当日まではあっという間だった。
指揮官と樫野が行き着いた純和風の温泉宿には、男女別の大浴場、それに貸し出し用の混浴露天風呂も備わっている。
旅館の背後に広々と構える山々を眺めながら、天然のミネラル温泉に浸かって旅の疲れを癒す……というのがこの老舗のキャッチコピーだ。
もちろんその広告に偽りはない。
硫化水素が空気に触れることで形成された乳白色の湯は、湯けむりの香りとたまごの腐ったような独特の匂いを醸し出し、実に趣のある味わいである。雪化粧に身を包んだ自然を眺めながらというのも乙なものだ。
「良い場所だなぁ、ここ……珍しく樫野も興奮していたし」
指揮官は腰にタオルを巻いたまま、冷えた腰掛けへと座ってかけ湯を済ませる。
貸し切りなので後から入ってくる樫野以外、ここを訪れる者はいない。
つまり大自然を前にした露天風呂という、普段とは全く違う環境を二人きりで楽しめるのだ。
「お待たせしました~」
ガチャ、と入り口が開けられる音と同時に声が聞こえてくる。
ドキドキしながら振り返ると、純白の水着に身を包んだ樫野が姿を現した。
実はあの後、明石に交代したときに「罰として当日まで水着見るの禁止ニャ」と言われてしまったため、今日が指揮官の前での初お披露目になったのだ。
「どうでしょう、なるべく温泉に沿うものを見繕ってもらったのですが……似合ってます?」
「……すごい」
また良からぬことを口走ってしまいそうで、続く言葉を呑み込んだ。
そのぐらい樫野の水着は扇情的だった。
最初の黒と比較して、雪のように真っ白な生地のビキニはより乳牛としての側面を際立たせている。
また、大きく変化したのがパレオの着こなしで、以前が大人っぽく後ろに靡かせていたのに対し、今回は前にも結んで可憐さを強調している。その上自然と結び目に視線が誘導されるからか、骨格の割にくびれた腰つき、へそにまで覆いかぶさりそうな豊乳がよりダイレクトに情欲を煽ってくる。
ぴこぴこ動く両耳にはサクラの花飾りがあしらわれ、可愛さに拍車がかかっていた。
「お胸のところは緩めに結んだのですけど、んんーっ……やっぱり苦しいです」
恐らく19号サイズのビキニは、やはり胸全体を覆うことは出来ず、下からぐっと持ち上げる格好となっている。それでも上向きにならないのだから恐ろしい。
溢れた乳肉から見える谷間の線は異様に深く、底が無いのではと思えるほどだ。
(これは……想像以上に我慢が利かないかもしれない)
あの一件以来、悶々とした欲求を抱えたままだった指揮官は、異常なまでの昂りを自覚した。
律義に自慰をせず旅行を迎えたので、本当なら今すぐにでも樫野を抱き締めてしまいたい。
しかしそれでは、風情ある露天風呂を楽しむ合間もなくなってしまうだろう。
貸し切りとはいえ、時間は有限なのだ。そう言い聞かせて、どうにか腰掛けに座ったまま耐え忍ぶ。
「まずは指揮官のお背中を洗いますね」
指揮官がそうこう悩んでるうちに、樫野は桶の中でボディソープを泡立て、準備を整えていた。
ボディタオルを優しく背中に当てて、円を描くようにゆっくりと泡を広げていく。
疲れた身体を労わるような洗い方に思わず力が抜けてしまう。
「男の人の背中って広いですよね。艦隊のみんなが見ているこの背中も、今だけは樫野専用です」
「これからもずっと樫野専用だよ。いつもおぶられてる側の僕が言うのも何だけど」
「……それなら、こうしてみてもいいですか」
むにぃ、と重たい感触が背中に押し付けられる。
突然樫野が抱き付いてきたと気付くまで、ほんの少しの間があった。
「かっ、かか樫野!?」
意外な行動に目を白黒にしてどもる指揮官。
身長ではやや樫野の方が上のため、後ろから覆うような抱き締め方となる。
ボディソープで背中のすべりが良くなったからか、呼吸で上下する双丘の動きまで分かってしまう。
それに反応して、タオルに隠れた肉棒が熱を持ち始めた。
「お、重いですよね……たまに足元が見えなくて、どうしてもふらついちゃうときがあるんです」
「う、うん」
「そんなとき指揮官は、さりげなく私の手を取ってくれて」
「うん、当然のことだと思ってるけど」
「それだけじゃなくて、武器も碌に扱えないのにかっこいいって褒めてくれて」
「いや実際、あんな大きな刀を二本も取り回せる子はそうそういないよ? それに給兵艦としての働きは文句のつけようがないぐらい立派なもの」
最後まで言い切るのを待たず、樫野がぎゅうっと抱き締めてきた。
手が前へと回され、より強く背中に豊満な塊が押し付けられる。
「だから……だから樫野も、少しでも指揮官にお返ししてあげたいんです……」
さわさわと、樫野の手が胸板を撫で始めた。
背中にしたように、ボディソープの泡を薄く広げて塗りたくっていく。
「あのときの指揮官……勃っていましたよね」
「……ホントにごめん」
「責めているわけではないんです。むしろ、謝らなければいけないのは樫野の方ですから」
「ど、どうして?」
会話を続けながらも、ゆっくり下へ這っていく樫野の手。
訓練で割れた指揮官の腹筋を愛おしげに撫で回していく。
それに合わせて、背中の豊球もぐにゅりと潰れ、なめらかに背中をマッサージしていく。
あの爆乳が背に置かれているという事実に、タオルの屹立がピンと高くなる。
「……私も同じ気持ちだったんです」
「え、あっ……」
「本当はあのとき、指揮官の望むようにしてあげられれば良かったのですが……伽に疎い私で大丈夫なのかと不安になって、かえって中途半端な結果になってしまいました。だから……」
ふぅっ、と熱い吐息が耳にかかる。肩の上から覗くようにして顔を出してきた樫野。
その目には強い情愛が表れ、桃色の視線は盛り上がった局部へと注がれている。
「ここに着いたとき、良い温泉に巡り合えてよかったって気持ちと一緒に……やっと指揮官を楽にしてあげられるって思って。そうしたら、気持ちが抑えられなくて、呼吸も早くなって……背中に触れたら、我慢の糸が切れちゃいました。えへへ」
照れ隠しの笑いが、最後の引き金だった。
もはや自制心が吹き飛んでしまった指揮官は、横を向いて勢いのまま樫野の唇を奪った。
一切の抵抗なく、そうするのが自然とでも言うかのように、互いの舌が伸びていく。
温かい唾をまとった柔らかな感触が交じり合い、吐息までも交換し合う。
もっともっとと貪るうちに、二人は向き合う体勢へと移っていく。
情欲の深さを表すような深い口づけは十秒以上続き、永遠に続くかと思えばぷはっと離された。
てらてらと光る唾液の糸が、深い曲線を描いて垂れ落ちていく。
「指揮官の好きな洗い方、樫野にお教え頂けませんか……?」
タオルの盛り上がりをすりすりと撫でながら、甘えた声でねだる樫野。
受け身のようでいて、変わらず火照ったケダモノの目を向けてくる。
やはり彼女も重桜なのだと思いつつ、指揮官はビキニの中へ人差し指を引っかけて離し、
「じゃあ、今から言うようにしてくれる?」
ペチン、と柔乳を弾きながら欲望を口に出すのであった。
***
「み、水着はこのままでよろしいのでしょうか……」
脱いで胸元をはだけようとした樫野だが、ビキニの生地の間に潜り込んできたペニスの感触に首を縮める。
「うん、せっかくだし、着たままの樫野でしてもらいたいんだけど」
「その方が興奮するのですか?」
「率直に言えば、そういうこと」
「んー……殿方は裸になればよろしい、というわけではないんですね」
ぐいぐいと、亀頭の先がビキニに圧迫された乳肉を押し込もうとする。
興奮からすっかり硬くなった怒張でも、最大級の質量を持つ豊球の前では形無しらしく、弾力だけで跳ね返ってしまう。それでも指揮官は突くのを止めない。柔肉を突き刺している昂りと、鈴口に生まれる疼きが心地いいからだ。
「くすぐったいですよぉ、指揮官」
「おぉ、ごめん。嬉しさの余りはしゃぎ過ぎた……」
ビキニのように、下乳からぐにっとペニスで押し返せるかを試すなど、丑乳を使った探検も一旦はそこまで。谷間の前で反り立ち、挟まれる瞬間を今か今かと待ち受けている。
「んしょ……それでは、指揮官のおちんちんにおっぱい失礼します」
樫野は持ち前の力を活かし、片方10kgは優に超えているであろう乳房をくぱっと開いて見せつける。
改めてその長さと、蓄えたボリュームが規格外であることを分からされた。
仮に指揮官のペニスを物差しとし、乳肉をずっぷり割って平行に突き入れたとしても、奥の胸板まで測定することは出来ないだろう。決して短小だからではない、樫野の乳が深すぎるのだ。
そんな大きさの双丘に、今からギロチンのようにぱちゅんと挟まれ、ビキニによる締め付けを受けると思うと、想像だけで達しそうになる。
「樫野……おっぱいの大きさ、教えて欲しいな」
直前になって聞くことでもないと思ったが、指揮官の中で好奇心の方が勝った。
19号のビキニでも溢れてしまう、たぷたぷの柔乳。
男の手でも全く掴み切れずに沈んでしまう肉布団。
Rカップ想定のビキニで収まらないのだから、その上となると両手で数え切れる程度のサイズしかない。
「えと……明石に測ってもらったんですけど」
挟む位置を確かめるように、樫野は勃起した逸物を片乳ずつ内側でこすり付ける。
乳奥までの長さと勃起した肉棒を比べられているようで、目が離せなくなる。
目測がついたのか、樫野はぐいっと両乳を広げて前へと傾き、谷間の奥にペニスを迎え入れると────
「130センチの……Uカップだそうです。えいっ」
圧倒的胸囲を開示しながら、力いっぱい挟み込んで圧迫した。
「ん~~、ちゃんと挟めました~……指揮官? 顔を見上げてどうしたんですか? も、もしかして痛かったですか!?」
「……いや、その、別の意味で衝撃がすごくて……危うく出そうだった」
唇を思いっきり噛んで、ついでに鼻息も荒い指揮官。
一気に興奮を煽る情報が流れ込んできたため、思考回路がショート寸前だった。
まず、130センチのUカップ。今までの経験から納得はできるものの、あまりに現実離れしたバストサイズに眩暈がしてくる。そんな爆乳の中に入ってしまったペニスは、文字通り完全に埋まって消えてしまっていた。先端すら全く見えない埋没っぷりである。
そして乳内の感触もまた、想像をはるかに超えている。
樫野の腕力によって押し込まれる形でペニスに張りつく乳肌は、ボディソープのぬめりだけでなく、湿気により蒸れて薄い膜が張られている。
しっとりと吸い付いて、かつ全体を包みこむように柔らかい贅肉はあまりにも重く、普通の女性ならきちんと挟む前に疲れてしまうだろう。
しかし、そこは艦船随一の力持ち。
Uカップをものともせずに乳圧をかけて、強い圧迫感を与えてくれる。まさに樫野にしかできない、天性のパイズリなのだ。
「あ……おちんちん……全部入っちゃったんですね……どんどん熱くなって、やけどしちゃいそうです」
やはり樫野の胸が大きすぎるからか、肉棒が乳内にあっても異物感をそれほど感じていないようだ。
それでもどんどん熱さを増す肉竿に興奮しているのか、じっと谷間を見つめている。
「えと……軽く揺すってみますね。こう、でしょうか」
拳を握り、下からすくい上げるように乳房を持ち上げると、樫野は軽く交互に揺さぶって刺激を与え始めた。むにゅんと揺れるUカップの中で、今にも飛び跳ねそうにペニスが震えている。もちろん、圧倒的ホールドの中でもがいても脱出はかなわないし、むしろ自分から豊乳の柔らかさを堪能してしまう形となる。
「指揮官、樫野はちゃんと洗えていますか? なんだかおちんちんがヌルヌルしてきましたよ……?」
「それは、気持ちよくなると出ちゃうんだ……はぁ、ムチムチでやばいっ……続けて……」
「わ、分かりました。それではちょっとずつ、力も入れていきますね。えい、えいっ」
樫野は乳房の持ち方を変える。
手を広げて圧迫しやすくすると、そのまま両側を押し込みつつ、円を描いて両乳をこすり合わせていく。クッションと呼ぶには分厚すぎる肉感で両方からズリズリされ、快感からため息がこぼれた。
我慢してもっと楽しまなければと尻に力を込め、必死に射精をこらえる指揮官だったが、既に全身の力が抜け切っていた。樫野の手技に合わせてたぷたぷに揺れ、ぐにぐにと形を変える130センチおっぱいを眺めているだけで、尿道に精液が込み上げてくる。
「樫野の胸の中も、熱くなってきてる……はぁ……すべりも良くなって……ちんこ溶けそう……」
「う、動かしてるうちに汗が出てきちゃったみたいで……おっぱいで洗ってるのに、汚しちゃってすみません」
「……汚れたら、綺麗になるまで洗ってくれる?」
「は、はい……! 樫野、いつでも指揮官のおちんちんをお洗いしますね……」
張り切った樫野は、交互に動かすのではなく、爆乳を両手で持ち上げ、上下にしごき上げるパイズリへと移行した。Uカップの物量で行われるそれは、ごくごく標準的な動きですら必殺になり得る。
ぱん、ぱんと打ち下ろされるたびに骨盤を叩く音が露天風呂に反響し、泡立った谷間からは卑猥な水音が漏れ出ている。あまりの心地よさに、指揮官の腰が無意識に跳ねて樫野のパイズリに同調していく。
「あっ……だんだんと指揮官の匂いが昇ってきて……これ、もっと嗅いでみたくなっちゃいます……」
「それなら、もっと激しくしごいて、ぐちゃぐちゃに絡めて……!」
「これくらい、ですか? はぁぁ……ん、ん~っ」
「あぁ……可愛いよ、樫野」
「も、もう。あんまりおだてられると、嬉しくなっちゃうからダメです……んしょ、んっ」
パイズリが激しくなったからか、鼻先の距離だからか。谷間から立ち昇るペニス独特の匂いは温泉の硫化水素臭すらも上書きして、樫野を昂らせる。
ぬりゅぬりゅと乱暴に揺れるUカップが射精を際限なく促してくるので、指揮官の我慢も限界に近かった。
「あっ……おちんちんのピクピクが、激しくなりました……これって、確か」
「うん、そうだよ……そろそろ、イっちゃいそう」
「な、何か特別なことが必要なのでしょうか?」
「ううん、ただっ、おっぱいぎゅって締めて、きつく狭めてくれれば、イけるからっ」
「は、はい、頑張りますね!」
献身的に気持ちよくさせようとする樫野は、より体重を前へと預け、Uカップの重みをペニスへと伝える。同時に指揮官の腰は固定され、自分から振ることも、引いて逃げることも出来なくなってしまう。粘り気と谷間の熱に包まれたペニスがいくら泣いても、乳内射精する以外に選択肢はないのだ。
それは指揮官にとっても願ったり叶ったりである。
「はぁ、ふぅ……こんなに、おっぱいとおちんちんがぶつかって、こすれたら……痣になっちゃうかもですね」
「痣になったら、嫌?」
「とんでもありません、そうしたら……樫野のUカップおっぱいが指揮官だけのものだって、みんなに証明できますから」
「うっ、か、樫野ッ……!」
力一杯谷間を窄めて、ペニスに狭苦しい乳内を往復させる樫野。
これまでよりもずっと強烈な乳圧で、尿道にせり上がった精液を搾り取ろうとしてくる。
リズミカルに打ち下ろされる柔肉の塊は幸せの暴力と化しており、指揮官は恍惚に喘ぎながら樫野の頭に手を置いた。
「樫野お願い、顔、顔上げてッ」
「顔、ですか?」
「キス、キスしながら、乳内に……!」
「あ、はい、どうぞ……!」
前に乗り出していた樫野の顔をぐいっと上げ、必死に舌を伸ばす。
さきほどそうしたように、互いの唇を貪りながら、絶頂に至ろうとする谷間の水音を耳で感じる。
全身で樫野の身体を味わいながら、指揮官はふっとお尻の力が抜け、パイズリの快楽に浸ったその時。
キスの衝撃からぎゅっと谷間を狭めた樫野と目が合った。
「ふあっあ、あっ、ん、ん~~~~~っ、ん、ちゅるっ、ぢゅるるる~~~っ……ぷはっ、あっ、すごい……熱くてヌルヌル……おっぱいの中で何度も痙攣して、止まりませんね……」
大量射精をされているにもかかわらず、谷間から中々精液が漏れ出てこない。
ビクビクと震え続けるペニスが心配になったのか、樫野はふんわりと圧をかけて出し切るよう催促してくる。
「あっ、それ、イってる最中だから、やばい……あぁ、溶ける」
指揮官の制止の声も耳に入っていないのか、構わず谷間を閉じて往復を続ける。
出したばかりの精液が内側へとこびりついて、それがまた潤滑油としての役割を果たしている。
Uカップというバストサイズを贅沢に使い、最後の一滴を出し終わるまでこね続けた。
「よいしょ……うわぁ、この白くてドロドロしたのが精液、なんですね……不思議な匂いがします……」
谷間を開いた樫野は、自分のビキニと同じくらい真っ白に染まった痴態を見て顔を赤らめた。
出したザーメンがねっとり糸を引いて、白濁の橋が架かっている。
しかし、それ以上に驚くべきことは、精液のほとんどが谷間の内側を汚すに留まって、本当の奥である胸板まで届いていないのだ。
扇情的な光景を前にして、またペニスへと血が集まっていく。
「あ……これだけ出したのに、まだお元気なんですね。すごいです」
「だって、樫野がエッチだから」
「え、ええエッチですか!?」
「うん。だいぶエッチ」
「あわわわ……でも指揮官の前だったら、仕方ないかもですね……」
「ほら、樫野。今度は僕の方から洗うよ。さすがにそのままだと気分も良くないでしょ」
「えっ、そんなことないですよ? むしろ指揮官の匂いが昇ってきて……なんだか心がぽわぽわしますから」
「うっ……またそういうこと言うんだから」
「でもせっかくだからお願いしますね。よいしょ……ひゃん!?」
位置を変えようと樫野が立ち上がったその時だった。
行為にひと段落がついて油断していたのもあったのだろう、不意に足を滑らせてしまった。
「樫野!!」
慌てて支えようとした指揮官もろとも倒れ込んでしまう。
幸い頭を打たずに済んだものの、大きく尻もちを付いてしまった。
「いたたた……ごめんなさい、うっかり転んでしまいました。お怪我はない、ですか……?」
「そっちこそ大丈、夫……?」
偶然ではあるが、指揮官が樫野の上へと跨り、まるで押し倒したような体勢へとなっていた。
慌てて退けようとする指揮官だったが、樫野の様子がどこかおかしいことに気付く。
「か……樫野?」
呼びかけてみても、返事がない。ただ情欲に潤んだ瞳で、じっと彼を見つめてくる。
どんなに腕っぷしの強い人間、それこそプロレスラーやボクシングのヘビー級チャンピオン、柔道の世界王者でさえ、樫野にかかれば片手ひとつで弾き飛ばせるほど力の差がある。
だというのに、彼女はいつまで経っても指揮官を退けようとはしない。
何かを期待する眼差しを向けながら、自分の胸へと手をかけ、むにゅんとたゆませる。
「……指揮官はウシさんの習性を知っていますか?」
「え? 習性?」
いきなり何の話をされているのか分からず聞き返す。
「発情期に入った動物は色々な仕草をしますけど……ウシさんにとってそれは相手にのしかかることじゃなくて許容……つまり相手を受け入れることなんです。皆さんはよく喚いたり、粘液が出ていることが発情の兆候だって思いがちなんですけどね。えへへ」
ドクン、と心臓が跳ね上がった。
図らずもお腹に押し付けていたペニスがぐんぐん大きさを増し、再び硬い怒張へと変化していく。
樫野はぎゅっと胸元を抱え、むちむちのUカップを溢れさせたまま、じっと待っている。
「私は……駆逐艦の子と遊んで持ち上げたり、戦場で物資を運ぶために持ち上げたり……何かと、ウシさんのマウントに近い行動をすることは普段からありますけど……こうやって、エッチなことも受け入れちゃうのは……指揮官だけなんです……♡」
「ず……ずるいよ樫野……そんな風に誘ってくるなんて」
「いいんです……さっきは樫野が動いてお世話しましたから、今度は……指揮官の好きなように、このUカップおっぱいをお使いください……♡ ぱんぱんでも、コリコリでも、何でもしていいですから……また濃い精液を谷間に……浴びさせてくれませんか……♡」
「……後で温泉の時間が短くなっても知らないよ」
「はい、どうぞ……♡」
指揮官は前へとにじり寄り、大きな乳輪に亀頭をこすり付けて互いのぬめりを交換し合う。
そうして準備を整えると、両手でがっしりと130センチの柔肉を鷲掴みにし、入口にペニスを宛がった。
「はぁ……指揮官の熱いおちんちん……またおっぱいに入ってきます……♡」
いきり勃つ肉塊が、窮屈な乳肉を割って入っていく。
進めば進むほど谷間の圧迫感が強くなり、全体を抱き締められているような感覚に陥る。
腰を使って狭まった乳内へと無理やりねじ込み、根本までしっかりと呑み込まれた。
「うわッ……さっき出したのでヌルヌルだ……気持ちいい……」
汗ばんで熱を帯びた乳肌はまだ乾ききっておらず、一発目に出した精液やら先走り汁やらでトロトロの粘度を保ったままだった。
更にスムーズな抽送をするため、近くにあったボディソープを手に取る。
どうやら樫野が持参したものだったらしく、温感ローションを配合したぬめり気の強い品である。
それを谷間の中へと流し込んで、左右から乱暴に揉みしだく。
ペニスにこすれる感覚がなめらかになって、快感が一気に倍増した。
「そのまま……樫野のおっぱいの中、滅茶苦茶にかき混ぜてください……♡」
「い、言われなくても、ぐぅぅ!」
腰を思い切り振り立て、Uカップに全力で打ち付ける。
普通、馬乗りでするパイズリは勢いが激しかったり、肉棒の上反りがすごかったりするとホールドが外れがちなのだが、やはり樫野の爆乳には無縁のようで、激しい腰振りも何のその。
汗ばんだ指揮官の手の上に添えるようにして自分の手を置き、指の間からむにゅっと肉がはみ出るほど強く掴ませる。押し潰されたペニスがびくびく震えて喜ぶと、樫野はますます笑みを深めて猛る欲望を受け止めていく。
「もっと、もっと、樫野に甘えていいんですよ……」
ぐりぐりと身を捩り、谷間の道行きを変えていく樫野。
下腹ごと乳房を叩くたび、僅かに加えられる変化が刺激となって、また精液が尿道を昇っていく。
もはや込み上げる衝動を自分でコントロールできなくなった指揮官は、次第に気持ちよく射精することしか考えられなくなってしまう。
「あぅぅ……二回目だけど、さっきより早く、限界来そう……」
自分でも信じられないほど急速に限界が近づく。
樫野主導だった一回目と違い、より肉棒が感じやすい挟み方を自ら実行している影響もあるのだろう。
それに、この状況自体が興奮を助長してくれる。
遙かに力が強く、背丈も高い樫野が、射精のためだけにUカップもの爆乳を貸し与えてくれているのだ。
独占欲や愛欲がない交ぜになって、睾丸の中で精液へと変換されていく。
「いつでも、いいですよ……射精してもぎゅっと包んだままにしますから……何も遠慮せず、たくさん出してください♡ もっと乱暴に腰を使ったっていいんです……♡ 樫野が指揮官だけの奥さんだって証をびゅーびゅー出して……おっぱい孕ませてください……♡♡」
理性の糸が完全に切れた。
指揮官はなりふり構わず肉棒を突き入れ、柔肉の奥を叩こうとする。
当然そこに子宮はなく、妊娠機能も備わっていないのだが、だからこそ昂ってしまう。
ビキニから溢れる乳房を中央に集めて、隙間など感じられないほどみっちり詰まった乳穴を犯すたび、本気で孕ませようという意志が伝わっていく。
「はぁ、はぁ、どうぞ、出してください♡ 指揮官の精液浴びてジンジンに熱くなっちゃう丑乳おっぱいに、恵んでください……♡ 全部出し切るまで、ずりずりしごいてあげますから……♡ 夢中になった可愛い顔で……樫野の胸にどっぴゅんしてくださいませ……♡♡」
始めに挟んだ時のように、両側からぎゅっと乳圧をかけられたのがトドメになった。
爆発的な快感に耐えかね、最後に思いっきり腰を押し付けると同時に、大量の精液がぶちまけられる。
Iラインがみっちり閉じた谷間の中が焼け尽きそうなほどの挟射だ。
脱力で腰も触れずに息を切らす指揮官に代わって、樫野が仰向けのまま乳房を交互に動かし始めた。
びくっ、びくっと痙攣を繰り返すたび、残った精液が乳内を汚していく。
指揮官は130センチの爆乳がもたらすパイズリの余韻に浸りながら、お腹を伝うように垂れていく白濁汁をじっと見つめていた。
「わぁ……すごい量です。おっぱいの中で、水溜まりのようになって……♡ 仰向けだから、開いただけで垂れちゃいますね……♡ なんだか母乳みたいです……♡」
体勢の影響もあるのだろうが、今度はしっかりと胸板までべっとり精液が張り付いていた。
重々しく乳肌の上を流れていき、やがて白い糸になって床へとこぼれていく。
二回の乳内射精で落ち着いたのか、荒ぶっていた肉棒も元の大きさへと戻り、コテンとうつむいている。
樫野の胸を征服したつもりで、逆に搾り取られたのではないか────変わらず熱い視線を向けてくる彼女を見て、これは敵わないなと指揮官は思った。
***
「ふぅ~……いいお湯ですね~」
「うん……そうだね……だいぶハメを外し過ぎたけど」
気分が落ち着き、お互いの汚れを流し終えたので、二人はようやく本題の温泉へと浸かることにした。
やるだけ発散した後なので、硫黄泉の匂いが余計に身体に染みる。
肩を並べて入浴する樫野に目を向けると、自慢の胸が浮力の影響か水面に浮いており、ぷかぷかと漂っている。二回も精液を搾り取られたことを思い出すとまた勃起してしまいそうなので、指揮官はすぐ目を逸らした。
「さわさわーとした風が、風鈴の音みたいでとっても心地いいです……」
「うん……それに冬の寒さと温泉の温かさ、この対比が気持ちいいよねぇ……」
ふぅー、とお互いに深く息を吐き、じんわりと浸みる風情に身を委ねた。
「そういえば指揮官」
「ん、どうしたの」
「もしかして、普段から私の胸が当たっていたこと、気にしてましたか……?」
「ぶほぉあっ!?」
驚いた弾みで湯に沈みかける指揮官。
「え、なに、あれ無意識でやってたんじゃなかったの!?」
「無意識というか、どうしても当たってしまうので……恥ずかしくて言えなかったんです」
「あ、あぁ……そんなとこまでシンクロしてるのね」
「え?」
「いやこっちの話だから……確かにいつも肩こり気にしてたし、意識してないわけがないか」
樫野は湯に浮かぶ乳房をぽよぽよ持ち上げながら答える。
「知っての通り、この重さですから時々肩が痛くなって……指揮官に揉んでもらって楽にはなってたのですけど」
「うん……」
「でも今日、指揮官ともっと深く繋がれて……一つ、解決策を思いついたんです」
ゆっくりとお湯をかき分けて、樫野が近づいてくる。
意図が分からず眺めていた指揮官は、予想外の刺激に跳ね上がりそうになった。
樫野がそのまま手を伸ばして、萎びた局部をさすってきたからだ。
「今度からは、指揮官のこ・こ。樫野専用の乳置きにしちゃってもいいですか……♡」
「ま、マジ……?」
「はい。今回は水着でしたし……いつもの隊服でも、癒してあげられたらなぁって。ダメ……ですか?」
「な、なんてことを想像させるんだ……」
恐ろしく爛れた提案。
今度はいつもの軍服で────────つまり、あのパツパツに張ったシャツのボタンを開け、そのままずっぷり被せて着衣のまま致そうと言っているのだ。
出し尽くしたと思っていた肉棒は再び熱を取り戻し、樫野の手の中で臨戦態勢へと移っていく。
「まずはお風呂を上がって……牛乳を飲んだらゆっくりマッサージを受けて……それからは続き、よろしくお願いしますね。樫野の旦那様……♡」
どうやらこの新婚旅行、まだまだ張り切る必要があるらしい。
指揮官はこれからの生活に期待を膨らませながら、樫野の肩を掴んで抱き寄せた。
明けましておめでとうございます。
新年は丑年、樫野のパイズリで抜き始めですね。
妖精のような更新頻度ですが今年もよろしくお願いします。