完全にやることが失くなってしまった。リサの方はというともう少しで調理が終わりそうな雰囲気だった。リサは真冬だというのに短いスカートを履いている。そこから伸びる生足を見ていると寒ざむしい気分になる。
「何か手伝えることあるか?」
自分だけこたつに入っている訳には行かなくなり口を突いて出た。
「う~ん、じゃあ大皿出しておいてくれる?」
もう調理は殆んど終わっているようで、後は料理を皿に盛り付けるだけのようだ。リサは慣れた手つきでフライパンから皿に料理を盛る。
リサと二人でコタツに入り、
「「いただきます!」」
そういって食事を始める。麻婆豆腐なんて食べたのはいつぶりだろうか。本人は和食好きを標榜していたので、こんな料理を作るのは少し意外だ。
「リサって中華つくれたんだな」
正直な感想を口にした。
「別に出来ない訳じゃないけど、普段は作らないだけだよ。」
僕が中華が好きなのを知っていたということだろうか。リサにそれを言った覚えはないから、もしそうだとしたら少し怖いな...。
「最近バンドメンバーとは、どうなんだ?」
バンドを結成した当初、リサと紗夜は折り合いが悪かったと聞いていた。それだけに、夏休みにメンバーでトコナッツパークに行ったと聞いたときは驚いた。
「あぁ、そう言えば友希那がさ、○○に合いたいって言ってたよ」
あぁ、あの白髪の子か、初めて会ったのは公園だったか。
「ボーカルのクールな猫好きの子だっけ、」
少し控えめな体の、と言いそうになるが踏みとどまった。そう思うと、Roseliaは胸囲の格差が酷いなと思う。中学生のあこは仕方がないが、友希那や紗夜は慎ましい胸だか、燐子はとても高校生とは思えない立派なものを二つぶら下げていらっしゃ...
「今なんかいやらしいこと考えてたでしょ!」
「そんなことない。脳内でRoseliaのメンバーの胸の評論をしていただけだよ」
「ほらっ!やっぱりいやらしいこと考えてたじゃん!」
そう言えば目の前にいるリサを忘れてたな...。胸の大きさでは友希那や紗夜よりも勝り、スタイルの良さでは燐子より上だ。麻婆豆腐を食べて体が暖まったのだろう。今は上着を脱いで少し薄着になっているのと、汗で肌が透けて見えてとてもエロい。視線に気づいたリサが、
「ふ~ん、日菜や紗夜で飽きたらず、アタシにまで手だすつもり?」
そうジト目で言ってきた。リサは美人で魅力的だが、不思議とそんな関係を持ちたいとは思わなかった。
「別にリサとはそういうことしたくはないんだ。」
素直にそう返す。だが
「ちょっと!アタシに魅力がないって言うの!?」
そう頬を膨らませて少し不機嫌になる。
「何だ、ヤられたいのなら、今すぐにでも犯してやるよ?」
リサの方に詰め寄る仕草をする。
「そういう意味じゃないって~」
リサは軽く返しながらも、手で体を隠す。
でもどうしてだろう。目の前に日菜や紗夜がいたら多分僕は彼女を犯していただろう。
それがどうして、リサだとそうは思わないのか不思議でならなかった。