やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。with 貞操逆転世界 作:神納 一哉
「そうね。八幡のように話してくれる男性は珍しいわ」
「珍しいってか、ほぼ絶滅危惧種みたいじゃねえか。その辺は教えておいてほしかったな。なんとか陽乃さんは誤魔化せたからよかったけど」
「ごめんなさい。うっかりしていたわ。そうよね。八幡の世界観は二人だけの秘密だったのよね。この世界の男性についてもっと説明しておかないといけなかったわ」
まあパソコンである程度は調べたからいいんだけど。ライトノベルとか漫画、掲示板なんかでだいたいのことは把握した。男がお淑やかにってのが精神的なものでスカート履いたりブラ付けたりとかじゃなくて良かったと心から思った。男にインナーウェアは必須みたいだが、そのくらいならまあ許容範囲だ。
「ところで、今日ブラしてないのってどうして?」
「キャミソールを着ているから着けていないだけよ。いけなかったかしら?」
「いや、外に乳首が透けなければいいけど、キャミソールを着るとブラ付けないのって普通?」
「普通だと思うのだけれど。カップ付きのキャミソールもあるし、脱げば同じでしょう?今日は体育があったからブラ着けていると窮屈だったのよ」
「え、運動するときってブラしないの?」
「そうね。着けないことが多いかしら」
「半袖の体操着だと透けるんじゃ…」
「女のおっぱいを喜ぶ男なんて……、ああ、八幡は喜ぶのね。今日もいっぱい弄られたもの。八幡に弄られるまではおっぱいであんなに感じることができるなんて思ってなかったもの」
「
「一応は性感帯ってことにはなっているわよ。胸ま〇こっていうお〇んぽ様のための性感帯。私は自信ないのだけれど」
自分の胸を押さえてぽしょりとつぶやく雪乃。確かに
「なんかすっかり
「辛くないわ。八幡が愛してくれているって実感できて嬉しいわよ。硬いままってことは私の身体に満足している証拠でしょう?」
「まあ雪乃の身体に満足しているってのは否定しない。挿れたままなのは足がこんなだから自分では動けないってのがあるし、繋がったままなら二回戦は俺主導でデきるから具合がいいということでもある」
「本当にエッチなんだから。まあ旦那様としては満点なのだけれども」
「俺みたいに積極的な男が殆どいないんだよな」
「そうね。Aランク以上の男性なら攻めてはくれるでしょうけど、八幡のような持久力はないでしょうし、女の攻めを愉しんでは、くれなさそうねっ」
「今みたいに攻めてくれるのを愉しまないって勿体ない気がするけど、なっ」
雪乃が会話の最後で膣圧を強くして腰を振ってきたので、お返しとばかりに俺も会話の最後に思い切り下から腰を突き上げた。
「あんっ。いきなり、きたああぁっっ。んっ、あんっ」
「二回戦の、主導権は、そう簡単に、渡さないっ」
「くっ、そんなの、女の、プライドが、許さないん、だからっ」
「そんな、プライド、なんて、捨てちまえ、よっ」
「嫌よっ、絶対に、イかされる、前に、イかせて、あげるわ」
「おぅっ、やっべ、締まる、気持ちいい、くぅっ」
「ほら、我慢、しなくて、いいのよ、イって、しまい、なさいっ」
「くっ、まだだ、まだっ、負けない、んぉっ」
「あんっ、さっさっと、
「うおっ、すごっ、んっ、くはっ、んっ」
「さあ、八幡、専用、あんっ、お〇んこに、いっぱい、
「くっ、ああっ、イくっ、イくぞ、雪乃ぉ」
「キてっ、一緒に、あんっ、イくっ、イくぅっ」
最終的に二回戦は雪乃に主導権を奪われてしまった。まあ、一緒にイけたから良しとしておく。
雪乃は秘所にナプキンをあててから下着を履くと、浴室に行ってお湯を入れた洗面器を持ってきてサイドテーブルに置く。そのお湯でタオルを絞って俺の身体を拭いてくれる。頭もドライシャンプーで梳いた後、タオルで拭いてくれるのでさっぱりして気持ちいい。一通り俺を拭いた後、雪乃も自分の身体を軽く拭ってから浴室に片づけに行き、服装を整えてからベッドサイドに腰を下ろした。
「まだ少し時間があるわね。お話ししましょうか」
「シャワー浴びていけばいいのに」
「家に帰ってからお風呂に入るわ。それまでは八幡の匂いに包まれていたいの。それに
「高一で父親か。雪乃のお腹が大きくなってきたら実感するだろうけど、今のところは実感わかないなあ」
「ふふ。私も
「まあ、この調子でヤってれば、お互い高一で親になれるんじゃないか?」
「あなた、本当に吹っ切れたのね」
「
「あら、結衣さんはハーレムメンバーだったのかしら?」
「向こうで由比ヶ浜から告白っぽいことはされていたからな」
「他にもメンバー予定者はいるのかしら?」
「とりあえず平塚先生かな。陽乃さんとも仲がいいはずだから、陽乃さんに相談してうまくこちら側に引き込んでくれ」
「姉さんに部活を立ち上げたいと相談すれば平塚先生を紹介してもらえそうね。八幡が登校できるようになるまでに部を立ち上げるわ。平塚先生に顧問をお願いして、私が部長、八幡が副部長、結衣さんと優美子さんが部員ということでいいかしら」
「ああ。それで構わない。こっちの平塚先生はどうかわからないけど、喫煙しているようだったら煙草をやめるよう伝えてくれ」
「交流室の横に部室が欲しいわね。まあSランクのための部活だといえば大丈夫だと思うけれど」
「交流室ってなに?」
「学校で性行為をするための部屋ね。防音仕様でベッドがあってユニットバスが併設されている
学校内に
「学内性交義務ってのは?」
「Aランク以上の男性には月に一度、医療機関へ精子の提出を行うことが義務付けられていて、これが搾精義務になるのだけれど、教員や学生の場合は交流室で月に五回以上性交をすることにより搾精義務を免除される特例があるのよ。それが学内性交義務ね。八幡は部活で頑張ってもらうから学内性交義務の条件を満たせると思うのだけれど」
「え?部活って奉仕部だよな?」
「ええ。奉仕部よ。八幡にご奉仕する部活」
「俺の知っている奉仕部と違うんだけど」
「八幡のいう奉仕部は全校生徒のお悩み相談室的なものだということは理解しているわ。あちらの世界ではそれで良いと思うけど、こちらの世界では
「部については
「ええ。任されたわ。その、平塚先生ってどんな人なのかしら?」
「陽乃さんとはまた違った感じの年上のお姉さんかな。体育会系のガサツで
「私が苦手なタイプね。こちらの
「女が男になっていたり、貞操観念が変わってるくらいだから、まあなんとかなると思う。細かなことは入院中に情報を仕入れることにする」
インターネットで調べた感じだと、プリキュアが男になっていたり、艦娘が艦息になっていたりした。歴史を見ると1900年前後から女性が台頭してきたようで、近代史の中にはちょくちょく知らない名前が出始めていた。第二次世界大戦後に国連で男性保護法なるものが成立してから、世界は女性上位社会へと変革していったようである。例外的に天皇家は男系継承が続いているようだった。
「別の世界から来たっていうのはもう誰にも言わないつもりだ。雪乃も他には言わないでいてほしい」
「そうね、その方がいいわ。ふふ。二人だけの秘密ね」
「ああ。雪乃はさっきの学内性交義務みたいなものを教えてくれると助かる」
「高ランクの男性の義務についてなら、男性はランク確定後に習うものだから八幡が知らないことで不利益になることはないわ。結婚した場合は正妻である私が高ランク男性の義務を
「了解。よろしく頼む」
こうして、この世界に順応するための第一歩を踏み出した八幡なのであった。