※この作品はR-18です。

重婚提督はハーレムの夢を見るか   作:@新十二

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なんかグイグイ来る瑞鶴


大規模演習 水着模様 その八ノ二

 

 

 

「お~い、提督さ~ん?」

 

 目を見開いて手を広げ「一体全体何がどうした?」といった塩梅のまま、処理落ちして固った提督のすぐ眼前で、瑞鶴は手の平をヒラヒラと振って意識の有無を確かめる。

 目の前でチラつく彼女の手に、彼は一度パチリと瞬きをする。

 

「は~い、怖くないよ~? 大丈夫だから落ち着こうね~?」

 

 提督の目の焦点があやふやでないのを確認した瑞鶴は、また「ふむ」と小さく溢した後に彼の背中を優しくさすって、『デート』という言葉に大げさな幻想を抱いて無駄に強張らせた身体の緊張を解いてゆく。

 

「深呼吸しよっか? はい吸って~、……吐いて~?」

 

 エラーを起こした提督を落ち着かせる事などは、記憶の夢に潜る彼の傍に控え、その様子を見守ってきたヨメ艦である瑞鶴にとって、もう何度も経験している事なので慣れっこだ。

 しかも今は、提督の身体に深刻な影響が及ぶ事もないため、彼が深呼吸と共に広げたままだった腕を脱力させていくのを観た彼女は、またちょっとイタズラをする。

 

「すぅ~はぁ~…、すぅ~はぁ~…」

「ふむっ、……ちゅっ」

 

 正気を取り戻してきた提督へ、横から背中をさすっていた瑞鶴は、そのまま彼の頬へ軽くキスをして一気に再起動を促した。

 

「どわぁぁぁっ!?」

「大げさに驚き過ぎだって。おかえり」

 

「ただいま? えっと何が起きたん? 今ちゅ~した?」

「うん、軽く落ちてたからね。そんでさ? 明日のデートの話の続きだけど…」

 

「で、デートぉ~!?」

「ちゅっ」

「ひゃあ!? 何!? なんなの?」

 

「それもういいから、しっかりして。明日わたしの水着見たくないの?」

「み、見たいっ!! けどデートだよ? 一体俺はどうしたらいいんだ……」

 

「そんな大げさなもんじゃないから大丈夫だって~」

「はぁはぁ…。デートって何だ? アレか? 百万ドルの夜景とかそんなんか!? ドコにあるか知らねぇ…。ハッ! おされレストランの予約とか花束準備しないと??」

 

「いやいや、水着になるんだから海だってば。すぐそこのビーチだよ?」

「そんな近くでいいの!? 素敵時空に転移とかしなくていいの???」

 

「どこにあんのよソレ? そんでどーやって行くのよ? 提督さん何か勘違いしてるけど、そこの浜辺を水着でお散歩して、ちょっと遊んだ後一緒にお昼食べたりするだけだよ?」

「それでいいの?? それでデートになる???」

 

「なるなる、だから大げさに考えなくて大大丈夫だってば。今までだって、ちょくちょく似たような事やってるでしょ?」

「そ、そうか…。それなら俺でも何とかできそうだ……」

 

「わたしがおべんととか準備しとくから、明日はのんびり遊ばない?」

「…うん。よ…よし、明日は瑞鶴と一緒に遊ぶ。もぉ~びっくりさせんなよ~? 急にデートとか言い出すから、不覚にも取り乱しちまったぜ」

 

 わざわざ『デート』というワードを使って驚かしてきた事を言及された瑞鶴は、腕組みをして「う~ん」と首を捻りだす。

 

「いやさ~、わたしって提督さんとケッコンして随分経つじゃない?」

「んん? まぁ五番目だったしな、もう大分経ってるな」

 

「それにほら、わたし提督さんの事愛してるじゃない?」

「な、なんだよ急に、照れくさいだろぉ~? でゅふっ…じゅいかくぅ~、むっちゅう~~」

 

「その顔ヤメテ。でもさ~? わたし提督さんの事愛してるけど、全然好きじゃないじゃない? ブサ顔だし、好みじゃないし!」

「……おい、上げといて急に落とすのヤメテくれる? 色々しょんぼりしちゃうだろっ」

 

「まぁまぁ聞いてよ。わたし提督さんの事好きな訳じゃないから、全然ドキドキしたりする事って無いのよ。これまで一度も、これっっっっぽっちも!」

「そう強調されると、なんだか泣けてくるんですが……」

 

 項垂れてきてしまって提督に、腕組みしたまま「ん?」っとなった瑞鶴は、しな垂れ掛かるように彼に腕を回すと、そのまま優しく抱き寄せた。

 

「そんな寂しそうにしなくて平気。わたし、前よりも提督さんの事すっごく愛しちゃってるから。何倍も、何十倍もだよ? こぉ~……………っんなにだよ?」

(ヤダなにこの娘? 今日どうしちゃったの? 顔近いんですけど……。あっ睫毛なが~い、すんごい美人さ~~ん)

 

…………ちゅっ

 

 抱き寄せられ、語り掛けるような瞳で見つめられ。

舌は絡めずとも情熱的な口付けをしてきた瑞鶴に、柄にもなく提督は尻込みしてしまう。

 だが彼女の愛情は、思わず後退る彼を容赦なく追撃し。その熱い口付けは、フリーズ後に話し込んでいたため既に閉まっていた部屋の扉へ彼を押し付ける。

 

「……どぉ? 提督さん。ドキドキする?」

 

 ドアまで押し付けたしばらく後に唇を離した瑞鶴は、片手を提督の顔横に添え、深い情熱を湛えた瞳を挑戦的に灯らせて、彼の顔を覗き込む様に尋ねてくる。

 

(何この瑞鶴?? 超……イケメン!!)

 

「しゅ、しゅるぅ~。ドキドキしゅるぅ~~」

「そっか~。……ん~、やっぱりわたしはドキドキしないなぁ~?」

「えぇ……」

 

「う~ん」とまた腕組みして首を捻る瑞鶴に、ドッキドキに盛り上がった自分との落差を思い知った提督は、押し付けられたドアを背中でずり落ちながら、へなへなと腰砕けになって座り込んでしまった。足を揃えた横座り気味に。

 

「あた…、アタシを玩んだのネ? 返して! アタシのトキメキを返してヨッ!」

「やだ、返さない。大事にしまっておきたいもんっ」

 

「しっ!? しどいワっ! そんな風に言われたら、アタシ断れないじゃナイッ!」

 

 

 足を並べて腰砕け、床に両手を付いて嘆く提督に、瑞鶴は視線を合わせるようにしゃがんで、またもや彼の顔を覗き込む。

 彼女は膝を抱えるように屈んだ姿勢で、若干首を傾げて彼を覗き込んでいるのに、こじんまりとした可愛げな雰囲気はなく、情熱的な瞳を今度は思慮深げに湛えて見つめてくる。

 戦いではキリッとつり上がる眉が今は優しく佇んでいるので、性別不明な心持ちの提督は、間近にある瑞鶴の静穏美顔にタジタジだ。

 

「卑怯ヨ! そんなイケメン顔で見つめられたら…、アタシまたトキメイちゃう!」

「提督さん、わたしはね……?」

 

「な、なにヨぅ…」

「うん…。わたしはね? 提督さんと居るとドキドキするんじゃなくて、凄く嬉しくなっちゃうの…。穏やかで温かくて…、優しい気持ちが溢れてきて、泣きそうになっちゃうの……」

 

(もうダメ。アタシ瑞鶴に…、逆らえナイッ!)

 

…………ちゅう~

 

 再び瑞鶴の顔がゆっくり迫ってきて、すっかり絆されてしまった性別の怪し気な提督は、自然と目を瞑って彼女の熱い口付けに涙の大粒を溢した。

 だがその瑞鶴は、口付けの後にベソベソする彼を放ったらかしたまま、立ち上がって「う~ん、やっぱりドキドキじゃないなぁ~」と首を捻っている。

 

「ぐしゅっ…、ぐずずっ…。うえぇ~ん、アタシもじゅいかくの事、あ゙い゙じでるぅ~~。じゅぴぃぃぃ、じゅるるるるっ!」

「んっ? うふっ、ありがとっ。むへへっ……、ほらぁ~そんなトコ座ってないで、ちゃんと立ちなよ~」

「ゔん゙~~」

 

 瑞鶴はさめざめおいおいと泣いたままの提督を、「よっこいしょ」と立ち上がらせて、そのままドアを支えに彼を抱きかかえる。

 

「お~ヨシヨシ、大丈夫だからね~? 泣いちゃう提督さんカワイイね~? 明日一緒にデートしようね~? あっ、鼻水つけないでね~~?」

「ふえぇ~、ぐしゅっ。明日、じゅいかくとデートしゅる~。でもこれは一体何なの~? 訳分かんないんですけお!」

 

「うん? ん~、やっぱわたしと提督さんって、恋人っぽくないなぁ~?って」

「…………」

(さすがにジト目になってる、おもしろーい)

「……おい瑞鶴、おまえ俺の事からかってんだろっ」

 

「あ、バレた?」

「もう何この娘~!? ドキドキガッカリの急勾配ヤメテ欲しいんですけど~。頭も心臓も混乱してバックバクじゃねーか!」

 

「それそれ。だから明日デートな訳なの」

「ぜんっっっぜん! わかんねーッス! 混乱してて繋がらねーッス!」

 

「いやほら、わたし達ケッコンしてるけど、ふつーはさ? お付き合いして、恋人同士になって二人の気持ちを育んで、それで結婚するってイメージあるじゃない?」

「んん? まぁそうなのかも? よくわっかんねーけども…」

 

「でもわたし達って、恋人同士って感じ無かったからさ~。せっかくだし、それっぽい事しとこうかなぁ~?って訳。いつも通り一緒に過ごすんだけど、『恋人同士』のつもりになって、『デート』ごっこする感じ?」

「あ~、それでデートなのか。でも俺ちゃんとできるかな? 恋人とかもわかんねーよ」

 

「変態の提督さんには期待してないから大丈夫。わたしも結局、ニンゲンの恋人同士って分かんないし」

「だったら普通に遊ぶ~で良かったじゃんかよ~。ドキドキした俺がバカみたいだろ?」

 

「そんなにドキドキしてくれたんだ。提督さん、そんなにわたしの事好き?」

「うん…、しゅきぃっ! きゃっ」

 

……ちゅっ

 

「あの…、そろそろ勘弁して貰っていいスか? へたれメンタルぼちぼち召されそうなんで」

「大丈夫。その時はわたしも一緒に逝ってあげるから」

 

「そんなのイヤっ! 瑞鶴は無事で居てっ!!」

「うん…。そう言ってくれるから、提督さんの事愛してるの。わたしの全部あげられる位に。何ならお爺ちゃんになった提督さんを、わたしが看取ってあげたい位に」

 

「えぐっ…えぐっ…。ず、瑞鶴…、そんなに俺の事…。ずぴっ、ケッコンして良かった……」

「ちょっとぉ~、ちゃんと自分で立ってよもぉ。明日デートするんだよ~?」

 

「ふえぇ~? そこまで言われちゃうと、ちゃんとデートできるか心配なんだぜ?」

「いつも通り一緒に遊ぶだけだってば。ただちょっと提督さんには、わたしにドキドキして欲しいだけ」

 

「もう十分ドキドキしてるよ! 通り越してヘロヘロな勢いだよ! 瑞鶴さてはおまえ…、明日俺にトドメを刺す気だな!?」

「明日が最後じゃないからトドメじゃないよ。わたし、提督さんがお爺ちゃんになってもずっと一緒にいるって、さっき言ったでしょ?」

 

(勝てねぇ……。いや最初っから、何もかんも全部だけど)

 

 彼はドアに押し付けるようにして抱きかかえられつつ、再び押し当てられる情熱的な彼女の口付けに、初めから断る理由も勝てる要素も無いのを改めて噛みしめながら、そうして喜んで彼女に敗北する。

 しっとりと長く押し当てた唇を離した瑞鶴は、嬉し気に顔を綻ばせ、優しい眼差しで提督に明日を語り続ける。

 

「提督さん、明日はいっぱいデートしようね? 待ち合わせ午前中にしよっか、エッチもいっぱいしたいでしょ? わたしもソノつもりだから」

 

 ハっとして何か肝心な事を思い出した彼は、ふるふると震えた後に両の手を握りしめて、「イエスッ、イエッス!」っとガッツボポーズで騒ぎ出す。

 今度は瑞鶴が若干ジト目らせ、再び腕組みで彼のはしゃぎようを眺める。

 

「うおおおおおおおおぉっ、瑞鶴おまえすげーな! なんか俺すんげいアガってきたああああぁぁぁぁ!!」

「提督さんチョロ~イ」

 

「うっせうっせ! 待ち合わせ何時にすんだ!? いっぱいスルから…、あれか! 五時でいいか? 朝から漲るぜっ!!」

「明日休みなんだから、もうちょっと寝坊しなよ」

 

「ええっ? んん~、じゃ六時か? そんくらいなら寝坊だよな??」

(どうしよう、これも職業病なのかな? まぁ、提督さんがスケベだからかな)

 

「七時ね。おべんととか準備したいから時間ちょーだい。ココからすぐのトコに、ビーチに降りれる階段あるでしょ? そこで待ち合わせにしよう」

「お、おう。七時か、うーむ」

 

「あっ、早めに来ちゃだめだよ? 夏だし朝でも熱いから。待つならホテルのロビーで涼んでて。後お水とかタオルとかも持ってきてね? いつも陸っちゃんに持たされてるでしょ?」

「おげ、わかった」

 

「んー? 念のために帽子あっても良いかも、何か持ってきてる?」

「あったけど、どっかで失くしちった」

 

「ロビーで受付してる、香取か鹿島に聞けば借りれるんじゃない?」

「んじゃ、明日聞いとくわ」

 

「おっけ。じゃ~、明日七時に階段前のトコでね?」

「あ、瑞鶴」

 

「んー?」

「もぉ…、部屋戻っちゃうんデスカ?」

 

「そのつもりだけど? 朝おべんと作らなきゃだし」

「えぇ~? なんか~~、このまま帰したくないっていうかぁ~。俺のムスコがもう漲ってるっていうか~。瑞鶴に俺の部屋に泊ってって欲しいんだけど」

 

「あぁ~、うん。それも考えてたんだけど、なんて言うのかな? 提督さんには、そのまま明日のデート楽しみにして欲しいと言うか…。少し寝付けない位になってて欲しい感じ?」

「ん? う~ん?」

 

「んとね…、提督さん的に言うと……。あっ、本番前の前戯って言えばわかる? 今夜の所はペッティングまででおあずけみたいな? え~っとほら、じらしプレイ的な?」

「イェアッ! あいむあんだすたんっ! よく解ったぜ瑞鶴! つまり俺はこのままじらされた状態で、ハァハァしながら明日の本番へ向けてチャージしとけばいいんだな?」

 

「あ~うん、理解が早くて助かったわ…。あっ! 自分でシちゃうのもナシだかんね?」

「バカヤロウっ、見縊るな瑞鶴! じらしプレイってんなら、ギリッギリまで耐えながら、我慢汁ダラダラ垂らしてチンポおちょくって貰って、そんで蔑んだ目で嘲笑れながら、全力でゴメンナサイ発射が基本だろーが!」

 

「えと…うん、まぁそんな感じでいいや。今度ソレちゃんとやってあげるから、今日はおとなしく寝てね?」

「まかせろっ!」

 

 想定以上の理解の仕方で張り切り出してしまった提督だが、瑞鶴は彼が明日の自分とのデートを意識している事に満足し、明日の昼食用の材料をもう一度確認しておこうと、宿泊中の部屋へ戻ろうとした。

 しかし思い至った別の可能性を鑑みて、彼女は当初の予定をあっさり覆した。

 

「あ~、ごめん提督さん。やっぱわたし泊ってくよ」

「なんだと? いくら俺が瑞鶴相手だと早漏気味になるからって、これじゃ~じらされなされすぎられなされられられりゃれりゅ?? あれ?」

 

「言えてない。全然わかんないけど、多分言えてない」

「くそうっ! つまりだ、瑞鶴が泊ってったら俺我慢できる訳ねーし、明日のデートまでお預けじらしプレイは成立しねーだろ? って事だ」

 

「そうなんだけどさ~? この後誰か別の子が遊びに来ちゃっても、提督さん我慢できないでしょ? それこそジョンとか来たら、明日デートだからって断れる?」

「……無理だわ」

 

「でしょ? だからわたし泊ってく。誰か来ちゃったら、わたしが謝って譲ってもらうよ。夜番の付き添いとかお呼ばれとか、熟練のわたしならフォロー利くし」

「でもそれじゃ、せっかく瑞鶴が明日のデートまでじらしてくれるのが台無しじゃんか」

 

「ん~ゴメンだけど、そのプランはなしにしよう。わたしも別に提督さんとエッチしたくない訳じゃないから、もう今からデート開始って事にしよう。一応明日のために、今夜はエッチ一回だけ~とかなら、えっとチャージ? もできるでしょ?」

「なるほど? ……いやまてよ? おしっ、瑞鶴!」

 

「うん?」

「泊ってってくれるおまえが居ながらエッチ我慢するのは、究極にじらしプレイなのではないか?」

「なるほど? っていやいや、提督さん絶対無理じゃん。別の子来ても断れない位じゃない。それに今までだって、寝てるわたしに何度も襲い掛かってきてるじゃん」

 

「だからこそじゃね? 明日デートに誘ってくれた瑞鶴が居るからこそ、今夜のお預けじらしプレイは完成を見る!!」

(なんか珍しい事言ってる! 嬉しいけど、傍に居るのに我慢されちゃうと複雑だな~)

 

「おし決めたぞ、泊ってけ瑞鶴! でもベットは別々で寝よう、二つあるからな! そんで俺はこの試練…耐えてみせる!」

「えっ、そんなの嫌。別々で寝るの寂しくない?」

 

「ゔん…、超さみしい……ぐしゅっ。おやすみのちゅーはしていい?」

「そんな泣きべそかいてまで無理に我慢しないでよ。ちゅーしていいし、エッチもしようよ」

 

「じゅい…じゅいかくぅ~、なんて優しいんだ…。俺、愛されてるっ…ずぴっ。でも頑張ってみる。瑞鶴が優しいから俺やってみる。きっとやれば出来る子……」

「ん~まぁ、そこまで言うなら…。でも無理しなくていいからね? あたしも別々に寝るの寂しいんだから」

 

「ありがとぉ、世話を掛けてすまんねぇ…ぐすっ。俺、ムスコを落ち着かせるために、もっかいシャワー浴びてくるわ。冷たくして念仏でも唱えてみるわ」

「風邪ひくから、ぬるめのにしときなさい」

 

 

          ◆

 

 

 彼の宿泊する部屋に泊る事に予定変更した瑞鶴は、コンドミニアムタイプのためキッチンや家具なども揃っているのに、ここの所の忙しさのせいか、普段も自炊しなくもない提督が最近はその様子がないのを冷蔵庫の中身で確認する。

 その彼は絶賛シャワーで煩悩退散の修行中であり、勢いのあるシャワー音と共に六根清浄なり南無阿弥陀仏、えろえろイムヤのエッサイムや五行陰陽の呪文と何処かの魔術、スケベ解釈も混じってしまったような卑猥な七つの門を開いてしまいそうな詠唱が聞こえる。

 瑞鶴はどうせ無理なのだから意地を張る事もないだろうにと思いつつも、自分とのデートを意識して、ヘンテコな理解をしているがそれなりに、一応真剣に取り組もうとする彼を嬉しく思っていた。

 だがそのせいで、もう随分と夜の世話に慣れ親しんだ熟練嫁艦である自分がすぐ傍に居るのに、また行為をしても構わないと伝えてもいるのに、じらしプレイの一環であろうがなかろうが我慢されてしまう・我慢出来てしまわれると、それはそれで自分の魅力が損なわれたような気がするので複雑だった。

 

「我は求め給もぉー! 古より紡がれし神聖なる浄化の光よ! 我のチンポは今ココに、静寂のひと時を願い奉らん! うおぉぉぉぉぉぉっ!!」

 

 バスルームから聞こえてくる彼の属性からは最も遠くにありそうな詠唱に、瑞鶴は(な~に言ってんだかっ)と思いながらも、提督のシャワーに珍しくソワソワと落ち着きが無く、室内をウロウロと歩く。

 彼に無理をさせたくないと言うよりも、自分に鼻の下を伸ばさず我慢されてしまう事の方がどうにも癪に感じられ、それでもデートに対する彼の意気込みは嬉しいので、自分からの提案だったのにその自分の方が煮え切らない状態になってしまった事が、尚更モヤモヤとしてしまう。

 

 ウロウロと迷った末、瑞鶴は一芝居打つ事にした。

 二つあるベッドの内、数日前に彼とここで過ごした方ではないベッドに横たわる。

 ベッドの間の壁際にあるサイドボードに、これ見よがしに脱いだクォーターパンツを畳んで置いて、更にその上から、彼に気付かれ易いように脱ぎたてブラを置いておく。

 一つにまとめてアップで留めていた髪もほどき、薄手の布団はお腹辺りのみに掛けて、肩周りや特に生脚の露出を際立たせる。

 こうして寝た振りをしておけば、無防備を晒す自分に彼が我慢できるはずもないのを瑞鶴は十分知り尽くしているので、襲ってきた所を逆に捕まえてやろうと企んだ。

 ニブチンな彼に気取られる事は決してないが、一応彼女は呼吸を深くして寝息に見立て、仰向けより横向きの方が脚が魅惑的に映るだろうと姿勢を変える。

 ちょっとした一芝居で、彼女は彼がシャワーを終えるのを待った……。

 

 

——頬の感触に意識が急いで覚醒する。

(しまった)と瑞鶴は思った。寝るつもりは無かったのに、慣れ親しんだ彼の気配を近くに感じていたせいか、呼吸を深くしたらそのまま意識が安らいでしまったようだ。

 感覚だけで、頬におやすみのチューをしたらしい提督の気配を探ると、たちまち下腹部に熱が伝わって来た。

 

 ケッコンで深い絆が結ばれると、彼は艦娘の持つ力の影響か何故か精力が増してしまうおかしな傾向にあるが、ケッコンして彼の世話に慣れ親しんでしまった艦娘の方にも、不可解なフィードバックがある。

 提督が欲求を昂らせていると、熟練嫁艦と呼ばれてしまうほど世話に長けた彼女達は、下腹部に重く煮込まれたような熱を感じて、それを察知できてしまう。

 

 いつものセクハラとは違い、眠る自分に内緒の『おやすみ』をしただけで昂りを覚えた彼に、瑞鶴はむず痒いような嬉しさが込み上げてしまう。

 短時間だったが眠ってしまった事は油断としつつも、提督の反応は想定通りであったため、彼女は寝たふりをしたまま彼の次の行動を気配で探る。

 ところが彼は、「むっふぅ~」と鼻の下を伸ばした息を漏らしただけで向きを変え、もう一つのベッドへ向けて気配が遠ざかりそうなのが察知された。

 瑞鶴の下腹部に、彼からのものとは違う熱が余計に灯ってしまう。

 無防備を晒しているのにそれでも自分の意を組んで、意地も股間も張って提督が明日のデートを楽しみに欲求を堪えようとしている事が、ケッコン以降何度も涙脆いお人好しと心も通い合わせてきた瑞鶴には、また直感にも優れている彼女には、彼が向きを変えたその気配だけで理解できてしまった。

 遠ざかろうとする提督に瑞鶴は直ちに目を開き、タオルを首掛けにしてトランクスとTシャツ姿のだらしない彼の裾を指で摘まんで、クイクイ引っ張りながら彼女は呟いた。

 

「ねぇ~、提督さん」

「ひゃいっ!? あ…、起こしちった?」

 

「マジ寝じゃなかったから大丈夫」

「それってやっぱ寝てたんじゃん?」

 

「いーのっ。それより頬っぺだけなの?」

「え、いやだってほら、デートのためにお預けプレイ中だろ? ここで退かねば、俺はやれば出来る子じゃなくなっちゃう!」

 

「提督さんはダメな子でいいよ。一緒に寝よ? ほら、こっちおいでよ」

 

 瑞鶴はベッド上をズレて、提督のためのスペースを空ける。

 薄手の掛け布団を開いて、彼から拝借している下着姿であるのと、そこから伸びる太ももをワザと視界に入れて愛しい熱を招く。

 提督が寝た振りでもなかった瑞鶴を気遣ってか、既に部屋の照明は落とされベット近くだけが壁の間接照明で照らされていたため、暗がりに肌が際立ち、より彼女の健康美も男も知る太ももが魅惑的に映し出される。

 ゴクリと提督の喉が鳴ってトランクスも盛り上がり、その重く煮込まれつつある熱を瑞鶴の下腹部に伝えてくる。

 いつもの分りやすいチョロ過ぎる彼の反応に、彼女は軽く笑ってしまいそうになるのだが、それより灯って仕方ない自分のせいでもある下腹部が太ももを捩らせ招きたがり、彼と過ごせる時間を気持ちの方が貴重視していた。

 

「やっぱり一緒に寝ようよ、傍にいるのに別々なの寂しいでしょ?」

「ゔん、今更別々だとなんか瑞鶴に嫌われたみたいで切ないわ…。でもチンポがもうギュンギュンハッピーなんだわ……」

 

「わかってるって、もうわたしもお腹熱いし。提督さんも、わたし達熟練には伝わってきちゃうの知ってるでしょ~? ほら、おいで? 我慢させちゃってゴメン」

「じゅいかくぅ~、俺ダメな子だった~~~」

 

「知ってる。提督さんはそれでいいよ?」

 

 ダメ押しで腕を引っ張り招かれて、安心したように股間を更に膨らませてベットにやってきた提督に、瑞鶴はいそいそとにじり寄るとすぐに彼の胸元に顔を埋めて、逃がさないように脚を絡めて抱き枕にする。

 

「えへっ…。我慢されちゃうよりコッチがいいや。いつもの提督さんがいい」

 

ちゅっ……

 

 抱きしめていつものように髪の匂いを嗅いでくる彼に、瑞鶴も唇を合わせるだけのいつもの最初の合図を送る。

 そうして妙な我慢をさせてしまった一物を優しくさすってやりながら、彼の顎に猫の頬撫でずりをした。

 

「デートのために頑張ってくれてたけど、一回だけエッチしちゃおっか。それともまだ我慢してみる?」

「もう無理に決まってんだろ~?」

「うん、知ってる……」

 

 

 抱きしめる互いの腕にぐっと力が籠り、舌が絡まり合う。

 瑞鶴は解放を示すために膨らむ一物を露出させてやり、愛しく感じるその熱の更なる膨張を手でさすり促す。

 唇をついばむとすぐに彼が喜び同じく返してきて、一物にもぐっと力が漲るのが手の平と下腹部に伝わってくる。

 愛し気に深く絡み合う舌に呼吸が乱れ始め、遠慮なく密度の濃い吐息も溢し合い、互いの昂りを体温で伝えるために密着してゆく。

 瑞鶴は手の平にヌメりを感じて、先ほど彼が喉を鳴らした太ももでも摩り上げてやる。

 そうして、夢中で舌を絡めながら抱きしめてくる彼の手を、自らの胸に招いた。

 

「ん…、は…んっ。早くさわってよぉ……」

「はぁはぁ…、やっぱりノーブラだ。上からでも立ってるのわかる」

 

「あっ…んっ…。寝る前だもん、それにエッチしたかったし」

「俺も。瑞鶴と一緒になのに、我慢なんて無理だ」

 

「うん、ゴメン。でもこんなに大っきくしてたなら、素直に起こして良かったんだよ?」

「んぇっ? それが…、頬っぺだけのつもりでちゅーしたらさ、瑞鶴が寝てんのに唇ちょっとだけ突き出してキス顔するから、それが可愛くてチンポ一気にヤバくなっちまった」

 

「んえぇっ? わたし…、そんな事してた?」

「あの可愛さは反則過ぎだわ…。でゅふっ、おまえの前では、シャワー滝行で念仏唱えても全然意味なかったぜ。さすが瑞鶴だなっ」

 

「なっ…んか恥ずかし~な~もぉ~。でも…それでおちんちん、こんなにしちゃったの?」

「うん…。だからお預けで独りで寝るの、余計に寂しくなってた」

 

「バーカっ、スケベ……」

「なっ! あんなん俺じゃなくたって無理だって! ちゅーに寝ながらキス顔で反応されてみろ? 翔鶴とか加賀さんだってきっと鼻血出してるぞ? たぶんっ」

 

「それはもういいのっ。ほらぁ~? カワイかったんなら、もっとキスしてよ……」

 

 首に腕を回して目を瞑り、唇を持ち上げて待つ彼女に、今度は彼の方から唇を押し当てた。

 だが先に吐息を漏らしたのも舌を絡めたがったのも瑞鶴の方で、彼女の身体は既に彼よりも火照っているのが抱きしめる腕から伝わり、提督もそれに呼応して鼻息が荒くなる。

 部屋前の通路でじゃれ合っていた時以上に熱い口付けと舌の絡まりで、更に自分の愛する相手に向けて淫靡な吐息も漏らしながら、瑞鶴は彼の手を今度はTシャツの内側へと招き入れた。

 あまり大きくはないが、ケッコン以前よりも若干自信の付いた弾力をすぐに揉みしだかれて、シャツの上から見てわかるほど主張し続け、焦がれていた突起も指でこねられる。

 瑞鶴は提督と舌を絡めたまた喘ぎを漏らし、横向きに抱き合う彼が触りづらくなっている反対の胸も仰向けるように差し出して、もう一つの突起への愛撫もねだる。

 

「あっ、はぁっ…。ん…、コッチもぉ……」

「んふぅーふぅー。すぐピンピンになっちゃう、敏感な瑞鶴のおっぱいかわいい……」

 

「んぁっ…。勝手に…、なっちゃうのぉ。提督さんが…、あっ! カワイイって言ってくれるから、喜んじゃうの」

 

チュパ… チュパ… チュル…

 

「あっ、あっ、きもちい!」

 

 入念に弾力を揉まれながら弾かれても即座に戻る突起を舐られて、瑞鶴は快感を高めに鳴いて、胸元にある彼の頭を抱き寄せる。

 弾力のシルエットを舌が這い始め、シャツ内に鼻を埋もらせるように鎖骨も丁寧に舌がくるり回る。そのまま胸の間に降りる舌先が、途中から弾かれてピクつく突起へ戻り、瑞鶴の鳴き声に満足してから涎跡を脇へと滴らせていく。

 

「あんっ…、はぁっ…。ん…もう脱ぐ、シャツ邪魔」

 

 提督の愛撫に喜びを抑えきれなくなった瑞鶴は、彼の舌の這いずりを阻害しかねない身体のラインの出るTシャツを自ら脱ぎ去り、どこか遠くへ飛び去る事もないだろうと、そのままシャツの行方も思考から脱ぎ去った。

 そして彼の着ていたTシャツにも指を掛け、「提督さんのも」と彼の肌の熱が届きにくい事に抗議しながら引っぺがし、少しの間バンザイ状態になって露わになった彼の胸板に自分の胸を擦り付けて抱きしめて、突起からの電流に身体を震わせながら肌の熱を伝え合う。

 室内には空調が効いて快適な温度湿度が保たれていたはずなのに、二人は夏の外気よりも卑猥に蒸れた湿気に汗ばみ始めながら、音を立てて再び舌を絡め合う。

 蒸れ火照った胸の弾力と突起で、籠もる吐息に鳴くのを確かめられながら、瑞鶴は彼の勃起の先を手でくるみ、撫で付けながら時々邪魔をしてくる布をズラし始める。

 提督のトランクスを途中までズリ下げると、残りは互いの脚でベッドの何処かへ行方をくらませて、情熱に火照りながら抱き枕を更に肢体で絡んで局地的な湿度に汗が伝う。

 提督の手がお返しとばかりに尻の弾力を揉みしだき、瑞鶴は依然彼の舌に吸い付いたまま吐息で頷いて、その先の密度の解放へ絡めた脚を解く。

 

「ちゅる…、ん…早く、ソコも確かめて……?」

 

 彼から拝借して穿いていたボクサーパンツも行方不明となり、瑞鶴の伝えてきた言葉へ、提督は太ももを撫で上げる手の平で返答する。

 捩らせていた彼女が、ソコへ招くために設けた隙間。太ももの内側を遡り切る手前から既に、汗とは違う密度の湿気に彼の指は潤う。

 提督の指先を濡らした湿り気は、水滴にしては重さと熱を伴っていた。

 思わず指腹で掬い上げてしまえるほど蜜度に溢れ、伝う先・滴る出処、男を知る太ももを捩らせる水蜜とした瑞鶴の秘部は、体温以上の火照りと粘度で指にまとわりついてきた。

 

ヌロォ~……

「んっ…はぁぁ~っ…」

 

 耳まで火照らせた彼女は、その恥じらいも素直に絡める舌と吐息に漏らして、股の間を指先撫でる彼に身体を捩らせた。

 

「瑞鶴…、もうこんなに……」

「うん…、廊下でキスした時からだよ? でも提督さんがおやすみのちゅーしてくれた時が、一番濡れちゃったの……」

 

「気付いてたの?」

「うぅ~ん。ちゅーされて、お腹熱いの伝わってきて、それで気が付いたの。なのに提督さん我慢して行こうとするから、なんか嬉しくなって余計にお腹熱くなっちゃった……」

 

「お、俺もっ! 瑞鶴が寝ながらちょっとだけキス顔するから、チンポやばかった!」

「そんなにカワイかった?」

 

「うん! 何かすげー嬉しくて、床転がりまくりそうだった!!」

「うん…、わたしも嬉しい。…んねぇ? 寝顔で大っきくなっちゃったこのコ、フェラしていい? 我慢しようとしてお汁いっぱいのおちんちん、しゃぶってあげたい」

 

「はぁはぁ…、頼むぅ~」

 

 口での奉仕の期待に勃起を膨らませた提督に、瑞鶴は一度軽く口付けで合図して絡み合わせていた身体を起こす。

 そのまま彼の下半身側へと体勢を移す前に、先走り垂らす勃起に誘われるように顔がそちらへ赴いて、グラグラ煮込まれた白濁を予感させる男根臭を彼女の鼻腔が捕らえると、慣れ親しんだ愛しい熱の薫りを条件反射的に吸い込み嗅ぐわい、垂れ滴るヌメりに舌をべっとりと這わせ始める。

 

れ……ろぉ~~……

れろ……、れろろぉ~……

 

ちゅ…、ちゅ…、れろぉ~…

ぺろっ…、ちゅっぷっ……

 

ちゅっ…ぷ……、ちゅろぉ~、ちゅっぽ…

ちゅっぽ…、ちゅっぽ…、むちゅっ、ちゅっ…

ぺろ…ろろろぉ~、れろれろれろぉ~

 

「…ちゅっぽ。お汁凄い…、我慢させちゃってゴメンね? ちゅっ、ちゅ…っぷぷっ」

「はぁ~はぁ~、俺も舐めたいっ。瑞鶴のまんこ、俺も舐める!」

 

 足の間ではなく横から股間に舌這わせていた瑞鶴は、提督が尻を撫で付けながら先ほど確かめさせた蜜潤う秘部を催促されて、これも何度もしてきた行為であるのに逡巡する。

 

「なんか今日恥ずい…。余計な事言わないでいいからね?」

「早くっ。はぁはぁ、ヌレヌレまんこいっぱい舐めたい」

 

 今夜に限って互いに口で愛撫し合う事を恥じらった彼女は、彼の変態顔に口をへの字にして若干戸惑うのだが、そこを尻を撫で付けていた手が捩る太ももの間を割りたがり始めたので、躊躇いつつも瑞鶴は提督の顔を跨いで、互い違いに股間に顔を埋める体勢へと移ると、彼の眼前で蜜潤い捩らせた太ももを股開いた。

 

「糸引いて……、垂れてるっ!」

「言わないでいいってばっ…、んあっ!?」

 

ベロロロォォ~~!

 

 垂れ伝う糸から秘部全体を覆うかのように、力強くされたひと舐めで瑞鶴は高く鳴いた。

 そのまま震えた山高い尻を揉みしだかれて、指腹を埋められながら桃弾力を左右に割られ、両の親指と人差し指で女陰を広げられながら、外気に露わになった蜜熱ピンクを彼の舌が味わい始める。

 じっくりと丁寧に、恥じらい溢れてやまない蜜を舌が舐り回り、熟達してしまうほど勃起を受け入れてきた、彼の精を絞る事に長けた蜜壺の熟れ花弁をはむられる。

 

「んはぁっ! や、やらしい…、っんん!」

 

はむっ…、ちゅぽっ…、ちゅっぽっ…

ペロ~、ジュルルッ…、ジュレロレロォ~

 

「んむっ? …っっぽ、はぁぁ。おちんちん、そんなにビクビクさせたら歯に当たっちゃう~。んっ…、あんっ…!」

「むはぁ~~。瑞鶴、トロトロだ…。ここにいつも俺のチンポ入ってるんだ……」

 

「そう…、んっ! だよぉ~? んはぁ~、はぁ~。提督さんだけの、このコのためのおまんこだよ? れろぉ~~、ちゅっぽ、じゅっぽぉ~、じゅっぽっ!」

「んおっ? すご…、後から後から垂れてくる。こんなドスケベまんこで、いつも俺のチンポ待っててくれるんだ。はぁぁ~嬉しい…、エロかわいい! 瑞鶴のまんこぉッ! ベロエロレロッ…、ジュレロロロロッ!」

 

「じゅっぽっ、じゅるっぷ…、んぷっ!? おちんちん跳ねてる…。んねぇ、興奮する~? わたしのおまんこいっぱい濡れると、提督さん興奮しちゃう?」

「する! すげーチンポにクる! ジュルルッ! はぁーはぁー、いっぱいしゃぶりたい。瑞鶴のドスケベまんこ! ベ……ロレロレロッ、レロレロレロレロッ!」

 

「んあっ? や、やっ! クリ気持ちいいぃ~~。んぁ~はぁ~、じゅぷぅ。じゅっぽ、じゅっぽ、じゅる…。あん、タマタマもぉ…。れろぉ~、ちゅっ、ちゅっ。今日もいっぱい精液だしていいからね? …れろん、れろんれ~ろんっ」

 

 濃蜜な愛液を滴らせ、尻を振って昂りながら跳ねる男根と陰嚢を味わう瑞鶴の、熟れそぼって充血する淫猥秘肉にしゃぶりつく提督は、鞘から顔を覗かせたもう一つの突起を舌で転がり回して吸いついばむ。

 勃起を咥えながら高く鳴く彼女の声に腰震わせながら、股部を唾液まみれにして舌を遡らせて、震える瑞鶴の桃弾力の間を筋舐めて、怒張と白濁を受け入れさせた経験を持つ、もう一つの女菊門まで舐り回す。

 恥じらいつつも股開き、蜜を滴り垂らして太もも揺れる彼女の恥部へと鼻埋もらせて、女陰をじっくりべっとり味わってから尻へと昇り、会陰を筋舐め菊皺の一つひとつまでを舌先でくすぐり唾液濡らしていく。

 

 瑞鶴は提督との行為への期待で乱れ熟れている秘部以上に、羞恥とそして忌避すら伴う箇所を愛撫され、更にもじもじと尻と太ももを捩らせる。

 だが、それ等全て旺盛な欲望で覆い昂り、自分の耳まで火照る程の羞恥にも喜んでしまえる彼が相手であるため、あまり見せたくない部分も受け入れられているという、すっかり包容して貰えたかのような安心感と充足感が湧き出てくる。

 自分の拒否感が反転し、また彼に拒絶されていない実感が心の強張りを解きほぐし、羞恥に一度はキューっと窄まった尻穴の緊張が緩まる。

 またそれにより溢れた蜜が滴ったのを報せるために、瑞鶴は股開く脚を更に広げて、提督の顔に押し付けるようにして腰くねらせて、自分の全てを受け入れてしまえる愛しい相手に濃蜜な愛液を喘ぎながら塗りたくる。

 

「んぁっ、あぁっ! ソコ恥ずかしいよぉ……。あっ、あっ、でもきもちいいのぉっ! 提督さん、そっちは明日ぁ。お尻は明日シてあげるから、今日はおまんこだよぉっ?」

 

 提督は瑞鶴の言葉に応えたかのように、荒い興奮しきった鼻息を鳴らし、彼女の膣口も尻口もどちらも一辺に開かせるほど尻を揉み上げ、舌粘膜を蓋として覆うかのように唾液を塗し、それ以上に溢れてくる濃蜜を音を立てながら啜り上げる。

 瑞鶴は提督の顔を愛液蜜口の下敷きとしながら淫らに腰くねらせ、彼の勃起を切望している発情臭もろとも吸い込むかのような、股間で鳴る「フゥーッフゥーッ」とした荒い鼻息とべとり回る舌に身体をどんどん火照らせる。

 喘ぎが漏れて、頬張る勃起に歯を立ててしまいそうになるのを堪えながら、喉奥まで愛しい熱の先っぽを仕舞いこんでしゃぶって愛撫で返し、熟練嫁の下腹部に伝わってくる熱と、喉で暴れ跳ねる勃起で彼の昂りに感じいる。

 陰嚢も手で優しく揉み上げながら上昇を煽り、彼の会陰にも指を這わせて熱を招いて、早くこの怒張を受け入れたい事を喉奥を窄めながら亀頭に教え込む。

 

「まだ出しちゃダメだよぉ? 明日の分残しておかないとだから、我慢だよぉ?」

 

 股下で夢中に「ムフゥーッ、ムフゥッー」と鳴る荒い鼻息は、揉みしだく尻を更に左右に割り広げ、両手の親指が無防備な秘突起を挟み擽り、蜜垂らす膣口に舌先が入り込む。

 愛蜜をジュルジュル啜られながら、窄まった彼の舌が膣内の入り口付近で前後し始めて、跳ねたがる勃起を治めるべき場所が伝えられる。

 興奮しきった彼と勃起に更に瑞鶴が嬉し気に蜜を滴らせ、それを腰のくねりでじっとり塗りつけて、彼女も自身の発情とその所有権の在処を火照り報せる。

 

「んぷぅっ? じゅ…っぽっ、んはぁ~、ああっ! わか…ってるからかぁ。わたしも、もうおちんちん欲しいから…、ん、んん~っ!」

 

 喉奥まで仕舞いこんでいた勃起を愛し気に窄め啜って解放した瑞鶴に、提督もがっちり掴んだ尻に指を埋もらせながら、陰核から膣口を通って尻穴までべっとり舐め上げ、欲棒を受け入れさせる火照り蜜壺を仕上げる。

 彼女はそれに満足気に身体を震わせ、もういつでも達してしまえる程の昂りを、このすぐ後にそれを齎してくれるだろう愛しい熱に期待を馳せながら、跨りを降りた。

 

「あん、提督さんの顔ベトベトにしちゃった……」

 

 若干照れながら、仰向けの提督に火照る肌で寄り添った瑞鶴は、彼が首掛けにしていてベッド上で行方知れずだったタオルを手に取り、それで拭う前にペロペロと提督の口周りを自分の舌で舐め回す。

 依然と鼻息荒い提督は、慾棒を愛し気に口に含んだ瑞鶴の舌をすぐに捕まえて、自分との愛撫で熱く蒸れた彼女の身体を抱きしめながら舌を絡ませ合う。

 瑞鶴は先ほど互い違いだった体勢を、今度は顔を向き合わせて彼の体を昇り跨ると、また淫らに腰をくねらせて、自分がどれほど潤っているのかを勃起熱に蜜を滴り塗って、互いの昂り具合に吐息漏らして伝え合う。

 

「提督さん…、おまんこトロトロだよぉ? おちんちん、いっぱい気持ちよくしてあげられるよぉ?」

 

 廊下での時と変わって情熱的というよりも煽情的に、吐息を溢しながら愛し気に舌を絡め発情を報せてきた瑞鶴に、今度は提督が彼女を横にひっくり返して押し倒し、上から覆い被さって勃起で蒸れ熟れた蜜口をヌメり擦る。

 鼻息荒く無言のまま、自分に覆いかぶさってきた提督に、瑞鶴も吐息漏らして舌を絡めたまま腰くねらせて、うんうんと頷いて脚を広げて股開く。

 

ヌチュ…ルゥ……

「んはぁっ!」

 

 パンパンに膨れた勃起の先がトロけきった蜜層を越えて埋め込まれ、瑞鶴は待ち望んた勃起の来訪に大きく声を上げた。

 しかしやっと愛しい熱がやって来ようとしているのに、彼は先だけを埋めたまま身体をわななかせ、そこで動きが止まってしまう。

 

「はぁ、はぁ…。いじわるしないで早く奥まできてぇ…。これじゃ切ないよぉ……」

「ふぅーふぅー、ず、瑞鶴。これ以上入れたら、もう出ちゃう!」

 

「いいから…、んっ…。いつも最初はお漏らしになっちゃうのわかってるからぁ。ね? 早く奥までおちんちん挿入れてぇ? 我慢しないで精液びゅ~ってしてくれるほうが、わたし嬉しいからぁ……」

「うん…。瑞鶴、……あ゙っ!」

 

 瑞鶴に背中に腕を回され抱き寄せられ、身悶えるような淫らな肢体のくねりと、耳元で吐息付きながら射精のおねだりをされた提督は、とろとろと蜜を秘めらせながら愛し気に勃起を待つ彼女の熟壺に、自然と腰が誘い招かれる。

 

プュジュ…チュッ……

「んんぅっ!」

 

 熟達した瑞鶴の蜜壺・彼女の膣内は、、提督が放つ精を喜び受け入れるために十二分に潤い、また勃起によく馴染んだ膣壁が奥へいざなうように柔らかく窄まる。

 また、入口から少し進んだ所に性器を合わせる感覚で肉厚と言える、膣壁が盛り上がった箇所があり、元から好んでいた最奥での刺激に加えて、新たに快感を得られるスポットとなってしまっている。

 彼とまぐわい重ねて更に相性が深まった事で、瑞鶴の盛り上がる入口近くの膣壁箇所は、亀頭を柔らかく包み咥えてしまうほど発達し、また若干の蜜溜りとなるため勃起の挿入時に卑猥な水音を立ててしまう。

 瑞鶴は毎回その卑猥な粘膜的蜜音色を恥ずかしく思うが、それが彼との深いまぐわいの開始である事と、乱れてしまう自分の痴態に喜び、更なる昂りを示す提督に愛しさを覚えてしまう。

 その心地が身体をより火照らせて、愛しい熱の受け入れに卑猥に鳴る自分の秘部に、恥じらいを上回ってしまう充足的幸福と興奮、すぐ後の淫猥なまぐわいの予感で高揚が生まれ、羞恥はありつつもそれを喜ぶ彼に伝えるために、瑞鶴は喘ぎを高鳴らせてしまう。

 

 まぐわいの開始に高く鳴いた瑞鶴の、蜜密とした火照り纏う肉厚部に亀頭が咥えられ、そのままきゅう~っと窄まって奥へ招く柔らかい膣壁に、勃起は更に喜びイキリ昂る。

 

ニュク…、ニュブップ、プニュルルル……

ビュッ…ドビュッ!

 

「お゙あ゙ぁっ!」

「んあぁぁっ! 射精ちゃっ…! いいからぁっ! そのまま…、奥まできてぇ~」

 

ビュルッ、ドビュルッ!

ビュブッ…プププッ!

ドビューッ、ブビュルルゥ~~ッ!!

 

「んはぁぁぁっ! 提督さん、キスだよ~? 射精す時は…、んっ、ちゅっ、ちゅるれる…」

 

 奥まで来る手前からもう吐き出し始め、体をビクビク跳ねさせた提督を瑞鶴はしっかりと抱き寄せ、射精時のいつもの約束である舌の絡め合いに、彼女もまた肢体を震わせる。

 彼の舌を吸いながら愛し気に舐め上げて、柔らかく熟達した膣壁を窄ませ、グラグラと煮込まれた愛しい熱の白濁を一身に受け止める。

 

 熟練嫁艦筆頭の榛名が考案し、また他の四人の熟練嫁たちに教え伝えられている、提督の勃起に慣れ親しんだ蜜壺を持つ嫁艦達だからこそできる、『波打ち絞り』。

 瑞鶴はこれを、自分アレンジした『抱っこしてちゅ~』などと言葉にはせずに考えているが、自身の膣の特徴的な肉厚部も利用して、さらに彼の勃起に順応した柔らかい膣壁をいざなうようにうねらせ窄め、好む最奥で亀頭を勢いよく絞り上げる。

 そうして窄まり白濁絞る瑞鶴の膣は、肉厚部がまるで唇のように勃起の根本側を愛し気に扱き、込み上げる精液を渇望する膣壁のうねりと共に、密着させた腰を離す事なくゆるく円を描いて、更なる精液の装填から発射までを一気に促す。

 吸い付かせたままの腰が弧を描く下弦時に、肉厚部で唇のように窄めしごいて、より一射一射が大量となるよう願って最奥で吐き出させ、上弦を描く時には若干優し気に絞りを緩めて、次の一射の込み上げを招き誘う。

 

 こうした瑞鶴特有の『膣フェラ』に、上の口でも絡まる『舌フェラ』で射精をねだられて、提督は自らの欲望全てを受け止めてくれる彼女の溢れる情愛に、白濁の蛇口も元栓も溶かしほどかれて、装填から発射のプロセスが消し飛んでしまったかのように、煮込まれた粘液熱を膣フェラ蜜壺に注ぎ込んでいく。

 

ビュルルルルッ! ドビューッップ……

ビュルルルゥッ! ブプュビュルルルルゥーーッ!!

 

「んむぅぅっ! んはぁぁぁんっ!! すごっ…、そのまま精液いっぱいちょうだいっ! あぁ…、あぁぁぁぁぁっ…! イっく…、提督さんの膣内射精しでイっくぅっ…、んんんんんんんぁぁぁぁぁっ!!」

 

 これまで自らも望んで提督とまぐわいを重ねてきた瑞鶴は、彼が言葉にしなくとも自分の絶頂を悟る事を十分知っていたが、彼をより昂り喜ばせるために、乱れ悶えてしまえるほど享受している性感の喜びも伝えたいがために、彼女は肢体を捩らせながら嬌声で喘いで見せて、愛しい相手から齎された絶頂を全身に響き渡らせる。

 絶頂震える瑞鶴を強く抱きしめた提督は、蜜壺の膣フェラ絞りに合わせて勃起を奥で擦り上げ、愛し気に射精にわななく彼女に白濁粘液を全力でぶちまける。

 

ブビュッルルルルルッ! バビュブピッ、ドビュルルルルッ……!!

 

「はぁーはぁーっ、ずい…かくっ!」

「ちゅっ…、れろぉ~。んっ、んはぁぁぁ、あぁっ、んあぁっ!? イってる、一緒にイってるよぉ~? 提督…さん、精液ぃ、嬉しいのっっっ! ちゅる…、んむぅぅぅぅ!!!」

 

 提督が膣奥で吐き出し続ける間ずっと、瑞鶴は膣フェラと舌フェラで射精を促しながら腰で弧を描き、息継ぎする度に高く喘いで絶頂を伝え続けた……

 

 

          ◆

 

 

「ふは~はぁ~、やっぱりすぐ出ちまった。明日デートだから一回で我慢だったのに…」

 

 射精を終えた提督が呟きながら覆い被さっていた状態から体を起こし始めた事に、瑞鶴は股開いたまま脱力気味になっていた膝で彼の腰を挟んで、たっぷり放って貰った精液で満たされた膣内から勃起が抜き去られそうになるのを嫌がった。

 

「んっ…、ダメぇ。今のは挿入れただけで、提督さんがお漏らししちゃっただけだから。まだ一回じゃないからぁ~」

「もっといいのか?」

 

「おちんちん大っきいままだよ? これじゃ提督さん眠れないでしょ?」

「やった! 瑞鶴ぅ~、むっちゅぅ~~」

 

「あんっ! もぉ、普通にキスして…。ん、ちゅっ……」

 

 依然硬さを保ったままの勃起が再び膣奥に頭を埋もらせた事に、瑞鶴は腰を挟んでいた膝を広げ迎えて、彼の口付けに舌を絡めて応えた。

 

「このまま続けちゃお? ゆっくりでちゃんと一回…、 なるべく長くエッチしてよ?」

「わかった……」

 

 興奮に鼻を鳴らしながら、提督は瑞鶴の言葉に従いゆっくりとした動作で、彼女の体内、互いの体液と火照りで溶け熟れた膣内の復路を戻る。

 瑞鶴は再びのまぐわいに嘶く勃起に悶えながら、なるべく急いでねだり絞ってしまわないように気遣いながら、肉厚部と熟蜜壁で優し気に包んで彼の掌を自分の胸へと招く。

 

「はぁぁ~、はぁぁ~。うん…そう、優しいのでゆっくり…あんっ。……これならお漏らししないで出来そうでしょ…?」

「でも瑞鶴のまんこだと、あんまり保ちそうにない……」

 

「ん…、なるべく我慢してぇ? 優しいのでいっぱい我慢してから、また思いっきり射精してぇ? あっ…んっ…、かけてもいいよ? お口に飲ませてもいいからぁ……」

「…ふぅ~ふぅ~、また中に出したい。さっき俺のいっぱい受け止めてくれた、瑞鶴のトロまんの奥でまたイきたい」

 

「も…ぉ…スケベぇ~。んねぇ~気持ちいい? わたしのおまんこに膣内射精シ、そんなに気持ち良かったぁ?」

「超きもちいいっ! 何回でもしたい!」 

 

「んへへ…、わたしも膣内射精シ一番好きぃ~。いっぱい射精して貰えるの嬉しいから、また精液びゅ~ってたっぷりして? また一緒にイくから…はぁんっ」

 

 塾蜜壺の往路を奥まで辿りつかせると、瑞鶴は身体を捩らせ摺り寄せて、耳元で甘く卑猥に囁いてくる。

 蒸れ火照ったまぐわいを全身で味わおうとする彼女の乱れ具合に、提督も興奮と煮込み白濁を再び昂まらせながら、じっくりとトロけた瑞鶴の膣蜜に勃起を浸していく。

 ゆっくり入口付近まで戻ると、よく窄まる彼女の肉厚部が卑猥な音を醸し出す。

 

ニュククッ…、ニュプニュプニュププッ…

クチュッ…、クチュンッ… チュブッ…ッププ…

 

「あんっ、やんっ。そこ…、あんまり音鳴らさないでぇ…」

「はぁはぁ、だって瑞鶴が締め付けてくるから……。あぁっ、ココ唇で咥えられてるみたいでヤバイ! 先っぽプリップリにしゃぶられるっ……」

 

クチュッ… チュブッ… チュププッ…

クパァ…パププ…、プクッ…チュププン…

 

「んっ…、んっ…! 提督さん、腰使いやらしい…、んあぁっ!」

「あぁ~凄ぇ。ドロッドロなのに、こんなに俺のチンポ咥え込んで……」

 

「んも…ぉ…、そうだよぉ? 提督さんにいっぱい精液射精されて、ドロドロにされっちゃったんだよぉ? 膣内射精シされて喜んじゃう、このおちんちん専用のおまんこだよぉ?」

「はぁっ! くそっ、瑞鶴っ!!」

 

ズチュブッップッ! ニュブプププッ!

 

「んあぁっ!? あん…、こんなに膨らませて…っ。興奮しちゃったんでしょ…んっ!!」

「はぁーむはぁー、ず、瑞鶴がエロイ事言うから」

 

「はぁ~、あん…。ほ、本当のことだもんっ。ね…おくまで……。

 …………えへ、おちんちん捕まえたぁ~」

 

ニュクッ…、ヌプッ…、

キュゥ~…、ニュパァ…ックプゥ…、プニュルッ…

 

「おぁっ? それ出ちゃうヤツ! 我慢できないヤツだから!」

「んんっ! んはぁ~。ダ…メぇ…、おちんちんいっぱい気持ちよくしちゃう。虜にして、わたしのおまんこ病みつきにさせちゃうっ……」

 

「もうなってる! もう病みつきまくってるっ!」

「もっとぉ~…、もっとなって欲しいのっっ…あんっ!」

 

ニュ…プッ…、ニュククッ…、クニュニュゥ~ッ

 

「はぁっ、はぁっ! 俺もっ…。瑞鶴の事、俺のチンポ病みつきにさせたいぃっ!」

「んあぁっ! あっ? んんっ! いい…よぉ? もっと提督さん好みのエッチな身体にしてぇ~? もっともっと、提督さんのおちんちん忘れられないおまんこにしてぇっ!?」

 

 膣奥に埋もらせた勃起の先を、瑞鶴の愛し気な『抱っこしてちゅ~』によりあやされて、耳元で彼女の吐息と共に、自分を今以上に淫らな身体へ染め上げて欲しいと望まれた提督は、股下奥から背すじへ興奮と快感がブルブルと昇り、それにより覆いかぶさっていた上半身を一度起き上がらせる。

 互いの肌間に生まれた外気の対流に、それが違和感であるかのように瑞鶴は耳まで火照り惚けた顔を少し訝し気にする。

 提督はその彼女の下腹部に両の掌を添え、ゆっくり撫で回しながら瑞鶴の望みを直ちに叶える宣言をした。

 

「瑞鶴…、いいよな?」

「はぁぁ~、…はぁぁ~~。それぇ、開いちゃうぅ~。お腹…、熱いの開かれちゃうぅ~」

 

 なんのことはない、ただ腹部を撫で回すだけの動作だ。

 だがお世話に長けた、提督の一物の昂りを下腹部の火照りとして察知できてしまうようになった熟練嫁艦達には、彼のこの動作が一種の『おまじない』として作用してしまう。

 この『おまじない』によって、彼の込み上げさせている勃起から伝わってくる下腹部の火照りが、ただ世話に向けて身体が準備をし始めてしまう以外の効果を伴わせる。

 

 特に性器を挿入した行為の最中であると、下腹部の火照り、どこかぼんやりとした感覚だったこの淫らな熱伝導も、彼の男根からもたらされた性感として身体と蜜膣が敏感に反応するようになってしまう。

 そして提督もまた、挿入と抽挿行為によって一層怒張を込み上げ昂らせるために、ただでさえ彼と肌を合わせる事を深め合ってきた熟練嫁艦には、性行為によるダイレクトな膣快感に加え、この下腹部の熱伝導も相乗した快感となって身体中を駆け巡ってしまうようになる。

 

 下腹部の火照りと膣内で勃起感じる快感のパスが繋がり、挿入行為で昂る提督の男根の込み上げもまた伝導してきて、互いを巡り巡る相乗絶頂への感覚が解き放たれる。

 そのため熟練嫁艦達はコレを「開く」と形象し、特に筆頭嫁艦の榛名ですら提督と相性が良いと太鼓判を押す瑞鶴は、早い段階からこの感覚が解き放たれてしまっていた。

 また愛情深くもある彼女は、自分から更に彼との相性を深める事を望み、また彼からも望まれている事を実感できてしまうこの『おまじない』に、心も身体も容易く開かれてしまう。

 既に自身でこの感覚を開く事ができてしまえる程になっている瑞鶴には、彼の意志も伴ったこの『おまじない』に抗う理由が一切無く、また自身も一層彼に染め上げられる事を望んでいる事もあって、提督に順応しきっている身体が喜びにわななき、あっという間に彼との相乗絶頂へ向けて全身の感覚も汗腺も華開く。

 これまで幾度も感覚開き通じ合わせてきた『おまじない』に、コノ後すぐにやってくるだろう圧倒的な絶頂の予感に、瑞鶴は股開くつま先でシーツを掴み、もう背中を仰け反り気味にしながら両手で枕を握りしめる。

 

ニュッ…ククプッ……

 

 奥側で佇んでいた勃起が、ゆっくりと復路へ戻り始める。

 

「んはぁぁぁぁぁ~~っ!、……っく、はぁぁぁぁぁぁ~~っっ!」

 

 十分にパスが開いているかを確認され、瑞鶴はもう絶頂級の快感に口を一度ヘの字にして堪えたが、優し気な抽挿にたちまち身体が震え開いた。

 

「はぁぁぁ、はぁぁぁんっ…、わたしそれダメなのっ。提督さんに予約されちゃってから、コレだめなのぉ~」

「ダメじゃない、もっと瑞鶴を俺のにしたい。いっぱい気持ち良くしてやりたい」

 

プッ…ジュニュゥ…、クップ…、ニュプクククッ……

 

 先ほどより卑猥に喜び鳴いた瑞鶴の入り口と肉厚部が音を立て、呼吸でもするかのように膣ヒダが提督の勃起にはむり吸い付き始める。

 

「…あっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ……。ん、っくぅ~、んはぁぁぁ~? ……ね、ねっ、提督さん~? わた…わたしっ、優しいのでコレされたら、また泣いちゃうよお~っ?」

「うっ…っく、吸い付いてくる…。いいぞっ、悲しいとかじゃないなら泣いちゃって構わない! はぁーはぁー、瑞鶴の泣き顔かわいいから、よく見せてくれっ!」

 

ズニュルルルッ…、プチウゥ~…、ニュックククププッ……

 

 一度しっかりと勃起の先を膣奥へ埋め込ませ、もう自制の効かない瑞鶴の奥膣ヒダが白濁をねだり吸い付いてきたのを確認してから、再び入口側の肉厚部へ怒膨張をしゃぶらせに、ねだり窄み始めている蜜壁を撫で付けながら戻らせる。

 

ニュキュゥ~ッ、ックププニュル……

プジュッ…、クチュッ、グップジュ…

 

「あっっはぁぁぁぁぁぁ……、はぁうっ! んぁっ! や、やっ…。音、恥ずかしい…っ!

うんんっ!? す、すごいよぉ~~。おちんちん…、すごっ…、んはぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

亀頭を咥えしゃぶりついた肉厚部を擦り上げられ、自らが鳴らしてしまう粘着質な水音に瑞鶴は恥じらい、スタッカートの効いたような絶頂級を堪えつつも喘ぎを高鳴らせる。

 

クプジュッニュウゥゥ……、ニュッククク……

クニュゥ~~…、ニュルルッ、ップニュニュッククッ……

 

「あんっ、おく、おくぅっ! あっあぁぁぁぁぁぁん……! はぁぁ~、うっ…ぐすっ。うえぇ…ぐしゅっ、イっちゃ…、提督さんキスぅ~~。ふえぇ…ぐすっ、イっく、イクッ……」

 

 絶頂級の抽挿に、もう瑞鶴が堪えが効かずに全身を解放したがってるのを勃起でしっかり感じていた提督は、すぐに彼女の背中に腕を回して抱き寄せて、後頭部に手を添え安心させるようにして口付けを交わす。

 

「んっ…、んむうぅぅぅぅぅっっ!! んんっ! んあぁぁっ!? はぁぁぁぁぁぁっっ……。……イクゥゥゥゥゥッっ!! ちゅ…、ちゅっ…れろっ…、んぁっ、あ゙あぁぁぁぁっん!!」

 

 提督は絶頂を解放した瑞鶴に舌を絡め、ビクビクと跳ねさせる身体をきつく抱きしめながら、頬や首筋、鎖骨や胸にも舌を這わせて、あくまで腕の中だけで彼女を昇らせる。

 

「ん゙あ゙ぁぁっ!! あぁぁぁんっ!! うえぇ~…、ぐすっぐしゅっ…。ふむっ!? ちゅ、ちゅる、れろる…。んはぁぁ~~、んはぁぁぁ~~。またイ゙っちゃうっ、んんんんんっ!!」

「いいぞ、いっぱいイってくれ! 瑞鶴のイキ顔かわいいっ!! ほら、コッチも好きだろ?」

 

「……ゔん~~。ひうっ! あんんんっ! んはっ、あっっはぁぁぁぁぁ!! て、手前のトコもきも゙ちいいよ゙おぉぉ~っ! ひぐぅっ…、またイグッ…っ、あ゙っぁぁぁぁぁんっ!!」

「ふぅぅぅぅっ、ふぅぅぅぅぅっ! 瑞鶴…、おあぁっ! まんこすごいっ!!」

 

「あっ…、あっんぁぁぁぁぁっ…。はぁうっっっっっ、んんんんんむぅぅぅっ!! ね、ねっ? おくぅ~、またおくまできてぇぇぇぇっっ! んあ゙っ…、ぐしゅ、だっこぉぉぉっ~」

「イキまくりの瑞鶴たまらん。 泣いたままのトロ顔もっと見たい、見せてくれ!」

 

「ふえぇ~ん…、ぐしゅっぐすっ…。あっ、またイグっっっっ!! はぁぁぁっ、抱っこしてて、抱っこしててねっ? ちゅっ、ちゅむ…。んむっ? んはぁ…イっちゃ………っ!!」

「はぁぁぁ、はぁぁぁっ、かわいい…。瑞鶴カワイイっ!!」

 

「んえぇ~? んぁっ! はぁああっ! …ぐすっ、泣いちゃって顔ぐしゅぐしゅだよぉ? それでもカワイイ……?」

「ふうぅぅぅっ、うん! すっげかわいくて、エロくてたまんない。もっとイってくれっ、俺のチンポでイキまくれっ!」

 

「んぁっ!? あ゙っあ゙ぁぁぁぁっ!! んはぁぁぁ、んはぁぁぁぁ~。あっ、あっ、優しくおくぅ~。んっ、んんっ! またキちゃう、またイクね? イクから抱っこで見ててぇ……」

「見てる、ずっと見てる! むちゅぅぅぅぅっ!」

 

「んむぅぅぅぅぅぅぅ!? イぅっっっっっっ!! ……んはぁぁ、イったぁ~、またイっちゃったよぉ~? はぁぁぁ、はぁぁぁ。んっ、んんんんんんっっっ。……ソコとクリ一緒はダメえええええええええええええええええっっ!!!」

 

 

「っっっはぁぁぁぁ、あ゙っ!? はぁぁぁぁぁぁ……。あっ、おちんちんまたおくまでくるっ……。はぁぁぁぁぁぁぁっ、はぁぁぁぁぁぁあっ、んはあ゙あああああああああっっっ!!」

 

 

「ねっ…、ねっ…? もうきてぇ~~? もう欲しいのぉぉぉぉぉっ! おまんこ精液欲しがってるのわかるでしょっっっ……? あぁぁぁぁぁ、またぁ…イっクぅぅんんんっ!!!」

 

 

「あ゙っ、あんんんんっ…。おねがい提督さんっ! ちゅっ、ちゅっ! ねっ? ねっ?」

「はぁ~~はぁ~~。俺ももう無理! 瑞鶴のまんこに吸い付かれまくりでもう出る!」

 

「はぁっ! はぁぁっ! んくっ…、おくだよぉ~? あ゙っ、予約してくれたトコできてぇぇ~。も…もうわたし、おまんこ準備できてるんだからっ。ぐしゅ、いつでもママにして貰う準備できちゃってるからぁ~!」

「ゔん゙…。そんな…、嬉しい゙~瑞鶴ぅ。ココだろ? 瑞鶴のすきなとこ…。ここで出す、ずぴっ、いっぱい出すぅぅぅ!」

 

「もぉバカぁ~、また泣いてぇ~。うえぇ…ぐす、すんっすんっ。約束ぅ~絶対だよぉ? わたしが引退したら、ちゃんと提督さんがママにしてね? それまで一緒に頑張ろぉ? ずっと傍に居るからね??」

「ゔん゙んん~。い、いっしょ、一緒に頑張るぅぅ~。すぴっ、すぴぃぃぃっ」

 

「うん…うん…。提督さん、愛してるぅ。ずっと、ずっとだよぉ?」

「お、おでもぉぉぉぉっ! ケッコンして良かったよぉ…ずっぴぃぃっ。瑞鶴の事愛してるぅぅぅ、あ゙い゙じでる゙うぅぅぅぅっ!!」

 

「うん…、嬉しいよ? ちゅっ、ちゅうぅ~~っ。ねぇ、もっと抱っこでちゅ~しよ? わたし提督さんのスケベなトコも、全部愛してあげられるからっ。いっぱい気持ち良くしてあげられるから……」

「ず、ずいかくぅ…。ずひっ、もうすっげぇきもちいいよぉ…。むちゅぅ~ちゅっ。んおぁ!? や、ヤバイ。そんな…まんフェラで扱かれまくったら、いっぱい出る、出るうっ!」

 

「ちゅ…んっ…、射精してぇ……。おまんこトロトロで待ってるでしょぉ? はぁ…んっ、ココ…。そ、そこぉぉぉぉっ! きてっ、きてぇぇぇぇっ!?」

「はああああっ、はあああっ! 出る、出るぞ瑞鶴ぅぅぅっ! おあ゙っ! あ゙っあ゙あああっ!」

 

「ん゙ん゙っ!! わたしもイクっ、一緒にイクねっ?? いっぱい射精してっ、もうママにするつもりで、精液たっぷりのエッチな膣内射精シしてぇぇぇぇっ!!!」

 

ドブッパァッ…、ビュッパァァァァッッッ!

 

 求め通りに濃厚な精液の放射が始まり、瑞鶴はすぐに、提督が吐き出す時のいつもの約束のキスに舌を絡める。

 最初の一射に股開く脚と下腹部がビクリと震え跳ね、心も胎奥も彼にゆだね開いていたために、雄勃起が暴れ放つ白濁粘液分、重厚で濃密な相乗絶頂が瞬く間に瑞鶴の身体中を反響しはじめて、彼女は彼の首にしがみ付きながら背すじを仰け反らせる。

 どっぷどっぷと注がれる重厚粘液を股奥で浴びながら、更に彼の男根奥からそれを招こうと、彼女は『抱っこしてちゅ~』に蜜ヒダをうねらせて、肉厚部で根本側をしっかり扱き促し、放射に膨張する怒張の先を蜜奥粘膜を吸い付かせてトロかせ絞る。

 肌を貼りつかせるように抱き着き、舌フェラ口淫で射精を想起させ、肉厚部も利用した波打ち絞りの膣フェラでも放出を誘い、自分の情愛で彼の心も体も癒しほぐして胎内へと荒ぶる欲棒をいざない続ける。

 愛情深い熟練嫁艦 瑞鶴に舌を吸われながら、頭を撫でられ肩から背中も撫でられて、腰も彼女の美脚に絡まれながら、提督は再び蛇口も元栓も情熱に溶かされた射精に浸る。

 涙に鼻をぐずらせながら、彼女のそれにもまた胸を熱くしながら、我慢や遠慮などは不躾とばかりに微塵もなく、自分の欲望に何度も絶頂に至ってくれる愛しい彼女に、心の底も欲望に溢れる玉奥底も晒すようにして、ありったけの精を注ぎ込みまくる。

 

ドビュブルルルルッ! ドビューッ ボビュルルルルッ!!

グチュッププッ… キュゥゥゥッ…、クプッ、ヌチュププ……

バビュルルルッ!! ドップリュゥッッッ! ドビュビュルルルルっ!!

 

「うぐ…あぁぁっ! 瑞鶴っとまらっ…!? うむっ、ブチュっ、レロ…レロッ ルレロッ…」

「ふぅぅぅぅぅっ…。んっ、んんぅぅぅぅぅっ!! あん、離しちゃダメっ。ちゅ、ちゅ…。れろっ、れぇ~ろぉぉ~~」

 

 瑞鶴は息継ぎも最低限に絡めた脚も利用しながら腰を吸い付かせ、彼の怒勃起を膣ヒダをうねらせ愛し気に搾り上げる。

 奥粘膜ヒダに膨張する先っぽを埋もらせたがる提督の腰がグッと押し込まれ、すぐに瑞鶴の腰も後を追って弧を描き、放出された白濁に熟練嫁艦だけが感じられる重厚な相乗絶頂が、彼女の股奥から腰裏へと抜けていく。

 瑞鶴はそれに全身をビクつかせて身体を跳ねさせて、背すじの何層にも渡って激流と甘い快感が反響して更なる頂きへと昇らせる。

 もう思考も、彼に開いた胎奥で濃厚な白濁を浴びる事に夢中だが、それもしっかりと愛しい相手へ伝えるべく、肢体も舌も蜜ヒダも絡ませて、供に在ろうとしてくれる彼も一緒に相乗絶頂へと連れていく。

 

ビクビクビククッ!! ドビュドビュッ!

ビュゥゥ~ブビュルルルッ!!

 

「んぷぁっ! おちんちんすっごい跳ねてるぅっ! ……カワイイッッ! あっ、あんんっ!」

「ふうううううっ、ふううううううっ。俺がするんだ…、将来瑞鶴を俺が絶対ママにする!」

 

「うん、うんっ、約束ぅ…嬉しい……。んはぁぁぁぁっ!! ちゅむ、ちゅるっ…、あぁっ、ああああああああっっっっ! また膣内射精シぃ…、イッグうぅぅぅっんんんんんっ!!」

 

ボビュルウウウウウウウウウウウウッ!!!

 

「お゙わあ゙ぁぁぁっ!? 提督さんすご……っいよおぉぉぉぉっ!? あっつ…、おもっ…。はぁぁぁぁぁん、んっ、んんんんっ! ダメっまたキちゃうっ、すごいのキちゃうっっ!!」

 

ブピュッチュッ… ドビュドビュドブビュッ!

グチュッ…、ヌリュッチュププッ… ブビュップァッ!!

 

「ん゙ん゙んんんんっ、ん゙むぅぅぅぅぅっ! ん゙っ…はあ゙あ゙あぁぁぁっっっ、んあ゙ぁぁぁぁぁぁ!? そこっ、そこぉぉぉぉぉっ! わたしの大事なトコおぉっ! ココも提督さんのっっっ、んあっ、提督さんのだよぉ~? またイクっ、またイ゙グっっっっ!!!」

 

「あ゙あぁぁぁぁぁぁっ、……あ゙ぁぁぁぁぁぁぁんっ!! ふえっ…ぐす…、はぁぁぁっ、んあぁぁぁぁぁぁっ!! またイク…おまんこイっくぅ…、イクイクイクっっっ! 膣内射精シおまんこぉ…イ゙ッちゃうぅぅぅぅっ!! 提督さ…ぁん…、きてっ、きてぇっ! あっあっ…、ちゅ~してえぇぇっっ!!!」

 

ヌチュププッ… キュウゥゥ~~…… プニュチュウッ……

ビュルルルルルルンッ!! ドビューブビューッ!!

ドップァ……、ブビュルルッルブピュルルルルルルルルルルル!!!

 

(もっと、もっとぉ……。

 ココまできて…、いっぱいきてぇ…?

 提督さんに全部あげたい、わたしの大事なトコぉ……)

 

 違えないだろう未来の約束を証明するがごとく全力で放たれた精に、瑞鶴は彼以上の涙の大粒で頬に跡を作る。

 その願いが叶う頃には、きっと「ただいま」を言うようになるだろう彼に、これまで自分がされてきた以上の「おかえり」で迎えようと、胸にも下腹部にもぼうっと灯る熱をあたためながら、玉のような汗も彼に肢体で塗りつけ絡み合いながら、共に長い長い絶頂へと昇り浸り続けた……。

 

 

          ◆

 

 

——暴れ飛沫きまくった怒張をすっかり絞り切った瑞鶴は、全速力の中距離走を終えたかのように息荒く、そして力なく体重を預けてきた提督を仰向けに寝かせてあげた。

 大の字でベッド上に寝転がり、乱れる呼吸に胸を上下させている彼の一物もしっかり口でお掃除して、奥の方でくすぶっていた白濁も吸い付くすと、提督はその下半身ごとじゅるりと飲み干されそうな感触に悲鳴をあげた。

 その彼と自分の汗を拭ってベッドの後始末を終えた後、洗面室で口を濯いで乱れた髪と泣き晴れた目元のケアをしようと鏡に映る自分の姿を見た所、どうにも口角が上がり、少々だらしなくニヤけた表情になっている顔が彼と似てしまっている気がして、瑞鶴は口をへの字にしながら頬をマッサージしてごまかした。

 

 おそらく提督はもう寝息を立てているだろうとベッドに戻ると、先ほど大の字でノビていた彼は、しっかり瑞鶴のためのスペースを空けながら横向きの体勢に変わっており、片手を何かを探すように弄らせていた。

 若干卑猥な手付きだったのだが、寝入りぼけっとしながら「ずい~…、ずい~……」と、殆ど寝息となったか細い呼び声で自分を探しているようだったので、瑞鶴は少し急いで隣に横たわり、彼の腕の中に納まりながら表情を窺った。

 薄っすらかろうじて目を開け、満足そうにだらしなく彼が笑ったので、彼女は優しく額にキスをして「おやすみ」を呟くと、提督は安心したように呼吸を深くしていった。

 出撃していた訳でもないのに、空調の効いていた部屋にも関わらず、互いの汗で蒸れ濡れる程まぐわった後なのに、こんな時でも眠気に抗いながら自分を彼が待っていた事に、瑞鶴は胸奥と下腹奥できゅぅ~っとした熱を灯らせてしまう。

 

(どうしよう提督さん、これじゃわたしの方が眠れないよ。困ったなぁ~)

 

 瑞鶴は、もうすっかり寝入った彼の唇に、もう一度だけおやすみをした。

 どうにも火照り疼く身体を堪えながら、わざわざ艦娘としての力をオンにする。

 必要があればすぐさま休息へ至れるよう鍛えられた戦いのための力を起動させ、そうして強引に状態を切り替えて、やっと瑞鶴も眠りに付くのだった……。

 

 

 

 

                              つづく

 

 

 





瑞鶴パート、まだ序盤っぽいです。どうしよう…
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