日菜の家に戻ると、先に日菜がリビングでテレビを観ていた。
「...おかえり。」
「ただいま。ポテト買ってきたぞ。」
やっぱり元気ないな...。さっき思い付いた話をするか。
「日菜、さっきの話だけどな...」
「うん、○○と出掛けるの、諦めるよ...」
「それなんだけど、紗夜も一緒じゃ駄目か?」
日菜の声に少しだけいつもの元気が戻る。
「え?お姉ちゃん、予定大丈夫なの?」
「あぁ、一日だけ予定空けてもらえたから、その日に、ね?」
日菜と二人っきりでは問題があるが、紗夜がいれば、僕と紗夜のデートに妹の日菜がいるだけで、何の問題もない。話し終わると、日菜の目がキラキラしだした。やっぱり日菜はこうでなくては、と思った。
「○○っ!ありがとうっ!」
日菜はそう言って抱きついてくる。素直に嬉しいのだが、胸が押しつれられて気が気でない。
「ちょっ、胸当たってるから」
「えぇ~気付かなかった~♪」
すっかりいつもの調子を取り戻した。日菜を抱き締めたまま頭を撫でていると、ふと日菜と目が合う。少しの間見つめ合い、
「今朝の続き、する?」
日菜は誘ってくる。やりたくない、と言えば嘘だが、紗夜の事を考えるとあまり気が進まない。しばらく沈黙していると、日菜が
「そんなにあたし、魅力ないかな...」
そう言われるとやりずらいな...所でさっきから日菜にじりじりと部屋の端に追い込まれている。逃げられない状況になった。
「迷ってるんなら、体に聞いてみればいいんじゃないの?」
日菜は僕の下半身に手を伸ばす。感触を確かめると、日菜は耳元で
「あれ?かたくなってるよ?」
と言ってきた。
「これは...違うんだ...」
女子高生に胸を押し付けられてそうならない男はいない。日菜はなにも言わずに僕をソファーに押し倒してしまう。日菜は僕の上に馬乗りになる。起き上がろうとするが、うまく抵抗できない。そうこうしていると日菜は僕のズボンを下ろしてしまった。僕の下半身をまじまじと見て、
「これが...あたしの中に...」
そういってそれに頬擦りしてくる。突然の事なので軽く絶頂してしまった。
「んちゅ...もったいないよ...」
日菜も下着を脱ぎ、それを自分の下半身にあてがう。
「それじゃ、いくねっ...」
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あのあと、一方的に日菜にいいようにされた。時計を見ると、3時を回っていた。日菜は未だに裸のままだ。僕とソファーに座ってポテトを摘まんでいる。
「日菜、僕はいいけど、そろそろ紗夜帰ってくるし、シャワー浴びてきたらどうだ?」
「う~ん、○○も一緒にシャワー浴びよ?」
何をいってるんだ。もし紗夜に見つかったら即通報されるだろ...。シャワーを浴びないのであれば、せめて服を着てほしい。日菜の下半身から、ついさっきの営みの跡が垂れてきていて、ソファーが汚れるし、何より目に毒だ。
結局日菜はシャワーは浴びず、部屋着に着替え、紗夜が練習から帰ってきた。
「○○、今日は日菜をありがとう。」
「ううん、礼には及ばないよ。それと、予定空けてくれてありがとう。」
そこで携帯が鳴った。
「ごめん、紗夜」
「ええ、大丈夫ですよ。」
一旦部屋を出て、電話にでる。
「もしもし。」
「もしも~し、○○?」
「ああリサか、何か用事なのか?」
紗夜経由で連絡先を追加したのだろう。日菜と紗夜の事かと思うと気が重い。
「○○の考えてるようなことじゃないって。」
それを聞いてほっとした自分がいた。
「それじゃなかったら何の用だ?」
「○○、今度の祝日、紗夜とヒナと出掛けるんでしょ?私もついていっていい?」
「僕はいいんだけど、二人には...」
「もう許可とったよ~」
手が早いな。今朝の事と言い今井は妙に先回りしてきて軽く恐怖を覚える。
「ぁぁ、それなら、いいんじゃないのか?」
男子大学生一人と女子高生三人でお出掛けか。なんでこうなってしまったのか。
「ありがとっ!じゃあ、次の祝日にね~♪」
そうしてリサとの通話を終える。
「はぁ...」
壁にもたれ掛かり一息つく。