「ぁっ、あっ、ああっ、…っく、んんっ。っふ、ぅぅっ、んん!」
棺桶の媚薬スライムから解放されてすぐ、アイツに転移で送られた先は、なんだか変な形の部屋だったんだけど…。
よく考えたら…私、裸のままなのよね。
媚薬漬けで衰弱して成すがままの状態だったから、身動きするだけでイクくらい身体中が敏感になってるのに、コイツら…。
乱暴に私を壁に押し込んだと思ったら、上半身と下半身で別々の部屋に出るように固定させて、手も拘束されて吊り上げられて…。
さっきの部屋もこっちの部屋も、あまり清潔な印象を受けない場所だけど、そんな部屋で裸のままだなんて…。
きっちりと壁にはめ込まれてるから、全く身動きがとれないし。
どうやら上半身側の部屋と下半身側の部屋では何の声も聞こえないようになっているようね。
何か話してる気配はあるのに、何も聞こえない…。
こっちの部屋には、……普通ね。
イスとテーブル、それになんだかよく分からないものがいくつか…。
あっちの部屋の様子は分からないけど…。
どうせ何か下衆なことでも話してるんでしょうね。
…それにしてもこの体勢って、なんだか村長とするときの体位と似て…。
いやいやいや、何想像してるのよ私。
うーん、………やっぱり動けない、か。
ドラゴンにもなれないし、もう本当にどうしようもないわね。
ま、いいわ。
アイツが何を考えていようが、契約期間までやり過ごせば、あとは村長にお願いして終わりね。
三ヶ月の我慢…。
村長以外となんて考えるだけで衝動的に大陸を消滅させたくなるけど、犬にかまれたと思って諦めて、その後のことでも考えるべき、ね。
はあ、村長、元気にしてるかしら。
―――最強種族であるドラゴンの中でも、特に名前の轟く真竜ハクレンさん、で合ってますよね?
―――ああ、君の仕事の手伝いをしてもらえるように承諾は貰ったよ。期間は三ヶ月。力は封印してあるけど、神代竜族だからね、不安はあるが…。ま、今後拘束を解いた上で他の仕事をさせられるかは君次第さ。
―――十分ですよ。俺は、最強種族のドラゴンが弱小種族の人間から、それも最底辺の連中の性処理に使われる様をずっと、見たかったんです。夢や妄想ですませていたことが現実になるなんて…。あなたには本当に感謝しています。
―――…分かってるとは思うけど、しっかりは監視はしてくれよ。逃げ出したり誰かに連れ出されたら目も当てられないからね。
―――はい、もちろんです。そのことは、連絡を貰ってから何度も検討して対策もしてありますから。あなたに頼まれた仕事についてもちゃんと動けます。任せてください。
―――うん。各国の要人については僕の働きかけで動かせるけど、こういった裏社会や末端の連中はどうしても目が届かないからね。掴んだ情報や、愚か者達の対応は先に伝えた通りに頼む。じゃあ、何も無ければ二、三ヵ月後に迎えに来るよ。
―――は。万事お任せを。
―――……ところで、この娘の看板はどうするんだい?
―――ああ、『銅貨一枚用便器』ですよ。ほら、ここにもう用意してあるんです。
―――いや、銅貨一枚って…。それに名前も無いのかい?
―――それで万一にも悟られるわけにもいきませんし…。何より、知っているのは俺だけ、というのが良いのです。この記録石も、ありがたく使わせていただきますが、譲渡は不可でお願いしますよ。
―――そ、そうかい…? まあ性癖は人それぞれだしね。記録石も大丈夫さ。存在するってことが重要だからね。じゃあ、今度こそ本当に行くよ。………頑張ってね、ハクレン。
―――………行った、か。はぁぁぁあああ…、なんてプレッシャーだよ。ったく、責任重大だな。まあ叶った夢の代償と思えば大量のお釣りも来るってもんか。さて、ハクレンの壁尻部屋『銅貨一枚用便器』の開店だ。聞こえてないだろうけど、そっちの部屋にセットしてある記録石でずっと保存してやるからよ。せいぜいイイ顔をして喘いでくれよ。しばらくは客も来ないだろうが、すぐに満員御礼のはずだからさ。
……。
うーん、いつまで放置されるのかしら。
あれから多分数時間は経ってると思うけど…。
もしかしてこのまま?
力が封印されただけだから、別に寒くはないけど、普通の人間だと風邪をひくんじゃないかしら。
こっちの部屋には誰もいないとは言っても、下半身のある部屋の方は分からないし…。
恥ずかしいは恥ずかしいけど、このまま終わるなら、
っひゃぁ!な、何? 誰!? お、お尻触られてるっ!?
「っや、ちょっ、やめなさい!聞こえないの!やめなさいってば!!」
あ、まず。
向こうの声が聞こえないってことはこっちの声も、って!ぁ、っくぅ、あぁぁぁあっ
「や、やめっ、んくっ、んん…っ!」
挿入って、…きたぁ…っ!っく、ぅ…、きつ…ぃ……!
「いた…っ、ぃ、わね!女の、扱いっ、も…、知らないのっ、かしら…っ!ぁんっ、っあ、くぅ…ぅ、んっ…」
ああもう!
淫紋の効果のせいかすぐに濡れてっ…!
「あっ、あんっ!っふぁ…ん、んっ、んっ、んふぅ…っ、は…、ぁ…あんっ」
やだ、声…。
お腹も…、震えてるし…っ。
「あぁっ、んくっ…。んふっ、ふっ、は…、ぁっ、ぁんっ! …ぁ、…え?ちょっ、うそ?出てるっ…!ぁあっ…」
くぅぅ…っ!
このっ…、早漏っ!短小っ!下手糞っ!
こんな独りよがりなセックスじゃあ、女なんて出来っこないわねっ!
…っはぁ。
これで終わり?
もう、なんなのよ…。
中途半端なところで終わっちゃったから、身体が火照ったままで、もどかしいし。
べ、別にシテ欲しいって思ってるわけじゃないけど、うーん。
さっき、諦めて受け入れるつもりだったからかなんだか釈然としないわね。
このまま
「っひゃああぁんっ!あっ!やっ…、嘘っ!?また…?」
もうぅ…!
別に望んでないって言ってるでしょ…!
いらないのよそういうのっ。
「ああっ、ぁっ、くぅんっ!ふぁぁあん…っ、あ、あ、あっ、ぁっ、もうっ、やめなさいっ、って…、ば……っ!」
ああああマズいマズいマズい。
油断してたからかもうちょっとでイキそう…っ!
「あっ、あっ、ふあ…ぁっ、あ…、え? ま、またぁ…。また出て……っ、あつ…っぃ」
なんなのよこれぇ…!
またすぐに出してきてっ…。
んんぅっ、お尻に汚いもの擦り付けてくるし…。
………また放置?
精液出されたところが熱くて…、ずっと子宮が反応してるのって、多分淫紋のせいよね。
こんな状態で放り出して、何がしたいのよ本当にっ!
むぅ。
こっちの部屋は灯りはあるけど時計もないし外の景色も見えないし…。
棺桶から出されてそのままこの部屋に来たから、今が朝なのか夜なのかも分からないのよね。
…もう、寝ちゃおうかしら。
「んっ! …ぁぁああああもうっ!!来なくていいって言ってる、で…しょう、がっ! 触らないで、よ…っ!」
むぐぐぐ、本当になんなのよこれーッ!