第十四話です。
前回に引き続き濡れ場シーンがあります。
それでは、どうぞ!
時が経ち、夜。
大広間で夕食を食べ終え、俺は自分のグループの部屋に戻った。
「明日で臨海学校終わりだけど、思い返すと校長に振り回されてばっかだったなー」
「ほんとほんと」
同室の猿山がぼやくと、もう一人のクラスメイトも同調した。
まあ臨海学校自体、校長がこの旅館の女将に会いたいから来てるようなもんだからな。
なんか学ぶことなんて何もなかったし。
「さてと」
俺は立ち上がり、部屋から出ようとした。
「海翔、どこ行くんだよ?」
「飲み物買いに行くんだよ」
猿山にそう言って俺は部屋から出て行った。
ロビーに行き、自販機で飲み物を買っている時に、俺はラルヴァにテレパシーを送った。
「(ラルヴァ、聞こえるか?)」
『(どうしたの、海翔?)』
「(消灯時間近くになったら教えてくれないか。ちょっと寄り道したくてな)」
『(しょうがないわね。分かったわ)』
「(ありがとう)」
ラルヴァに頼み、人がいないか見渡して、俺は旅館の外の通路に出た。
そこにあるベンチに腰をかけ、空を見上げた。
空には煌々と光る満月がいた。
俺は浴衣の袖から篠笛を取り出して構えた。
そして、歌口に息を入れた。
「〜〜〜♪〜〜〜♬」
笛から音色が奏で始めた。
今、俺が吹いているのは《響の調べ》という歌。
転生する前にこの歌を聞いて、すぐに好きになった。
それから必死に練習して、吹けるようになった。
さっき窓から月を見たら、思わず奏でなくなった。
「〜〜〜♪〜〜〜♬」
一節奏で終えて、息を吐いた。
「やっぱり綺麗な音色ね」
その時、後ろから声が聞こえてきた。
振り返ると、唯が立っていた。
唯side
夕食を食べ終え、部屋に戻りベッドを敷いて寝る準備をしていた。
敷き終えて、同じ班であるリコさんと他の2人のクラスメイトと談笑していた。
その時、1人のクラスメイトが声を上げた。
「ねぇねぇ、みんなはさあ、好きな人とか付き合っている人とかいるの?」
「ど、どうしたの急に?」
クラスメイトの子が急にそう言ってきて、リコさんが尋ねた。
「だって夜は恋バナって定番じゃん?」
「あ〜、確かにね!」
2人が盛り上がっていた。
「というわけで、はい!古手川さん!」
「わ、私?」
私に話がふられ、びっくりした。
「私は・・・その・・・」
確かに私は海翔君と付き合っている。
それはリコさんも同じ。
でも、それを言いふらすわけにはいかないわ・・・。
「わ、私飲み物買ってくる!」
立ち上がって部屋から出ようとした。
「ごめん、リコさん。あとはよろしく」
「ちょ、ちょっと唯!?」
私はリコさんにそう言って、部屋から出た。
ちょっと駆け足で出たから、涼むために少し外の通路に出た。
外を見ると、綺麗な満月が空にでていた。
「綺麗な月・・・」
思わず見とれていると、ふと音が聞こえてきた。
〜〜〜♬〜〜〜〜♬
それは、笛の音だった。
「この音・・・」
音を頼りに通路を進んで行くと、ベンチに座って横笛を吹いている海翔君の姿がいた。
「やっぱりね」
聞き覚えのある音だと思ったら、私の予想通り海翔君だった。
子供の時、私やリコさんによく海翔君が聞かせてくれた曲で、何だか安らぐというか、心が落ち着くような不思議な音色をしていた。
久しぶりに聞いたけど、やっぱり綺麗な音だった。
海翔君が吹き終わるのを見て、私は声をかけた。
「やっぱり綺麗な音色ね」
海翔君が私の方を見た。
「唯、聞いていたのか」
「外を歩いていたら、聞こえてきてね」
私は海翔君の隣に座った。
「久しぶりに聞いたけど、落ち着く音ね」
「ああ、月を見たら思わず吹きたくなってな」
海翔君の視線が私から空に向いた。
私もつられて空を見た。
通路で見た時よりもよく見えて、より一層映えていた。
「ねぇ、もう1回聞かせて?」
「ああ、いいぞ」
海翔君は笛を構えて吹いてくれた。
「〜〜〜♪〜〜〜♬」
綺麗な音色がまた響き渡った。
本当に安らぐ音色・・・。
海翔君が吹き終わると、音色がやんで静けさが広がった。
「ありがとう、海翔君」
「ああ。唯が喜んでくれたのなら、うれしいよ」
海翔君が私の肩を掴んで引き寄せた。
私は逆らうことなく寄って、海翔君の肩に頭を乗せた。
そのまま静かな時間が流れた。
でも、この時間も落ち着く。
あの歌を聞いた後もあるけど、好きな人と一緒にいるのが一番落ち着く理由ね。
「唯」
「ん?何?」
海翔君が呼んだから、顔を向けた。
すると、海翔君は突然キスをしてきた。
「ごめん、突然」
「あ、ううん、大丈夫」
突然のキスでびっくりしたけど、唇から気持ちいい感覚が伝わってきた。
「海翔君、またキスして」
「ああ」
私は海翔君とまたキスをした。
お互いの唇を軽く噛み合う。
噛み合っていると、私の唇が少し空いて、その隙間から海翔君の舌が入ってきた。
そのまま私の舌に絡ませてきて、噛んだりしゃぶったりしてきた。
「んん♡んあっ♡んっ♡」
海翔君とこんなハレンチなキスをしていると、とても気持ちよくて頭がボーとしてくる。
海翔君がキスをしながら、私の腰を掴んで引き寄せた。
私はされるがままに海翔君の方に寄って、海翔君の膝の上に座った。
「「んはあっ」」
キスをやめて、顔を離した。
海翔君と私の間に銀色の橋ができていた。
お互いのおでこをくっつけて、見つめ合った。
「唯・・・」
「海翔君・・・」
見つめ合い、また深いキスをした。
キスをしながら海翔君は浴衣越しに右手で私の胸を掴んだ。
「んっ♡」
掴んだままゆっくり揉んできた。
「んあぁっ♡んんっあんっ♡」
私の漏れた声が海翔君の口の中に入っていった。
海翔君はキスをやめて私の浴衣の襟元を掴んで、下にはだけさせた。
私の胸が外に露出した。
海翔君はまた右手で私の左胸を揉んで、右胸の乳首を吸ってきた。
「あむっんっんむっ」
「はっ♡ああっ♡あんっんぁっ♡」
おっぱい、気持ちいい・・・♡
海翔君に揉まれたり吸われたりすると、快感が全身に響き渡る感じがして身体が震える。
左手を海翔君の背中に、右手を頭を撫でるように回して、海翔君の愛撫を受けていた。
そのせいで、アソコから液が溢れ出てショーツを濡らした。
海翔君のお◯んちんも大きくなっているのが、濡れたショーツ越しに分かった。
「唯、もう俺・・・」
「うん、来て・・・海翔君♡」
海翔君がパンツをずらして足首まで下ろすと、海翔君の大きいお◯んちんがそそり立っていた。
私もショーツをずらして、アソコにお◯んちんを当てた。
「入れるよ・・・」
海翔君のお◯んちんが私の膣内に入っていき、恥骨が海翔君の腰が当たるところまで飲み込んだ。
「奥まで・・・っ♡」
座ったまま挿入したから、海翔君のが自然と奥まで届いてる。
「唯、動くぞ・・・!」
海翔君が両手で私のお尻を掴んで、突き上げてきた。
「あっ!♡あんっ!ああっんっ♡!」
思わず右手で口を押さえた。
声が響いてみんなにバレちゃう・・・!
「唯、手じゃなくて口で塞いで・・・!」
海翔君が突き上げながら言った。
私は海翔君の言う通り右手を外して、口を海翔君の口に当てて塞いだ。
「あむっ♡!んんっ!あんっ♡んあっ♡!」
私の声が海翔君の口の中に消えていった。
海翔君のお◯んちんが奥まで突かれるたびに、おっぱいを愛撫された時以上に快感が走る。
キスしながらセックスしていると、溶けてしまうような感覚がして、とても気持ちいい♡
突かれつ続けていると、絶頂する感覚が来た。
海翔君も同じみたいで、お尻を鷲掴みしている両手に力が入っていき、お◯んちんもビクビクと震えていた。
「海っ翔君・・・ッ!♡きちゃう・・・・♡」
「俺もイキそうッ・・・!」
「い、一緒にっ♡」
「ああ・・・!」
海翔君は一層速く強く突いてきた。
それに合わせてキスもより深く絡め合った。
「唯っ!イくっ!」
ビュービュルルルビュッビュッビュー!!
「んんんー!!♡んんっッ♡んん~ッ♡!!」
一番奥に海翔君の熱い精液が叩き込まれた。
海翔君をギュッと抱きしめて、今日一番の快感に震えた。
射精が終わり、私の膣内は熱い精液でいっぱいになった。
「「はあ・・・・はっはぁー・・・」」
私と海翔君の呼吸が重なった。
それが何だか嬉しくて、海翔君に身体を預けた。
唯side end
唯とセックスをして、今は着崩しを直してさっきと同じように座り直した。
「唯、落ち着いたか?」
「ええ」
「なら、良かった」
唯は俺の肩に頭を乗せてもたれかかっており、俺は唯の頭を撫でている。
「私たちって本当にハレンチね。臨海学校でこんなことしてるなんて」
唯がそう言ってきた。
確かに昼は小島でリコとララとセックスし、夜は唯とセックスした。
それも野外でした。
「でも・・・すごく気持ちよかったわ・・・・♡」
唯が頬を赤らめて微笑みながら言った。
「俺もすごく気持ちよかったよ」
俺は唯のおでこにキスをした。
唯は恥ずかしそうに、それでいて嬉しそうな顔をした。
その時、ラルヴァからテレパシーが送られてきた。
『(海翔、もうすぐ消灯時間よ)』
「(分かった。知らせてありがとう)」
戻らないと先生に見つかってしまう。
「唯、そろそろ戻ろう」
「そうね。もうすぐ消灯時間になるわね」
俺と唯は立ち上がり、中に入ろうとした時。
ジリリリリリリ!!!
旅館に非常ベルのサイレンが響いた。
「非常ベル!?」
「何だ?」
火事が出ている様子はないし、どうしたんだ?
「海翔君、中に行こう!」
「ああ」
俺と唯は急ぎ足で、旅館の中に入って行った。
ベルが鳴る方に行くと、担任の骨川先生がいた。
「骨川先生!?」
「先生、何やってるんですか?」
「わ、わしはただ・・・エレベーターを呼ぼうとしただけで・・・」
先生・・・・。
この旅館エレベーターないですよ・・・。
その後、騒ぎを聞きつけてリコやクラスメイト、他のクラスの連中もやってきた。
そして、他の先生によって事態は収まり、各々の部屋に戻った。
「じゃあ、おやすみ、唯、リコ」
「うん、おやすみ、海翔」
「おやすみなさい、海翔君」
2人に言って、俺は部屋に戻り、寝ることにした。
「(おやすみ、ラルヴァ)」
『(おやすみなさい、海翔)』
俺は目を閉じた。
いかがだったでしょうか。
今まで濡れ場シーンが主人公視点でしたが、今回はヒロイン視点にして見ました。
始まりは結構強引でしたが・・・・。
私の文才の無さをお許しください。
話は変わりますが、《牙狼 TAIGA》超おもしろかったです!!
アクションもさることながら、ストーリーもとても良かったです!!
冴島大河の強さの秘訣が垣間見たような感じがしました!
それでは、次回!