※この作品はR-18です。

やるやらでっきーの(ノーパン)メガテンアテリアルな小ネタ集   作:範婆具

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兄との日常と先輩との出会いのお話。

簡単な紹介(現時点の)

ルリ メシア教のハッカーJS。冷静沈着である先輩に恋をしている。

できる夫 武人。一応良識のある(?)殺人剣をやっているが現在迷走中。


ルリの失敗 1話

~数時間前~

 

「ほら、起きなさい。朝ですよー」

 

「んんっ…ふわあ…」

 

私、ルリの朝は早い…というよりも兄のできる夫に強制的に起こされます。

 

起床とほぼ同時に堪えきれずにあくびをする私に兄さんは

 

「今日は少し眠そうですね…夜更かしはいけませんよ?」

 

と、たしなめてくる。人の事を言えないでしょうに…

 

「ええそうですね…今度から気を付けます。ただ、

いつも普段寝てる時間に加えて学校まで惰眠をむさぼってる兄さんには言われたくありません」

 

私が思いっきりブーメランを投げかけている事を指摘してあげても…

 

「ええ…普段なら睡眠に時間を取りたいのですが最近は写経をしなくてはならないので

睡眠時間の確保が大変で大変で…」

 

と、いつものように9割分かっていないでああろうバカな兄さんのの返答が帰ってくる。

写経なんてうちの学校のカリキュラムにないんですけど…何があったんでしょう?

 

…まあともかく、今日は少し早めに支度をしなくてはいけません。急ぎましょう。

 

いつもよりも少し早めに学校に行く準備を進める私。

 

「それでは行ってきますねルリ。」

 

「はい。私も少ししたら出発します。」

 

家事の得意な兄さんが朝食を準備し、二人で少なめの会話をする。

そしてかなり早めに家を出る兄と、それよりも時間をかけて出発する私。

ある意味では現代の兄弟仲の一例に近い気がしますが、【裏】に関わっている人間同士で

性格が違く立場も違うと考えるとかなりマシな気がしますが…それは少し置いておきましょう。

 

余計な事を考えてしまうのはいけない事だと思う。

しかし普段ならやらないような事も今日はやってしまう程ドキドキしていた。

それは裏の顔であるメシア教所属するハッカーの自分としては、ある問題の追求について…

そして表で日常を送る自分としては…

 

「それじゃあ、先輩の家に行きましょうか…」

 

好きな人に会える、絶好に機会だからだ。

 

 

 

 

自分の憧れ…というか自分の好きな相手であるやる夫先輩。

 

どうして好きになったのか…と今更考えてみると、ほんの些細な事だった。

 

お弁当を忘れてしまった兄のためにわざわざ高校に来た。ただそれだけの出来事だったのに、

 

私の中では一生忘れない思い出になってしまっていた。

 

人目に付くのは仕事上避けたいと思っていた私は

兄さんのクラスを見つけてその場所に置いておくだけにしようと思っていた。

 

一応ノックをしつつ休み時間中に兄さんのクラスに入るとそこでは

 

「おいおいおい、先輩~?これを取り返すのにちょっと手間がかかったんだ。

お礼だけで済ませるとかないおね?」

 

「え?いやえ~っと…今出したので全部なんだけど…」

 

「嘘をつくなよ~?やる夫の嗅覚は全て察知している…早く隠し持っている

焼きそばパンを…」

 

「え?それだけでいいの?若干罪悪感が…」

 

「いや~お恥ずかしい事に妹に起こされたのに無視してたらシカトされた挙句に

朝食も抜きにされちゃって…」

 

「どう見てもお前の自業自得だろうが…」

 

「全くデス!起こしてくれた桜ちゃんに謝った方がいいデスよ!」

 

教室の中の特に騒がしい所があって、つい気になって目を向けてしまった。

 

そこの中心に立っていた男の先輩は表情をコロコロ変えてとても楽しそうで…

 

それだけだったら、私はそのままお弁当を届けただけで終わっていたと思います。

 

…でも、楽しそうにしている裏…誰にも分からないような僅かな時間…

 

寂しそうな目をしていた。

 

ただ、それだけだった。でも…何故か目が離せなくて。

 

気付いたらすぐ近くまで行ってしまっていた。

 

何であんな顔をしていたのか…

 

いつもなら気にも留めないような所が気になってしまったんです。

 

顔が僅かに赤くなっているのを隠そうともせず、思わず口を開いてしまった。

 

「あ、あの…!」

 

「ん?」

 

本当に何てことない出会い…でも、それから少しずつ先輩に惹かれていって…

 

私の大好きな人になっていました。

 

職務の事もありますが、それを抜きにしても先輩と二人で話せる時間はすごく嬉しい。

 

だから今日はいつもは考えられないくらいに隙だらけで…

 

「行ってきます。」

 

食器を洗って、髪をしっかり梳いてから鏡で自分の顔をチェックして。

 

玄関の鍵がかかっているのも確認して安心しきってしまっていた私は

 

トイレに行くのを忘れたまま、私は出かけてしまいました。

 

…後で私の運命を大きく変えてしまうこの失敗を、この時点で愚かな私は知るよしもなかったのです…

 




書きなぐった物なので後で少し変えるかもしれません。
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