「今回の件、表沙汰にならないように始末してくれ」
鶴ヶ久保の車で寄合荘まで送ってもらうと、俺は今日の事件が世間に知られないように後始末してくれと鶴ヶ久保に頼んでおく。
「分かりました」
鶴ヶ久保は一礼して俺の頼みを了承すると、車を走らせ夜の闇に消えていく。
それを見届けてから秋風さんの方に振り替える。
「しろ達には事情を話していいよね。後の事はあいつらに任せるから」
「あ……待って」
男の俺なんかよりも気心の知れたしろ達の方が安心できると思い秋風さんから離れようとするが、秋風さんは俺の服の裾を摘まんで引き留める。
「あの、漆嶋君に話したいことがあるの」
俯いていてその表情は読めないが、俺の裾を掴む手は小刻みに揺れていた。
俺にはその手を振り払うことなど出来ず、秋風さんの部屋に招かれる。
「まずはその怪我の手当てをしませんと」
「別に手当てなんて必要ないよ」
秋風さんは棚から救急箱を取り出し俺の手当てをしようとする。
別にかすり傷にもならない傷なんだが、秋風さんは何も言わずに俺の頭に包帯を巻きはじめたので、俺はそれ以上は何も言わず、なされるがままにする。
「あの、漆嶋君。漆嶋君は私に秘密、知られたくなかったんですよね」
「……まぁ出来ることなら知られたくなかったかな」
「だったら、どうしてヤクザの人たちに無理言ってまで付いて来てもらったの?その前に何で警察に任せず、助けに来てくれんですか?」
確かにバレたくなければヤクザな連れていかず、自分が駆けつける必要などなかった。でもそれは──
「そんな下らないことと秋風さんの無事、比べるまでもないからな。鬼龍組の連中を連れてきたのは背後に警察では手を焼くデカイ組織がいると思ったのと……警察が絡めばどうしても表沙汰になるからね。秋風さんもこんなことに誰にも知られたくないでしょ」
秋風さんは日本最大の企業の令嬢だ。
そんな子が誘拐されたとなれば、大々的に報道されるのは避けられない。
そして、マスコミのなかには節度のない取材をする輩もいる。
葵なんかもそんなマスコミに付きまとわれ、疲弊していた。
今の状態の秋風さんにその仕打ちは酷だろう
「でも、私は漆嶋君に酷い態度ばっかり取ってしまっていたのに……」
「まぁ、白に頼まれたってのもあるけどな」
ここで隠してもしょうがないので本当の事を話す。
秋風さんは今、全ての事に怯えているはずだ。
なら、今ここで嘘をつくことは彼女を追い詰める事に繋がる。
秋風さんは俺の顔を見てその瞳を不安そうに揺らしていたが、やがて意を決した様に立ち上がり、衣装タンスからなにかを取り出し俺の前に持ってくる。
「これは以前私が誘拐されたときに助けてくれた人が私に着せてくれた服なんですけど……これ、漆嶋君のじゃないですか?」
「あー」
秋風さんが見せてくる服は見覚えがあった。
しかも、間違いなく俺が着ていた服だと断言できる。
何故ならその服は翠と葵が俺のために手作りで作った物だからだ。
そういえば昔、偶々女の子が複数の男に犯されそうになっているのを見つけて今回みたいに犯人達をぶっ飛ばしたような……で、確か男達を無力化した後に裸の女の子に上着を掛けてあげてその場を去った気がする。
その服がここにあるということは……あの時は助けた女の子が実は秋風さんだったてことか!?
「やっぱりあのとき助けてくれたのも漆嶋君なんですね」
俺の反応を肯定と捉えた秋風さんの目の色が変わる。
「私、恩人だとも知らず酷いことばかり言ってしまって……本当にごめんなさい」
秋風さんは深々と頭を下げながら謝罪してくる。
俺は今までその事を忘れていたし、別に気にする必要はないのだが、秋風さんにとっては結構重要な問題らしい。
「そ、それで、迷惑かもしれないですけど……漆嶋君にお願いしたいことが……」
「なあ秋風さん。秋風さんが俺に対してどんなイメージを持ってるかは分からないけど、俺はそんな立派な男じゃないぞ」
「え?」
指をもじもじとさせている秋風さんの目に何か危険な色が灯った。
それだけで彼女が何を望んでいるかを悟り、本題に入る前に制する。
秋風さん自身が言っていたことだが、もし自分が男に気を許すとしたら誘拐されたときに助けてくれた人しかいないそうだ。
そして今その男が俺だと知った。
ならば秋風さんは俺に対してどんな感情を抱くかは言うまでもない。
「俺は妹達や桜とも関係を持っているし、結衣とも付き合っている」
「え?」
秋風さんは俺の言葉に面食らったように固まる。
「もし誰かに子供ができても結婚することはないし、この関係が変わることはない」
「え?え?」
「それがおかしい事だとは理解してるけど、自分を変えるつもりもない」
俺の言葉にパニックになる秋風さんに追い討ちをかけるように言葉を連ねる。
「期待を裏切るかもしれないけど、コレが俺の本性だ」
秋風さんは俺を美化しすぎている。
幻想を抱いていると言ってもいい。
このまま秋風さんの望む理想の男を演じることは簡単だ。
しかし、それではダメなのだ。
だから、俺は秋風さんを突き放つような言葉をあえて選ぶ。
「…………」
最終的に秋風さんは俯き、なに言わなくなる。
少しか可哀想だが、俺みたいな男の虜になるよりはマシだろう。
「ごめんね。しろ達を呼んでくる」
これ以上は俺がここにいても意味がない。
むしろ秋風さんを傷付けるだけだ。
しかし、
「漆嶋君、私ずっと考えていたの。私の大切なものはいつか無理矢理奪われるんじゃないかって。そんなのは絶対に嫌だった。でも自分からあげたいと思う人はいなかったの」
俺が部屋から出ようとすると、秋風さんはそんなことを言ってくる。
「秋風さん、俺の話聞いていた?」
「聞いてました。でも……それでも私の気持ちに変わりはないんです」
「それはただの吊り橋効果だよ」
「かもしれません。でも漆嶋君ならきっと後悔はしないと思うんです」
秋風さんは鼻と鼻が触れるくらいの至近距離まで近付いてきて真っ直ぐに俺の目を見る。
そして一呼吸おいてから──
「一番になれなくても構いません。ハ、ハーレムだとしても私は満足なんです。たから……私を漆嶋君のものにしてください」
「ホントに後悔しないんだな?」
「はい」
「――――分かったよ」
ここまで言われたら引き下がるわけにもいかない。
俺は秋風さんの決意を受け入れ、関係を持つことを決める。
「あの……その、ちょっとだけでいいですから外に出てもらえませんか?」
秋風さんが顔を真っ赤にしながらそんなことを言うので、俺は素直に部屋から出る。
「もう入って頂いて大丈夫です」
外で数分ほど待っていると、中から秋風さんの恥ずかしそうな声が聞こえてくる。
俺が中に入ると、秋風さんは先程の下着姿に学ランを羽織っている格好ではなく、女の子ぽいかわいらしい格好に着替えていた。
「何で着替えてるの?」
「そ、それは、やっぱり初めてですし……ちゃんとした格好でしたくて……」
その反応がかわいくて、赤面して恥ずかしそうにする秋風さんの隣に座り、頭をわしゃわしゃと撫でてやる。
秋風さんは嬉しそうにしながら目を閉じ、俺に寄りかかってきた。
「んっ……」
そして、俺たちはどとらからともなく唇を合わせる。
お互いにお互いの体を引き寄せ、抱き締め合う。
二人のキスは粘膜と粘膜が触れるだけの啄む様な軽いキス。
秋風さんは体を強張らせて小さく震わせつつも、こちらに応えようと懸命に唇を当ててくる。
それは秋風さんの決意を表明するかのような不器用で力強い仕草だった。
「んっ!?」
俺は唇を少し開き、秋風さんの唇を舐める。
それは秋風さんともっと深く、もっと強く繋がるための行動だった。
秋風さんは目を大きく見開き、体を硬直させる。
だが、それも一瞬。
秋風さんはすぐに力を抜き、そっと唇を開き僅かな入り口を作る。
俺はその隙間から舌を捩じ込むように押し込む。
すると秋風さんの舌が俺の舌をチロリと舐めた。
恐らく無意識の行動だろうが、ひとぐ蠱惑的な動き。
それを感じ取ると、俺は秋風さんの舌に自分の舌を絡ませる。
秋風さんは俺の唾液を恥ずかしそうに吸い上げ、自分の唾液と混ぜ合わせて喉を潤す。
秋風さんの口内は温かい唾がコーティングしていて、なんとも言えない気持ちよさがあった。
俺の舌と絡めている舌は柔らかく、しかし、少し抵抗するように押し返してくる。
恍惚感に襲われ、えもいわれぬ充実感と一体感を感じる。おそらく秋風さんも同じ状態だろう。
「はぁ……はぁ……」
息が苦しくなり同時に唇を離すと、二人の間に唾液の糸が引く。
「秋風さん──」
「紅葉……紅葉って呼んで下さい」
お互いに熱に浮かされたような艶っぽい瞳で見つめ合い、名前を呼ぶと、上目使いでお願いされる。
俺は秋風さん……いや、紅葉を抱き締める。
「今日は紅葉のしたいようにしてあげる。どうして欲しい?」
これは紅葉の初めてになるのだ。
出来る限り、紅葉の望むようにしてあげたい。
「それなら、私に猛君のを舐めさせて下さい」
紅葉は俺の大きくなっている息子を見ながら、そんなことを言う。
「そんなんでいいのか?もっと他に色々して欲しいことがあるんじゃないのか?」
「ううん。私は猛君にしてあげたいんです」
あくまでも俺が紅葉から貰うのではなく、紅葉から俺にあげたいということらしい。
紅葉はテントを張っている俺のズボンを脱がし、大きく勃起した肉棒を取り出す。
「すごい……男の人のってこんなに大きくなるんですね……」
「怖くないか?」
紅葉は2回も無理矢理犯されそうになっている。
男の性器に対して恐怖を覚えても仕方がないだろう。
「なんだか、猛君のだと思うと全然怖く感じないんです」
しかし、紅葉は少し微笑んで、大丈夫だと言う。
多少気圧されているようだが、そこに無理をしている感じはない。
「こんなに熱くて……硬い。私で興奮してくれているんですね」
「そりゃな」
紅葉は桜達とも並ぶ美少女だ。
そんな子が俺のためにしようとしてくれているのだから、奮しない方がおかしい。
「嬉しい……ひゃあ!」
紅葉はうっとりとした目をしながら、チロリと出した舌でオレの肉棒に触れる。
その感触に俺の肉棒はピクリと反応してしまい、紅葉を驚かしてしまう。
「大丈夫か?別に無理しなくても良いんだぞ」
「大丈夫です。ちょっとビックリしただけですから」
紅葉はそう言って再び唇を亀頭に近付け、チロチロと舌を這わしていく。
ぎこちない動きだが、確かに気持ち良く、次第に先端からカウパーが溢れてくる。
「……苦いです」
紅葉は先走り液を舐めた瞬間、顔を強張らせるが、その声はどこか嬉しそうだった。
「それだけ猛君が私に期待してくれてるってことですよね」
ニッコリとしながらそう呟く紅葉はどこまでも愛らしかった。
「私、こういうのはよく分からないので、どうしたら良いか教えてください」
俺が若干もどかしさを感じているのに気が付いていたのか、紅葉は俺にどうすれば良いか教えを乞う。
「先ばっかりじゃなくて竿の方も舐めてくれるか」
「はい。ちゅ……ん……ぅ」
俺が指示を出すと紅葉はその通りに舌を這わす。
その際、カリ首や裏筋までしっかりと舐めてくれる。
「そうやって唾液で全体を濡らしてくように」
「ちゅぷ……れろ……んぅ」
紅葉は指示通り、その可愛らしい舌で丹念に舐め、肉棒全体を唾液でコーティングしていく。
「そのまま先端を口に咥えてくれるか」
流石にこれは少しは躊躇っていたが、やがて意を決したように口を開き、大きくなった肉棒を咥える。
紅葉の口内はなんとも言えない生暖かさと心地よい柔肉で俺の肉棒を迎えてくれる
「ぅ……そのまま歯は立てないように。ただ舐めるだけじゃなくて、ときどき吸ったり」
俺は紅葉の口膣の気持ちよさに呻きつつ、さらに指示を出す。
「じゅ……じゅる、んんんっ……んん、っぷ」
紅葉は返事をするより早く、ただ俺を気持ちよくしようと懸命にフェラをしてくれる。
竿まで口に含んでからゆっくりと口をすぼめ、吸い上げるように、搾り取るように亀頭まで戻る。
そして亀頭まで戻るとまた根本まで飲み込んでいく。
「もっと、うっ……早くっ」
「ん、ぶ、んんっ、んく、ぅぶ」
じゅぶ、じゅぶと淫質な水音が響き、その速度を上げていく。
それと同時に急速に射精感が高まってくる。
「くっ、イク……ぞ」
「んんっ!?んんんんんぅぅぅ!!」
肉棒が大きく跳ね上がり、尿道から精液が一気に放出される。
紅葉はそれを一滴も溢さないと言わんばかりに俺の腰に手を回し抱きつき、口で俺の精を受け止める。
「ん、んん、んく、んく」
口に含みきれなかった分は少しずつ嚥下していき、永い射精が終るまで一滴も口から溢さない。
「じゅず、じゅずずずずず」
びゅるりと最後に肉棒が大きく震え射精が終わったことを知らせると、紅葉は口の中の精液を全て飲み込み、尿道に残っている精液も残さないと吸い上げる。
「こほこほ……っ……」
全てを飲み干し、肉棒から口を離した瞬間、紅葉は噎せ返り、咳込む。
よっぽど辛かったのか眉根を寄せ、涙目になってしまっている。
「無理して飲むことなかったのに」
「けほっ、猛君が私のために出してくれたものですから」
まだ若干苦しそうにしながらも笑顔をつくり、そんなことを言ってくれるので、嬉しくて、俺は紅葉を抱き寄せ頭を撫でてやる。
すると紅葉はなさるるままにうっとりとした表情をする。
「今度はこれを私のここに下さい」
紅葉は俺の手を取り、自身の股の中心、女の子の秘裂に誘導する。
そこはショーツの上からでも分かるくらいビショビショに濡れそぼっていた。
「その前に、紅葉の全部を見せてくれないか?」
「……はい。どうぞ……ご覧になって下さい」
このまま行っても問題ないだろうが、どうせならちゃんと手順を踏んで行いたい。
そう思って紅葉の耳元で囁くと、紅葉は艶のある甘い吐息と共に頷き、着ていたブラウスの裾を捲り上げブラを露にする。
「下着まで着替えてたんだ」
紅葉のブラは先ほどヤクザが買ってきた物とは異なっていた。
さっき着替えたときに一緒に穿き替えたのだろう。
「その、猛君に見てもらうんですから、こんな色気のないのしか持ってませんけど……」
「そんなことない、可愛らしくて似合ってるよ」
申し訳なさそうに謝ってくる紅葉だが、そこまで色気がない下着じゃないし、下手に飾るより紅葉の美しさが引き立っていて、これはこれで興奮する。
「それじゃあ、見せてもらうね」
「はい……そんなに大きくないですけど……」
一応確認をとってからブラを上にずらす。
すると、ポロリと現れる双丘。
確かに翠達ほどの大きさはないが、重力に負けずに綺麗な山を保っているそれは、大きさに関係なく厭らしかった。
「可愛らしくて良いと思うけどな」
紅葉の場合はこれ以上大きすぎても、小さすぎても全体のバランスが崩れてしまう。
むしろこのサイズが紅葉の魅力を最大限に引き出していると言ってもいい。
「それに、こんなに柔らかいし」
俺はその胸へ手を伸ばし、乳房の感触を確かめるように揉みしだいていく。
「んああっ……あ、や、先端は……」
既にピンと尖った胸の先端を摘まんでみると、紅葉は切なそうな声を上げる。
その声がもっと聞きたくなって、俺はさらに乳首を刺激するようにコリコリと弄る。
「ふあ、ん、ああっ……あああ」
紅葉はそれに合わせて可愛らしい喘ぎ声を漏らす。
声で耳を、程よい弾力の胸で俺の手を楽しましてくれる。
「んう!」
左手で乳房を弄りつつ、右手はスカートに入れ一番の恥ずかしい所に触れる。
そこはショーツの上からでも分かるくらい熱を帯びていて、そのまま秘裂に沿うようにゆっくりと指を動かす。
「はあ……くっ……んむっ」
「やっぱり怖いか?」
紅葉は声を漏らさないように必死に堪えている。
上はまだ大丈夫でも、下となると恐怖心が沸き上がってくるのだろう。
「こわい……です。でもこのまま、して下さい。こわいけど……もっとしてほしいんです」
そう言って紅葉は小刻みに震えながらも俺の手に秘所を擦り付けてくる。
俺はそれに応えるように指に力を込め、下着越しにだが紅葉の膣に指を入れる。
「くっ……ぁ……ふぁ……ああっ」
膣内を解すようにしながら、掌で愛液を秘裂全体に塗り広げていく。
「んぁ……や、あっ……ひ、んあぁっ……」
紅葉も次第に声を抑えるのを止め、自然と俺の与える快楽に身を任せてくれる。
「ん、あ、ああっぁ」
割れ目の上の方にある小さな突起を転がすように弄ると、紅葉は身を震わせながら喘ぐ。
「あ、猛君……まって」
紅葉は俺の行動に気づき言葉では制止するが、本気では止めようとしていない。
俺はそのまま紅葉のショーツを下に下ろす。
露になった紅葉の下半身からは透明な液体が溢れており、下着との間に橋をかけている。
陰毛は薄く、ほとんど産毛程度しか生えていない。
「これで紅葉の全部を見せてもらったね」
「……まだ、です。私の初めての証を見てもらってません」
そう言うと紅葉は脚を大きく開き、女の子なら全力で隠そうとする純潔の証、綺麗な一本筋を両手で左右に開き、その中を見せてくる。
紅葉の膣内は蜜で濡れてテラテラと輝いているが、鮮やかな桜色をしている。
そして奥には紅葉が乙女である証拠の膜がしっかりと確認できた。
「あ、あの……やっぱり、そんなにじっくりと見ないで下さい……恥ずかしくて……死んでしまいそうなんです……」
羞恥で顔を真っ赤に染め上げながらもお願いするだけだ。
俺が見ている限り自分から秘所を隠そうとはしない。
本当に辛そうなので目線を外してあげるが、紅葉は俺に見られていることによってさらに多くの蜜を垂らしていた。
恥ずかしいけど、俺に見られることには興奮しているのだろう。
「猛君……もう……我慢できないんです……私に……猛君のを下さい……」
紅葉はトロンとした目になりながら懇願してくる。
はそれに静かに頷き、紅葉の入り口にそっと肉棒を宛がう。
紅葉は自分の初めてを俺にあげる瞬間を見逃さないようにと、今まさに一つになろうとしている部分を見つめていた。
「いくぞ」
「はい、どうぞ」
お互いに気持ちを確め合い、ゆっくりと紅葉の中へ自分のもを挿入していく。
そして、その進行を妨げる膜にぶつかるが、そのまま腰を前へと進める。
やがて膜が俺の進行に耐えられなくなって──プツンと音がした瞬間、俺を阻むものがなくなり奥へと進む。
「ん、うぐっ!」
紅葉は体を強張らせ、顔を痛みで歪ませる。
俺はそのままの体制で紅葉の痛みが和らぐまで待つ。
「大丈夫か?」
「は、い……痛いですけど、我慢できないわけじゃないです」
紅葉はどこか上の空な様子で俺の言葉に応えながら、俺の肉棒から滴る赤い液体を眺めている。
それは紅葉の純潔が喪われた証であり、俺が紅葉の初めての男になった証しでもある。
「紅葉の大切なもの、ちゃんと貰ったよ」
「……はい、ありがとうございます」
痛みだけが理由ではない涙を流しながら、紅葉は俺に抱き付いてくる。
「最後まで入れるからな」
紅葉の膣は俺の肉棒を痛みを伴うくらい締め付け、これ以上は入らないと思わせる。
しかし、俺のものはまだ半分も入っていない。
俺は受け入れを拒む膣肉を強引に掻き分け、奥へ肉棒を押し込んでいく。
コツンと一番奥の子宮口に触れ、紅葉の奥まで到達したことを知らせる。
「私のお腹の中、猛君が入ってるのを感じます」
紅葉は繋がっているお腹を愛しそうに撫で、その顔に笑みを浮かべる。
「猛君、動いて。私の中で気持ちよくなって。きっとそうしてくれると私も気持ちよくなれますから」
紅葉は痛みがない訳じゃないにも関わらず、その先を求めてくる。
俺はそんな紅葉の健気さに頷き、少しずつ腰を振る。
いきなり激しい動きではなく、紅葉の膣に俺の肉棒を馴染ませるような弱い動き。
「ん、あっ……はぁん……んんっ」
少しずつ激しくなっていく紅葉の喘ぎ声、それに合わせて俺の動きも激しくなっていく。
くちゅくちゅと連結部分から淫らな水音を奏で、パンパンと肌と肌がぶつかる音が響き渡る。
「んんぁっ……んくっ……やぁっ、あぁん……はぁ、ふぅっ……」
紅葉の発する喘ぎ声が最大限に高まっていき、俺の首に回している腕にも力が籠っていく。
もう絶頂の手前なのだろう。
そういう俺も限界が近づいていた。
紅葉の肉壁はうねうねと動き、俺の肉棒を扱く。
また、全方向から肉棒を締め付けられているのだ。
「出して!猛君の精液、私の中に出してください!!」
紅葉は俺の肉棒の予備動作で射精直前だと理解したようで、俺の腰に足を絡め、中に出すように言ってくる。
俺は一瞬、中に出すのは不味いと思ったが、すぐにそんな思考は掻き消される。
もう精液は尿道を駆け上がっている。
今から抜くのは間に合わないし、なにより俺自身が紅葉の中で出したいという欲望で満ちている。
「う、くっ、ああああああああっ!!!」
「あ、んあ、ひ、うぐ……んあああああぁっ!!
俺は精を解き放ち、灼熱の精液が紅葉の子宮を叩く。
その瞬間に紅葉は絶叫をあげ大きく背中を反らす。
秘洞は俺の精液を搾り取ろうと収縮し、気持ち良さそうに受け止めていた。
「はぁ、はぁ、私……猛君で充たされてる……」
ようやく収まった肉棒を引き抜くと紅葉の中からドロッと白濁した精液が漏れだす。
その様子を見ながら紅葉は俺に寄りかかってくる。
「猛君。私、猛君に会えて心から良かったと思います」
ただの憧憬ではなく、俺という存在に出会えたことが嬉しい。
紅葉の目からそんな思いが伝わってくる。
「俺はそんな目を向けられる人間じゃないんだけどな……まぁ、俺も紅葉と会えて良かったよ」
そう言って最後に俺達は軽く口付けをする。