※この作品はR-18です。

秋田拓人18の夏   作:アキタタクト

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秘密の過去と約束

………

 

チュンチュンと、鳥の鳴き声が響き、朝日がカーテン越しに差し込んでくる。

 

目を覚ましたシャルに拓人が声をかける。

 

「おはよー」

 

「あ、おはようございます」

 

「んひひーたっく…たっく…」

 

半ば寝言のように甘えてくるナタリアの頭を撫でながら、起きるように促す。

 

「ナタリア、起きたなら離れろー。朝飯の支度だ」

 

「えー…もうちょっとだけ…」

 

「ったく、しょうがない奴だな…シャル先に………」

 

「………」

 

 

しかし、シャルの方を向くとシャルもまた同じように顔をうずめて隠れてしまう。

「離れたくないですか?そうですか。わかりましたよもう」

 

観念したのか大人しく二度目することにした。

 

 

 

 

 

「んじゃあ、俺ちょっと行ってくるから…」

 

朝ごはんを食べ終わり、片付けを終えると拓人は出かける準備を済ませる。

 

「わかりました。…邪魔しないのでついて行っても…」

 

「だめだ」

 

「…」

 

「まぁ、帰ってきたら存分に相手してやるよ。だから、そんな顔すんな」

 

「一応聞きますけど、どこにその社がありますの?」

 

「それ言ったら来ちゃうだろ?」

 

「…いってらっしゃい…」

 

ナタリアは言いつけ通り待つことにしたようだ。

 

「…おう!いってくるわ」

 

拓人がいなくなると、静かになった木造の家に少し寂しさが残る。

 

拓人を見送ったシャルがナタリアを見る。

 

「さて、私たちはなにをしましょうか?」

 

「たっくがああいってるし、雪乃もなんか変だったし、本当についていかない方がいいかもねー…」

 

「そう、そういえば雪乃さんは一体なぜついてこられなかったのでしょう?いつもならオプションでいますのに」

 

「約束?ってのも知ってるっぽかったし、余計きになるー!」

 

ピンポーン、と家の呼び鈴が鳴る。

 

「???」

 

「来客、ですわね。出てきますわ」

 

「い、いいの?勝手に出ても」

 

「もしかしたらおじいさまやおばあさまかも…」

 

(なら余計にインターホン鳴らす意味がわからないのだけど?)

 

自分の家に入るのに呼び鈴を鳴らすと言うのは、いささかナタリアには疑問に思えた。

 

シャルからすればそれは気遣いに他ならない。

 

「ごめんください」

 

だが、想像していたよりも事態は異質を醸していた。

 

「!?」

 

「だれでしたの?っ!?」

 

白塗りの狐の仮面をつけた2人が玄関前に礼儀正しく立っている。

 

「お二方に一緒についてきてほしいのですが…」

 

先に声をかけたのは、仮面の片割れだった。

 

ただその声は聞き覚えのあるものであり、シャルとナタリアにはその声の主が誰かがすぐにわかった。

 

昨日の今日で会えるとは思いもしなかったが。

 

「その声、ゼータですわね。と言うことはそちらの金色はジータ」

 

「はい。それで、いかがなさいますか?」

 

声色を変えず、淡々と言葉を進める。

 

ゼータの方はいつもの冷静な口調で違和感なかったが、ジータの方は演技をしているような雰囲気がかなり出ていた。

 

「なにも説明してもらえないんですの?」

 

「秋田さんの約束、それに関することです」

 

「なぜあなたたちがそれに関係しているんですの?」

突然の状況に2人は全く理解できなかった。

 

「それは…!」

 

語気が強くなるが、ゼータがすかさず止める。

 

「おのずとわかることです。どうしますか?」

 

「……」

 

「2人の雰囲気、何かおかしい。警戒しておきましょう」

 

「ええ」

 

悩む必要はなかった。

 

拓人が隠している秘密がわかるなら、多少の荒事が起きようとも切り抜けられると2人は踏んでいた。

 

実際には、ジータやゼータに悪意は全くなく、その秘密が今後の秋田拓人の立場を大いに危うくする可能性があるために、むしろ善意で2人を呼びに来ていたのだ。

 

「ついてきていただけるのですね。私たちが来た甲斐がありました」

 

「拓人様も社にいらっしゃるのでしょう?どうして彼がいなくなったタイミングで…」

 

「きっと、秋田さんにとっても、おふたりにとっても、私たちにとっても。とても大きなことだからです。あなたたちには知る権利があり、私たちにはまた、知らせるべき義務があります」

 

「………?」

 

4人は場所を移して社へと着く。

 

とても古い印象を受けるが、細かに修繕されているのか綺麗ではある。

 

ジータとゼータは2人を連れて、社の裏手側に回ると結界を張り姿と音を遮断した。

 

社の中には1人の女性が膝を折って座っている。

 

そこに拓人がちょうどワープしてくる。

 

「………今時珍しいのう、社の中まで入ってくる悪戯小僧とは…」

 

女性は振り向くことなくそう言った。

 

もちろん、拓人にとって気づかれて困るようなことはない。

 

「久しぶり。相変わらずだね、スズ」

 

その名を口に出すのさえ本当に久方ぶりだ。

 

誰も呼ぶことのなかった自分の名前を呼ばれ、驚きのあまり振り返る。

 

「!?なぜお主わしの名前を知って……」

 

「まぁ、10年経ったし俺は変わった。でも一度もあんたのことを忘れたことはなかったよ」

 

実に10年ぶりの再会。

 

スズの中には確かな記憶と共に、目の前に立つ青年に見える過去の面影が浮かんできた。

 

「まさか…お前さん、近所の泣き虫坊主かの…?」

 

「連れ出しに来た。10年経ったから」

 

それを聞いたスズの表情が、露骨なものになる。

 

嫌悪感ともとれるが、その逆のようにも見える。複雑な心境だった。

 

「随分と生意気を言うようになったのう。前会った時はこんなにちびすけで、友達に泣かされてはここに逃げて来ておったと言うに」

 

呆れたような顔をして、立ち上がる。改めて向かい合うと、つい昨日のようにも思える追憶の中で、泣き虫で弱々しかった彼の姿はどこにもなかった。

 

「……何はともあれ嬉しいぞ。たっく。」

 

彼女は諦めていた。初めから望んでいたかどうかもわからない。

 

でも間違いなく、彼と再会したことで彼女の心は幸福を感じていた。

 

『なにあの女…馴れ馴れしく…。ってあの人がたっくが言ってた約束の人!?』

 

『私たちと大して変わらないくらいではありませんか…』

 

2人はその容姿に驚いていた。

 

まさに、彼女は20ほどの見た目であり、10年も前に拓人があっていた女性というには若すぎたからだ。

 

『あれが私たちの母親であり、この社に祀られる生人神。スズです』

 

『え!?お母さんだったの?人妻じゃん!禁断の恋じゃん!』

 

ナタリアが興奮するような嫌悪するような表情で問い詰める。

 

少女漫画脳が禁じられた恋ほど熱いものはないと言っているが、自分の好きな人がまさかその道を歩いているとは思いもしなかった、と、まさにこの文章通りの思い立ちであった。

 

『神になった時に夫婦関係は解消されたと聞いています。それに父はもうこの世にはいません』

 

『え……その…』

 

『いえ、構いません。私たちの方こそ黙っててごめんなさい』

 

「スズ、俺はこの日をずっと待ってた。この10年、俺はあんたに感謝もしたし、憎しみもした。あの時の約束。今果たす!」

 

『約束…って、彼女を自由にすること、ですわよね?』

 

「無駄じゃ。わしは自分の意思でここにおる。皆を厄災から守るため、ここで長い時を過ごすと、そう決めたんじゃ」

 

そう呟くスズの目は悲しそうで、深い絶望に似たなにかを感じているようにも見える。

 

『自分で…って、それじゃあなんでたっくはあんな約束を…?』

 

『……先輩方。お願いがあります。』

 

かしこまってゼータが頭を下げる。

 

『なんですの?改まって』

 

『今から私たちの目の前で起きることに、絶対に手出ししないでください』

 

『それは言われるでもなく分かっていますけど…』

 

シャルが言い切る前に、それは始まった。

 

「んむっ!?」

 

拓人の口がスズの口を塞ぐ。

 

『なぁっ!?』

 

「んっ…ぷはっ!なにをするのじゃ突然!」

 

突き放された拓人の目には力がこもっていた。

 

「10年前、俺はこの社であんたと蜜月を過ごした。10年経った今も、その記憶は色あせることなく思い出せる。」

 

「それがどうしたと言うのじゃ!わしは神じゃぞ!皆が畏れ敬う生神じゃ!無礼は許さぬ!」

 

「あんたのせいで、俺は狐の獣人を見ただけでボッキする体になっちまった!!」

 

『な、なんだってーーーー!!』

 

「……だからなんじゃ!」

 

「俺はあんたをオとすため、バカみたいなおまじないをずっと続けてきた。その制約を今解き放つ!」

 

「まて?わしを落とすじゃと?あの泣き虫坊主がか?このわしを?くはははははは!よく笑わせてくれる!片腹痛いわ!」

 

「………」

 

その沈黙はスズの気丈な態度を不安にさせるには十分だった。

 

「ははははは………は…は……なんじゃその目は……わしの体の隅から隅までを舐め回すようではないか…」

 

「泣いていた」

 

ぽつり、と呟く。

 

スズにはなんのことだかわからなかった。

 

拓人の表情が読めない。

 

「……?」

 

「だから決めたんだ。あんたを1人にしないって」

 

鋭い眼光がスズに向けられる。

 

「…なっ…なにを言いだすかと思えば!わしが泣いていたじゃと?そんなわけなかろう?わしはこの役目に誇りを持っておる。それに辛いなら、とっくに逃げ出しておるわ!!」

 

「……」

 

その言葉を聞いてから聞かずか、おもむろにいきり立った逸物を取り出した。

 

「なっ!?お主何を…!」

 

『あれはーーー…!?』

 

『も、もしかしてしちゃうの!?嘘嘘!?』

 

『これを見ていろと言うのですか…!?中々に鬼畜なことをするじゃありませんか……!』

 

『すみません。でも夫婦に隠し事は良くないですから』

 

ジータは冷静にそういった。

 

『……?』

 

2人はまだよくわからなかったが、今はただ目の前の様子に自然と目を奪われる。

 

「ぶっ、無礼者!!しまえ!しまうのじゃ!神の御前じゃぞ!?」

必死になって見ないように見ないようにと、目を覆い隠すが、指の隙間からそれを見ている。

 

 

「あんたは俺にとって神様でもなんでもねぇ!1人の女だ!」

 

天を穿つかのように激しく勃起した逸物を振りかざし、拳を握る。

 

「わ、分かったからしまわんか!」

 

「いいや、あんたはまだ分かってない」

 

「なぜじゃ!?なぜ目が放せんのじゃ!?」

 

スズには理解できなかった。

 

自分の行動が信じられなかった。

 

目をそらすどころか、見ているうちに体が疼いて仕方なくなっていたのだ。

 

「10年。その成果が今ここに顕現する!絶対にターゲットを堕とす。そう言う術式だからな。」

 

『ちょっ!?ジータ!?』

 

ナタリアがそれに気づいたのは、激しい水音がしたからだった。

 

『んっ…んう…』

 

とうに指二本は余裕で入るくらい、ぐしょぐしょに濡らし、2人は自慰にふけっている。

 

見られていることも忘れ、股は自然と開き指がオクを求めて擦る。

 

『ゼータさんも…!』

 

『いえ、あの術式、スズだけでなく…』

 

『私たちまで範囲に入ってるみたいで…』

 

『きょっ…強制的にハツジョーさせられてるっ!オクが疼いてアレを体が求めてる!!』

 

2人はオナニーを止めることができず、拓人のチンポに視線が釘付けられている。

 

もうすでに、畳には大量の愛液が染みを作っていた。

 

「やめろぉ…近寄るでないわぁ…あっ❤️」

 

ゆっくりと近づき、スズの顔にチンポを当てる。

 

夏の暑さで蒸れたオスの匂いが、スズの欲情をさらに加速させた。

 

(鼻から脳に突き抜ける逞しいオスの匂い…ダメじゃダメじゃ!気を強く持て!こやつの術式程度…わしの力でなんとか………なんとかならないっ!ダメなのに、分かってるのにしゃぶりついてしまうっ!)

 

考えとは逆に体が動く。

 

どれだけやめようと思っても、どうしても離すことができない。

 

次第に舌が伸びていき、その舌先が亀頭につくと、もう我慢できないといった様子で、ついには自分から喉の奥へと、そのデカマラを誘い入れた。

 

「じゅもっ…❤️じゅぞぞぞぞぞぞろろろろろろっ❤️」

 

『うっぐぅ…カリ高チンポォ…私も欲しいぃ…舐めまわしたいぃ!!ちゅるっ…れろぉっ」

 

右腕を激しく自身の蜜壺にだしいれしながら、左の指をしゃぶる。

 

『我慢しなさいジータ!』

 

『そう言うゼータもお漏らししたみたいにぐちょ濡れじゃん!涙浮かべて頰蒸気させてさ!やらしいメスの顔になってる!』

 

2人は我を忘れて盛り、オナニーを続ける。

 

『いつもあんなに無邪気な2人が…私たちのことも忘れて、自慰に耽るようになるなんて…』

 

『たっくのあのおぞましいくらいの逸物から、何かとんでもないエネルギーでもでてるのね…』

 

ナタリアとシャルは約束通り、それを見ていることしかできなかった。

 

「ふはっ…れろっじゅぱっ…はぁっはぁー…あっ…❤️」

 

トンっと、弱い力で押されたのにもかかわらず、スズの体は軽々と押し倒され、布団の上に倒れてしまう。

 

そして拓人は言葉を投げかけることもせず、股を開かせたスズの前に座り見下ろす。

 

「ああ…❤️だめじゃあ…それを挿れられたら…挿れられたらぁっ…戻れなくっ………なるっ!!」

 

10年前とは違い、たくましくなった胸板に弱々しい抵抗の手が当たる。

 

全く力の入っていないその手は、抑えるどころか、妖艶にオスを誘うようにも見える。

 

「さわる前からこんなにほぐれちゃってる…」

 

ディープスロートだけでこんなになっちゃったのか、と、スズの花園に指を入れる。

 

暖かく柔らかい肉の感触が拓人の指を締め付ける。

 

それに合わせてスズも腰を浮かせて、クネクネと悶えるのだからたまらない。

 

「んおおおっ❤️やっ…やめるのじゃぁあっ!!オクっ!!オク疼くぅっ!!」

 

「オク?ここ?」

 

「お゛お゛っ゛!?ぐぅぅぅ…っ!」

 

欲しがるように声を上げるスズの要望に応えるように、探りながらスズの膣内を弄くり回す。

 

「あはっ…すごい顔だ。」

 

チョロっと、潮を吹き腰を震わせている。

 

顔は涙と汗とよだれでベチョベチョになり、半ば朦朧と白目を向いていた。

 

「ふう゛っう゛う゛う゛う゛……」

 

アヘ顔を晒しながら、悶えるスズに間髪入れず、そのビンビンになったデカマラを容赦なく突き入れた。

 

「じゃあ、入れるよ?」

 

「ひゃめ……んお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛っ❤️❤️」

 

「…っ…キツキツだ…、スズ」

 

抵抗なんてのは、なかった。

本気になれば当然やめさせることもできただろうに。

 

間違いなくスズは、拓人に魅了され、その判断力を失っていた。

 

当然、それは拓人の魔術だけでなく、スズがずっと思い焦がれた結果だからということに他ならない。

 

「ばかものぉ…いきなりオクまでいれりゅやちゅがありゅかぁ…」

 

「もしかしてスズ…」

 

「あたりまえじゃあ…お主との情事の後から、ずっとしとらんかったからのう…」

 

快楽でフラフラとする頭で、拓人を抱き寄せる。

 

2人の距離は一気に近くなり、自然とキスが生まれる。

 

「…!嬉しいな!ほら、わかるだろ?スズのオンナノコとキスしてるんだよ?」

 

腰をグラインドさせ、直前のキスのように子宮口をぐりぐりと押し付ける。

 

「ぐっうう……❤️」

 

(この感覚好きっ❤️こやつの先がわしの一番奥をグリグリするたびに、疼きとそれを満たす快楽が子宮から脳に駆け巡って頭真っ白になるっ❤️)

 

スズの目尻から一筋の涙がこぼれた。

 

それを皮切りに、スズは大粒の涙を流しながら泣き始めた。

 

「うあ゛つ………ゔっ…」

 

「…なんだよスズ…泣くほど…」

 

「ちがっ…ふっ……ぐすっ……ずっとっ!……抑えてきたのに…お主のせいじゃあ……こんなことをされてしまっては………」

 

「お主と共に生きたくなってしまうではないかっ!!」

 

スズが感じていたのは悲しみではなく、幸福だった。

 

「っ…」

 

「1人は嫌じゃった!!ずっと孤独で、自分の腹を痛めて産んだ我が子の顔も満足に拝ませてもらえず、ここで長い事死を待つしかないと思っておった!」

 

「お主がきてくれた!お主との時間が!この10年、どれだけわしの心を埋めたことか!!」

 

「本当は嬉しかった!お主が再び、わしの前に姿を見せてくれて。成長したお主が観れただけでも十分すぎるほど幸せじゃった!」

 

攻め立てるような告白。

 

力強く抱きしめられる。

 

幻覚じゃない。

 

求めていた感触が、繋がりが今、スズの中に全部あった。

 

「だが…っ!戻れなくなってしまうっ❤️こんな凶悪なものを覚え込まされてはっ❤️」

 

「俺を受け入れてくれるんだな?」

 

「ふふっ……有無を言わせずチンポをはめたのは誰じゃ」

 

「おかえりなさい、たっく」

 

「…っただいま!スズ!」

 

その様子を見届けるナタリアとシャル。自分の好きな人が寝取られているというのに、自分と同じ女が幸せになる瞬間を見て、心の底から感激していた。

 

『めっちゃええ話や…」

 

嫉妬でないのは、ナタリア自身も驚いていたが、当然心の底ではフツフツと次は自分がああなるんだという、期待と恐怖が胸に渦巻いていた。

 

『ナタリアさんっ…お鼻水が…』

 

『ハァーッ❤️ハァーッ❤️』

 

2人の交尾が濃厚になるにつれ、ジータとゼータのマンズリも激しさを増す。

 

もはや指だけでは満足できないといった様子だ。

 

「オラァ!」

 

突然、拓人が激しくピストンを始める。

 

「んぎぃっ!?ひぎゃなにゃっにゃんでぇ❤️」

 

突然の強い快楽にスズも驚きを隠せない。

 

「10年間!狐の獣人見ただけで勃起するようになったのはスズのせいだぞ!責任とって復讐ピストン受け止めろ!」

 

「おっ❤️おっ❤️おっ❤️おっ❤️」

 

「謝れ!あの日の俺に謝って、謝罪アクメキメろっ!」

 

「ごめっひゃ❤️ショタチンポ気持ち良かったのじゃっ❤️子供チンポ牝狐マンコでしごいてごめんなしゃいぃ❤️」

 

完全にマンコ顔にされたスズはだらしなく四肢を投げ出して、その身を拓人に委ねる。

 

「このままだすからな!なかでっ!!」

 

「はひっ❤️孕むぅっ❤️それだけはだめじゃっ❤️示しがつかっおひっ❤️」

 

最後の砦、感情のダムが中出しを拒もうとするが、もう遅い。

 

快楽でほだされた体は言うことを聞かず、もうなすがままだ。

 

「オラッ!!イけっ!アクメキメろ!」

 

「イクっ❤️あっやっ❤️嬉しいのとか色々混ざってわかんにゃっ❤️」

 

「くっ………あっ……」

 

そして2人は絶頂の瞬間を迎える。

 

「幸せアクメっイック゛ぅ゛う゛❤️❤️」

 

拓人が射精を始めると絶頂したスズの身体は、意識することなく子宮が降りて、自然と精液を子宮内に入れようと、膣内が勝手に竿全体を絞り上げた。

 

拓人の腰が痙攣し、ビクビクと脈打っている。

 

まるで杭を打ち付けるように、行き止まりにぴったりと押し付けながら射精する。

 

初めての射精から10年。童貞を捧げた相手を屈服アクメさせて孕ませるための勝利のガチ交尾射精は1分程続いた。

 

『うわっ…すごっ…射精ってあんなにながいもんなの!?』

 

『さ、さぁ…私も初めて見ましたので…でも、とても力強くて…見ているだけで私まで気を当てられてしまうような…、そんな迫力を持っていますわ…』

 

『それにスズさんの方も…すごい顔で痙攣してる…』

 

『とても気持ち良さそうですわね…あれが雌の顔というものですのね…』

 

「今年一年に狐の後輩が入ってきて俺が面倒みることになって、ずっと大変だったんだぞ!まだまだ治らないから付き合ってもらうからな?」

 

あれだけの射精をしたにもかかわらず、引き抜かれたその逸物はまだまだ衰えることなくビンビンに張っている。

 

「うむ❤️もうわしはお前様のモノじゃあ❤️好きなだけハメてくだされ❤️」

 

中出しされたことで理性が蒸発したのか、完全に発情し下品に股を広げ拓人を誘惑した。

 

「じゅるっ❤️もう我慢できません❤️」

 

「私もぉ❤️ああっ!これぇ!クルっ❤️チンポくるッ❤️セーシの匂いだけでマンコイクっ❤️イグゥゥッ❤️❤️」

 

気がつくと狐の双子が2人の間に割り込み、拓人のチンポに愛おしそうに顔を擦り付けるようにしながらマンズリこいている。

 

「なっ!?ジータゼータ!?」

 

「なっ!?なぜお前たちがここにおるのじゃっ!?」

 

「それにナタリアとシャルも!?」

 

姉妹が飛び出したせいで、結界は破れ、もうすでに透明化できなくなっていたのだった。

 

「えっ…あ!術式解いちゃったの!?」

 

「あ、えっと…御機嫌よう…実はその…お二人に連れてこられまして…」

 

「つか、なんでジータとゼータが!?」

 

「………黙っていて申し訳ありません…。あなたの初恋の女性、返災の巫女スズは………私たちの母親です」

 

衝撃の事実。

 

「なっ…!?」

 

「久しぶりの再会がこんなものとなってしまうとは、私たちも考えていませんでした…」

 

「ほっ、ほんとは秋田さんっがぁ❤️お母様を助けたところで出て行こうと思ってたけどぉ……こんなの我慢できないよぉっ❤️」

 

「でもなんでナタリアとシャルを連れてきたんだよ!」

 

「お二人はぁっ…んぶっ……ゆくゆくは秋田さんと夫婦になる方々。そんな方に隠し事をなされてはいけませんっ❤️」

 

「でもだからって…こんなっぐぅっ…」

 

ジータとゼータが亀頭を舌先で舐めながら竿を上下にしごく。

 

「びくびくしてきたっ!セーシでる?射精しますかっ?」

 

「どうぞ、このままおかけください❤️発情金銀双子スケベギツネにぶっかけアクメキメさせてくださいっ❤️」

 

「二人ともっ…でるっ…」

 

ビューッと噴水のように、精液が吹き出し双子の狐を白く染める。

 

2人はそれを口にほうばるなり顔に塗りつけるなどして、やがて絶頂を迎える。

 

「あはぁっ❤️キタァ❤️脳味噌バカんなっちゃうぅーーっ❤️」

 

「お゛ぐぉっ❤️ぐっ❤️ハッ…フーッ❤️フーっ❤️」

 

「んぬぅ…お主たちだけでずるいぞ❤️わしにももっと注ぐのじゃ❤️んっ❤️」

 

顔に残ったザーメンを舐めとるように、加わるスズ。

 

「んぁっ母様…んちゅっ」

 

「ほれジータ、もっと舌を出すのじゃ❤️」

 

「ほふ?れろっ…」

 

「双子とその母親のレズディープキス…女の私からしても卑猥に見えますわ…あんなに貪るように……?ナタリアさん?」

 

「たっくのアレ、まだ全然治る気配がないよ…」

 

「え?」

 

「くそっ…なんつー光景だよチクショウっ!」

 

拓人が3人のキスにチンポを叩きつける。

 

「んおっ❤️」

 

「スズがジータとゼータの母親だった?ナタリアとシャルに見られてた?次から次へと訳わかんねぇよ!!」

 

「なにも、わからなくても問題ありません。今はただ、この快楽に溺れましょう?」

 

「秋田さっ❤️もっ❤️待てない❤️チンポハメっ❤️ハッ❤️ハッ❤️」

 

ジータが寝転がり、自分の足を抱えて、その小ぶりなオマンコを拓人の目の前にさらけ出した。

 

我慢できないと、その言葉通りまだ幼さの残る体つきに似合わず、発情したメスのフェロモンが匂い上がり、ぐずぐずにボグレていた。

 

両手の指を使って広げてみせると、透明な愛液とは別に奥から白い白濁した本気汁が流れ出てくる。

 

くちゃあ、と淫猥な水音を響かせて開かれた肉壷はもうそれを受け入れるべく、ヒクついていた。

 

「普段はあんなに元気いっぱいで、無邪気にはしゃぐジータが…」

 

「はしたなく股を開いて、雄を誘惑しているっ!!」

 

「ほれ、娘を女にしてやってくれ」

 

スズがジータの頭に膝枕して、より一層顔もオマンコも見えやすい姿勢し、背徳感を誘う。

 

「しかも母親公認!?」

 

「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

「きゃんっ❤️」

 

「ははっ、がっつきすぎじゃぞ?わしとは違って膜ありマンコじゃからな、ゆっくり破る感触を楽しむがよいぞ❤️」

 

息を荒くし急ぐ拓人にスズが優しく耳打ちする。

 

「ふぐぅっ!?ぐっあっ…」

 

「くるっ❤️お腹埋まってく❤️無理やり押し広げられてるのがわかるぅーーーッ❤️」

 

ジータは至福と言わんばかりの顔で自身のお腹をさする。

 

「キツっ……すげぇ締め付けだ…」

 

油断したらすぐにでも出そうだ。

 

「どうじゃ?ジータのマンコは。ここから生まれてきたんじゃぞ?」

 

立ち上がったスズが、拓人の右手を取って自身の膣にあてがう。

 

スズのオマンコでは愛液とさっき出した精液が混ざって淫猥な音を響かせている。

 

「スズのは柔らかくて優しく包みこんでくれる感じがするっ…全然違うっ…絡みついてくる…!!」

「ほれほれっ❤️自由自在じゃぞ?」

 

まさにミミズ千匹と呼ぶにふさわしいような、そんな気持ちいいマンコだった。

 

「私のもお確かめください……」

 

ゼータも負けじと手を取り、熱く濡れた膣穴にあてがう。

 

「くっ…ふくっ❤️」

 

「すげぇっ…ゼータの熱すぎ……蕩けちまいそうだ」

 

「すいません…興奮で…自分を制御できないんです…」

 

「あぎぃぃぃっ❤️破けたぁっ❤️処女膜貫通っ❤️」

 

ぶっつんと大きな音がして、ジータの体がびくんと跳ねる。

 

「痛いかジータ?」

 

「平気ですっ!痛みよりも疼いてたのが満たされていってとても気持ちいいですっ❤️」

 

スズが不敵に笑いかける。

 

「ふふっ、ジータ、まだじゃぞ?セックスはここからじゃ」

 

「うん…❤️ピストンされちゃうんだよね…?私今からいっぱい鳴かされて、孕むほど精液出されちゃうんだ❤️」

 

「ジータ、早くしてください❤️私も控えてるんですから」

 

「両手で狐母子を手マンして、娘の一人にあれいれてるんだよね」

 

「息を飲む光景が…」

 

「ゆっくりいくからな?」

 

「はいっ❤️来てください!ん゛おっ❤️」

ゆっくり、だったが、ジータは子宮に亀頭が当たった瞬間絶頂した。

 

膣肉がちぎれるくらい締め付けてくる。

 

「ははは!なんじゃジータ、一突きでイってしまったのか?なさけない…の゛ぅ❤️」

 

「母様も手マンでイキそうではありません゛…っかぁ❤️」

 

あまりの締め付けに、何か掴もうとする無意識が働いて2人のメス穴をほじくった。

 

「ははひゃっ❤️ん゛っ…ゼータも腰が震えておるぞ❤️」

 

「ぐぅっ❤️ふぎっ❤️フーッ❤️フーッ❤️フー…ぐっ❤️あぐっ❤️」パンッパンッパンッ

 

漏れる喘ぎと肌がぶつかり合う音だけが響く。

 

「いいか、ジータ?イくぞ?」

 

そういうと、ジータは笑顔で両手を伸ばした。

 

とっさに2人のマンコから指を抜き、抱きしめながら射精した。

 

「はひっ❤️きてくだひゃっ❤️はぐっう゛ぅぅぅぅぅっ❤️」どっびゅるるるるるるるっ

 

「ゔゔぅぅぅぅっ!!搾り取られるっ!!」

 

激しく引き抜かれていったのか、息を荒げたスズが取り繕って笑顔を見せる。

 

「どうじゃ❤️娘マンコは、ぴちぴちキツキツじゃろう?」

 

「すごいでた…」

 

絶頂の余韻に浸るジータの腰は今も痙攣を続けており、その膣からは精液が溢れ出てくる。

 

「まだ終わりじゃありませんよ?こちらにもお願いします…」

 

ゼータがスズの上に覆いかぶさるようにして、こちらを向く。

 

まさに母子丼、圧巻ともいえる。

 

ゼータがいやらしく上気した瞳で拓人を誘い、自身の蜜壺を人差し指と中指で広げてみせる。

 

むわり、と蒸れが目に見えるほど、ゼータの股は激しく濡れていた。

 

「ジータは一回で満足してしまったようじゃが、わしもまだ足らん❤️」

 

スズも負けじと、両手で大きく膣口を広げてみせた。

 

「っ!このスケベギツネどもめ!」

 

「お前様がいけないんじゃぞ?こんなに甘美な快楽を覚えこませたのじゃからな❤️」

 

「はい❤️それではよろしくお願いしまっお゛っ❤️お゛っ❤️お゛っ❤️お゛っ❤️」

 

腰の付け根を半ばはたくようにして掴み、蜜の滴るオマンコをゆっくりと蹂躙していく。

 

プチュっと、処女膜らしきものを破ったような感覚があったが、ゼータは痛がるどころか脳に走る甘美な快感をこらえるので必死だった。

 

「これゼータや、それは母親に見せてもよい顔ではないのう…」

 

ゼータのチンポ顔を目の前にしたスズがいじわるそうにニヤリと笑った。

 

「ひゃひぃ❤️もうしわけっ❤️けっ❤️あ゛っ❤️ありませっ❤️ん゛ん゛っーーーーーッ❤️」

 

よくほぐれた柔らかなぷにあなの行き止まりを突く。

 

それでもなお、根元まで後少しというところだったので、無理矢理押し込もうとする。

 

「ゼータのナカ…アツアツで…トロトロで溶かされそうだ…っ」

 

未知の感覚に体が追いついて来たのか、少し顔を歪める。

 

「いっ…いひゃい…れす…ぎゅってっ…ぎゅってお願いしまっ…❤️」

 

スズの上に寄りかかるようにして寝転がり、抱擁と接吻をねだるために両手を伸ばす。

 

「よしよしゼータ、ほらベロだせべろー」

 

「レロォ…❤️んくっちゅ❤️」

 

「大丈夫になるまでこうしてやるからな〜」

 

彼女の全てを受け入れ、体を密着させながら、舌を絡ませ合う濃厚なキスを思う存分し、頭を撫でる。

 

「ふぁい❤️」

 

ゼータは完全にその甘い快楽に溺れているようだった。

 

「うぅ〜…わしを除け者にして…わしにも!わしにもちゅーじゃ!」

 

「はは、わかったよ、ほら」

 

「♪」

 

「も、もう大丈夫だと思います…だいぶ落ち着いてきました。」

 

「んあ?そうか?じゃあ、ゆっくり動くからな?」

 

「あ、あの、ジータの時よりは速くお願いします」

 

「こんな時にまで競わなくても…」

 

「いえ、子宮キスいっぱいして欲しいんです。私も気絶するほどご寵愛ください❤️」

 

わざと耳元で煽るように囁く。

 

「わかった。いくから…ねっ!」

 

初めから容赦のない本気の全力ピストン。

 

雄がつがいと決めたメスにのみみせるような、深く確実に種付けするような、そんなピストンだった。

 

「お゛ぉっ!?お゛っほぉぉぉぉーーーっ❤️」

 

こうなるともうゼータは鳴く以外何もできない。

 

「キンタマッ❤️」

 

下になっていたスズのクリトリスに重力と遠心力によって凶悪な威力になった睾丸が激しくぶつかる。

 

「ゼータも、スズもすごい顔だ。興奮するっ!」

 

自身の肉棒によって、娘とその母親を服従屈服アヘ顔アクメをキメさせてると思うと、背徳感と支配欲が満たされ非常に興奮が込み上げてくる。

 

「待つのじゃあ❤️キンタマトンカチで出るクリ打たれておるっ❤️」

 

「スズ、いいの?娘が自分の上で種付けされちゃうんだよ!?とめなくていいのっ!?」

 

母親の前で娘に中出しアクメキメさせる。

 

そんな犯罪的な欲求が湧いて出る。

 

そう思い込むことで、より一層、愛欲の炎が燃え上がるのだった。

 

「種付けぇっ❤️お前様こそわかっとるのかえ?わしをオトしたということは、二人はお前様の娘なのじゃぞ?」

 

「うっ…それは確かに…ッ」

 

それはつまり自分の娘に中出しして、受精アクメさせると言うことだ。

 

そんなことを言われてしまってはより一層とまれもしないだろう。

 

ゼータの絶頂に御構い無しにチンポを突き立てる。

 

「お゛ぉっ❤️あ゛ーーーーッ❤️あーーーーーーっ❤️」

 

快楽の波が押し寄せて、ゼータはもうまともに言葉も話せない。

 

ただその暴力的な快楽に流されて、獣のような喘ぎを漏らすしかできなかった。

 

「ほれゼータもイキそうじゃ、よいぞ❤️果てろ❤️嫁公認連れ子孕ませ交尾、イけっ❤️」

 

「ゼータ出るっ!出すよっ!」

 

「〜〜〜〜〜ッッッッ❤️❤️❤️」

 

拓人の首筋にくっきりと浮かび上がったゼータの歯型。

 

拓人はむずかゆそうに、けれども愛おしそうにその型を撫でる。

 

「おぉ〜!」

 

「普段あんなにクールで感情をあんまり表に出さないゼータが…、チンポ突っ込んだら獣のような鳴き声しかあげることができず、イくときは甘噛みしてくるなんて……」

 

「ギャップが興奮するじゃろう?さぁ、母子丼のメインディッシュといこうかえ❤️」

 

「スズ……っ」

 

「双子を生んだ経産婦マンコ、双子と比べて味わい尽くしてくだされ❤️お前様❤️」

 

「はぁっ…はぁっ……これっ…あのときみたい…」

 

「わしの本気種絞り求愛腰振りピストン❤️しっかり目に焼き付けるのじゃぞ❤️」

 

「スズの足もお尻もおまんこもお腹もおっぱいも顔も全部見える……」

 

わざといやらしく拓人の上にまたがると、両手を腰を頭で組みグラインドさせると、フリーハンドでマンコがチンポを喰らい尽くした。

 

「いくぞぉ…ほぉれぇ!!❤️」

 

「ぐぅっ!?それやばっ!!そんなに激しくされたらすぐ出るって!!」

 

「いいぞっ❤️だせっ!出すのじゃあ❤️あ゛っ❤️」

 

(たっく…ホントに大きくなったのう…。お主が来てくれてわしは…本当に…)

 

「やばっ…マジで出るっ!!」

 

「いっ………くっっっっっ❤️❤️❤️❤️」

 

2人は同時絶頂とともに激しく痙攣し、気を失った。

 

 

 

「ふ……あ?」

 

次に目を覚ましたのはナタリアの膝の上だった。

 

「お疲れ様」

 

「な、ナタリア……シャルも……」

 

「3人はまだ目を覚ましていません」

 

「ん?ああ…、その…悪かった」

 

「はい」

 

「ずっと内緒にしてて。実は童貞じゃなかったんだよね…」

 

これで童貞論争に完全に終止符が打たれた。

 

ナタリアは何故だか安心したような表情をしていた。

 

「もぉーほんと。たっくってば、恥ずかしがらずにいってくれればよかったのに!私すごいバカみたいじゃん」

 

「ごめん」

 

「いいよ」

 

「え…いいの?」

 

「たっくがずっとしたかったことなんでしょ?」

 

「ジータとゼータは完全に巻き込まれただけだけどな…」

 

「私1つ質問がありますの」

 

「なに?」

 

シャルが律儀に手を上げて、質問してくる。

 

その目はまるで獲物を狙う野獣のような眼光だった。

 

「狐の獣人を見ると、[勃起してしまう]だけで、他の方では[勃起できない]訳ではありませんわよね?」

 

「ま、まさか…この流れで…?」

 

(目つきが完全に肉食動物のそれだ…)

 

「いえいえ、流石にそれは。ですが、明日はナタリアさん、その次は私のお相手をお願いいたしますね」

 

「………」

 

「お返事はなさらなくて結構ですわ?」

 

「そうだよたっく」

 

ナタリアの膝枕に収まる拓人を二人が上からのぞきこむ。

 

「もう決まったことなのですから」

 

「笑顔こわっ…」

 

 

 

 

「それでは旦那様。奥様共々よろしくお願いいたします」

 

「私、うまくできていましたか?」

 

ジータとゼータがいじらしそうな目で見ている。

 

「え?ああ、もちろん、気持ちよかったよジータ」

 

「…」

 

期待の眼差しがわかる。

 

「ゼータも」

 

「ふふん」

 

「な、なぁホントに良いのか?わしみたいなのを娶って。お前様あのおっかない娘達に求婚されておるのじゃろぅ?」

 

スズが指を刺した先には、ナタリアとシャルが座っていた。

 

「メンバーの中では私が最初、メンバーの中では私が最初……」

 

「当然でしょう?恋人が自分をほっぽって他の女性を懇意にしているところを見せつけられて怒らない方はいないかと」

 

「ひぇぇ…」

 

「ですが、心配することはありません。皆さん私が養いますから!」

 

目を輝かせてとんでもないことを言い出すシャル。

 

「え゛っ…シャル?なにを言い出すんだ?」

 

「いえ、私ずっと考えていたのですけど、拓人様は私たちがどうしても喧嘩をするなら誰とも一緒にならないとおっしゃいますが、私が全員嫁として娶ればみんなずっと一緒にいられますわ」

 

「いやいやいや、そんなのナタリア絶対認めないでしょ!?」

 

「え?私はいいよ?」

 

即答だった。

 

「いいの!?」

 

「だってこのままいけばそこの女狐と結婚しちゃうんでしょ?それよりだったら全然マシ」

 

「うーん…まぁ、ナタリアがいいなら……って、ナタリアだけじゃないじゃん!雛とか、雪乃とかどうするつもりだ!」

 

「え?全員貰いますわよ?」

 

「え?なにそのさも当然と言わんばかりの顔は!」

 

「というか、私はあなた様に脈があるなと感じた方全員を養うつもりでいましたのよ?」

 

「なにをいっているんだお前は」

 

「つまり私と結婚して婿養子となれば、お妾囲い放題ですよ?」

 

「いや、人のこと色欲魔みたいに言わないで!?」

 

「あなたが望むのであれば重婚という手段もありますが…その場合は私をもらっていただく形になりますので…」

 

「それでいいじゃん、別に俺貴族になりたい訳じゃないし…」

 

「まったくもって謙虚なお方。そういうところが素敵なのですけれど」

 

「き、貴族!?お主ら貴族なのか?」

 

「ええ、はじめましてスズさん。シャルロット・メシエ・ルフィビュールと申します」

 

「私もシャルロットさんよりは小さいけれど貴族の生まれよ?」

 

「なんと…そうであったか…、たっく将来安泰じゃな」

 

「俺はそれに寄りかかるつもりは毛頭ないからな!」

 

「たっくはモテモテで、A区にはもっといるんだからね?」

 

「さすがわしが見込んだ男子じゃあ!」

 

「でも実際みんなのことを考えるならシャルと結婚したほうがいいのか…?でも、それじゃあまるでシャルをダシにしてるみたいじゃないか…」

 

「あー…ヤベッ…鼻血が…」

 

「自身の行動を自身に問いかけて、私達の心配をしてくださる拓人様尊い」

 

「お主らもだいぶ出来上がっておるのう…」

 

「旦那様」

 

ゼータが心配そうな顔で寄ってくる。

 

「ん?いや、今までの呼び方でいいぞ?」

 

「こちらの方が呼ばれるたびに自分の所有物だと確認できましょう?」

 

「拓人さんの方がいいですか?」

 

「う……じゃあ、旦那様で…」

 

「かしこまりました。旦那様。母様を籠絡したのはよろしいのですが、根本的な問題として、結界をどうにもできていません」

 

「ああ、結界ね。それは俺がなんとかする」

 

「結界?」

 

「そうじゃ、まぁ当然といえば当然なんじゃが、わしを祈り巫女として捧げる代わりに村の豊穣や防災を担っているゆえ、わしに逃げられるとまずい。そこで、巫女をここから出さないよう、死のイメージを投影する結界が張り巡らされておるのじゃ」

 

「それではまるで奴隷のようなものではありませんか!?」

 

「それって私たちは大丈夫なの?」

 

「結界の対象となるのは祈り巫女として契約を交わした者のみ。心配は無用じゃ」

 

「死のイメージを投影ってどんな感じなの……?」

 

「………………ッ」

 

スズは言葉を失う。

 

「スズ?」

 

「二度と思い出したくもない。忌まわしいものじゃ」

 

それほどまでに恐ろしいことなのだろう。

 

思い出しただけで冷や汗が伝うのが見えた。

 

「文献によれば結界の向こうは契約者には不浄の大地、毒々しい沼が煮え立ち、骨のむき出しになった外骨格のムカデが這い回る地獄のような光景だとのことです」

 

「パニックになったわ。さすがにのう。自分の体がどんどんと腐り落ちていくような、痛み痒み…なんじゃろうな。とにかくそういう苦痛がいっぺんに来て、逃げよう何ぞ思わんかったわ」

 

「下手をすれば精神が崩壊してしまう可能性もあるそうです」

 

「心配すんな。結界の方は大丈夫だ。」

 

「自身たっぷりですね」

 

「拓人様がそう仰られるなら、私たちはお屋敷の方へ戻っておりますね?」

 

「え?私も?」

 

「見届けたい気持ちもわかりますが、彼らの決着に不粋な観客は不必要でしょう?」

 

「それもそうね。んじゃ、ご飯の用意して待ってるから!ほら、ジータゼータ、いくわよ?」

 

「母様、旦那様。ご無事をお祈りしております」

 

「それじゃあ…いこうゼータ!」

 

四人はそうそうに部屋を出ていく。ジータゼータも自信たっぷりな拓人の様子を見て、大丈夫と判断したのだろう。

 

「……だとさスズ」

 

「なんじゃ他人事のようじゃな」

 

「苦しい思いをするのはスズだからな。心の準備できたら教えてくれ」

 

「今更、覚悟など必要ない。お前様が来た時に、わしの運命はもうすでに決まっておったのじゃから」

 

「行くぞ、スズ」

 

「応っ!」

 

外に出ると、あの忌々しくも汚らわしい感覚がスズを包み込む。

 

むせかえるような腐乱臭と生ぬるく湿った風。

 

「ッ!」

 

『愚か者めが、我が結界を破ろうなどと笑止』

 

そして悪夢の元凶が姿を現す。

 

「なっ…お前様!?どこじゃっ!?お前様?」

 

先ほどまで一緒だった拓人の姿は見当たらない。

 

『ここはいわばお前の心の中、あやつは入ってこれまい』

 

「嘘じゃ!お前様!そこでわしの手を握ってくれておるのじゃろう!?お前様っっ!?」

 

スズの声が虚しく響く。

 

すると死屍惨憺たる腐海の遠く離れたところに、拓人の姿が現れる。

 

『どうした?お前もわかっているだろう?この世界では、すべてのものが腐り落ちて行く。お前も、そいつも』

 

その言葉とともに、拓人の体が腐り落ちて崩れていく。

 

「なっ…お前様!嫌じゃ!わしはどうなってもいい!こやつだけは!こやつだけは!」

 

迷うことなく腐った血肉の海をかき分け、拓人へと手を伸ばす。

 

『聞く耳を持たんな。自らの責から逃げようなどと考えるからこうなるのだ。貴様の運命はこの牢に入った時からすでに決まっていたんだよぉ!!』

 

「ぐっゔゔぅぅぅぅぅぅぅぅ…………ッ!!」

 

「さっさと戻りな、お前はもう外へは出れないんだよぉ』

 

豊かに勝ち誇った顔で、スズを見下げるその何とも判別の付かない魔人はニヤついていた。

 

「そうかな?」

 

空間全体に拓人の声が響く。

 

『あぁ?』

 

「お前様っ!?」

 

その魔人のすぐ後ろに拓人が姿を現し、ナイフをあてがう。

 

『は?なんで入って…』

 

「なんでだろうな。ともかくこれでお前と話せるな」

 

『俺はテメェと話すことなんざねぇ!とっとと失せなけりゃその女の精神を喰い散らかすゼェ!!』

 

焦っているのか、そんな荒くれた態度をものともせず、拓人は平常心で答える。

 

「まぁ、イキがるなよ、さっきどうして俺がここにいるか聞いたな。それを教えてやる。きっと歯向かう気なんかこれっぽっちもなくなるぞ?」

 

『…?』

 

「俺は今お前をこの世界に繋ぎ止めてる物の中に直接入り込もうとしている」

 

『なっ…バカそんなことしたら…』

 

「ああ、異常動作を起こしてお前は消滅する。そうだな、俺の歩幅であと一歩ってとこかな」

 

『なっ…わ、悪かった!な?許せ、俺だってこれが使命なんだよ。もともと人間の方から俺にお願いして来たんじゃねぇか!よく考えろよ坊主』

 

「よく考えるのはお前だ俺じゃない」

 

『当然だ!そりゃそうだよな!わかった、もう手出しはしねぇ!結界もとく、でももちろん俺にはもう加護を与える義務はねぇわけだよなぁ?』

 

「ああ、そんなものはもう必要ない。なぜなら……この風習はここで終わる」

 

『そうか、俺はお役御免か…つまり俺は止めようが辞めまいが消されるってわけか?』

 

「いや、そうでは……」

 

「だったら俺は1人でも多く日地連れにする方を選ぶゼェ!」

 

「なっ!?ひっ!」

 

「死ねぇ!!人g……

 

「た、たっく…」

 

「まったく、せっかく助けてやろうと思ったのに、人の話を最後まで聞かない奴ってのは、本当にもったいないね」

 

魔人が消える。

 

これですべてが終わったのだ。この因習はもう、誰に引き継がれることもない。

 

「たっく!」

 

「ぐぅえ!?苦しい!」

 

すさまじい勢いでスズが拓人に抱き着いてくる。

 

「よかったのじゃ!わしは生きておるな!?お主も!」

 

「当たり前だ」

 

その言葉を境に、死の世界の光景が光に包まれていく。

 

気が付くと、炎々と煌めく真夏の太陽の下、神社の境内に出ていた。

 

「〜〜〜〜っ!!外なのじゃ!」

 

蝉の鳴き声が静寂を突如として破り、ずうずうしいような生命の光が暗闇を割いた。

 

「うお!?喧騒にはじき出されたな」

 

「10年で随分と変わったようじゃな」

 

「そうか?」

 

「ああ、でもやっぱりいつ見ても変わらんものもあるようじゃわ」

 

今ならこの嫌味なくらい温かい命の炎が好きになれそうな気がする。

 

「ああ。さぁ!みんなが飯作って待ってる!いこうぜ!」

 

 

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