※この作品はR-18です。

女の子ばかりの職場で身体を求められる件   作:通りすがりの魔術師

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大学が始まりバイトもあって、さらに大好きだったプラモデルの再販があり、なかなか書く時間が見つからずに遅くなってしまいました。やっとこさ八神さん編終わりです。
あとアンケートで一人称と三人称どちらがいいかで両者均衡を保ってるし「どちらでもいい」多いしで、日常回は一人称、エッチ回は三人称にしました。ご留意ください。


20話 上司に逆レされる話

 

「あれ?八神さんに富嶽さんどうしたんですか?」

 

 

エレベーターの到着音と共にオリンピック選手もビックリな速さで体を引き離した2人は開いた扉を凝視する。開かれた扉の先にいたのはスーツをクリーニングに出しているためいつもとは違う服装をしている青葉だった。彼女を見て照慈は一瞬、何故いるのかと戸惑ったが自分達がしていたことに気づいていない様子だったので胸を撫で下ろす。

 

 

「もう探したんですからね!」

 

 

「…ご、ごめん」

 

 

インタビューが終わるなり逃げるように飛び出したコウを探していた青葉は頬を膨らませる。コウはそれに先程までキスをしていて火照った顔を見せる訳にはいかず俯きがちに返した。それに疑問を感じた青葉は視線を照慈にスライドした。

 

 

「富嶽さん、八神さんに何か言いました?」

 

 

言ったのではなくされたのだと照慈は思ったが首を振った。青葉はどうやらコウの様子がおかしいのを照慈が「キュートキューティキューティカル!!」「天使だ……」「おっふ」などの賛辞を送って辱めたのだと思っており、目を細める。アソコは大人になっても心はまだ子供らしい青葉に照慈はほっとしつつ、これが酒を飲むと性欲の化け物になるのかと恐怖した。

 

 

「あぁ、珍しかったからついな……ところで遠山さんは?」

 

 

この服、遠山さんから借りたんだろう?と照慈が尋ねると青葉は首肯し「こっちです」と案内する。照慈はこのまま今回のことは有耶無耶にしようと画策し、コウの方を振り向く。ぐっと太ももの裾を握り涙目で睨みつけてくるコウにたじろぎそうになった照慈はそれを堪えてコウを連れ出した。

 

 

「あら戻ってきたのコウちゃん」

 

りんはちょうどインタビューが終わり、コウと青葉の帰りを待っていた。いつもより女性らしくメイクアップして胸周りは白くて肩と腰から伸びたスカートは花柄で美しく、髪の毛もパーマに行って綺麗に整えられていた。

 

 

「……富嶽くんが捕まえてくれたのね。ありがと」

 

 

「たまたま下で会っただけですよ」

 

 

正確に言えば捕まえられたのは照慈なのだが本人は言葉を濁す。それでもりんはコウの口元と照慈の口元を見ると僅かに頬を吊り上げた。

 

 

「あら、そうなの」

 

 

彼らの口元とコウの様子を見て勘づいたりんは面白そうに頬を緩めた。それにゾクッと身震いした照慈は目を逸らす。

 

 

「あ、富嶽くんもインタビュー来てたわよ」

 

 

「え?俺にですか?」

 

 

思い出したかのように声を上げたりんに照慈は思わず聞き返してしまう。自分程度にインタビューが?と納得のいかない照慈だが、隣にいた青葉は「すごいじゃないですか!」とキラキラした視線を向けている。

 

 

「インタビューは出来たらって言ってたから掲載されるかは分からないけど確認してきてもらえる? 葉月さんのインタビューしてるはずだからまだいると思うわ」

 

 

とりあえず行ってみてくれないかと言われた照慈はしぶしぶといった様子でインタビューが行われてる部屋を聞いてから再びエレベーターに乗り込む。上の階へと行き、りんに言われた部屋に来たが。

 

 

「誰もいないじゃん…」

 

 

電気をつけてみたら機材も何も無く、照慈は入る部屋を間違えたのかと頭を掻く。もう一度りんに確認を取ろうかとスマホを取り出した時、パタンと扉が閉まる音がした。おかしい、確かに閉めたはずだと後ろを振り返るとその扉の前には金髪の美少女が佇んでいた。

 

 

「八神さ」

 

 

コウは顔を下げて照慈に表情を悟られないようにしており、それによって照慈が「どうしたんですか」と口を開く。しかし言い切るよりも早く、コウは照慈に歩み寄ると口を近づけて「ちゅっ」と音を立てて唇を重ねる。不慣れで少し強引なキスなのはエレベーターの時と変わらなかったが、それでもコウは好きな男へと全力で口をつける。

 

 

「……っ」

 

 

「んっ、ふーー…んちゅっ、ぬちゃれろっ…くちゅくちゅ」

 

 

コウは発情した吐息を出しながら無理やり照慈の唇をこじ開けると舌を入れて口内をかき乱し、そのまま照慈の体を後ろへ後ろへと追いやり、会議室へのデスクの上へと倒れさせる。

 

 

「はあ、れろっ、ふ…っ、ぬろ、くちゅ…あぅ…はぁ…」

 

 

ねとりと唇が離れてそこに2人の唾液が伸びる。口を離したコウは着ていたワンピースのボタンを外して華奢な肩を剥き出しにする。

 

 

「ちょ…っ!八神さん……!?」

 

 

「皆下にいるって、インタビューも、葉月さんも、りんも青葉も…戸締まりは私がやるって…」

 

 

「で、でも…!」

 

 

ここで行為に至れば誰かがやってくる。当然の危惧をする照慈。たとえ全員が下にいたとしても、青葉やしずくが上に上がってくる可能性もあるし、明かりがついていれば気づいた誰かが入ってくるかもしれないと逡巡する。

 

 

「大丈夫だよ。りんが誰もあがってこないように見張ってくれるから」

 

 

何も心配しなくていいと微笑みコウに、照慈は今回の顛末を手引きしたのがりんだと理解し、ハメられたと心の中で悪態づく。しかしそんな思考もズボンの上からでも分かるくらいに隆起したソレをさするコウに止められる。

 

 

「だから……しよ?」

 

 

魅惑的に誘ってくるコウに思わず手が伸びそうになるのを懸命に堪える。ここは会社。ここは会社。会議室。会議室。公の場でするなんて社会人としてどうかしてると理性を全力でフル回転させる照慈にコウは次なる行動に移る。

 

 

「照慈だってもうこんなに興奮して…」

 

 

ズボンのベルトを外し、ファスナーを下ろしたコウはドクッと脈打つペニスを見て目を細める。たどたどしくも亀頭から竿下を一指でなぞり、左手で根元を優しく握られ、血脈が、精子がそこへと集まっていくのは照慈では止められなかった。

 

 

「こ、こうやるんだよね……」

 

 

歯が当たったらごめんと前置きしてから横髪をたくしあげるとチロっと舌を出してペニスの亀頭を舐める。恐る恐る知らないものに触れるようなたどたどしさで亀頭をひと舐めすると「いけるかな」と大きく口を開いた。

 

 

「んっ……んっ……じゅー……」

 

 

歯が当たらないように気をつけながら口の中にペニスを咥え込むとコウは彼の方を見上げる。

 

 

「……ほぉ?」

 

 

「どうって……」

 

 

何の動きもなければフェラとはただ咥えられてるだけで温かいなという感想しか出てこない。だがそれでもどこかむず痒いのは相手がコウだからなのか、上の歯が触れてて新刺激を感じるからかと照慈は顔を逸らす。

 

 

「むぅ……」

 

 

照慈の反応が悪くてむくれたコウはペニスを咥えながら睨みをきかせてもう答えなくていいと言わんばかりに上下にストロークし始めた。

 

 

「あむっ……んっ、くぷっ、ぬぷっぬぷっぬぷっ!んんっ……ジュプッ!ジュプッ!ジュプッ!」

 

 

「はぁっ、はぁっ、く……っ」

 

 

ベロと口内の内壁でペニスを摩り、絡む粘液が照慈を抗い難い快感の奔流に飲み込んでいく。

 

 

「ふっ…!ぬろ、ぬろぬろ、くちゅっ、くちゅっ!」

 

 

「あっ…ぅあぁ!」

 

 

目の前の男の引き攣った顔を見て目を細めたコウは亀頭だけを口内に入れ舌で念入りに舐めまわす。尿道筋を数回なぞるように。カリ部分を飴を舐め転がすように。先っぽの敏感な部分を溶かすように。たった数分で男の急所を見つけ出したコウはさらにぐっと根元まで口に入れる。

 

 

「…っ!!あっ…ぐっ!」

 

 

喉奥へと触れた亀頭の感触に、照慈は前もって射精することを予告できないほどに限界に達していた。身体を強ばらせた彼から精液はビュルッビュルルルルッ!とコウの口内へと噴水のように飛び出す。

 

 

「んぐっ、んぐっ、んぐっ……じゅるるっ!」

 

 

コウの喉が震える音がし、照慈の精液を飲み下す。さらに引き抜く時にも残り汁を吸いとってきて、射精後に関わらず照慈のペニスはまだいきり立ったままだった。

 

 

「…けほっ、多すぎっ…こんなに出るものなの?」

 

 

「あ、いや…ここんとこ忙しかったんで」

 

 

ゲーム制作も佳境で誰も照慈を襲わなかったし、20を過ぎてから自ら自家発電をしなくなった照慈の中には精液がたっぷりと貯まっていた。それが口淫だけで出し尽くされるわけはなく、天へと向かって立つペニスは次の快感を求めてドクドクと血脈を震わせる。

 

 

「ほんと苦っ…AV女優ってよくこんなの飲めるよね…」

 

 

「全員が全員飲んでるわけじゃないでしょ」

 

 

一方、コウは初めてする行為だったが思いの外下半身が疼いていた。初めて男女が交じわう性交を目にした時、まるで目が惹き付けられるような錯覚に陥った。しかしそれもほんの少しで自慰をして気持ちを抑えてすぐさま自分の仕事に向かっていた。だがそれも好きな男が現れてからはより興味を持ち、ネットの無料サイトで閲覧しては男の名を呼びながら指を濡らしていた。

 

 

「よいしょ、と」

 

 

そして今日その男の唇を奪ったコウは親友の協力でさらに初体験しようとしていた。───もっとも相手の方はとっくに経験済みであるのはコウが知る由はない。

器用にもワンピースの中から下着だけを脱いだコウは机の上に仰向けになっている照慈の上に馬乗りになると腰を浮かせて片手でペニスを握る。

 

 

「じ、じゃあ、挿入れるね…?」

 

 

AVを見て予習してもアレはモザイクがかかっていたのでどのように入るのかは分からない。それでもペニスが自分の腟内に入ることは分かっているのでコウは不安そうにしながらも上目遣いで照慈に尋ねた。

ゴクリと唾を飲んだ照慈はワンピースを着崩して肩口がさらけ出し、綺麗に整えられた金色の美しい髪に、可愛らしい美白顔と相揃って現実離れして見えるコウに言葉が出なかった。

 

 

「あっ、んんっ……!」

 

 

そんな幻想的な風貌へと変わったコウは照慈の無言を肯定と取ると腰をそそり立つペニスへと下ろして、身体をビクリと震わせた。膣内に入ってくる固いマラにブチブチと破られる処女膜の痛みを噛み締める。こんな歳にもなってまだ処女であることを悟られないようにしていたコウだったが痛みをこらえるような顔で目尻に涙を浮かべていれば気付かれる。

 

 

「み、み、見るなぁ…!うっ……んっ…!」

 

 

心配そうにコウの顔を見る照慈は目線を下ろした。血が漏れているかは結合部がワンピースのフレアスカートによって隠され見えないが、コウの反応を見るに察することは容易かった。コウの痛みは当たり前で秘部への前戯もなしにいきなり挿入したのだ。オナホもローションなどである程度濡らさずに挿入するとチンコが引き裂かれそうになる。

 

 

「はぁっ……はぁ……っ……」

 

 

照慈の胸板に手を置いて大きく肩で息をするコウに彼は大丈夫かと声をかける。しかし返ってきたのは言葉ではなく上下に動かされる腰の動きだった。

 

 

「はぁ、あっ、はぁ、んっ!」

 

 

ヌヂッ、ヌヂッヌヂッと血液と愛液が混ざりあいコウの腟内で照慈のペニスが動く。

 

 

「はっふ!んっ!これ……やばっ……!あっ!うんっ!!」

 

 

しばらくしてゆっくりとした動きで慣れてきたコウはスピードアップして腰を振る。その度にコウと照慈の身体に肉悦が駆け巡る。会社だということを忘れて、あられもない喘ぎ声が会議室に反響する。もしこの階の廊下に誰かいたら聞かれてしまうのではないかという懸念は2人にはなく、思うがままに乱れあっていた。

 

 

「んんっ!は、き、キスっ……して…っ!」

 

 

コウは肉体に迸る快感には勝てず今まで溜め込んでいた照慈への気持ちを爆発させ顔を近づけて唇を重ねた。

 

 

「ちゅっ…んちゅ……はぁ……ふちゅっ、ぺちゃ、んっ…!」

 

 

さらに舌を挿し込んで絡ませる。さっきまで照慈のを咥えこんで精液も含んでいた口だが、そんなこと忘れて2人は舌で口内を蹂躙し合う。いつの間にかコウの腰に合わせて照慈も尻を浮かせていた。上下で繋がってなんとも言えない幸福感が2人の間に流れて、コウはその幸せを肌で感じながら目を閉じて腰を振り、舌を動かして、顔は頬どころか全体的に真っ赤に染まっていた。

 

 

「ど、どう…っ…?……き、気持ちいい…?」

 

 

照慈の身体に自分の身を預けて騎乗位で腰を揺らすコウは耳元で囁く。やり方は出来ていても相手を気持ちよくさせられてるかはコウにもわからない。自分だけが気持ちよくなるのはコウは嫌で、照慈にも感じて欲しかったのだ。しかし自分の顔の横にコウの顔があるためこれでは顔で返事も出来ないなと彼は体勢を変えて、逆にコウを仰向けにさせる。

 

 

「ち、ちょっ、照慈…?」

 

 

突然の照慈の行動に当惑するコウに気持ちを切り替えるべく照慈はスーッと息を吐いた。

 

 

「こっちからいきますよ」

 

 

「えっ………ッ!!?…んっ!!ダメっ!あっ!ダメ、だってぇ!!あっ」

 

 

ぶちゅっ、ぐちゅっという音が繰り返され、コウが綺麗な声で鳴く。叩きつけるように勢いよくペニスを膣内の奥へと挿しこみ、その度にコウは妖美な声を出す。それが照慈をより興奮させた。

 

 

「はぁ…あっ!待って!……はげしっ、すぎふっ……!!」

 

 

打ち付けるような激しいピストンにコウは肉悦を感じずにいられず、さらに後輩に求めらているという現実が彼女をより快感の奈落へと落とす。舌足らずになり、大きく股を開きながら喘ぐコウは無意識に照慈の腰をガッチリとホールドする。

 

 

「すんませんっ!!もっ……止められないッ!!」

 

 

「やっ、ダメっ!ダメ…っ!!」

 

 

ずぷっずぷっずぷっ、と口では拒むコウへとお構い無しにパンパンに膨れ上がった肉槍で蜜壷を掻き混ぜるように蹂躙する。亀頭で幾度となく子宮にキスをし、その勢いは身体が前後に激しく揺さぶられるほどであった。コウに揺れる胸があればブルンッブルンッと乳房が揺れていただろう。しかし彼女の胸は小ぶりでとても照慈には見せられないとワンピースで隠していたが。

 

 

「あっ!ちょっ……ひゃっあ!」

 

 

照慈はそんなコウの気持ちも知らずに勢いよくワンピースを下ろして乳房を顕にする。それにコウは羞恥に染まり手で胸を隠そうとしたが、照慈の舌が彼女のピンク色の乳輪へと伸ばされる。

 

 

「ひいっ!……あっ!そ、そこ…ッ!な、舐め…ひゃっ……んっ……な、なにっ…これ…っ!」

 

 

自分の乳首を舐め回され襲いかかってくる未知の快感にコウは眉間に皺を寄せ、瞳を潤ませ、歓喜の吐息を吐きながら激しく全身を痙攣させた。それと呼応するようにキュウウッと肉壺を収縮させてペニスを締め付ける。押し寄せてくる精子の濁流を感じた照慈は膣からペニスを引き抜こうと咄嗟に身を引こうとするが、コウに足を回されガッチリとホールドされておりそれは叶わず逆により密着するように腰を押さえつけられる。

 

 

「ダメっ!!だひて!私のココにっ!…照慈のっ!……だひてっ!!」

 

 

「〜〜〜〜射精る…ッッ!!」

 

 

ヴァギナの一番奥で照慈の亀頭から破裂するように白濁液が撃ち放たれるり肉壺に多量の牡汁を流し込む照慈は身体を逸らして一滴も残さずコウへと流し込み、流し込まれているコウは一滴も零すまいと照慈の腰に足を絡ませる。

 

 

「ンンンっ!!これ……!出てふっ!しょうじのっ!濃いのっ!しぇんぶでてりゅッ〜〜〜〜!!!」

 

 

 

下腹部に広がる熱気を感じコウは、一瞬で子宮が満たされたのではないかと錯覚する。それほどに照慈の射精量は多く、子宮口を通じて胎内に精液が染み込んでいく。

 

 

「ダメぇ……これっ……私……妊娠…しちゃうぅ……」

 

 

ビクンビクンと身体を震わせながら目を見開いたコウの口からそんな言葉が漏れる。絶頂を重ね身体に力が入らなくなったコウの足が緩み、照慈は肉棒をようやく引き抜く。するとそこからコポォと粘液と混ざりあった白濁液が漏れだし、会議室のデスクの上に零れ落ちる。

 

 

「……参ったなこりゃ」

 

 

瞳が開かれ、だらしなく口を開け舌を伸ばして───晒された表情はアヘ顔と言って差し支えないだろう。そんな顔をしながら「でひた…これ絶対でひた……」と呟くコウに照慈は頭を抱えた。突然のことに避妊具を付ける暇もなく、コウの姿に見蕩れてそんな発想すら出なかったことに目元を抑えた。

もしこれで子供が出来てコウが寿退社なんてことになれば、コウとしては幸せかもしれないがイーグルジャンプにとっては大打撃だろう。

 

 

「やべ…マジでどうしよ」

 

 

「もう終わったかな?」

 

 

考え込む照慈の思考を遮るようにドアを開いて声をかけてきたのは今横たわっているコウと下半身を丸出しにしている照慈の上司であるしずくだった。

 

 

「し、しずくさん!?いつからそこに!?……ってあのこれは!」

 

 

「あ、いいよ知ってるから」

 

 

手を振って慌てなくてもいいよといつも通りのマイペースっぷりを発揮するしずくに呆気に取られた照慈は口をポカンと開ける。

 

 

「にしても凄い匂いだね。これは拭き取りだけじゃなくて消臭も必要かな」

 

 

照慈とコウはもう既に慣れていて分からないが、性交で飛び出た汗や唾液、愛液の匂いはむわぁっと部屋中に広がっており、僅かばかりに照慈の精液の匂いも漂い始めている。

 

 

「あの、えっと…」

 

 

この状況を知っているかのような反応を見せるしずくに困惑した照慈は言葉が見つからず口ごもる。それにしずくは微笑んだ。

 

 

「後処理はやっておくから今日は帰っていいよ」

 

 

「え、でも…」

 

 

「いいから。その代わりに明日、改めて話すことがあるからこの時間に会社に来てね」

 

 

優しく投げかけられた言葉だったが最後の『改めて話すこと』というのに照慈は身を強ばらせる。やっぱりクビだろうかと少し萎えた気持ちでパンツとズボンを履いて部屋を出る。しずくはその暗雲の浮かんだような背中が見えなくなるとクスリと笑顔をほころばせた。

 

 

「にしても結構時間がかかったね」

 

 

照慈をキャラクター班に採用したのは他ならぬしずくだった。当時はりんのコウへ対する行為は友達レベルにとどまっていたので男をチームに入れても問題はなく、しずくは寿退社で抜けた穴を埋めるためにエントリーシートを出してきた照慈を採用した。しかし、彼が入社してから1年後にコウが照慈に対して何らかの好意を持ってることを察知し、りんがむくれていることもあってどうなるか楽しみにしていたのだが。

 

 

「まさか2人ともしちゃうなんてねぇ…やっぱり若いっていいなぁ」

 

 

コウの体表を拭きながら呟いたしずくは気持ちよさそうに眠るコウの顔を見て羨ましそうに呟いた。サッと着ていたワンピースを脱がせて元々着ていた黒のシャツにズボンを履かせる。そしてだらしなく開いてる口に薬を放り水で流し込んで無理やり飲ませると部屋の外へと放置する。そして1人になったしずくはまたも独り言を零した。

 

 

「涼風くんに滝本くん、それに飯島くんと篠田くんに遠山くん。多分うみこくんともシてるかな?まぁいいけども程々にして欲しいね」

 

 

そう言いながらも彼女らの行く末を見守っているのは上司だからか、それとも単なる悪趣味なのかは彼女のみが知ることだ。それでも葉月しずくは部下達の幸せを願いつつ、照慈が望まない妊娠をさせない為に目を配るのだ。

 

 

「今度は私もしてもらおうかな」

 

 

ポツリと言った言葉になんてねと鼻で笑うと、ふふーんと鼻歌を鳴らしながら彼女は白く濁った液体をウェットティッシュで拭き取りながら部屋中にスプレーを噴いて満足げに鼻を鳴らし、その部屋の扉を閉めるのだった。

 

 

 

───────余談だが、コウはその夜真っ暗な廊下で目を覚まして恐怖したのだとか。




部下の尻拭いをする上司の鏡。そこにシビれる憧れる。

最初は照慈がキャラクター班に放たれたのはコウ達の欲求不満を解消するためという設定にしようかと思ってたのですが、それだと逆レ要素が余りないかなと思って破却。代わりにしずくがそこまで意図せずともそうなれば面白いなという気持ちで投入したという設定にしました。照慈はクビになるかと不安になってましたがなりません。ご都合主義だと思いますがフィクションなので目を瞑ってください。
なお、この世界のピルはノーリスクノーリターン。1錠服用するだけで妊娠回避出来るという、リアリストの自分もどうかなと思うピルです。


Q、じゃあ主人公は妊娠の心配する必要なくね?
A、ないけどそのピルの存在を知ってるのがごく一部で照慈は知らない。だから避妊具つけてしてる。なお、イーグルジャンプ内で知ってるのはしずく、うみこ、りんの3人(コウは性交前に膣内射精されても大丈夫なことをりんに伝えられている)だから生で出来ました(りんは出されてないけど)


で、あとはねねとしずくと本番してないひふみだけですね!インターン組?涼風青葉の逆襲?ほたるん?大和さん?すまない……他に描きたいネタが出来たんだ……R18はいつもより時間がかかるのだ……。
とりあえずゆっくりとやっていきます。今回アンケートにて次回に誰とのエッチを書いて欲しいかやってるのでどうぞ。締切とかは特にないですが、アンケートが消えてたらもう書き始めてると思ってください。

あとストーリーいらないって言われたんですけど…どうですかね?ストーリーもよくて面白いみたいな意見貰ってますし、こちらとしてもあった方がテンポよく進めるので。ほら俺同人誌とかエロ漫画で導入部分に重きを置くタイプだからね…?ということでストーリーはありでいきます(鋼の意思)




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