女の子ばかりの職場で身体を求められる件 作:通りすがりの魔術師
富嶽 照慈は極めて凡人だった。一般家庭の次男として生まれ、両親や親戚からの愛をもらって育った。学生時代も恙無く平穏に過ごし、高校時代にデザイナーかゲームグラフィックに関わる仕事に就きたいという夢を持ち、専門学校へと入学した。そして、無事に学校を卒業した照慈はゲーム会社、イーグルジャンプへと入社し社会人となった。
噂通り、女性ばかりがオフィスで散見されたが、上層部は男ばかり。彼もプレゼンなどでメインデザイナーを務めれば重役になれるのではと思いを馳せたが、専門卒の彼にそれは無理な話。社長か現役の重役の娘と結婚しても難しいだろう。
それに彼は1人の天才を見た。描くデザインのどれもこれが高クオリティで、自分の描いた絵がちっぽけに感じられるくらいに。しかし、彼は自分の絵を否定することは無かった。ひたすら研鑽を続け、自分らしさを追求した。その過程で、短時間で常に一定のクオリティの絵を描けるようになったのは嬉しい誤算だった。
おかげで彼は1年目にしてグラフィックチームの主力となり、その天才に認められるほどのデザイナーへと成長した。
ここまではいい。周りが女性ばかりでも彼は持ち前の人当たりの良さと、面倒みの良さで上司や部下に信頼され慕われていった。それが仇になったのは涼風青葉という新入社員がやって来てからだろう。
学生時代を同性の幼なじみと高校の時に出来た親友と過ごした青葉には男性経験など乏しいどころか無いと言って差し支えがなかった。
そして初めてまともに交友を持ったのが、人当たりがよく社内でも評判の良い照慈である。顔はイケメンではないが、不細工というわけでもない。普通より少し上くらいかと言いたくなるような顔だが、前述した面倒見の良さ、人当たりの良さは青葉に恋心をもたらした。
その結果起こったのが酔いに任せた逆レイプである。照慈も20年近く生きてきたが女性と肌を重ねるのは初めてで、それがしかも歳下に襲われるという形で一時はトラウマに陥ったものの、持ち前の立ち直りの早さでなんとかした。
それも束の間、今度は照慈が青葉と関係を持ったのではと勘づいた同期の滝本ひふみにより相談という体で家に呼ばれ、照慈の不注意により搾精されてしまった。
そこからは川の堰が切れたように同僚達と肉体関係に陥った。天才との関係に嫉妬した上司や20歳を過ぎて未だに処女なことを引きずっている後輩。友達が処女を捨てたのに自分がまだなことに憤りを感じた後輩。さらにはストレス発散のために他部署の先輩に逆レイプされ、最近では暴走した天才と社内で派手に性交してしまう。
「……まぁ、みんな彼氏がいないし溜まるのはわかるんだけどね」
そして、それがついに照慈のチームの最高司令官にあたる上司に知られてしまい、今彼はその最高司令官と共に会議室で向かい合っていた。
休日にも関わらず呼び出された理由はもちろん、先日天才こと八神コウと社内でズッコンバッコンしたのがバレたからであり照慈は申し訳なさそうに肩を落として座っていた。
対して、照慈の目の前に座る葉月しずくの顔は怒りに満ちてるわけでもなく、呆れているわけでもない。ただ、女達の性の捌け口となった照慈を同情しているのだ。
「彼女たちは真面目だったから、きっと学生時代はひたむきに目の前のことだけをこなしていったんだろう」
とても良いことだと葉月は頷くと共に憂いに満ちた顔で紅茶の入ったカップを手に取った。
「そのおかげで、君という雄を見て発情するようになってしまったわけだが」
「…すみません」
別に自分は悪くないと思うのだが、こう言っておくほうが無難であろうと照慈は頭を下げる。しかしそれに眉を寄せたしずくは紅茶の無くなったカップをソーサーの上に置いた。
「君が謝る必要は無いだろう。どちらかと言えば君も被害者だ」
「え、あ、まぁ……」
しずくの言う通り、照慈はほとんど被害者だ。しかし、明確に拒絶せずに、調子に乗って自分の快楽のために腰を振ったりしたのでハッキリと「俺は悪くない」と言えないのが彼の辛いところであった。
「そういうわけで君が気負う必要は無い。だから安心したまえ」
性欲は人間が生まれ持った3大欲求の一つ。だから、仕方ないと寛大なしずくは胸を張る。照慈はそれにペコペコと頭を下げるしかすることがなかった。
「だがしかし……」
「ん?」
そこでしずくが不敵に笑ったのを照慈は見逃さなかった。
「彼女達が夢中になる照慈くんの良さを私も知ってみたい」
「えっ」
目を細めて妖美な雰囲気を醸し出すしずくに照慈は思わず椅子から腰を上げた。嫌な予感がすると、危険信号がビンビンに立っていた。と、同時に何故か自分のムスコも勃起していた。
「ぬァっ!?」
「ふふ、効いてきたかな?」
計画通りと言わんばかりに微笑んだしずくに照慈は目線でどういうことかと尋ねた。
「なに、君の飲んだ紅茶に一服盛っただけだよ」
俗に言う媚薬ってやつ。動揺する照慈に対して、椅子から立ち上がってにこやかに照慈の真横にやってきたしずくはズボンの上からでもあからさまにわかるくらいに隆起した部分に触れる。
「あぐっ…!?」
ぴとりとやらしい手つきで股間に手を添えられた照慈は表情を強ばらせる。何かがおかしいと。ただ触れられただけで身体が震えるのは初めてのこと。これが媚薬の力なら恐ろしいものだと照慈は飲み干して空になったカップを見つめた。
「さて、見せてもらおうかな。君のペニスを」
ジッパーを下ろすとパンツの中に苦しそうに膨れ上がったペニスが収まっている。それを鞘から出すようにパンツの穴から出してやる。
「おぉ、これは……」
日本人の平均男性よりも少し大きかった照慈のペニスだが、媚薬を飲んだせいなのかさらに大きさは増しており、それはいくらか男性経験のあるしずくでも目を見開くほどだった。
「君これで八神達を…?」
「いや、なんかいつもよりデカいんすよね…」
僅かに照慈へ向けていた同情が揺らいだしずくは彼の顔に目線をむけるが、彼もこのサイズのペニスを見るのは初めてであり非常に驚いていた。
「なるほど……」
初めて使ったけど媚薬って凄いんだなと内心感心したしずくは照慈のペニスを指でちょんちょんとつつく。膣内に入っているわけでもないのにそれだけで照慈は苦悶の表情になり声を上擦らせる。
そんな照慈の顔を見たしずくはウキウキした表情に変わった。彼女はSかMかで言えば、前者であり、指で触っただけでこの反応なら咥えたら一体どうなるのかという嗜虐心が彼女の心を支配した。
「では、味見といこうかな─んぷっ、んっ…こりぇは……」
照慈の膨れ上がったペニスに躊躇い無く、しずくは先端部を頬張った。
久しく男とそのような行為に及んだことの無い彼女は媚薬によって促進された牡の匂いに鼻腔を擽られる。
「ん、ちゅるっ……んっ……ぢゅぷっ、ぢゅるるっ……!」
「くあっ、ちょっ、しずくさん…!」
媚薬の効果で敏感になったペニスに舌のザラメの感触がダイレクトに伝わってくる。
今までにない愉悦に顔を顰める照慈に、しずくは下半身に熱が籠る。
「ふふっ、これでも八神や遠山くん達よりも長生きしてるからね……んっじゅ……じゅっる……ちゅっぱっ……んっ、じゅっぼ……じゅるるるっ……!」
しずくとコウやりんの年齢は確かに離れてはいるが微々たるもので、それにしずくは日々アンチエイジングに努めている。なので、実年齢を知らなければコウやりんと同じくらいに見られる。
だから、彼女の言う年期の差はあまり関係なく、経験差の話であった。それはしずくが過去の男性との付き合いで培ったもので照慈はもちろんコウもりんも知らぬことである。
「んっじゅ……ん、ちゅっ、じゅる……」
男根のどこを刺激すれば相手が反応するかを理解しているしずくは緩急をつけながら照慈のペニスを舐め回す。
淫らな旋律に釣られて照慈の身体はガクガクと震え上がる。しずくのフェラは濃厚かつ刺激的で、亀頭をチロチロと飴のように優しく舐めてきたかと思えば、喉元まで咥えこんでディープスロートをしてくる。
その喉に先端が触れる感触すら激しい愉悦に拍車をかけ、どすどすと当たる口内よりも窮屈な空間。締めあげるような圧迫感が摩擦を強めて官能度を高める。
「やべっ……も、もう……」
男ながら情けないと照慈は息を切らして背筋を戦慄かせる。尿道が膨らんで睾丸からぐぐっと熱感が流れ込む感覚。じゅぷじゅぷと泡立つ口内の奥で鈴口がヒクついて栓を開く。
「ん?──ッ!!?んんん"っ!?」
射精が近づくにつれて、照慈は無意識的に今まで行き場のなかった手でしずくの側頭部掴む。それに驚いたのはしずくだ。彼女は瞳を見開くと、その刹那に唾液溢れる唇に肉棒が押し込まれる。
これまでの経験でイラマチオをやってきた男はいたがそれは日本人の平均サイズのペニスを持つ男ばかり。媚薬によって強化され、ビキビキと血管が浮き出た照慈の巨根でのそれはしずくに未開の扉を開かせた。
──グボッッ!!クボッ!グュボッ!ズボッ!!
強い欲望に突き動かされた照慈はしずくの顔を前後に揺らし、自分のペニスを口の奥へ奥へと入れようとストロークさせる。それにしずくは抵抗出来ず呻き声を上げて、彼の亀頭を喉奥で受け止める。
深いところにペニスが入り、その狭さと熱気にペニスが蕩けそうなほどの快楽に照慈は身震いする。その瞬間激しく苛む快感の波がとうとう沸点を超えた。
「あがっ……!!」
「ん"ん"ん"ん"ッふううッ!!」
──ビュルルッビュルルッ!!!!!ドクッドクッドクッドクッ……!!!!
今までにないほどの鮮烈な射精感が尿道を駆け抜け、考えることを放棄した獣のように照慈は精液を放出した。
「ん"ッ、んぐっ、おぼッ……!あっ……んっ、んっ……」
頭を掴まれたままのしずくは放たれた白濁液を喉元で受け止める。直接射精されたために吐き出すことも出来ないため、必死に鼻で息をしながら流れ込む精液をごくごくと飲み下した。苦悶とも恍惚ともつかぬ表情でビクビクと肩を震わせた彼女は咥えていたペニスを口から離すと手で口元を拭う。
「けほっ、けほっ……全く君というやつは……」
目を細めて睨むように照慈を見上げたしずくに、彼は息を切らしながらも天井を仰いでいた。もう秋だというのに体から汗が吹き出しており、快楽に思考を奪われていた照慈は息を整えながらゆっくりと顔を下ろす。その先には自分を睨みつける上司とあれだけ射精したというのに萎えるどころかさらに巨大化しているペニスがあった。
「いやー若いってすごいね」
「…多分薬のせいだと思うんすけど…」
さすがに照慈でも射精した後はペニスは萎むし、何かしらの刺激を与えてもらえねば数秒で勃起はしない。それに今回も彼は乗り気ではなく、出来るならここでもう終わってしまいたかったのだが。
「……おさまらないだろうねそれ」
「はい……」
頑張ってムキムキマッチョのオッサンを想像して気持ちを萎えさせようとしても照慈のイチモツは勃起したままでおさまる気配はない。チラリと恨めしくしずくを見ると彼女は穏やかな笑みを浮かべて口を開いた。
「ここで終わるつもりはなかったし最後までしようか」
「………はい」
このままの状態で外に出るわけにもいかず、照慈は少し不本意ながらもしずくの提案を了承した。
続きはまた書きまーす。
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