グチュグチュ、といういやらしい水音が、目覚まし時計代わりに僕を起こした。日菜と行為に及んだあと、そのまま寝てしまった事を思い出す。
「...日菜、朝から精がでるな...」
嫌みのつもりでそう言う。
「おはよっ○○。でも○○だって朝勃してるしお互い様だよ♪」
正論なので返す言葉もないが、何だか無性に腹が立つ。
日菜の腰遣いが日に日に上達し、今にも射精しそうだ。だが日菜も要領を掴んでいて、射精の一歩手前で腰の動きを緩める。
「焦らすなんて、日菜は性格悪いな」
「だって~、○○、射精したら萎んじゃうじゃん。射精する寸前の○○に、膣内ごりごりされるの、るんってくるから~♪」
小悪魔のような表情で日菜は言う。お陰でこちらは日菜の性欲のせいで心臓バクバクしっぱなしだ。タイミング悪く、そこで携帯が鳴る。
「日菜、一旦たんま...」
日菜は僕の言葉を聞かずに携帯を取ってしまう。クスリと日菜はまた小悪魔のようにニヤニヤしている。日菜がこちらに携帯を渡してきた。画面には「氷川紗夜」とある。いやいや、いくらなんでも間が悪すぎる。
「もしもし、紗夜?」
「○○、ごめんなさい。日菜がまた勝手に...」
いきなり日菜が腰を激しく振り始めた。
「ぁ、あぁ、大丈夫だよ。日菜のお陰でこっちも楽しいし...」
声を抑えるので手一杯なので、射精までは我慢出来なかった。
「本当に申し訳ありません、必ずお礼をしますので」
紗夜の謝罪を聞きながら日菜の膣内に射精してしまった。紗夜との通話を切り上げ、携帯をスリープにする。愛すべき彼女との通話中に、彼女の妹に膣内射精してしまった罪悪感もあるが、それと同じくらい気持ちよかった。風紀委員の紗夜は、きっとこれを知ったら僕を軽蔑するのだろう。
「ここ、○○の一番搾りでいっぱい...」
恍惚とした表情で日菜は言った。
あのあと、お互い体液まみれだったので、一緒に風呂に入った。
流石の日菜も性欲が尽きたようで何事もなく平凡に終えた。
「今日はパスパレの練習あるのか?」
「うんっ♪彩ちゃん何回やっても全然上手くいかないだ~、何でだろうねっ♪」
彩ちゃんが可哀想すぎて同情した。
「練習は楽しいか?」
「うんっ♪彩見てて面白いし、他のみんなもあたしと違ってて面白いんだ~♪」
終始虚仮にされる彩ちゃん。
「それだったら、よかった。」
紗夜から訊いた練習の雰囲気とは随分異なるようだ。紗夜から
最近、険悪では無くなったと訊いたが、芯の部分は変わらないものだ。同じバンドでも千差万別。
それも、その差は大きくもあり、ある程度バンドに接していないと気づかないほど小さい。
「じゃ、練習行ってくる~♪」
日菜が玄関から出ていこうとする。
「スタジオまで送ってくから、待ってて。」
そう言って日菜と一緒に家を出る。
前にも書きましたが、揶揄、猫の回を加筆しました。
あれですね、既に書いた話を加筆・修正できるのってネットの特権ですね。一発目で完璧に書けばいいだけですが、それが出来れば最早プロ。
追記 パスタ・パラダイスを加筆しました。