エールがナギの背中を支えて、片手で腰を上から抑え、そこに打ち上げるように突き上げる。
「うあっ♥️あっ♥️あっ♥️あっ♥️やば♥️腰止まんない♥️」
溜め込んだ熱のせいか、ナギが何度か軽く達しても自身の腰が止まらない。
むしろ自分の意思で止められず、エールに突かれるまま腰を動かしてします。
「ふっ、くっ、イクよナギちゃん」
「はっ♥️はっ♥️はっ♥️はいっ!♥️」
ーーーーーパン パン パン パン パン
エールが一際突くスピードをあげ、数回ナギの膣内に肉棒を奉仕させた後、グッと掴んで引き落とした。
「くひぃ!?♥️♥️♥️♥️」
ーーーーーびゅ、びゅぶぶぶぶぶどっぷん
エールがナギの腰を押さえ付け、膣内の一番奥、子宮口に亀頭を突いて爆発したように射精する。
ナギが体で奉仕してエールに作らせた濃厚な精子が、ナギの子宮に直接注がれ、たぷたぷに満たす。
「~~~~♥️~~♥️ッ~♥️~あッ~♥️」
ナギはお腹に注がれる熱い精子に口をパクパクさせながら耐える。
目を見開いたり閉じたりしながら長い天国に囚われすぎないように鼻から息を吸って吐く。
「はぁ、はぁ深呼吸しよ深呼吸」
「ん、すぅ~~、はぁ~~…」
お互いによっかかって息を整える。ナギの方はまだお腹に残った余熱で夢見心地のようで、目が蕩けていた。
「ふぅ…」
「にゃん♥️」
エールが肉棒を引き抜くと、ナギの膣内からドロっと精子が溢れてお尻に伝う。
その淫靡な光景に危うくまた高ぶってしまわないようにエールは慌てて目を反らした。
「はぅ、また飛ばされる所だった…」
「大丈夫?」
「ん、だいじょぶ」
二人で抱き合ったままゴロンと転がって汗で顔に張り付いた髪やらを整え合う。
「ふぅ、でも危なかったなぁまだ頭くらくらしてる」
風呂場であんなに交わったせいでのぼせたのかなとナギがドキドキしながら考えていると、エールが冷やしたタオルをおでこに当ててくる。
「うひゃっ!」
「あはは冷たい?」
「もう、いたずら~」
きゃいきゃいとじゃれているとエールがナギに顔を寄せて来る。
「ね、ナギちゃん、また二人で旅行とか行こうね」
「う、ん」
唇がふれあいそうなほど接近してきたエールの顔にどぎまぎして、ナギがこくんと首を縦に振る。
「約束だよ?」
「あっ……」
そう言って笑うエールの顔に、ナギの心臓がドキンと音が聞こえそうなほど跳ねた。
そして熱に当てられ続けたナギにとって、そんなエールの笑顔がとどめになった。
エールにちゅっと唇にキスをされると、ナギは体を弛緩させてくらっと弟の腕の中で気を失った。
書いてる途中で別のシチュ思いついたので構想の半分