「イラストリアス様、でございますか」
「あぁ、戻って来てるか気になってな」
指揮官はイラストリアスの所在を確かめることにした。
闇夜を照らすロイヤルの
一たび戦場に出れば、前衛を守護する固い装甲と高い制空能力により、艦隊を光り輝く凱旋へと導いてくれるだろう。
そんな彼女であるが、普段は非常におっとりとした性格と優雅な立ち振る舞いで、上品なお嬢様を思わせる清楚ぶりである。今までの着せ替え衣装も、イラストリアスのイメージを尊重した清純なものが多い。
ただし──男の目を惹いてしまう、ある一点の破壊力も共通しているが。
ベルファストによれば、イラストリアスは既に自室へと帰っているらしい。
当人はまだまだ手伝いたそうな雰囲気であったが、ロイヤルネイビーの中でも上位に属する彼女の手を煩わせてはメイド隊の立つ瀬がない。
恐らく指揮官がそうであったように、イラストリアスもベルファスト辺りの強情さに押し切られてしまったのだろう。
「イラストリアス、ちょっといいか? 」
中指の第二関節で軽く三回。
なるべく驚かさないよう、彼女の部屋のドアをノックする。
程なくして扉が開かれると、慈愛に満ちた優しい声音と共に麗しい銀髪が姿を現した。
「まぁ指揮官さま、ご機嫌よう」
海よりも深い紺碧の瞳に見つめられ、ドキリとさせられる指揮官。
溢れ出る母性がそのまま空気となって満ちていると錯覚するほど、イラストリアスの部屋からは優しい香りが漂ってくる。
彼女の恰好は、やはり東煌の伝統に倣ったチャイナドレスであった。
しかしその下には、普段と同じ純白のガーターベルトとストッキングを着用しており、大胆に開いたスリットから瑞々しい臀部が露になっている。
艶やかな太ももの肌を目で追っていくと、必然的に行き着くのはあまりに主張の激しい爆乳。
装甲空母の重心の高さを再現せんとするヒトの思念が生み出した、アンバランスなほどに豊満なモノは艦船達どころか、時より現れる別世界の訪問者をも唸らせるほどだ。
歩くだけでぽよんぽよんと弾む音が聞こえてきそうである。
「もう……指揮官さま? じっと見つめられるのは嬉しいですけど、お部屋の前で棒立ちのままでは不審がられますわよ 」
「え、あぁ、すまない」
誘われるまま足を踏み入れる指揮官。
鼻先で感じていた甘く濃厚な強い芳香が全身を覆っていく。
寒さで固まった身体がほぐされていくようだ。
「良い香りがするな」
「アイリスの花ですわ。アヤメと呼ぶ方が分かりやすいでしょうか」
「馴染みがあるのはそれだな。で、あっちの白い花はユリか」
「はい。折角ですから、この衣装に合わせたお花も飾ってみたくて」
アイリスの花は鮮やかな紫色で、花びらの付け根にある目のような模様が印象的である。
そして部屋の隅に置かれた白磁の花瓶には、ユリの花が数輪ほど咲いている。
部屋に充満する優しい香気には、これらによるアロマテラピーの側面もあるらしい。
気づけばイラストリアスの手が腰へと回され、指揮官はベッドの隅まで誘導されていた。
隣に座った彼女の胸元がたゆんと揺れて、今にも服からこぼれ落ちそうである。
「それで、指揮官さまはどのようなご用件でいらっしゃったのですか」
「あぁ、それはだな……それは……」
ふあぁ、と気の抜けた声が発せられる。
指揮官の欠伸に思わず笑ってしまったのか、イラストリアスは手に持った扇子を開いて口元を隠していた。
「っと、すまない。寝る時間にはまだ早いというのに……」
「きっと身体が疲れているからですわ。この部屋のリラックス効果が効いている証拠ですもの」
「リラックス効果ね……感受性の高い方ではないと思っていたが、案外そうでもなかったらしい」
「よろしければ、少しお休みになられてはいかがですか」
「ここでか?」
「はい、イラストリアスもご一緒しますよ」
柔和な笑みを浮かべて両手を広げるイラストリアス。
胸の中に飛び込んでおいで、と言わんばかりの受け入れ態勢である。
「えっと、ご一緒するというのはつまり」
「ふふっ……せっかくの祝日ですもの。指揮官さまが今思い浮かべていることで、甘えさせてあげてもいいですわ~」
からかわれているのか、と一瞬疑った指揮官だが、イラストリアスはあまり冗談を言う娘ではない。思わせぶりな発言こそ多いものの、線引きはきちんとしているタイプである。
つまりこれは、特別なお誘いに他ならない。
年に一度の祝日で、部屋に二人きりという状況だからこそ成立するひと時。
「なら……少しお言葉に甘えようかな」
眠気に誘われた指揮官が要求したのは────
「もう……膝枕してほしいだなんて、子供みたいな指揮官さま。はい♡」
つるつるとした生地に覆われた膝へと頭を乗せる。
滑らかな絹に程よく肉の付いた太ももが合わさり、後頭部に心地よい柔らかさがもたらされる。
鼻孔をくすぐる花の香に、木漏れ日のような優しい声音。
イラストリアスの膝枕は森林浴に勝るとも劣らない、安らぎと温もりを与えてくれる。
「何だか悪いな……ふあぁ……模様替えのお礼を言いに来たつもりが、余計に世話になってしまって」
「いいのですよ。あれはほとんど、グロスターのおかげですから。それに指揮官さまも、ただお礼を言いに来たわけじゃないですよね?」
「はは、バレたか。どうしても一目、着替えた姿を見たくてな。はやる気持ちを抑えられずこの通りだ」
「ふふっ……本当に子供みたいです」
竪琴を奏でるように流れる指が、ごわついた髪を撫でていく。
慈しみのこもった指使いは、さざ波に揺られるような心地よさをもたらしてくれる。
微睡みにより視界がぼやける中、指揮官はもう一度イラストリアスを眺めてみた。
英国の洋風衣装とは正反対の恰好だが、少しも優雅さが損なわれることはない。
むしろチャイナドレスで引き立つボディラインの美しさが、一層彼女を魅力的に仕立てている。
そこに対比して際立つ胸の大きさもまた、視線を向けずにはいられないほど蠱惑的だ。
また下乳に位置する服の結び目──ひし形の穴から覗く谷間は、柔肉同士がきつく密着して魅惑のゾーンと化している。
思わず視線が吸い込まれてしまいそうだ。
「またじっくりとお見つめになって……改めて感想を伺う必要はなさそうですわね」
イラストリアスに指摘され、指揮官はまたしても見惚れていたことに気づいた。
「すまん、あんまりにも様になってるから、つい」
「見て頂いていいのですよ。こうして他の陣営の衣装を頂けるのも、指揮官さまのおかげなのですから」
「はは……それこそ商魂逞しい明石や、衣装作りに精通したヴィクトリアスたちがいるおかげ……んんっ……」
「眠たくなってきましたか? このままイラストリアスの膝の上でくつろいで下さい」
「すまん……三十、いや十五分経ったら起こしてくれ……そんなに長居する、わけにも……」
睡魔に意識を奪われ、重い瞼を閉じる。
間もなく指揮官は深い眠りへと落ち、静かな寝息が聞こえ始めた。
「おやすみなさい、指揮官さま……おそばにいられることが、イラストリアスにとって何よりの幸せです……」
……
…………
………………まぁ、こんなにも逞しく……
イラストリアスが……差し上げますわ…………
甘い蜜に浸るかのような幸福感が下半身を支配している。
ぼんやりと眠りから覚めた指揮官は、寝起きの肌感覚がやけに敏感なのを察した。
血流が増し、いきり立つ分身を宥められてる。
しなやかに這う五つの感触────まるで意思を持った生き物のようだが、これは人間の指だ。
それで竿肌をソフトになぞられ、快感の震えが指揮官の背中を走る。
ゾクゾクと駆け上がる感覚は不快ではなく、むしろ身体が喜んでしまう。
そんな反応を察してか、今度は竿全体が包まれる感触へと変わった。
柔らかい手のひらに掌握され、ぴくりと震える肉棒を上下にゆったりと扱かれる。
単調なリズムのようで、手首を捻って変化を付けてみたり、カリ首の周辺を集中的に扱いたりと、刺激に飽きさせないテクニックを披露され、堪らずうめき声があがった。
「あら、お目覚めになりましたか指揮官さま」
イラストリアスの声がぼやけて聞こえる。
変わらぬ膝の温もりに加え、頭に手を添えて優しく撫でてくれる。
その反対の手は指揮官の下部へと伸び、断続的な快楽を与えているというのだから驚いてしまう。
性の喜びと精神の安らぎ、その二面性を以って労りの居場所を与えているのだ。
「……まぁ、な。そんな風に弄られたら寝てもいられない」
「うふふ、ピクピク震えて可愛かったですよ」
「意地悪なことを……」
「いやですわ、イラストリアスは指揮官さまに癒しを与えたいだけですよ」
そう答えながら、イラストリアスはいつの間にか手元に置いてある小瓶を取り、中の液体を左手に塗していく。
薄い黄色の光沢が目立つ、とろみのあるオイルだ。
ほんのりと甘いアーモンドの香りが漂う。
「マッサージ用のオイルですわ。指揮官さまのお肌に合うものを選んだので、安心して身を任せてくださいね」
「オイル? いやまさか」
「はい、そのまさかです♡ じっとして、リラックスくださいませ」
再び股下へと手を伸ばすイラストリアス。
鼠径部の三角状の窪みから手を滑らせていき、睾丸の下へ。
お尻の穴に差し掛かる部分も優しく、丁寧に。
リンパの流れに沿ってじっくりとほぐしながら、オイルを満遍なく塗りたくっていく。
繊細な指先が往復するたび、じれったい刺激に耐えかね肉棒がびくびくと震えてしまう。
「気持ちいいですか、指揮官さま。歯を食いしばったりしてはいけませんよ。素直に身を委ねてください」
決して力み過ぎず、軽く擦る程度の摩擦で睾丸を揉む。
普段軍服によってぴしゃりと締められ、血流が溜まりやすくなっている箇所。
そこを丹念にほぐされ、股間周りの血行が促進していく。
コブ状の突出部が柔らかくなったところにオイルをたっぷりと塗り、皮を伸ばすようにしてマッサージ。
当然ペニスに流れる血液の巡りも良くなるため、今や逸物は天井に向かってピンと反り返っている。
自身のマッサージの効果を実感したのか、イラストリアスは緩んだ顔で指揮官のへそ回りにも指を這わせてきた。
ちりちりと這い回る感触にややたるんだお腹がぴくりと反応している。
「あんまり撫でられると、その、くすぐったいのだが」
「ふふふっ、本当にそれだけですか?」
「……焦らすのを楽しんでないか、イラストリアス」
「催促するならきちんとおねだりしなきゃダメですよ?」
「うっ」
「冗談です、可愛い指揮官さま」
「やっぱり楽しんでるじゃないか」
一方的に弄ばれる状況にやや拗ねた顔を見せる指揮官。
しかしその数秒後、指揮官は思わず息を吞むことになる。
──ぶるん。
イラストリアスは胸元に指を引っ掛けると、そのまま下へずり降ろした。
チャイナドレスの圧迫から解き放たれた双乳が豪快に弾む。
きつく締めていた分、解放された乳肉のボリューム感は圧巻の一言。
古代ギリシャの杯には乳房をかたどったものがあるらしいが、恐らく当時存在したいかなるボウルでもこの柔乳を覆うのは不可能だろう。
艦船に成長はない、というのがこの世界での通説にも関わらず、その爆乳は年々大きさを増しているのでないかと専らの噂だ。
彼女の乳を「大きい、柔らかい、反則」と感じる多くの思念が、全てメンタルキューブへと流れ込んでいる説すら上がるほどである。
「うおおっ……」
話題の象徴を目の前にぶら下げられ、目が釘づけになる指揮官。
ほんの少し首を上げるだけで、口先が淡い桃色の乳首に当たってしまいそうなほどの近距離。
しかしそれだと折角の膝枕から頭を浮かせてしまう上、首を痛めてしまう可能性もある。
それを察してなのか、イラストリアスはそっと手を指揮官の額に乗せ、寝たままの体勢でいることを促すと、少し背中を傾けて前傾姿勢へと移った。
「はい、どうぞ♡」
──ふにゅん。
顔全体を覆う、もっちりとした柔乳の感触。
K点越えのサイズだからこそ、前のめりになるだけで容易に顔パックを可能としてしまう。
ふくよかな質感とハリを兼ね備えた乳肌は上質な布にも勝り、ほのかな温もりが身体の強張りを解きほぐしていく。
窒息しないよう配慮したのか、最初の抱擁は数秒足らずの時間であったものの、魅了されるには十分だった。
「これで機嫌は直りましたか、指揮官さま」
こんなサービスを受けてしまっては、もう押し黙るしかない。指揮官は拗ねていた自分が恥ずかしくなった。
しかし身体というのは正直なもので、とある一か所はますます元気にいきり立っている。
当然、触れている彼女に気づかれないはずがない。
「まぁ、お疲れマラがすっかり元気になってしまいましたね♡」
「は、恥ずかしながら……」
「いいんですよ。最初に言った通り、指揮官さまを癒してあげるためですもの。身体の力みが抜けるに従って、生理的現象を催すのは自然なことですわ」
オイルに濡れた親指で、竿の裏筋をくりくりと刺激する。
そのまま下へと伝っていき、だらしなく垂れ下がった玉袋を軽くノックすると、それに呼応して亀頭が小刻みに震えた。もう辛抱堪らんといった様子で、鈴口から我慢汁をちろちろと漏らしている。
「イラストリアス、その」
「はい?……ふふふ、分かっていますわ。指揮官さまの心の声がお顔に出ていますもの。こちらでもたっぷり、甘えさせてあげましょう~」
再びイラストリアスの身体が前へと傾く。
今度は片方の手を指揮官の後頭部へと回し、首を痛めないよう支えている。
そして重力に従い、ぷるりと零れ落ちていく胸が指揮官の口元へ到達すると、彼は迷わずその豊満な果実を口へと含んだ。
瞬間、口内を柔らかな肉感が満たしていく。
甘い香気を同時に含んだからか、それとも彼女の母性に当てられたか。
仄かに熱を帯びた乳房から、ミルクの大海に全身が浸るような蕩ける味わいが広がる。
それは次第に肺から心臓へ、そして全身へと行き渡り、脳にさえも届いていく。
日常の煩雑さを忘れ、童心に返って乳を吸うというのは、特別な幸福感をもたらしてくれる。
唇を窄めて吸い付くと、乳輪まですっぽりと口内に含まれ、更に舌先を絡めて乳頭を圧迫するものだから、イラストリアスの方も思わず声が洩れてしまう。
「もう、えっちな吸い方する赤ちゃんですわ、ふふふ。いい子、いい子」
しかし彼女も、指揮官が乳吸いに夢中な様子を微笑ましく見ているだけではない。
柔乳を顔面に軟着陸させたまま、オイル塗れの左手を巧みに動かして肉棒を悦ばせていく。
丹念にオイルを塗り込んだ肉棒は、狭い手筒の中を滑らかに出し入れされ、根元から亀頭の先に至るまで長いストロークを繰り返される。
かと思えば、親指と中指で結んだ輪をカリ首にかけて、短い往復で射精感を促される。
肉竿の僅かな凹凸や血流の脈動に巻き付くように絡む手指。
執拗に、ねっとりと逸物を扱かれる。
やがて手筒が上部へと集中していき、亀頭を激しく弄られる。
それに対抗して、たぷんたぷんに揺れる胸へとむしゃぶりつき、迫る快感をどうにか誤魔化していく。
指揮官の鼻息はもう、射精への切迫感で相当荒くなっていた。
「イ、イラストリアス」
ちゅぽん、と唇を胸から離して切なげな声を上げる。
上り詰めた快楽が限界に近く、そろそろ射精させてほしいとねだっているのだ。
赤子のように潤んだ目をした彼に母性本能をくすぐられたのか、イラストリアスもますます慈愛の感情が深くなっていく。
「心配いりませんわ。焦らすつもりはありませんもの。ただ……もっと喜んでいただきたいので、ちょっと失礼しますね」
指揮官の頭が、膝の上から外される。
何を思ったのか、イラストリアスは授乳手コキを中断し、露出した胸も再びチャイナドレスへとしまって立ち上がったのだ。
思わぬ寸止めと彼女の温もりが頭から離れてしまったことへの寂寥感から、一瞬表情を曇らせる指揮官。
だが程なくして、彼はその意図を理解する。
「少し腰を持ち上げて、よいしょっと……お身体は苦しくありませんか?」
イラストリアスは仰向けの指揮官の腰へと手を回し、自身の膝の上へと誘導していく。
先ほどまで頭を乗せていた太ももの上にお尻が乗ると、いよいよどういう行為に移ろうとしてるのか察しがついてしまう。
「そんなに期待の籠った目を向けられると、イラストリアスも照れちゃいます」
そう言いながら、ドレスの中でパツパツに盛り上がった両乳を持ち上げて、天に向かって伸びた肉棒の先端へと宛がう。
最初に膝枕されたときに熱視線を浴びた、くぱっと開いた下乳のひし形穴。
そこに、オイルでドロドロにコーティングされた肉棒がゆっくり呑み込まれていく。
服にきつく締められているだけあって、押さえつけていないにも関わらず圧迫されるほどの乳圧である。
まるでたわわな餅の中に指を突っ込むかのように、侵入した肉棒は密集した乳肉に取り込まれ、完全に乳内に収まる頃には全く外から見えなくなってしまった。
「まぁ、先ほどまで手の中で感じていた指揮官さまの熱が、胸の中でじんわりと広がっていきますわ。このまま融けて一つになってしまいそう……♡」
愛おしげに両手で胸を抱きしめるイラストリアス。
当人からすれば、暖かな陽光の中で抱擁している感覚なのだろう。
しかし指揮官からすれば、それは多少収まっていた射精感を一気に引き戻すほどの快感をもたらす行為だ。
着衣できつきつの谷間に捕らえられ、暴れる肉棒の抵抗も虚しく圧倒的な乳壺の肉感に取り押さえられてしまう。
わざわざ胸元がキツいと訴えるドレスの中に胸を戻した狙いは、見事的中したといえる。
「ドレスの造形をこのようにして正解でしたわ。だって、指揮官さまのお元気になったマラをすぐに挿乳できるんですもの♡」
そういう意図で結び目を調整していたと知り、ますます肉棒の熱が高まっていく。
指揮官の胸好きは周知の事実であるとはいえ、わざわざそのフェチズムに寄り添ってくれるのだから、感慨の我慢汁が垂れてしまう。
──ぬぷっ、とぷっ、ずぷぷっ。
イラストリアスが胸を持ち上げ、勢いよくずり降ろす。
その一動作が滑らかなのは、やはり丁寧に塗り込んだオイルの賜物か。
もっちりとした谷間から、次第にアーモンドやユリの香りとは異なるいやらしい匂いが漏れ始める。
それは紛れもなく、肉棒から発せられる雄のニオイ。
がっちりと乳肉に押さえ込まれても、その香ばしい香りがイラストリアスの鼻孔に漂うのを防ぐことはできない。
だが、彼女は嫌がるどころかむしろ恍惚に満ちた表情で、そのニオイを掻き出そうとリズムよく両乳を動かし、骨盤へと叩きつける。
──ぱちゅん、ぱちゅん、たぱんたぱん。
重力に倣って落下するだけでも十分な乳圧があるというのに、その上更に乳肉を歪ませて谷間を窄めるものだから、ズリ穴の締まりはどんな名器にも勝るほど仕上がっていた。
しかもこの乳肉は、次第に逸物の形を覚え、より快楽を与えようとぴっちり密着してくる。
まるで谷間が大きな生き物の口で、肉棒を余すことなく咀嚼しているかのようだ。
「だらしなく緩んだお顔、とっても可愛いですわ♡ もっと、もーっと、イラストリアスの胸に溺れて下さい♡」
更に胸を抱き寄せて、パイズリの締め付けを増していくイラストリアス。
着衣越しでも大胆に弾み、乳肉をたゆませる淫靡な光景により、視覚からも責め立てられる。
「あぁ、おっぱいで扱くたびに指揮官さまのいやらしい匂いが広がって、ドキドキが止まりませんわ。イラストリアス、どうにかなっちゃいそうです……♡」
玉袋がキュッと持ち上がり、グツグツに煮えた欲望の塊が尿道へと充填されていく。
はじめはゆっくりだったパイズリのストロークも、指揮官の臨界点が近づくにつれてより激しいズリコキに変化している。
──ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ。
オイルでたっぷり濡れた竿肌を滑るように扱き上げる乳の重さが、より指揮官の興奮を煽る。
加えて、知らぬ間に浮き上がった腰がより乳穴との結合を密接なものにしていた。
何度も何度も、粘ついた音を立てて乳内へと出し入れされる。
血流は今や肉棒の中を駆け巡り、限界まで膨張した海綿体が欲望の飽和を訴えていた。
そして、絶頂が近づくほど深い谷間の中を反射的に突き上げそうになる。
「気持ちいいんですね、指揮官さま♡ 最後は快感のまま、腰を突き出してください♡ イラストリアスのきつきつに締まった着衣おっぱいの中、溜まった精液でドロドロに満たしていいんですよ♡ 下ろしたてのチャイナドレスにこってりマーキングしちゃいましょう♡ はい、ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅっ~♡♡」
イラストリアスの合図に従って腰が跳ね、荒ぶる脈動が始まった。
睾丸をたっぷりと解され、たぷたぷに溜まっていた精液が駆け上り、乳内へと注がれていく。
誰もが羨む爆乳の谷間、そのIラインが白く染まっていくのは視覚的なスパイスとして最上級であった。最後の一滴まで搾って欲しいと言わんばかりに、指揮官は必死に腰を押し上げ乳壺を精臭で満たそうとする。
ようやく射精が収まったのは、始まってから二十秒以上経過してからだった。
「やっと止まりましたわね……ここのところ忙しかったですから、溜まっているのも無理ありませんわ。ほら、こんなにおっぱいの中いっぱいにして……♡」
また胸部の布をずり下げ、生乳をぶるりと解放すると、中に注がれた精液がべっとりへばりついていた。未だ粘性を保った一部が、そのまま指揮官の骨盤へと垂れていく。
粘り気のあるザーメンブリッジは、一気に部屋の匂いを性のニオイで上書きしていった。
「お見事ですわ、指揮官さま。でも……まだまだお元気な様子ですね。どうしますか? もっとイラストリアスの部屋で“休憩”していきませんか……今度はもっと熱い場所で、なんちゃって♡」
どれだけ明日が早かろうと、この誘いを跳ねのける男はいない。
結局翌日の春節祭りでは、万が一の場合に備えて用意していた予備のドレスを着る羽目になったのであった。
色々あって間が空いてますが元気です。
今年のパーティドレスも粒ぞろいですね……枯れ果ててしまう。
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