※この作品はR-18です。

インフィニット・ストラトスの世界に黒猫が転生   作:悠之

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更新が不定期ですみません。


第一話

う~ん。ここは?転生出来たのか?

 

気が付くと目の前は真っ暗で何も見えない場所だった。

 

?「……が……こ……」

 

ん?声が聞こえる。

 

悠(誰かそこに居るのか?オーイ。ッ!?声が出ない!?)

 

ギュー

 

キラッ

 

急に下に押し出されて、下には光が見え始めた。

 

そして遂に外に出れた。

 

悠「おぎゃあおぎゃあ!(外だーってあれ?俺赤ん坊に成ってる!?)」

 

ザザザ

 

神『もしも~し聞こえる?』

 

悠「おぎゃあ!(神!?お前これどうゆう事だよ!)」

 

神『待って待って。今からそれについて説明するから、え~先ず何故赤ん坊かと言うと、君の体はあっちの世界の事故によりもう使えないから、新しく一から始めないといけなかったんだよ』

 

悠「バブ~(成る程)」

 

神『それともう一つ君に言わなきゃ成らない事が有るんじゃ。……性別を変えちゃったテヘッ』

 

看護婦「産まれましたよ。元気な女の子です」

 

悠「おぎゃー!(おいぃぃ!何してくれてんだ人の体を勝手に変えて!何「お茶溢しちゃった」見たいな雰囲気で言ってんだ!)」

 

神『あっはっはっ。いや悪かったの~、しかし特別にBLACKCATのトレインを美人にした感じにしてやったからの許してくれ、スペックもトレインとおんなじじゃぞ』

 

悠「おぎゃー!(ちょ、それマジか!?やったサンキュー!!)」

 

体は女に成ったけど、BLACKCATとインフィニット・ストラトスが同時に味わえる何て超ハッピーだぜ。

 

神『喜んで貰えて嬉しいよ。じゃあまた用事が有ったら今見たいに念話するの。じゃ、さよならじゃ』

 

プツッ

 

それっきり神の声は聞こえなく成った。

 

悠「バブバブ(女に成ったとはいえトレインと同じ身体能力か、ある意味チートだな)」

 

その時、ドアが開き眼鏡を掛けた白衣の男性が部屋に入ってきた。

 

白衣の男性「産まれたか。ならば直ぐに検査室に連れてきなさい」

 

看護婦「ですが産まれたばかりでいきなり検査は少々危険かと……」

 

白衣の男性「それの父親は私だ。よってそれをどうしようと私の勝手だ。分かったら早く連れてこい」

 

バタン

 

何て父親だ。あんなのが俺の親なのか?こりゃ早々に家出を考えておくか。

 

ガチャ

 

看護婦「連れて参りました」

 

白衣の男性「よし。そこの台に乗せてくれ」

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

検査を終了し、これまた一段と殺風景な場所に連れて来られた。

 

悠「バブ~(ここにはもっとちゃんとした場所は無いのか?)」

 

ガチャ

 

白衣の男性「いや~済まないね待たせてしまって、だが喜べ被験者01号、何せ私の研究する物のと君の相性は抜群なのだから。これで君も生きる価値を得ることが出来たのだ」

 

悠「バブバブ(生きる価値が無かったら死ねってか。ふざけんな!)」

 

白衣の男性「おお。お前も嬉しいか」

 

悠「おぎゃー!(んな訳あるか!)」

 

白衣の男性「そろそろ総帥が来られる、恐らく総帥がお考えに成っている計画がどこまで進んでいるか見に来られるのだ。総帥の計画世界を征服するためのパワードスーツ『IS』」

 

悠「ば、バブ~!(な、何!どういう事だ『IS』は『篠ノ之 束』(しののの たばね)が作るんじゃ無いのか!?)」

 

白衣の男性「君のお母さんは私の事を理解してくれなくてね。だが大丈夫だ、あの女は他の病院に移して記憶を抹消するからもう会うことも無いだろう」

 

悠「バブ!(何が大丈夫何だ。俺の両親二人とも馬鹿か)」

 

白衣の男性「それではね、私もそろそろ総帥を迎えに行かなければ」

 

ガチャ

 

バタン

 

悠「バブ(よし決めた。後三年立ったらここを出ていこう)」

 

 

俺は密かに決意した。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

三年後

 

悠「さて、三年立ったし研究資料持ってずらかるか。俺の身体能力が有れば楽勝だぜ。何たってモチーフは本暗殺者だからな」

 

スタコラサッサスタコラサッサ

 

と、気付かれないように資料と少しの食料を持ち脱走した。え?『IS』は無いのかって?それなら問題ない。この三年の間に神が俺に『IS』をあたえてくれたからな。でも、まだこの時代には『IS』は存在しないから隠す為に『IS』の待機状態をトレインの刺青にしてもらった。だからもうすでに『ⅩⅢ』の刺青が鎖骨の下辺りに有る。

 

で、逃げたのは良いけど

 

悠「ここは一体何処なんだ?」

 

全く知らない場所に到着。う~んこれって所謂迷子?

 

ドドドドドド

 

ん?何だ?誰かが此方に突進してくる!!

 

?「ゲットだぜ!!」

 

ガシッ

 

ギュゥゥゥゥゥゥゥ

 

?「箒ちゃん!可愛い子を拾ったよ!」

 

箒ちゃん?え、て事はこの人束さん!?

 

箒「姉さん。その子に失礼ですよ」

 

束「ん~そうだ!ねぇねぇ、君は何処に住んでるの?もし良かったら教えてくれたまえ」

 

箒「姉さんもうちょっと聞き方と言うものを」

 

束「良いから良いから」

 

お喋りしてるところ申し訳無いのですが、離して頂けないでしょうか。息が出来ない。

 

悠「はな……し……て」

 

箒「ね、姉さん?その子顔色が悪いですよ。離して上げて下さい」

 

束「あ~ごめんね~。ついつい可愛くて離せなかったんだ」

 

謝罪しながら束さんは離してくれた。

 

悠「だ、大丈夫です(もう少しでまた神のところに逝きそう立ったけど)で、俺の家は有りません」

 

束「へ?無いの?じゃあ家の子になろうそうしよう」

 

箒「姉さん!済まない。話を聞いても良いか?」

 

箒はこの頃からちゃんとしてるな。

 

悠「うん。良いよ」

 

箒「ありがとう。先ずは自己紹介からだ。私は『篠ノ之 箒』(しののの ほうき)それでこっちが」

 

束「ヤッホー!束さんだよーブイブイ!」

 

……実物は迫力が違うな。

 

箒「……私の姉『篠ノ之 束』だ。何時もこんなだから気にしないでくれ」

 

悠「あはは。俺は被験者01号です」

 

箒「……それが名前か?」

 

箒は驚きながら聞いてきた。

 

悠「そうだよ。父親がそうよんでた」

 

束「そっか~これは訳ありだね。じゃあお家にレッツゴー!!」

 

流石束さん。全く動じない。

 

箒「姉さんもう少し真剣に考えてください」

 

束「考えてるよ~だから家に持ち帰って着せ替え、一緒に住もうって行ってるんだよ~」

 

今着せ替えって言った!?い~や~だ~!!いくらなんでもプライドが許さん!

 

悠「い、いや。遠慮しとくかな」

 

箒「そうだよ姉さん。勝手に決めたら怒られるよ」

 

束「む~。あ、そうだ!ちーちゃんの所に置いて貰えないか聞いて見よ~っと」

 

ちーちゃんって事は千冬さん!?何て日だ!!(芸人風)

 

ピッピッピッ

 

千冬『何だ束?私も暇では無いのだぞ』

 

束「あ、ちーちゃん。実はねカクカクシカジカ四角いムーブ何だよ~」

 

え、それ使えんの?通じるの?

 

千冬『は?何を言っている』

 

通じねぇのかよ!!

 

千冬『今はタントカスタムだろう』

 

そっちかい!?そこはツッコミどころじゃないだろう!

 

千冬『で、用件は何だ?貴様の事だ、またろくでもないことだろう』

 

束「酷いよちーちゃん。私は何時だって大真面目さ」

 

何処をどう見たら真面目に見えるんだ?真面目だと言うのなら少しはそれらしい素振りを見せてほしい。

 

束「それでねぇ。お願い何だけど、子供を一人引き取ってくれない?」

 

千冬『何!子供!?束一体何処から拐ってきた!』

 

束「ちょ、それはどういう意味かな?束さんはそんなことしないよ!?」

 

いやいやあんたはやりかねないよ。

 

千冬『まぁいい。何か訳あり何だろう?私は家を空ける事が多いから一夏も喜ぶだろう。で、何時連れて来るんだ?』

 

束「うん。箒ちゃんを家に届けてからそっちに行くよ」

 

千冬『分かった』

 

プツッ

 

束「良し!じゃあ早く家に帰ってちーちゃん家に行こう!さ、早く早く箒ちゃんとゆーちゃん」

 

箒「ゆ、ゆーちゃんとはまさか」

 

束「そ、君は今日から悠。ゆーちゃん何だよ」

 

悠「悠か(まさかこれも神が何かしてくれたって事か?)」

 

束「あり?ダメだった?」

 

箒「その、気に入らなかったのなら気に入らないと言って良いぞ」

 

悠「大丈夫だよ。とても気に入った!今日から俺は悠だ」

 

自分の名前を気に入らない訳がない。

 

束「話もまとまったところで早速行こう!」

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

一度篠ノ之道場に戻り箒に別れを告げ、織斑家に到着した。

 

ガチャガチャ

 

ピンポーン

 

と、ここでアクシデント発生。ドアの前に着いたら、いきなり束さんがピッキングを始めたので、慌ててチャイムを鳴らした。

 

ガチャン

 

束「あ、開いた~。こんな鍵束さんに掛かればちょちょいのちょいでぐえっ」

 

ガシッ

 

千冬「ちょちょいのちょいで何だ?」

 

ドアが開き中から腕が伸びてきて、束さんの顔面を鷲掴みにした。

 

束「やぁちーちゃん。今からノックして入ろうと思ってたんだよ」

 

千冬「ノックして入ろうとするやつはピッキング何てしない」ギリギリ

 

束「いたたたた!!ち、ちーちゃん食い込んでる!指が顔に食い込んでるよ~!」

 

お、恐ろしい((((;゜Д゜)))

 

千冬「その子が居候しに来た子か?」

 

束「うんそーだよ。名前はゆーちゃん頼むよ愛しのちーちゃん。たまには会いに来るからね」

 

そうだ。今の俺はトレインの美人バージョンの子供。という事はかなり可愛い筈、現に束さんが飛び付いてきた程だ。試してみるか。

 

クイクイ

 

束さんと千冬さんの袖を同時に引っ張る。

 

束・千冬「ん?」

 

悠「絶対に会いに来てね///」ウルウル

 

顔赤面+涙目+上目使いコンボ

 

束・千冬「ぶはっ」

 

二人は鼻血を盛大に散らせながら後ろに数歩下がった。

 

束「や、やっぱり束さんのラボに来ない?」ジュルリ

 

束さんは鼻血を止めようともせずに、危ない表情で俺に近寄ってきた。早く止血しないと貧血に成りますよ?

 

千冬「何を言う束。悠はもう私と永遠に離れない」ポタポタ

 

千冬さんも鼻血を滴ながら、真面目な顔で凄い事を口走っている。

 

悠(永遠にって、軽く病んで無い?そしてこれは無闇やたらに使わないでおこう)

 

束「う~。名残惜しいけどまたね~」

 

悠「束さんちょっと待って下さい。これを」

 

ゴソゴソ

 

束「ん?何のデータ?」

 

悠「俺には良く分からなかったけど、束さんなら分かるんじゃ無いかと思って、父親の研究室から持ってきた物です」

 

束「良いの?貰っても」

 

悠「はい。俺が持ってたって宝の持ち腐れです」

 

束「そか、じゃ調べて見るね。あと、束さんの事は束姉と呼んでおくれよ」

 

悠「分かりました。束姉」

 

束「あぁ。胸にキュンッと来たよ~。また来るね~」

 

タタタタタタ

 

早っ!?もう見えない。

 

千冬「ふむ」

 

後ろを振り返って見ると、千冬さんが何かを悩んでいた。

 

悠「どうしたんですか?」

 

千冬「うむ決めた。悠よ、私の事も千冬姉と呼んでくれ」

 

あ、そんなこと悩んでたんだ。

 

悠「うん。千冬姉」

 

千冬「うん良い!さ、中に入るぞ。一夏も紹介せねばならんしな」

 

ガチャン

 

悠「お、お邪魔します」

 

千冬「違うぞ。ここはもうお前の家同然だ。『ただいま』だろ」

 

ち、千冬さんカッコいい。

 

悠「た、ただいま///」

 

改めて言うと、少し恥ずかしい。

 

一夏「お帰り千冬姉。?その子は誰?」

 

玄関を上がると、リビングと思われる方から幼い一夏が走ってきた。

 

千冬「ただいま一夏。この子は新しく家族になる悠だ。私はよく家を空ける事が多いから悠が居ればもう寂しく無いぞ」

 

一夏「新しい家族!やったー!俺『織斑 一夏』(おりむら いちか)宜しくな」

 

悠「俺は悠。宜しく」

 

自己紹介しあい、俺と一夏は握手をした。

 

千冬「よし今日は悠が家族の一員に成ったお祝いをしよう。たまには私が夕飯を「が、外食しようよ千冬姉」む?」

 

一夏が慌てながら千冬姉の提案を拒否した。

 

悠(そう言えば千冬姉って料理下手何だっけ、俺も料理出来るようになろう)

 

俺は心の中でそっと決意した。

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

四年後

 

あれから四年、特に何か有った訳じゃ無いけど、しいて言うなら束姉が良く一夏が居ないときに遊びに来たり、その時に鎖骨のⅩⅢの刺青を見られていろいろ調べられたり、一夏が俺の事をずっと男だと誤解してて、一度お風呂に入ってきた事が有り千冬姉にかなり叱られていた。何故か俺も叱られ「もっと女としての自覚を持て」と言われた。人間なかなか十数年の癖とは治らないものだ。で、今日は千冬姉に連れられ一夏と篠ノ之道場に向かっている。俺は箒とたまに有って居たのでさほど珍しく無い。

 

千冬「一夏。道場にはお前と同い年の女の子が居るから仲良くやれよ。悠はその子とはもう友達何だろ、なら一夏を宜しくな」

 

悠「うん任せて」

 

一夏「俺も仲良くする」

 

千冬「良し。良い子だな二人とも」

 

話しているうちに道場に到着した。

 

千冬「すみません!」

 

千冬姉が道場の門を開け、中に呼び掛ける。

 

ダダダダダダダダダダダ

 

道場の方から地響きが聞こえてくる。

 

悠(あ、何かデジャブ)

 

束「ち~~~~~ちゃ~~~ん!!」ダッ

 

道場から束姉が出てきて勢い良くジャンプした。

 

悠(あの距離からジャンプって、この人もやっぱり千冬姉並みに異様な身体能力してんだな)

 

ガシッ

 

束「ぐえっ」

 

だが何時もながら顔面をアイアンクローされている。

 

千冬「何時も止めろと言っているだろ。ましてや悠と一夏の前で」

 

束「ぐぐぐ、相変わらず容赦ないアイアンクローだね。よっと、やぁゆーちゃん、いっくん。ささっ箒ちゃんも待ってるから中に入って」

 

束姉はあの千冬姉のアイアンクローを糸も簡単に抜け出し、道場に入って行った。

 

そして中に入って見ると

 

箒「待っていたぞ悠。さぁ早速稽古だ、今度は負けないぞ」

 

箒が胴着着て、竹刀を持って道場の中心で立っていた。

 

悠「(一夏の事はスルーなのか?)俺も負ける気は無い」

 

あ、1つ言い忘れたが、箒は俺の事を男だと思っているらしい。まぁいっつも男物の服を着て、「俺」って言ってたら間違われても無理無いが、少しは疑うぐらいして欲しかった。(泣)

 

一夏「初めまして、俺織斑 一夏。宜しくな」

 

箒「…………」プイッ

 

一夏「あれ?」

 

一夏が握手をしようと手を出すと、箒はそっぽを向いて俺の方に来た。

 

悠「ほ、箒流石にその態度は……」

 

箒「知らん」

 

悠「ご、ごめん一夏。箒って結構人見知り何だ、だから許して上げてね」

 

一夏「別に気にしてないよ」

 

箒「私は人見知りなどではない!ただそいつが男の癖にへらへらしているから気に食わんだけだ!」

 

余計質悪いよ。

 

悠「と、取り敢えず稽古始めようか」

 

これからこの二人と一緒に稽古するのか、疲れそうだな。ハァ~。

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

小学二年生

 

小学二年生に成り、何と三人とも同じクラスに成った。相変わらず箒は他の人と余り話したり、自分から積極的には行かないようで、毎日俺の所に来てばかりだ。

 

そして小学二年生と言うことは、あの問題が発生する。

 

悪餓鬼1「やーいやーい男女男女」

 

悪餓鬼2「女なのに男見たいな言い方しやがって」

 

悪餓鬼3「生意気何だよ!」

 

そう、箒が苛めにあうのだ。普通は一夏に譲るところだろうが、生憎一夏はここにまだ来ていない。かといって待って居られる訳もなく。

 

バシッ

 

悪餓鬼1「ぐえっ」

 

俺は一人の悪餓鬼の後ろから悪餓鬼を蹴っ飛ばした。

 

悪餓鬼2「な、後ろからとか卑怯だぞ!」

 

悠「女の子相手に一対多でやり合うお前らの方が卑怯だろ」

 

悪餓鬼3「織斑。お前はこの男女の味方なのかよ」

 

あ、あと悪餓鬼が言ったように、俺の今の苗字は千冬姉の配慮で『織斑』に成った。いずれは苗字を返して『如月』にまた成ろうと思うけどね。

 

悠「そうだよ。何が悪いの?女なのに男見たいな口調で話すのが悪いの?自分よりも強いから悪いの?生意気だから悪いの?結局自分の思い通りに成らないから当たり散らしてるだけでしょ」

 

悪餓鬼2「な!?」

 

悠「俺にしたらギャーギャー騒いでるあんたらの方が耳障りでうざったいっつーの!箒は何も悪く無いじゃん、ただちょっと人付き合いが苦手なだけで根は優しい良い子だよ」

 

悪餓鬼3「う、うるせぇ!」

 

悠「言い返せなく成ったら実力行使か、ほんと救えないね!」

 

向かってくる悪餓鬼に対して最小限の手加減をして先ず先頭の悪餓鬼を避けて、足を引っ掻けて転ばす。

 

ドテッ

 

悪餓鬼1「イテッ!」

 

次に殴り掛かってくる悪餓鬼の手を両手で握り背負い投げ。

 

ドサッ

 

悪餓鬼2「グアッ!」

 

で、最後の一人を掴んでガンッ

 

ガンッ?

 

悪餓鬼3「イッター!」

 

悪餓鬼を掴んで居ると、何かを殴る音が聞こえて、次に悪餓鬼が頭を抑えてうずくまる。後ろには仁王立ちした一夏が立っていた。

 

一夏「大丈夫か悠?どっか怪我してるか?」

 

悠「大丈夫だよ一夏」

 

一夏「良かった~。教室が騒がしいから急いで中に入ったら、悠があいつに掴まれてたから」

 

あ~そっちからはそう見えたのね。

 

悠「ありがとう一夏」

 

一夏「へへっ当たり前だぜ」

 

一夏が自慢げに胸を張る。

 

これで一件落着かな。

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

箒視点

 

私は基本一人で居た。話す相手は何時も悠。否定はしているが、実際私は世間から見たら人見知りだろう。加えてこのしゃべり方、普通の女子はこんな古風なしゃべり方をするものは居ない。おかげで今こうして苛められている。誰も助けてくれる者は居ない、皆見ているだけ、見てみぬ振りをしている。やはり私は一人だ。

悪餓鬼1「ぐえっ」

 

その時、私を苛めていた内の一人が唐突に倒れた。

 

悪餓鬼2「な、後ろからとか卑怯だぞ!」

 

女子を大勢で苛めるのは卑怯じゃないなか?

 

悠「女の子相手に一対多でやり合うお前らの方が卑怯だろ」

 

何と悪餓鬼を蹴っ飛ばしたのは悠だった。

 

悪餓鬼3「織斑。お前はこの男女の味方なのかよ!」

 

そう言えば姉さんが悠の苗字が『織斑』に成ったと言っていたな。

 

悠「そうだよ。何が悪いの?女なのに男見たいな口調で話すのが悪いの?自分よりも強いから悪いの?生意気だから悪いの?結局自分の思い通りに成らないから当たり散らしてるだけでしょ?」

 

悪餓鬼2「な!?」

 

悠「俺からしたらギャーギャー騒いでるあんたらの方が耳障りでうざったいつーの!箒は何も悪く無いじゃん、ただちょっと人付き合いが苦手なだけで根は優しい良い子だよ」

 

……悠。

 

悪餓鬼3「う、うるせぇ!」

 

私を苛めていた内の一人が、大声を上げて殴り掛かって行った。

 

悠「言い返せなく成ったら実力行使か、ほんと救えないね!」

 

危ない!!

 

そう叫ぼうとしたとき、私の心配は必要ないと分かった。

 

ドテッ

 

悪餓鬼3「イテッ!」

 

ドサッ

 

悪餓鬼2「グアッ!」

 

そして最後の一人を掴んだ瞬間、悠が掴んでいる者の後ろから織斑 一夏が行きよい良く近付き

 

ガンッ

 

悪餓鬼1「イッター!」

 

頭を思いっきり殴った。

 

一夏「大丈夫か悠?どっか怪我してるか?」

 

悠「大丈夫だよ一夏」

 

一夏「良かった~。教室が騒がしいから急いで中に入ったら、悠があいつに掴まれてたから」

 

どうやら織斑 一夏は悠がやられて居ると思ったらしい。悠が負ける分けないだろ、何せ私が惚れた男だからな///(勘違いしたまま)

 

悠「ありがとう一夏」

 

一夏「へへっ当たり前だぜ」

 

取り敢えず私はこの二人に礼を言うために二人を呼ぶことにした。

 

箒「ま、まて!」

 

悠・一夏「ん?」

 

箒「そ、その、さっきはありが「一体何の騒ぎですか!」」

 

私が礼を言おうとした瞬間、タイミングを見計らったかのように担任の先生が教室に入ってきた。

 

担任「あなた達ですか?喧嘩をしていたのは?ちょっと職員室に来なさい」

 

そう言って担任の先生は悠と織斑 一夏。それに私を苛めた三人を連れて職員室に行った。

 

箒視点終了

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇




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