少年ミリキャス・グレモリーは、母親であるグレイフィア・ルキフグスに愛されていた。毎日体を重ねられ、誘惑される。グレイフィアを含む魅力的な女達を従えた王になることを。他人の女性を奪うことにわずかな罪悪感を抱いていたミリキャスだったが、グレイフィアとの甘い快楽にその理性は堕ちていく。

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快楽の坩堝

 この世界は僕、ミリキャス・グレモリーに対してとても甘かった。

「いい子ね、ミリキャス」

 グレモリー家の自室。今日も僕は母様の大きな胸の谷間に顔を挟み、母様に名前を呼ばれて頭を撫でられながら腰を振る。十一歳にして二十センチを超えた凶悪な巨根が母様の包容力のある膣内で強く抱き締められ、射精欲求がむくむくと膨らむ。

「出していいのよ」

 優しい声に、僕は顔を上げた。

 夜の寝室。大きくふかふかのベッドで服も着ずに仰向けになる母様は、とても綺麗だった。普段は三つ編みにした銀色の髪は解かれていて、身動きに合わせてさらさらと揺れている。寝る前のために化粧を落とした顔は化粧なんてなくても十分すぎるほど綺麗で、妖しい色気のある魅力的な顔に僕は震えた。

 僕の母様、グレイフィア・ルキフグス。冥界に住む悪魔にして、魔王であり僕の父様でもあるサーゼクス・ルシファーの妻。普段はルキフグスの旧姓を名乗って、名門の公爵家であるグレモリー家にメイドとして仕えている。その美貌は息子である僕すらも惑わし、一匹の雄にしてしまった。

「私の子宮に、あなたの精液を注ぐの」

 僕は一匹の雄として、一匹の牝である母様の膣を味わい尽くす。かつて父様の肉棒が何度も擦り付けられた膣壁を僕の肉棒で屈服させ、僕が育まれた子宮の口に亀頭をぐりぐりと押しつける。

「あっ、んっ、ふふっ……」

 母様は息子を受け入れながら声を出した。耳に入り、脳に伝わる甘い声。僕を誘惑し、僕に屈服した一匹の牝の艶かしい喘ぎ声。実の母親と交わるなんていけないことだとわかっているのに、腰の動きが止まらない。狭い膣口からうねうねと動いて肉棒を気持ちよくしてくれる膣中を通過し、僕の生まれた子宮の入口に行き着く。

 この子宮に、僕の精液を注ぐ。それは母様の望みだ。僕自身だけでなく、母様自らが求めてきている。僕の腰に両足を回し始め、逃げられないように抱きついた。僕はさらに母様の胸に埋もれ、温かく甘い香りを吸った。

 何もかもがどうでもよくなってしまう甘さ。母様が僕に恋をし、絶対の忠誠を誓っていることも、父様ではなく僕との子どもを求めていることもいけないことだと思えなくなる。ただ欲望の赴くままに、僕に忠実な妖艶な悪魔、グレイフィアへとプレスを繰り返し、膣の最奥で子種を撒き散らした。

 ぶびゅびゅるるるっ、どびゅっ、ぶびゅっ、びゅるるるっ、びゅーっ、びゅーっ、どぷっ、びゅぶっ、びゅぶぶぶっ、どくっ、どくっ。

「ひっ、あっ、うっ……」

 頭の中が真っ白になって意味もない声が漏れるほどの快感。全身をぶるぶると震わせる僕の体は同じく気持ち良さそうに震える母様に強く抱擁され、全身は狂おしいほどの甘さに包み込まれる。

 堕ちてしまう。母様の魅力に。セックスの快感に。

 焦らず、たっぷり数分間かけて母様に種付けを続ける。悪魔は永劫の時間を生きられる寿命を持つために、出生率は極めて低い。この射精で孕むとは思えないけど、それでも期待してしまう。僕の種で腹を丸々と膨らませた母様の姿を。母様と、母様から生まれた僕との子どもを。

 僕は射精をしながら母様を見た。

「立派よ、ミリキャス。これならお義母様も、リアスもその眷属も満足させてあげられるわ。全員に、あなたの愛を注ぎ込んであげて?」

 母様の言葉に、僕は返事をすることができなかった。

 母様にとっての義母様。つまりは僕にとってのお祖母様、ヴェネラナ・グレモリー。悪魔は有する魔力によって好きな年齢で過ごすことができるため、お祖母様は今も若々しい姿を保っている。母様と同様に、僕を魅了しようとしてくる淫らな人。僕の肉棒を求めていやらしく腰を振り、子宮に僕の子種を受け止めることに喜びを抱いている。

 僕の叔母様、リアス・グレモリー。父様の年の離れた妹で、人間界の高校に通う三年生だ。母様やお祖母様と同様に僕に惚れていて、愛を囁く恋文が頻繁に僕の下にやって来ている。僕に叔母様と言われるのが嫌なため、リアスと呼んでほしいと直接出会う度に言われている。

 ちなみに最近、新しい眷属が増えたらしい。

 叔母様ーーリアスの眷属もまた、僕に恋をしている。一目見た瞬間から心と体が屈服したとかなんとか言われて、告白された。まだ返事はしていない。母様とお祖母様、リアスからも告白されているのに返事はできていない。簡単に決められることじゃない。

 僕はどうすればいいのだろう。

 母様の胸に顔を埋め、考え込む。

「ミリキャス。あなたはいつか、この冥界を、いえ、世界の全てを統べる王になるの。あなたの前では、全ての女が忠誠を誓うわ。あなたはただ自分の欲望に素直になって、自分が気持ちよくなることだけを考えて行動すればいいの」

 僕が気持ちよくなることだけを考える。

 本当にそれでいいのだろうか。父様から母様を奪って、お祖父様からお祖母様を奪っていいのだろうか。自分の欲望に素直になると、不幸になる人が出てしまうために気後れしてしまう。

 だけど、

「ミリキャス」

 嬉しそうに微笑む母様を見ていると、後ろめたい気持ちも吹き飛んでしまう。胸から顔を上げて母様に顔を近づけると、母様は体を軽く起こしてまでして僕と唇を重ねた。

 そして、舌と舌を絡ませ合う大人のキス。仲のいい夫婦間でしか行われないやり取りを、僕は母様と行っている。吐息を漏らし、唾液で相手の口を濡らし、温かい粘膜の触れ合いを堪能する。

「ちゅ、くちゅ、くちゅ、ぢゅるっ、じゅぷっ」

 何もかもどうでもよくなってしまう。

 気持ちいい。母様の声が、唇が、舌が心地いい。

「ミリキャス。いえ、ミリキャス様」

 僕から舌を離した母様が、優しく言葉を紡ぐ。

「私のことはグレイフィアとお呼びください。私だけでなく、女性全てを呼び捨てにして構いません。あなたはこの世界の王、いえ、神となる存在。都合の悪いことは全部忘れてしまいましょう?」

 僕の背に両手を回した母様は、僕の耳元で囁いた。それは悪魔の囁きだった。理性と欲望の狭間で揺れていた僕の意思を欲望へと傾け、受容してくれる残酷な誘惑。

 僕は、首を縦に振った。

 それを返事と受け取った母様ーーグレイフィアは、僕から体を離した。繋がっていた肉棒を取り出し、ごぷっ、ごぽぉっと膣口から僕の新鮮な精液を垂れ流しながらベッドに膝を突いた。

 そして、三つ指をついて土下座をした。確か、リアスが滞在している日本の文化だったはずだ。本来は確か深い謝罪の意を示すときに使われるものだったはずだけど、全裸という組み合わせによってとても淫らな行為に見えた。

「ミリキャス様。お慕いしております」

 僕が生まれた場所から僕の精液をごぽごぽと溢れ出し、息子の僕に三つ指をついて土下座をする実の母、グレイフィア。母様を自分の都合のいい牝として扱っている感覚にさせられ、肉棒がむくむくと硬さを取り戻し、上を向いた。

「まぁ」

 頭を上げ、ほんのりと赤く染まった頬に手を当てるグレイフィア。視線は、僕の股間で揺れながら怒張する肉棒に向けられていた。瞳は潤み、口許はだらしなく緩められていた。

「今、楽にして差し上げますね?」

 そう言ってグレイフィアは僕をベッドの端に座らせ、自身はベッドではなく床に座り、僕の股の間に割り込んだ。

 何をするつもりなのか。見守る僕の前で、グレイフィアのたわわに実った胸に挟まれてしまった僕の肉棒。逞しかった肉棒が丸く色白い二つの膨らみに左右から挟み込まれ、挟みきれなかった部分と亀頭が谷間から顔を覗かせていた。

「あぁ、素敵。ふー……」

 グレイフィアは一言呟くと、僕の肉棒に息を吹き掛けた。裏筋を襲ったこそばゆい感覚に反応し、続く裏筋への舐め上げ攻撃に声を上げる。

「あっ……」

「可愛い声。気持ちいいですか?」

 グレイフィアに聞かれ、僕は小さく素直に頷く。

 そのときの僕の反応を見て何を思ったのか、グレイフィアが暴走した。僕の亀頭を咥えたかと思うと、終始上目遣いのまま窄めた頬で亀頭しゃぶり数百回。回数は数えられなかった。それほど激しい速度でしゃぶりつかれ、ベッドの縁に座りながら僕は腰砕けになっていた。

 離れない。グレイフィアは僕の手では止まらず、僕をずっと愛しそうに見つめながら肉棒を可愛がった。

 そして、尿道口からどぴゅっどぴゅっと放たれる精液。それはグレイフィアの口内に拡散して一部が強制的に喉へと流し込まれ、残りの大半がグレイフィアの頬を膨らませた。

 ごくっ、ごくっと喉を鳴らすグレイフィア。やがてある程度飲み下すと、ずぞぞぞっと精液を吸引しながら肉棒を口から解放した。

「んっ、あー、みえますか?」

 口を開き、僕が吐き出した精液が付着した口内を見せつけてくる。ねっとりと、べったりと。糸を引くほどねばねばの口内は非常にいやらしかった。

 間を置かずに肉棒を勃起させる僕の前で、グレイフィアは残りの精液も美味しそうに飲み干した。精液が空っぽになった口内を再び僕に見せてきたかと思えば、肉棒に頬擦りをしてきた。

「ミリキャス様の精液、とても濃厚でした」

 すりすりと、滑らかな感触が肉棒を襲う。

「次は、こんなのはどうでしょう?」

 グレイフィアは壁に両手をつき、僕に見せつけるようにお尻を上下左右に動かした。縦縦横横。魅力的な肉付きのお尻が僕を惑わす。

「ミリキャス様専用のチンポ穴。いつでもご利用いただけます。突っ込みたいときに突っ込んで、吐き出したいときに孕ませ汁を吐き出してください。私はミリキャス様の全てを受け入れます」

 誰にだって我慢の限界がある。それを知っているグレイフィアは僕の揺らぐ理性を壊そうとお尻をふりふりと振って誘惑し続け、見事に僕を堕としてしまった。

 僕はグレイフィアに襲いかかった。手に余る胸を強く掴み、後ろから肉棒を突きいれる。膣口から子宮口までを一瞬で支配されたグレイフィアが仰け反ったけど、構いはしない。グレイフィアの名前を呼びながら連続突きをお見舞いし、グレイフィアの足腰が立たなくなっても腰を振り、子宮に射精した。

 至福の時間だった。何も考えず獣のように腰を振って、好きなときに精液を放つ。頭の中が快楽一色になって、理性はどこまでも堕ちていく。

 もう、どうでもいいや。父様からグレイフィアを、お祖父様からヴェネラナを寝取ってしまおう。リアスとその眷属も僕の仲間に加えて可愛がって上げよう。

 一度堕ちてしまうと、あとは楽だった。次々と今後の予定ができていく。あとは実行していくだけで、僕にはもう躊躇いもない。

「グレイフィア、僕だけのお嫁さんになって?」

 なぜか僕に対して異様に甘いこの世界なら、グレイフィアを寝取っても許される気がした。もしかすると僕には、自分で気がついていないだけで不思議な力が宿っているのかもしれない。出会う女性が皆、僕に惚れてしまうのもそれが原因かもしれない。あくまでこれは推察だけど、そう考えると辻褄があった。

 僕は本当に、この世界の王になれるかもしれない。それもハーレム王だ。好きなときに好きな女性を抱いて生きる日々。その未来は恐ろしいほどの甘さを帯びていて、僕の心はその未来に魅了されてしまった。

「はい、ミリキャス様。永遠に仕えます。服従します。私を、あなたの色に染め上げてください」

 僕を受け入れてくれたグレイフィアのお尻に向かって、僕は大きく平手打ちをした。


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