ベッドは雛の汁まみれになってしまっているため、雪乃の番は居間の広いスペースでやることにした。
「ごめんな、雪乃。俺ずっとお前のこと、手放す気がなかったのにそういう目で見てないフリしてた」
対面した雪乃は何も言わない。
ただそれを黙して聞いているだけだ。
「当たり前になり過ぎてお前がいないなんて考えられない。ずっとそうだったんだからこれからもそうあってほしいって、俺は思ってる」
ここまで言って気付いた、目が据わっている。
雪乃の目が据わっているのだ。
「えっと…だから、なんつーか…お手柔らかにお願いします?」
雪乃のあの目はどうしても苦手だ。
それは師範代である班目雪菜を思い出すからだ。
恐怖の対象で憧れで自慢の師匠だ。
彼女はそんな師匠の一人娘で、武道継承者でずっと見てきた幼馴染だ。
ちなみに組手で雪乃は拓人より強い(無慈悲)
気がつくと視界が反転していた。
あの目にしどろもどろになりながら、修行時代の教訓から体が勝手に身構えてたはずなのに、いつのまにか仰向けに天井を見ていた。
意識の範囲では油断していたとはいえ、気がついたら寝てたなんて経験は雪菜との修行以来だ。
それだけ彼女が本気なのだろうと伺える。
何も言わないまま、雪乃はいきり立ったあの肉棒を、前戯もないままに自身の花弁の中へといざなった。
「待っ……」
「ッ❤️❤️❤️」
不思議と彼女の中はヌルヌルで、ジュクジュクにほぐれていた。
とはいえ、男性器を受け入れるのは初めての膣にその肉棒はあまりにも大きい。
多くの余りを残して、雪乃の体はすでに行き止まっていた。
自分の一番底に彼がいるのに、彼の体とくっついてない。
雪乃はどうしてもそれが不満だったようで、顔をしかめるが、致し方なさそうに、膝に力を込めて、引き摺り出されそうになる膣口で、必死になって肉棒を扱き始める。
「ゆ、雪乃?」
「私ばっかりがずっと好きで、たっくは私のこと手のかかる妹ぐらいにしか思ってないんだよね」
「まぁ、そうだった、見ないフリしてた」
「誰しも好きな人の一番になりたいって、そう思うのはわかるよね」
「まぁ」
わかる。
ナタリアやさっきの雛を見ていればよくわかる。
「絶対に一番になってやるんだから」
そう言うと彼女は、膝につっかえていた両手を掲げ、人差し指と中指を立てる。
「獄徒一身流最終奥義…!」
「なっ…!?まさか雪乃アレをやるつもりなのかっ!?」
ナタリア達も慌てて立ち上がる。
「こ、こんな時に戦いでも始めようって言うの!?」
簡単に人を殺せるほどの威力を持った殺人拳法の最終奥義なんて聞いたら、そりゃあ勘違いするかもしれないが、獄徒一身流の最終奥義は攻撃技ではない。
それどころか戦闘では大した役には立たないだろう。
「獄徒一身流最後の技は、確実に未来を生存するための技」
雪乃がそれだけ説明すると、自身のお腹をめがけて、二本の指で鋭い突きを放った。
どすっ…
「ぐあぁぁぁっ!!」
間一髪、その突きは拓人の両手を貫いて阻止された。
「あ、そっかぁ、たっくも知ってたんだっけ」
「…ぐ…獄徒一身流…、最後の奥義、その名は『強制懐妊』(メイクラヴ)ッ!!」
「『強制懐妊』ですって!?」
そう、獄徒一身流の創始者が編み出した最後の技は確実に流派を継ぐ子孫を残すための技である。
突きによりツボを押し、卵管を刺激することにより強制的に排卵させるという、強烈な技である。
「私が一番最初に孕んでやる」
「…俺は子供欲しくないんだがッ!」
というかこのタイミングではまずいぞ。
卒業よりも前に妊娠するのは非常にまずいので、なんとしてでも阻止しなければいけない。
「他の解決策は無いんですか?」
「無い。きっとST科外されちゃうけど一緒に堕ちよ?ね?」
完全に目が据わっている、これはやらかすときの顔なので、恐らく後先のことは考えてない。
………
「ところで君ら助ける気はないわけ?」
「いや、ほら、雪乃さんの番ですし?そこは貴方様の力でなんとか…」
「旦那様頑張ってください」
ならばせめてと、出来ることは何か。
「だんだんでも痺れてきたんじゃない?抵抗の力が弱まってるよ?」
突きを防いだとはいえその技はまだ死んでない。
ジリジリと押されつつある。
「へいきだよ?赤ちゃんできてもお母さんもいるし、やっていけるよ」
そういうことを言ってるんじゃないのだが、今の雪乃にはどんな言葉も聞き入れてもらえないだろう。
ならば一か八かの勝負に出る他ないだろう。
「ずあっ!!」
『強制懐妊』の手を払いのけ、両手の指で雪乃のお腹を突く。
「なっ…!?たっくが『強制懐妊』を!?」
『強制懐妊』は排卵を強制的に引き起こす技だ。
しかし、排卵そのものをたった今に引き起こすものではない。
そもそも排卵という生態現象自体が、成熟した卵子に起こるものであるため、個体によって差が出る。
もしも排卵前の成熟した卵子がすでに存在すれば、それは即座に排卵されるだろうが、まだ卵子が成熟しきっていない場合、その成熟が早くなるだけにとどまる。
精子の寿命は大体長くて48時間程、それにさっき雛相手に無駄撃ちし尽くしている。
さらに、初潮前から今の今まで、雪乃の面倒を見続けている拓人にはわかっていた。
雪乃の生理が先週末程に終わった事が。
つまり、次の排卵までには時間が空く、その上自身で施した『強制懐妊』は下から上に対して打ったため浅くしか入っていない。
これらの事象から、受精卵ができるのは免れるのではないかという賭けだ。
イチャイチャラブラブだらだらぐちゃぐちゃが好きな拓人は、セックスするのにこんなに疲れるとは思っても見なかった。
なんというか、別方向の疲れである。
「あはぁ❤️たっくから私に孕んで欲しいなんて❤️きゃっ❤️」
「いいな、雪乃。今回ばかりはお前に付き合ってやる。でも、今回外したら……卒業までは待てよ?」
「無理だよ❤️絶対孕むから」
とにかく万策尽きた。
後は彼女の満足いくまで種付けするだけだ。
とはいえ、すでに雛にかなりこってり絞られて、あまり間も開かずでは精子も大しておるまいて。
流石に頭がクラクラしてきたぞ。
「雪乃!」
恍惚とする雪乃相手なら割と余裕でガバァっと体勢を返すことができた。
まるで絞め技でも食らってたかのようなあの重たい感覚は消えた。
「道着着てくんね?」
「……ッ❤️それってつまり練習中の私をそういう目で見てたわけ?」
雪乃は仕方なさそうにして、彼が用意した自身の道場の道着に着替える。
「ウチの道着ってさ、めっちゃ薄いじゃん?ライン見え見えなんだよな」
雪乃を持ち上げて、ひっくり返すと、先ほどまで自身の逸物が挿入されていた蜜穴が直接触れ、すでにスケ始めている場所を暴き立てるように彼女の体を固める。
体が柔らかい彼女は何の苦もない様子で、それをこなしてみせる。
濡れた道着の上から拓人が愉悦そうに五指でタップすると、ピチャピチャといやらしい音を立てて、薄い布から粘性の糸を引いた。
もう秘所の布が染み込むことができないほど飽和し溢れている。
白い道着からはすでに薄ピンク色に充血するまだ幼さを残すような二枚の柔肉の花弁が、くっきりと咲いていた。
「お前中学の途中まで道着の下全裸だったじゃん?門下生の格好のオナネタだったんだからな」
「でもたっくは抜いてないんでしょ?」
「散々我慢した体が目の前にあるんだぞ?」
雪乃がうっすらと笑う。
「ふぅん…スケベ❤️」
「なぁにがスケベだよ。自分の体見てみろよ」
弄り続けた柔肉にピン立つクリトリスを、優しく指先で弾いてやると、まるで噴水のように股座から汁を噴き出し、絶頂を迎える。
「散々人の体でオナニーしといて、スケベはそっちだろうが」
「………あひっ❤️」
雪乃を背負うようになったのは、雪乃より身長が大きくなった10歳くらいの時だった。
今までは身長も負けてて、練習もボロボロで、雪乃に背負われるばっかりだったけど、体力もついてきてだんだん雪乃に背負われる回数が減ってきた代わりに、雪乃が師範代になるための修行期間に入って、今度は雪乃を背負う回数が増えた。
辛い修行に安寧を求めたのか、気がつくといつも雪乃が背中に乗っていた。
練習後の彼女の体温は高くて、女の子の柔らかさといい匂いがして、息をするのだって眩みそうになる。
でも、震えてた。
痛みと疼きに耐えるように、自分の背中で涙を流す彼女に、自分ができることなら彼女を守ってあげたいと思っていたのだった。
組の人たちにからかわれることもあったけど、その時にはもう雪乃の方が強かったらしく、からかうだけで拓人に組長の娘だからどうのという人間はほぼいなかった。
雪乃が無理やり師範代の修行を彼にも受けさせていたことも少なからず理由としてあったと言える。
「それはいいんだ。そこまではなんかこういい思い出なんだ。でも雪乃ォ!お前割と序盤の頃から味をしめたのか知らんけど、俺の背中に乗ってはバレないようにオナニーしてたなぁ?」
「してたよ❤️」
道着のズボンを破くと、今まで布越しだった雪乃の蜜肉がより一層の色味と匂いを撒き散らす。
この白の道着に映えるいやらしく濡れた幼穴と綺麗なピンク色の乳首はたまらない。
「してたよじゃねぇよ!今もしてんだろうが!何度お前に腹を立てたことから……」
まぁ、実際は腹ではなく今まさに雪乃の中に突っ込まれようとしている熱い肉棒なのだが。
ずぶっ
「あ゛っ❤️はぁ❤️………だって私は、たっくのことが、私よりもちっちゃくて、弱くて、泣き虫だった頃から、大好きだったんだもん❤️❤️ただの幼馴染じゃ全然ないんだから!」
鋭い眼光が雛に向けられる。
やはり、先ほどの発言を気にしていたようだ。
だがそんなことは気にせずピストンを続ける。
9年もの間、ずっと嗅ぎ続けた彼女の匂い、触れ続けた彼女の肌、それ以上進むことをやめたっきりの彼女との関係を、今強引に押し拡げる。
「ほら雪乃!全部入ったぞぉ」
拓人の言葉通り、先ほどまでは限界まで押し込んでもあまりがあったのに、つきほぐされて馴染んできたのか、雪乃の体はぴったりと彼の肉棒を飲み込んでいる。
嬉しそうに笑うと両手を伸ばしてきたので体位を対面座位に変える。
「雪乃、キスしよ」
「やだ❤️」
「すんの!」
「んむぅっ❤️んにゃぁ❤️キス好きすぎ、ちんぽ硬くなったし」
居間に激しい水音がこだまする。
先ほどまでの拒んでいる姿が嘘だったように、雪乃も自分から腰を振って、彼のタイミングに合わせてくる。
ぷにぷにしているのにハリと弾力があり、やはり鍛えているからだろうか?締め付けが格段にきつい。
「んん〜?❤️どうしたたっく〜?❤️」
なんだが雪乃の様子がおかしい。
まるで雪菜を思わせるような態度で、拓人にせまる。
「オラオラァ❤️種出せ種❤️イケッ、射精しろオラッ❤️」
「ま、まさか雪乃って…」
「「「ベッドヤクザ!?」」」
そう、ことを始めるまではまるで渋っていたが、いざ男にまたがると、雪乃はいつもの控えめでおしとやかな性格から一転、自分のペースを崩さず母親と同じオラオラ系に目覚めてしまうのだった。
というか家柄的にベッドじゃなくてもヤクザなのであった。
「あ゛ぁん?んだよ…❤️んっ❤️イケ!イケって❤️ぐっ❤️ふぐぅっ…❤️ぁぁぁぁぁぁぁ……❤️」
チョロロロロロ…
「おいっ!雪乃!漏れてる漏れてる!」
「無理だ、今腰に力がはいんねぇ❤️」
「ふざけんなコラァ!」
パァン!!
「んひっ❤️」
激しい破裂音が居間に響く。
汗だから愛液だか、失禁汁だかわからん液体でビチョビチョになった道着の上から、引き締まった尻肉に真っ赤な手形をつけるくらいに叩く。
「おねしょは小学生で卒業しただろうが!」
「ふっひぃ❤️紅葉効くぜぇ❤️あぎっ❤️」
「何ケツ叩かれてマンコ濡らしてんだ反省しろメスガキッ!!」
「あ゛ぁっ❤️イイぜ❤️お前に物扱いされんの、たまんなくクる❤️」
「そういうのは雛のポジションだろ?ドM目覚めちまったのかよ?」
彼の首に手をかけて、雪乃は体重を後ろに預ける。
「こうしてお前の下に敷かれちまうと、全部お前のモンにされちまった感じがして気持ちいいのがここから来ちまうんだよッ❤️」
雪乃は自身の子宮を優しく撫でる。
「なぁ、だから俺のことこれからも守ってくれよ❤️全部お前にやるよ❤️」
耳元でそう囁かれた瞬間、射精した。
あれだけ雛に出して、もう出ないと思ってたのに、全然出た。
まるで本能が彼女を孕ませようとするみたいに。
子宮がパンパンになるくらい、いっぱい出た。
「…………ど」
「…ど?」
「どうしよう!?」
「は?」
行為を終えた雪乃は、なぜだか慌てていた。
「な、中出しちゃった!しかも『強制懐妊』まで使って!!お母様に殺される!!??」
やっぱり全然大丈夫じゃねぇじゃねぇか。
「恋する乙女のパワーは凄いわね」
おいナタリア、それで済ませていいのか?
我に返ったシャルが冷静になだめる。
「お、落ち着きましょう、早目に掻き出してしまえばまだ間に合うのではなくて?」
「雪乃、風呂場行くぞ」
「えっ!?あっうん!」
「雛もご一緒します」
無駄に広い浴室に3人で入るのは、何気に初めてかもしれない。
普段は雛と2人だが、3人でもやはり広く感じる。
「ごめんねたっく!私頭が真っ白になっちゃって…」
「お前ほんとそういうところあるからな……、まぁ俺の『強制懐妊』はかなり浅く打ったし、今描き出せばなんとかなんだろ…」
雛は手際よく自身の中の精液を掻き出していくが、雪乃はどうも、どうしたらいいのかもわからない様子だ。
「ちょっとごめんな」
「んっ❤️」
先ほどまで挿入していた膣中に指を入れ、自分の精子を掻き出していく。
「んっ❤️んんぁっ❤️」
「あ、あんまり声を出すな」
「勃起、しちゃいますもんねー」
なんとか人差し指と中指で取れるものを取り終え、指を引き抜いた瞬間。
「ひぃあ、ぁぁぁぁぁ〜〜〜……❤️❤️」
またしても、勢いよく失禁してしまった雪乃。
思いっきりそれが顔面にぶち当たって、体を流れていく。
「ご、ごめんね?わざとじゃないんだ……よ?って、何大きくして…」
「雪乃、腰前に出せ」
「えっ…ちょ、ご主人様?」
「はい❤️」
「ゆきのーん!?マジで!?孕むよ!?」
この後雪乃に2発、ついでに雛に1発ぶち込んで、呆れたナタリアが2人の精液片付けをすることになったのだった。
「んもう、女の子はオナホールじゃないんだから、馬鹿みたいに中で出しちゃダメよ」
「ごめん、どうしても収まりがつかなくなって…」
「外に出しなさいよ、そっちの方がマーキングしてるみたいでエロいでしょ?」
「あ、あの、ナタリアさんはどうして…」
どうやら雪乃はナタリアの豹変ぶりに驚いているようだったが、彼女はさも気にしていないそぶりで答える。
「どうもこうもないわよ、あんたにはあんたの好きがあって、私には私の好きがある。全部知りたいだけよ。………あんたらのことも別に嫌いなわけじゃないし」
ナタリアが最後頬を染めて答えると、雪乃も少し照れたような顔をした。
「お疲れ様でした、拓人様」
「あぁ、シャル…」
「御前様意外と性豪じゃのう、流石にメイドに12発ぶち込んだ後にさらにヤレるとは思っとらんかったぞ」
「は、はは、お褒めに預かり光栄です」
「旦那様」
「旦那様」
「んー?どした?」
「次にジータを抱いていただけるのはいつでしょうか?」
「次にゼータを抱いていただけるのはいつでしょうか?」
「「早くいただかないと壊れてしまいそうです、旦那様」」
「と、ともかく今日は勘弁して、な」
「さ、これで全員ね」
「満足したか?」
「概ねね、でもまだ夏休みは始まったばかりよ?」
「…そうだな」
またいつもと変わらない日常がやってくる。
眩しい太陽、揺れる風鈴の音、行き交う人々の声、夏が始まる。
参ったな、依頼とも飯食いに行く約束してるし、飛鳥と亜希子の訓練を手伝う約束もしてた。
第3班の畑も手伝わなきゃな。
「ご主人様、夏休みの予定はお決まりですか?雛はまたお散歩をご一緒したいです!」
「ちょっとまたってどう言うことかしら!?それより私と今年の水着選びに…」
「皆を誘ってバーベキューへ行きませんか?」
平穏が帰ってきた。
いつも通りの日常が。
「ショッピング〜!ショッピングに連れていくのじゃ〜!」
割増のやかましさを加えて。
でもこの喧騒はきらいじゃない。
「わかったわかった。全部やろうな」