寮の一室
悠「ふぅ。何かすげぇ疲れた」
箒「お前が息なりセシリアにあんな事をするからだ」
悠「箒だってのりのりだったじゃん」
箒「あれは……(お前が私では無くセシリアにちょっかいを出したから)」
悠「ま、良いけどさ」
それよりも、今日は早く寝ようかな。流石に疲れたし
と、疲労を感じて眠りに着こうかと思って居ると
コンコン
ドアが叩かれた
悠「こんな時間に訪問者?誰だよ。は~い」
取り合えず返事をしてドアを開けに向かう。
ガチャ
悠「ど~な~た~。って、鈴?」
鈴音「やっほ~悠」
ドアの前には鈴がボストンバッグを肩から下げて立っていた。
悠「どうしたんだよ。後少しで消灯時間だぞ」
鈴音「分かってるわよ。ちょっとお邪魔させて貰うわよ」
悠「ちょ、おい(人の話を微塵も聞いちゃ居ないな)」
鈴はズカズカと室内に入って行った。
鈴音「へ~、やっぱり他の部屋と変わんないわね」
箒「おい!何故貴様が入って来るんだ!」
鈴音「別にあたしが何処に居ようが勝手でしょ!」
悠「はいはい喧嘩すんな、で用件は何だ?どうせ何かあんだろ(ま、知ってっけどね)」
鈴音「分かってんじゃない」
そんな荷物持ってたら誰だってそう思うわ。
ドスン
鈴音「あたし今日からここに住むから部屋変わって」
鈴はボストンバッグを床に起きながら箒に告げた。
箒「な!?何故貴様に譲らねば成らんのだ!」
鈴音「別に良いじゃない。それとも、悠と一緒じゃないと嫌なの?」
箒「ああ嫌だ!悠と離れるなど有り得ない!」
///そこまで言われると照れるな。
鈴音「良いから譲りなさいよ!」
箒「嫌だと言っているだろ!」
鈴音「がるるるる!」
箒「ぐるるるる!」
バチバチ
だから喧嘩すんなっつの、でもここは箒が正しいし。
悠「鈴」
鈴音「何よ悠、今取り込み中何だけど」
悠「ここの寮長って誰か知ってる?」
鈴音「知らないけど、何で?」
知らないで部屋を変わりたいとか言ってたんかい!
悠「あのな、部屋を移動するには寮長の許可が要るんだぞ」
鈴音「へ~。でも大丈夫よ。あたしが話を着けるから、で誰なの?」
悠「家の義姉」
鈴音「……へ?」
わ~。こんなに顔を青くしてマジか!見たいな顔してる人始めてみた。
鈴音「だ、だだ大丈夫よ。あたしが言えばきっと分かってくれる筈」
悠「千冬姉俺に甘いからな。どうかな?」
鈴音「うわ~ん!あんな阿修羅相手に無理よ!悠のバカー!」
ガチャ
バタン
ダダダダダダ
鈴は叫びを上げると部屋を出て走って行ってしまった。
悠「別に俺は悪く無いんだけど」
箒「気にする必要は無い!寝るぞ」
箒も機嫌悪くしちゃって、どうすんのよ起こして貰えなかったら。遅刻したら恨むよ鈴ちゃん。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
朝
チュンチュン
箒「朝だぞ悠、今日は何を言われても驚かないからな。きっちりと起こしてやる」
悠「う~んまだ眠いよ箒」
箒「何を言っているんだ!早く起きろ!」
悠「後三分いや一分zzz」
悠は布団にくるまり、また眠りに着いてしまった。
箒「どれだけ必死に眠りたいんだ。起きろ!」
バサッ
箒はこのままでは遅刻するので、布団を一気に剥がす。
箒「ほらお~き~ろ!」
ユサユサ
悠「う、く!」
箒「!どうしたんだ悠!」
悠を揺すっていると、悠が息なり表情を歪めた。
悠「さ、触ら……無いで」
箒「何にだ?何に触ってはいけないんだ?」
悠「あ、それは……そこは……ああ」
箒「一体誰に何をされて居るんだ!?確りしろ悠!」
悠「ああ!もう駄目!」
箒「悠!」
悠「俺の北京ダック食うな!」
箒「紛らわしい言い回しするな!!」
パシコーン
悠「痛っ!何すんだよ箒」
箒はある程度手加減して悠の頭を叩いた。
箒「まったくどんな夢を見ていたのだ。行くぞ、出ないと朝食を食べ損なってしまう」
ヒュッ
悠「準備出来たよ」
箒「早っ!」
悠は食べ損なってと言う言葉を聞いた瞬間、一瞬で服を着替えて制服を着て、箒の側に寄った。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
食堂
箒「少しは自分で起きる努力をしろ、これでは私の方が遅刻してしまいそうだ」
悠「一応目覚ましい時計とかセットした事は有るんだけど……」
箒「蹴飛ばしてしまうとか、止めて二度寝してしまうのか?」
悠「……朝起きたら時計が真っ二つに成ってるんだよね」
箒「…………」
悠「どうやら無意識に俺が真っ二つにしてる見たい。あははは!」
箒(今度から悠を起こすのは気を付けよう)
箒は静かに誓うのであった。
そうして二人で食堂で食事をしていると、やはり狙って居るのか
一夏「あ、悠。箒も、奇遇だな。一緒に食っても良いか?」
悠「ああ、俺は良いけど……」チラ
箒「私も構わないぞ」ゴゴゴゴゴ
ひぃ~!?
箒の後ろから鬼が、夜叉が!
一夏「悪いな」
悠「良いって良いって(君の生死が関わっているから少しは空気を読んで欲しいけどね)」
箒「私も気にしない(今度からは一夏の部屋のドアに釘を打ち付けて置くか)」
箒は内心凄く怖いことを考えて居たが、その対象の本人は
一夏「お!この味噌汁旨いな!やっぱ朝は味噌汁だよな~」
全然気付いていなかった。
でまた狙ったように来たのが
鈴音「あ」
悠・箒「あ」
またしてもラーメンを持った鈴だった。
鈴音「ムッスー」モグモグ
またすっごい不機嫌っぷりだなおい。
一夏「どうしたんだ鈴、そんなに怒って?」
そこで話し掛けるのが我らがMr.空気読めない男
鈴音「何でも無いわよ!ってか怒ってないし!」
いや確実に怒ってるよ。
こうなったら仕方ない!俺が一肌脱ぐか!
悠「ねぇ鈴」
鈴音「何よ。あたしは別に怒って何て」
悠「そうじゃなくて、昨日の話し何だけどさ。今度のクラス対抗戦で鈴が一夏に勝ったら、俺から織斑先生に頼んで上げるよ」
箒「ッ!?」
鈴音「ッ!?そ、そそそれ本気で言ってんの!?冗談や嘘でした何てもう通用しないわよ!」
悠「うん。本気だよ(クラス対抗戦は無人機が乱入して来て中止になる筈だから大丈夫。鈴には悪いけど、こうでも言わないと機嫌悪いまんまだし)」
箒「…………」ゴゴゴゴゴ
悠(あ~、箒のこれはどうやって静めようかな?考えて無かったよ)
そうだよね~。箒はおこるよね。よって阿修羅再び。
鈴音「分かったわ!一夏が勝ったら潔く諦めて上げる。でも、あたしが勝ったらその時は!」
ビシッ
鈴は指を俺に向けて叫んだ。
鈴音「悠!あんたはあたしの物よ!」
朝食を食べに来ている生徒が居るなかで大きな声で叫んだ。
一夏「え?俺が勝ったらとかってどういう意味だ?」
そして状況を理解してない男が一人。
女子一同『きゃ、きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
みゃぁぁ!鼓膜がぁぁぁ!
女子1「今の聞いた」
女子2「聞いた聞いた」
女子3「今のって確実に」
女子4「告白どころか」
女子5「プロポーズ見たいなものだよね」
キャー
キャー
回りの女子が今の会話を聞いて、あーだこーだと変な誤解が生まれつつ有る。因みに、一夏はさっきの音攻撃で殺られて目を回している。
鈴音「それじゃあね悠、約束忘れないでよ」
タッタッタッ
一夏「う、ううう。何だか頭がクラクラするな。何が有ったんだ?」
君は知らない方が良いと思うよ。
箒「……おい一夏」
一夏「ん?何だ箒」
箒「今日から練習メニューは今の倍にする」
箒から発せられた言葉は、一夏を破滅へと落とす地獄の言葉だった。
一夏「うえぇ!?な、何でだよ!この前ゆっくり強く成ろうぜって言ってくれたじゃねぇかよ!」
箒「何でもだ。分かったな」ギラッ
一夏「ッ!?わ、分かった」
箒「私も先に行っているぞ」
スタスタ
一夏「し、死ぬかと思った」
悠(俺もだよ)
一夏「何で二人供ピリピリしてんだ?あ、そうか!野菜をあんまり食べて無いんだな。後で言って置かなきゃな!」
止めておいた方が良いと思うよ。さもないと八つ裂きにされちゃうから。
クラス対抗戦は波乱の予感
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
おまけ
廊下
悠「はぁ。何かここ最近疲れてるな~」
一夏ってこんなに疲れる毎日を送ってたのか~。少し尊敬するわ。
お!あそこに居るのは同じクラスでのほほんさんと何時ものほほんさんと一緒に居る鷹月さんと相川さんだ。何話してんだろ。
静寢「聞いた?クラス対抗戦で優勝したクラスには、如月さんの等身大抱き枕が貰えるんだって!」
清香「マジで!?そりゃゲットするしか無いでしょ!その為にも織斑君には頑張って貰わないとね」
本音「うん。私もゆうちゃんの抱き枕欲しい~」
静寢「あ、次移動だよ急ご」
スタスタ
よし。冷静になれ先ずは落ち着くんだ。…………って何でだぁぁぁぁぁぁぁ!?原作見てても思うけど何で伝言ゲーム見たいに成ってんだ!しかもまったく伝わってねぇじゃねぇか!
こうして噂は既に学園中に広まり、クラス対抗戦で優勝すると俺の一分の一抱き枕とキスが貰えると言うことになった。
悠「納得行かねぇぇぇぇぇぇ!!」