女の子ばかりの職場で身体を求められる件 作:通りすがりの魔術師
ありがとうございます。数日空いてもお気に入り数も評価数も上がっててスカウターの数値では測れない程でした。おかげで【】内のセリフを変えることになっちまったじゃねぇか…クソッタレ…!!
書いたのが水曜日の昼なのでお気に入り値が評価値がそちらに準じてるのはご了承ください。
今回はセリフ多めだからよォ、エッチはねぇぞ…悪ぃな。
あと八神さんアンチみたいなセリフあっけど決して違うことも分かっていてもらいたい。詳しくはあとがきで。
いついかなる時も人には穏やかな日がやってくる。後輩に襲われた人間にも、同期に襲われた人間にも。どっちも自分の事じゃねぇかよクソッタレ。
そんな冗談も言えるくらいには回復したメンタルで、今日も今日とて仕事である。こうして毎日真面目に来てると社畜精神旺盛だとか思われるんだろうが、俺は働くことに関しては苦に感じていない。むしろイーグルジャンプという会社が好きで働いているのだからそこに不満はない。自分の働きたいと言った仕事に対して文句を言ってる奴は、わがままか想像力の足りない馬鹿だ。
仕事に対する報酬はくれるし、ボーナスも社員旅行もある。週休2日は約束されてるし、有給だってちゃんと取れる。決してブラック企業にはないアドバンテージが備わっている。
ただ一つ文句があるとすれば、ピンクだ。ピンクすぎる。俺以外ほとんど女性なのがおかしい。確かに女性は男性に較べて色彩感覚が優れてると聞く。だから、キャラクターデザイナーや背景チームに女性が多いのはわかる。けど、それにしたって多すぎる。2フロアある会社の男女比が1:9なのはおかしくないだろうか。
そのうち男が上の上層部に固まってるのもおかしい。だけど、女性蔑視とかしてるわけでなく均等に給料は配られてるし、セクハラも起こっていない。何だこの会社。ただ噂では社長がオネェで男性社員を全部上に持って行っていると聞いたが俺はどうした。俺もれっきとした男なのに。
そんな文句を言っても、所詮専門学校卒業のキャラクターデザイナーには経理とかマネジメントの仕事は出来ないので下のフロアに留まるのが一番適してると思ってるので、一揆は起こさずに黙々と仕事をしている。
6月に入ってからようやく落ち着いた俺はダラりと脳内でモノローグを綴りながら仕事をこなしている。名無ノ権兵衛(偽名)24歳の会社員。会社から歩いて15分のアパート暮らし。結婚の予定なし。彼女もナシ。
人々は俺の事を行き遅れだとかろくでなしと嘲笑うだろう。だがこれでいい。恋愛は己の生活を彩るスパイスだと思う。けど、俺の生活にそんなものはいらない。俺が欲しいのはのどかで穏やかな暮らしと時々やってくる程よいトラブルだ。決して後輩に襲われて童貞を奪われるだとか、同期に襲われてフェラとパイズリをされることじゃあない。
悪魔の見せた淫夢のような体験から数日が経過して、俺はやっと平和で静かないつもの日常に回帰した。これまでにあったことを振り返るなら、はじめちゃんが初めての後輩にらしくないことをしてたこと。涼風と滝本と飯島が遅刻してきたこと。そして今年度初めての給料日を迎えたことだろうか。
どれも他人が聞けば取るに足らないことだが、俺からすればこれこそが素晴らしいのだ。
プライベートでも好きなヒーローが一緒だからと関わりのあるはじめちゃんが涼風に煽てられて可愛らしいキャラを演じてたのはわずかな時間だったが新鮮なものだった。
3人が遅刻してきたことは会社の玄関前で涼風が鞄の中のものを落としてしまったからで3人は間に合っていたこと。それに対して理由を聞かなかった八神さんが怒ってあとで恥ずかしそうにしていた。けど、3人の遅刻届を見て「反省して損したー!」と嘆いていたのも微笑ましい。
給料日の日は涼風が初給料の使い道に困って遠山さん達に聞いて回っていたな。そこで八神さんが遠山さんと日帰り温泉に行っていたことを忘れて怒られていたな。遠山さんホントに八神さんのこと好きだよな。
まぁそんな少しの刺激に満ちた生活に満足している俺は普段通り、深く関わろうとする話しかけられたら話すという人間関係を築いていた。敵を作らず、味方を増やさない。あまり褒められたものでは無いと自負してるが、貶されることでもないだろう。
自分の主義主張にケチをつけるならそれ相応の理論で証明して欲しいねホント。
「お疲れ様ですー」
「おつかれー。気をつけてねー」
「じゃあ送ってくださいよー」
「うーん無理かな」
週末の金曜日、飯島が仕事を終えて帰りの挨拶に返したらお互いに笑みが零れる。それじゃあ、と手を振って姿を消した飯島を見送って自分の仕事に戻る。
「あー終わんねぇな」
一つ作業終わらせても振ってくる仕事に辟易しちゃうぜ全く。β版納入前とはいえ俺の事を酷使しすぎですよこれ。明日が昼までだから残業しちゃってるけど、明日もフルタイムなら死んでるねこれは。
「おつかれーどうー?」
奥から眠そうに欠伸をしながら出てきた八神さんに進捗どうですかと聞かれて「全然っすねー」と答えると「どれどれ」と肩に手を乗せられ、画面覗き見てくる。
「なんだ結構できてるじゃん」
「そんなことないですよー」
ハハハと冗談めかして答える俺の頬に軽く肘が突き刺さり、八神さんが目を細める。
「まさか仕事を振られないために嘘をついたのか?」
「まっさかー」
まぁその通りなんですけどね。この仕事は好きだけど、流石に限度があるっていうか。1日1体ノルマをクリアした途端に1日2体、3体…と増えてくのはおかしいと思います。それを平気でこなす八神さんが1番おかしいんだけど。
「ま、ノルマはこなしてるしいいんだけど」
「だったらどいてくれません?」
大してないってわかっててもぶっちゃけ当たってるんですよ。そんなに近いと一応感触くらいは感じる。でも、涼風のよりは小さく感じる。あいつのは手にもにゅって感じしたけど、八神さんのはマジで壁に薄く砂を積もらせたような。関東平野くらいはあるかなってくらい?
「なんだよーノリが悪いなー」
「ノリとかそういうのじゃないでしょこれ」
遠山さんに見られたらめんどくさいから早く自分の仕事に戻ってと言えればいいんだが、そんなことしても「りんが? なんで?」と鈍感ムーブを見せられて遠山さんに呼び出される未来しか見えないので言わないでいる。
「まぁこの分だとなんとか間に合いそうかな。ありがとね」
「いえいえ別に」
β版納入までに残り2週間。涼風が村人キャラのモデリングが1日で1体出来るようになるまでは時間がかかる。そして、本来涼風が持つはずのキャラデザは八神さんと俺を含めたキャラデザ班に割り振られていている。その中でも操作キャラやボスキャラを担当する八神さんは少なめで、代わりに雑魚とか中ボス級担当の俺は多めである。
これも後輩が育つまでの辛抱とやっているが流石にここ1週間、自分のキャラそっちのけで進めてると疲れてくる。
「泊まるんだったら休憩したら? そのままだと明日の朝に終わっちゃうよ」
「あーそうっすね」
朝までに仕事が終わってしまうのは困る。俺の仕事は昼までであるのだし、片付けてしまうと新しい仕事がやってきてしまう。ここは八神さんの提案通り休むとしよう。
「じゃお先に」
「ちょっと待て」
「ん?」
なんでだよ。休ませてくれよ。こちとら朝から働き詰めでもう身体がボロボロなんだよ。八神さんにジト目を向けると、そんなものは見えませんと無視しておもむろにズボンを脱ぎ始める。
「おいちょっと待てや」
「え?」
就業時間中はちゃんと敬語で話すし、冗談とかを言うことはあっても失礼な態度は取らないようにしてる。けど、就業時間が終わった今となっては別だ。
俺と八神さんの年の差は1つだが、経歴の差は大きい。八神さんは高卒で入社してるから今年で6年目、大して俺は専門卒で3年。だから、敬意を表すようにはしてたのだが、プライベートの付き合いが出来てからはそうでもなくなった。それはあちらも堅苦しいのは嫌だからと了承してるので社外や就業時間外ではタメ口である。
「なんで脱いでんだよ」
「こうするとスッキリするから?」
「いや、知らねぇよ」
クイって首傾げんなよ、可愛く見えちゃうだろうが。しかも白のパンティってもっとこだわれよ。反応しづらいわ。
「でも初めてじゃないでしょ?」
そうだ八神さんの下着姿を見るのは初めてじゃないし、なんなら全裸も見てる。見たくて見たわけじゃないけど。
「そういう問題じゃなくて、ここ会社だぞ」
確かにこの人の家に呼ばれた時も、逆に呼んだ時も風呂上がり後はずっと下はパンツ姿だった。最初は戸惑ったが、段々と慣れていく自分がいてついには気にしなくなってたが、流石に会社の中だ。
「いいじゃん2人しかいないんだし」
「あ、そうなの?」
「うん」
いや、それでもアウトだろ。見られたらどうすんだよ。一応、辺りを見渡してみると残ってる人はいない。だからといっていいのかは分からない。
「で、俺もう行っていいっすか。ブランケットとか取りに行きたいんですけど」
「え? 一緒に寝ないの?」
寝ねぇよ。だからそんなキョトンとすんなって可愛く見えるだろ。
「何されるかわかんねぇし、見つかったら何言われるかわからないし」
主に遠山さんに。けど、最近誰かの近くで寝ることに抵抗があるのは間違いない。2ヶ月くらい前のことが起因する。語るつもりは無い。
「いいじゃん別に」
「だから良くねぇって」
八神さんがパンツ姿でいるのはいいと思うよ?(いや、良くないけども) でも、俺と八神さんが同じ場所、同じブランケットで寝るのは大問題なんですよね。不純異性交遊? とかになっちゃうし。
「大丈夫だよ」
「その根拠の無い自信はどこから来るんだよ」
「え、だって童貞に襲えるわけないでしょ」
「は?」
なんて言ったこの女。童貞? 俺が? そんなものとはとっくにさよならバイバイしたんだけど?俺の顔が気にいらないのか八神さんは怪訝そうに口を開く。
「だってこの前童貞って言ってたじゃん」
この前って何年前の話だよ。まぁたしかに遠山さんに「コウちゃんの匂いがする」って言われてからアンタの家言ってないし、会話もそこまでしてないよ。だからこそ、八神さんからすれば俺はまだ童貞だろう。
しかし、事実は違うのだ。でも、それを伝えるのは些かめんどくさい。前に迫られた件もある。ここは上手く誤魔化そうとした時、八神さんは顎に手を置いて何か考える所作を取っていた。これは珍しいと眺めていると「あ」と何か思い至ったのか八神さんはハッと顔を上げた。
「さては青葉とシたな?」
「してねぇよ」
あ、あ、あぶね〜!!平然を装って「何言ってんだこいつ」って顔をして乗り切る。でもまだ怪しまれてる。 なんでだよ、勘良すぎだろ。その感の良さ遠山さんの前でも使ってやれよ。
「いや、童貞じゃないんでしょ? だったらいつ捨てたのかなって考えたら青葉の歓迎会の日かなって」
「言ってない」
突然、推理を始めた八神さんに俺はまた童貞だよと主張するが聞く耳を持たれない。完全に仕事の時の自分の世界に入った八神さんだ。あれをなんとかするのは至難の業なので背を向けると八神さんは続けて言った。
「あの後りんも含めてバーに行って、アンタ以外酔っちゃってお開きになって、私とりんはタクシーで帰ったけど……」
そこで一旦言葉を切って1歩、また1歩と前に出て俺への距離狭める。急いで逃げようと思っても足は止まってしまい動かない。そして、八神さんの右手が肩に置かれる。
「青葉はアンタと帰ったよね?……その後どうした?」
「……そのまま涼風の家に連れて帰ったよ」
「あの悪酔いした青葉を?」
こいつべろべろに酔ってたくせにちゃんとそこの記憶がある。遠山さんよりはアルコールに対して耐性があるのは知ってたが、記憶を十分に保有してるのは予想外だ。それに冷静に俺を追い詰めてきてる。なんだこの人ホントに八神さんか?
「答えなよ」
言えない。悪酔いした涼風にホテルに行きたいと言われて連れていったら逆レイプされたなんて。言わないようにと言い含めたのが俺である以上、俺に真実を口にすることはできない。どうしようと嫌な汗を出して唾を飲む。
「まさか青葉を襲ったの? 最低だね」
「……違うんだ」
「何が違うの?」
耳元まで迫ってきた八神さんの圧に押されて俺は意を決した。悪いな涼風、襲ってきたのはお前で襲われたのは俺なんだ。俺は自分を守りたい。たとえ信じてくれなくても俺は自らの潔白を主張したい。
「俺が……襲われたんだ」
「…………はい?」
あ、うん。そりゃそうなるよね。けどね、ホントなんだ。俺が襲われたんだ。意味がわからないという顔をしてる八神さんにまず問いかけた。
「俺に後輩を襲う勇気があると思うか?」
「…言われてみたらないね」
証明終了。分かってもらえて何よりだが男としての尊厳を何か失った気がする。うんうんと何度か頷いた八神さんは「青葉やばいな…」と呟きながら俺を可哀想な目で見てくる。
「えっと、あの、そのゴメンな…」
「逆に心にくるんでそういうのはちょっと…」
同情するなら俺に童貞を返してくれ。無理か? 無理だな。いや、けども人間の細胞は何日か周期で入れ替わってるから、俺の童貞を失った時の細胞はとっくに死滅してるから今の俺は童貞だな。でも、事実上俺は後輩に襲われて童貞を奪われてるんだな。
「仕方がない」
よいしょと上の黒い長Tも脱ぎ始めた八神さんはパサッとそれを地面に脱ぎ捨てると俺の背中から手を回す。
「だったら教えてやるよ。本当の……セ、SEX…」
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空は真っ暗、俺の心も真っ暗、瞼を閉じてさっさと寝たい。なんて思ってたら八神さんにちょっかいかけられてめんどうなことになってる。事の始まりは大したことない、八神さんが俺の進捗を確認しに来てそこから八神さんが脱ぎ始めて。
「だったら教えてやるよ。本当の……セ、SEX…」
よく分からないうちにこうなってた。どうしてこうなった。俺の落ち度といえば自衛のために涼風に襲われたことを吐露したことだろうか。いやそれだけでこうはならんだろ。なっとるやろがい!半ば自暴自棄になりながら上着も脱いで下着だけの姿となった八神さんに抱きつかれたまま、俺は手で顔を覆う。
「何言ってるのかわかんない」
「なんでわからないんだよ」
ちょっとキレ気味に言って八神さんは俺を抱きしめる力を強める。が、それでも俺には特にダメージもなく、伝わるのも1枚の布の感触とキメ細やかな肌くらいでとっくに経験済みの俺には動揺はない。
「マジで捨てたのか…!?」
「確認方法が酷い」
自分の身体に反応しないからって童貞って決めつけんなよ。それだと八神さんの裸体に見慣れた日から俺は非童貞になるだろ。
「てか、本当のSEXって…八神さん処女じゃないですか」
小中高女子校卒で高卒の人にいつ男とする機会があったのか是非とも知りたいものだ。イーグルジャンプに入ってからお偉いさんに身体を売ったというケースもあるが、本人が前に「実力実力〜」と言ってたしウチの会社の上の連中は皆ホモらしいしそれはないだろう。
「からかってるだけなら早めにやめといた方がいいですよ」
からかい上手の八神さんといえど本番になると困るだろう。それにここは会社だ。場所が悪すぎるし、俺は避妊具も持ち合わせていない。だからやめようぜと無言で八神さんの手を掴むと八神さんから自分で手を離す。分かってくれたかと安堵したのもつかの間、ズボンのチャックが降ろされていきズボンが脱がされる。
「…何してるんですかね」
「嫌なら抵抗しなよ」
呆れて動く気にもなれんわ。それに顔は見えないが若干声が上擦ってるのを聞く限り少しは羞恥心を持ち合わせてるらしい。多分今は勢いで頑張ってるだろうけど、俺のペニスを見たらそのやる気も吹き飛ぶだろう。
「おおっ……えぇ…なにコレ…」
勝手にパンツ下ろして見といてそのセリフはないだろ。驚いて困惑して聞いてんじゃねぇよ。俺のチンコだよ、チンコ。
「こんなに小さいの?」
「勃起してないからな」
俺のおいなりさんは悪くないので一応口を挟んでおく。そりゃ勃起してないのにデカイのは同人誌の世界かAV男優くらいだろ。知らないけども。
「ふーん、これが私のに入んの?」
「一応?」
八神さんは俺のチンコをまじまじとみながらそう聞いてくる。まぁこのサイズだと入るけど、多分その前に挿入できないと思う。挿入れるにはやっぱり勃起させないと。
「擦ったり舐めればいいんだっけ?」
「まぁ。おそらく?」
「なんで疑問形なの…」
いや、八神さんにされて勃起するとも思えないから…。別に八神さんのプロポーションが悪いとか言ってない。むしろいいとは思う。胸はないが肌は色白で綺麗だし、クビレがあってモデル体型に近いボディバランスをしている。足も長いしホントにスタイルは悪くない。金色の長い髪に大きな輝く瞳と向き合ってるとこちらがたまに気恥ずかしくなるので、整ってることは間違いない。
問題は中身だ。職場ではまだ片付いている方だが私生活はめちゃくちゃである。昨日の服はその辺に置きっぱだし、洗い物も俺か遠山さんが来るまで山積みに放置されている。部屋の掃除をするのも月に1回くらいだ。服装も可愛くてスタイルがいいくせに黒のシャツとスウェットかジーパンのどちらかで全く女の子らしさを感じない。
俺とSEXしたいなら遠山さんのファッションチェック受けるか来世からやり直してくれと言いたい。けど言えないんだな。
「これを…舐める…ムリだろ」
「じゃ仕舞わせろよ」
さっきから頑張って触ろうとしてるけど、そんなに不気味だと思うならやめろよ。「肌色のフルフルみたい」とか他社のモンスター名を口にすんじゃねぇ。
八神さんはそっと下げたパンツを上げてチンコを隠して立ち上がる。
「ズボンも履かせろや」
「いや、とりあえず勃起してもらおうと思って」
「聞けよ」
ホントに話聞かないなこの人は…と呆れてると八神さんは目を閉じて顎を前に出してくる。なにしてんのこの人。
「……ほら、キス……しなよ」
「なんでだよ」
さっきからなにやってんのこの人。コント? ねぇ、コントしたいの? 涼風とかみたく襲ってこないのは有難いけどこれはこれで疲れるわ。
「キスしたら多少は勃たない?」
「勃たねぇよ」
「試してみなきゃわかんないよ」
そんな教師が言うようなセリフまで言っちゃって……余程俺が勃起させたいらしい。仕方ない勃起するつもりは無いけど頑張ってさせて事なきを得よう。いや、させたら多分最後までさせられるな流石にここで本番するのはまずい。
「八神さんちょっといいかな?」
「なんだよ怖気ついたのか?」
それはあんただろと言いたい気持ちをググッと喉から足のつま先くらいまで押し込めてと。八神さんにここで本番まではできないと告げる。
理由は4つ。カーペットだから汚したら大変。換気ができない。シャワーが浴びれない。コンドームがない。
そう伝えると八神さんは納得したのか、ムムムと顔を顰めた。
「確かにそれは困るなぁ…」
「でしょ」
てことで今日はやめましょうとズボンを履いて、八神さんにはシャツを着てもらう。一応、納得したのか「じゃまた今度な。絶対するからな!」と念を押されて「はいはい」と答えておく。忘れることは無いだろうけどその時も適当に理由をでっち上げて逃げよう。
「これでやっと寝れる…」
八神さんの拘束から逃れた俺は伸びをしながら上の階にあるブランケットを取りに行く。寝泊まり残業なんて久しぶりだがどこにあったかなと探していると横から畳まれたブランケットが差し出される。
「これじゃない?」
「あ、どうも」
受け取って見ると確かに俺が半年前くらいに置いていったブランケットだ。持って帰ってなくて良かったと安堵して直ぐに「ん?」と首を傾げた。
「一体誰がこれを…」
おかしいな、俺と八神さん以外はもう帰ったはずなんだけどなと、寒気が走る。恐る恐ると差し出された方を見るとそこにはにこにこと満面の笑みを浮かべる遠山さんの姿が。
「ちょっと時間いいかしら?」
「あ、え、あ、はい…」
どうやら俺の夜はまだまだ続きそうだ。
八神さんだと思った!?残念!遠山さんでした!
とその前に俺が八神さんのことがどれくらい好きかというのを表さないと。
本文で述べた通り色白の肌と金髪の現実離れした容姿はもちろん、原作のイラストなどで見れるくびれたウエストや整ったフォルムは美しいの一言に尽きる。初めは「私は八神コウが大好きだ」とある有名なセリフのパロディで始めようと思ったが文字数が多くなるので辞退した。本編に勝るあとがきなどあとがきではない「後書きが本編」だなんてコメントがくれば喜べ良いのかわからなくなる。
おっと、話は逸れたが自分は八神さんが大好きだ。彼女はいつだって輝いてるが、最も輝く時は今ではない。仕事中か、完成後に行われるパーティか。いや、違う。そこに現れるのはいつもの八神コウだ。
では、いつ、どの八神コウが最高に可愛く存分に魅力を引き出されるか。それはまた後日書く予定の話を見てほしい。もしそれを見ても伝わらないようなら私の力不足であり、彼女は一切悪い訳では無い。そこを重々承知の上、改めて八神コウとのエッチを見てほしい。
最も私は濡れ場と戦闘モノとラブコメを書くのが大の苦手だ。そこも踏まえて待っていて欲しい。
ちなみに愛してるのはうみこさんだ。はよ書かせろ。
原作ストーリーは主人公のモノローグでだいたいこの辺の話ってことを記してるので気になる人は見といてください。
紅葉とツバメが出るのは当分先かな。俺はそれまで生きてられるのだろうか…。
本来この回はひふみとの後日談+はじめとのフラグ回でしたが、よく分からないうちにデータが全て吹き飛んで後のこの回を持ってきた次第。その回ではじめだけがちゃん呼びなのを説明すると共に、葉月さんやうみこさんも出てくる予定でした。それが全て消えた苦しみが分かるかな…。
来そうだと思った質問コーナー
Q、なんではじめだけちゃん呼び?
A、プライベートでも仲良くて主人公が呼んでいいか聞いたらいいって言ったから。ちなみに他に下の名前で呼ばれてるのは葉月さんとうみこさん。
Q、1回エッチした子とはもうエッチしないの?
A、するに決まってんだろ。ひふみんの膣内まだだろ。
他に質問あればどうぞ。
いつも通り1分後。ボキャ貧しんどい。
この主人公に対して好感が持てるか
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持てる
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持てない
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日常シーンでは持てる それ以外は〇ね
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普通くらい