※この作品はR-18です。

日菜との不貞   作:ランダウ

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変化
ポテト欲


あれからcircleまで日菜を送った。

日菜と別れたあと、受付の女性に

「○○君、会うたびに違う女の子といるね。」

と言ってきた。

確かに昨日はリサといたが、あれは友達みたいな関係であって、リサを女子として見ている訳ではない。友希那にしても同じだ。

日菜に関しては...情状酌量の余地もない。

「誤解を招く言い方は止めてください。ただの友達かそれ以下です。」

そう言って軽く受け流した。

まさか日菜との関係を知ってる訳ではないだろう。

「そんなこと言って~、日菜ちゃんと夜、楽しんでるんでしょ~」

何でそれを知っているんだ、まさか日菜が喋ったのか...?

「冗談止めてください。仕事邪魔したら悪いんで、この辺で失礼します」

そんな風にはぐらかしてcircleを出た。後ろで、

「若い子はいいねぇ~」

とぼやきが聞こえた気がした。

やることもないので、併設されているカフェで少し時間を潰そう。

そう思い店内に入ると、紗夜が一人でいた。こちらから軽く手を振ると、向こうも気がついたようだ。

「おはよう、紗夜。」

紗夜と向かい合わせに座って言う。

「○○、おはよう。昨日は日菜のこと、ありがとう。」

紗夜はやっぱり律儀だな。そう話をしながら店員にジュースを注文した。すると少し紗夜が顔をしかめた。何か気に障ることを言っただろうか。

「紗夜、どうかしたか?」

「いいえ、ちょっと○○から日菜の匂いがした気がしたのだけど」

机越しに紗夜のオーラに威圧される。学校での風紀委員としての紗夜が垣間見えた気がした。

「まぁ、泊まっていったからな」

部分的にだけ答える。

「まさか、日菜といかがわしい行為に及んではいないでしょうね?」

ドクン、と心臓が跳ねる。図星だが態度にでないよう抑える。

「冗談は止めてくれ」

「知ってるわよ。もちろん同じベッドで寝てもいないんでしょう?」

「ああ、もちろんだ。」

ベッドでは寝ていない。当たり前だから言うまでもないと思っただけだ。そう言って、なんとなくお品書きを眺める。フライドポテトが目に付いた。紗夜、見た目に反してフライドポテトとかのジャンクフード、好きなんだっけ。

店員に追加でフライドポテトを注文する。

少しした後、飲み物とフライドポテトを持って店員がやってくる。

「ほら、フライドポテト、好物だろ?」

そういいながら皿を紗夜の方にずらす。

「ありがこうござ...えっ!?」

紗夜は見事にノリ突っ込みをする。驚いたような表情はどことなく日菜に似ている。まあ双子だし似ているのは当たり前だろう。

「...頂きます。」

やはり律儀に手を合わせる。

最初は控え目にポテトに手を伸ばしたが、その後はずっとポテトを摘まんでいた。そして、

「紗夜、ちょっと出掛けないか?」

と、ポテトに夢中の紗夜にそう言った。




次回は紗夜とのデート回です
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