やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。with 貞操逆転世界 作:神納 一哉
家に帰り、八幡から預かった姉さんの婚姻届を母さんに渡し、入浴を済ませて夕食を食べ終えた後、食後の紅茶の時間に話を切り出した。
「母さん、姉さん、
「
「私はOGだから大っぴらに関われないよねえ。さすがに雪乃ちゃん一人じゃ部活にはできないよね」
「部員には八幡と同級生が二人いるから、部としての最低限の体裁は保てると思うのだけれど」
「なんだ、八幡くんが部にいるなら高ランク男性特権で面倒な手続きも必要ないわよ。部の名前はどうするの?八幡部?家族部?ハーレム部?ああ、それよりも同級生二人ってどういうこと?その
「同級生のうちの一人は事故のときの犬の飼い主よ。もう一人はその娘の友人。八幡のお見舞いに来たときに候補となったの」
「八幡くんが認めているのなら、私たちからは何も言えませんね」
「雪乃ちゃんのお友達を捻じ込んだとかじゃなければ文句ないよ。それで、部の名前は?」
「一応、奉仕部にしようと思っているんだけれど」
「あら、いい名前ね。奉仕部の部員は嫁で固めるのかしら?」
「そうなるわね。八幡が部員を増やしていく形になるでしょう。雪ノ下家や姉さんからの推薦があるならその人たちは仮入部で対応して、八幡次第かしら?」
「そうねえ。優秀な部下の娘が総武に通っているようだったら推薦するかもしれないわ。陽乃の方は誰かいる?」
「私の方はとりあえず保留で。でも、雪ノ下って名前を聞いたら行きそうな娘がいるから伝えておくね。二年の
あら?今、姉さんの目が濁ったような。気のせいかしらね。
「学内性交義務は嫁だけで行う予定かしら?雪ノ下家としては八幡くんには定期的に搾精もして欲しいし、
「情交については、八幡がある程度ハーレムに慣れてから話そうと思っています。今はまだ早いと思うの。ようやく複数の女との性交渉に対して前向きな言葉をもらったところだから」
「入院中には陽乃も八幡くんを抱くことができるかしら?ふふ。そうすると姉妹で同じ場所で
「確約はできないけれど、私がこのまま八幡を抱いていれば、入院中に姉さんが抱くことができると思うわ」
毎日二回
「さすがSSランクね。毎日抱いているの?」
「抱いたり、抱かれたりしているわ。八幡が言うには足があんな状態じゃなければ抱かれるより抱きたいってことだけど」
「男に抱かれるってどんな感じなの?」
「夢見心地って言うのかしら。身体中が性感帯になって、舐められたり撫で回されると男みたいに喘いでしまうわ。自分でもこんな声が出せたんだって思うくらいはしたない声が出てしまうのだけれど、気持ちいいのよね。今は下から突き上げられているけど、足が治ったら八幡が上になって突きまくりたいって言っていたわ」
「男が腰を使ってくるの?しかも突き上げるっていうくらいだから激しいのよね?」
「
この世界では騎乗位が正常位であることを伝えると、八幡は女性上位ならそういうものかと納得しているようだった。八幡のいた世界では男性上位の体位が多いようなので、どんな感じなのか楽しみにしている。
「その奉仕部の顧問の先生はどうするの?最低でも情交相手にはしておかないと問題になりそうだけど」
「その奉仕部の顧問、お母さんも知ってる静ちゃんにお願いしたらどうかな?それで、八幡くん次第だけど静ちゃんも嫁にしてもらっちゃおうかなと」
「ああ、平塚先生には陽乃のことでいろいろとお世話になりましたからね。
「無理強いなんてしないって。それじゃあ静ちゃんには明日、雪乃ちゃんが話をしに行くと伝えておけばいい?」
「ええ。お願いするわ。平塚先生には部活動申請の書類を用意しておくようにお願いしてもらえるかしら?」
「了解。雪乃ちゃんも静ちゃんと話してみて、よかったら八幡くんに嫁候補って伝えてくれないかなあ」
「それは平塚先生とお話してみないと約束はできないわ。私は明日お話ししてから決めていいかしら?」
「わかった。静ちゃんには雪乃ちゃんが正妻だって伝えておくから、よろしくね」
八幡が言っていた通り、平塚先生は姉さんと仲が良いみたいね。姉さんの方から平塚先生を紹介してきたわ。明日、学校でお話してみるのが楽しみね。
× × ×
「ひゃっはろー。静ちゃん」
『相変わらず元気だな。今日は何の用だ?手短に頼むぞ。新学期が始まったばかりで、若手教師の私は忙しいんだ』
「
『お前の妹が入学したてで部を立ち上げるだと。そう簡単に許可はできんぞ』
「それがそうでもないんだなあ。なんたって雪乃ちゃんが立ち上げるのはSランクの旦那様のサポートをするための部だからね」
『Sランクだと!?ということは、陽乃の旦那ってことか?』
「正妻は雪乃ちゃんだけどね。もっと言うと旦那様も総武高校の一年生で雪乃ちゃんの立ち上げる部に入るよ。その部の顧問なんだから、静ちゃん自身もチャンスだってわかるよね?雪乃ちゃんは静ちゃんと話してみてから決めるって言ってるから、静ちゃんは
『待て待て待て待て、それはつまりあれか、私も妻候補ってことか!?本当に?嘘じゃないよな!?』
「少なくとも私はそのつもり。あとは雪乃ちゃんと旦那様次第なんだけど、うまくいけば静ちゃんと家族になれるね」
『だ、だ、旦那様も学校に来ているのか?』
「旦那様は今入院しているから、学校に行くのは三週間後になるかな。それまでに部を立ち上げておきたいんだって」
『入院って、確か入学式に事故があったと聞いているが…。そういえばその事故の関係で正妻様も学校に来なかったみたいだが、旦那様が入院しているってことは、もしかしてその事故の被害者が旦那様なのか?』
「正解。その事故が縁で雪乃ちゃんと旦那様が結ばれました。詳しくは雪乃ちゃんに聞いてみるといいよ」
『なんだそのライトノベルにありそうなベタな
「だよねー。でも現実は小説より奇なり、だよ。静ちゃん。とりあえず正妻特権で雪乃ちゃんが妊娠するまで、私たちは旦那様とエッチなことできないからそのつもりで。ああ、あと、新規部活動申請書を用意しておいて欲しいんだけど」
『わかった。準備しておこう。うまくいけばSランクの旦那様をゲットできて、陽乃と家族になれるのか』
「そうだね。私も静ちゃんと家族になれることを楽しみにしてるよ」
『ああ。緊張して今日は眠れないかもしれない。まあ一晩くらい寝なくても、若いから問題はないが』
「雪乃ちゃんは真面目な
『そうか。眠れそうになかったら酒を飲んででも寝ることにしよう』
「深酒はしないようにね」
『わかっている。気を付けるさ』
「じゃあ、今週末にでも
『わかった。うまくいくよう祈っていてくれ』
「雪乃ちゃんには先生として接すれば大丈夫だよ。頑張ってねー」
陽乃は高校生の頃、成績優秀な問題児だったが、平塚先生に何度か指導されるうちに問題行動が少なくなっていった。
陽乃は雪ノ下家には言っていないが、平塚先生のことを姉のように慕うようになった。
生徒指導の一環で話をしたことがあるため、そのことは雪ノ下家には知られているが、陽乃は知らない。この世界の陽乃は家族や友人、周囲との交友関係が良好なので、少しやんちゃなだけの女子大生です。
平塚先生は姉御肌で面倒見が良く、サブカルチャー・酒・ラーメンが好きなところは八幡の世界の平塚先生と変わらないが、暴力は振るわないし煙草も吸わない。煙草の代わりにココアシガレットを咥えていることはある。