※この作品はR-18です。

重婚提督はハーレムの夢を見るか   作:@新十二

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鶴姉妹の御勤め その3

 やっと落ち着いてキスが出来た。

 

 最初からこうしてくれればいいのに…。

 ブッサいタコ顔で突撃なんかして来なければ、嫌がったりしない。

  

 まぁでも、わたしも舞い上がって早口で色々余計な事言ってた気がするし、提督さんもおかしなテンションになってて、ワッチャワチャした、いつものやり取りが始まっちゃうのも仕方なかったかもしれない。

 

 そこはさすがの翔鶴ねぇ、しっかり軌道修正してくれた。

 提督さんに対して緊張するという、最近じゃかなり珍しい心持ちだったから、翔鶴ねぇに相談して付き添いをお願いして良かった。

 

 でも提督さん、わたしに襲い掛かってたくせに、先に翔鶴ねぇとキスした時はちょっと妬いた。

 

 

 翔鶴ねぇ、きっとじれったく感じてたんだろうな。

「もう一度ちゃんと気持ちを伝えたい」って相談した時、とても嬉しそうにしてくれて、応援するって言ってくれた。

 

 翔鶴ねぇもヨメ艦だし、一緒にあっちの準備をしてここに来た。

 応援するって言った手前もあって、せっかく先攻を譲ってくれたのに、二人でじゃれ合い始めちゃったもんだから、色々待ちかねたんだろう。

 

 翔鶴ねぇは、提督さんに対して凄く素直なとこあるから、そのつもりで来たのなら早く欲しくてたまらなかったに違いない。

 わたしも今そうだけど…。

 だからあんな、おねだりするようなキスをして、しっかり自分の事もアピールしといたんだと思う。

 

 

 ちょっと脱線しかけたけど、ちゃんと伝えられて良かった。

 提督さんが、嫌がったり断ったりしないだろうと知ってたけど、やっぱり緊張したし、照れくさくもあった。

 

 

 提督さんのあのはしゃぎっぷり様…、とても喜んでくれたみたい。

 

 

 正直ホっとした。そしてわたしも、とても嬉しかった。

 

 

――

 

 

 提督さんは今、わたしに合わせたキスをしてくれてる。

 このキスは、エッチする時わたしが最初にする、いつものやつだ。

 それを知ってる提督さんは、もうあんなに大っきくなってはみ出しちゃうほどなのに、我慢して合わせてくれる。

 

 普段は我慢なんかせずにセクハラ三昧だから、ちょっと可笑しく思ってしまう。

 

 ありがと、提督さん。

 

 

 沢山気づかわれているのが嬉しいのと、ムズ痒い感じに照れくさくて、身体をもじもじと捩ってしまう。

 

 でもそれもちゃんと伝えたいから、キスを一度離して息を付き、提督さんを見つめて合図を送った後、合わせるだけのやつから唇をあむあむするのに変える。

 

 

 優し目に、可愛く、少し色っぽく。

 

 

 上唇と下唇を交互にあむあむすると、提督さんのがピクっと反応した。

 

 さっき少し身体をズラしたので、わたしの太ももに提督さんのが当たってる。

 翔鶴ねぇがワザと先っぽを出してったから、そこから漏れ出してるお汁が、もう太ももを濡らしてる。

 

 それを気にして提督さんが身体をズラそうとしたので、わたしは首に回して抱くようにしてた腕を、提督さんの脇から背中側へ回し、さっきよりもしっかり抱き寄せて密着する。

 

 

 普段そんな事したらダメだけど、今はいっぱいしても大丈夫。

 

 

 今度は提督さんから見つめてくれて、あむあむで応えてくれた。

 

 

 言葉にしないやり取りが一層嬉しくて、あむあむに舌を添えて互いの唇を潤わせていく。

 

 時々離れて見つめ合うのだけど、段々それも淋しく感じてしまうようになる。

 

「ぁん…」

 

 ちょっと離れた時に声が漏れてしまった。

 それですぐ気付いたみたいで、わたしのちょっとした淋しさを埋めるように、舌を絡めて慰めてくれた。

 

 

 どんどん嬉しいが込み上げて、熱くなる。

 下腹部のじんわりが、ゆっくりと背中側へ抜けてくる。

 その時に少し身体が反って、息を漏らしてしまう。

 

 わたしが高まってるのが提督さんに伝わって、ピクピクと熱の籠った反応でまた却ってくる。

 先っぽの当たる太ももがさっきより濡れて、ヌルヌルしているのが分かる。

 

 もっと…、わたしでいっぱい興奮して欲しい。

 

 舌を出来るだけいやらしく絡めて伝えると、鼻息が荒くなってすぐビクビク反応が来る。

 それが何だか愛おしくて、もっと喜ばせたくて、太ももで提督さんのを優しく撫で上げる。

 

 わたしの太もも好きだよね?

 いつもチラ見してるし、さっきはガン見だったし。

 

 

「はぁ、あ…ん……」

 

 舌を絡め合う水音と共に、吐息混じりの声が出る。

 こんな悩ましい声が自分から出るのは恥ずかしい。

 

 でもそれを恥じらってるよりも、もっと絡め合わせていたい。

 伝え合って、通じ合って、感じ合っていたい。

 

 提督さんも鼻を鳴らすように大きな息を付きながら、わたしと唾液を送り合う。

 太ももを濡らしてたお汁はもう内側へ垂れ伝って、別の雫と混じっていそうだ。

 

 下腹部がじんわり火照り続けてるけど、まだそれは少し待って欲しいから、提督さんが先っぽで太ももの感触を確かめる、そのゆっくりした腰の動きに合わせて太ももを捩らせて、もうとっくに準備が出来ているのを隠してる。

 

 

 

 

 もう一つ、提督さんをちょっと驚かせたい。

 

 

 

 

 

 

 

 いつもなら、他にも色々してきて、何ならお互い裸で絡まっててもいい頃だ。

 

 こんなに我慢してくれるのは、わたしが気持ちを伝えたからだろうか。

 その後こうなるだろうと分かってて準備してたけど、今夜は少し特別に思ってくれてるのかもしれない。

 

 

 そうだったらいいな。

 

 

 わたしの様子を伺いながら、丁寧に抱きしめてくれる提督さんを、我慢から解放するための準備に移る。

 

 また一度離れて、

「提督さんの…、もうはち切れそう」

 ちゃんと分かってるよ、と視線でも伝える。

 

 キスが途絶えるのは淋しいから、また絡め合うのをねだる。

 でも今度は伸ばした左手と、先っぽを撫で上げてた太ももを使って、提督さんのズボンをズラす。

 ズボンに締め付けられて、ビクビク窮屈そうにしていた子を取り出してあげた。

 

 ヨシヨシ、も少し待っててね。

 そんな具合に、左手で優しくゆっくりさすってあげる。

 

 この後の期待に鼻息をハフハフさせて、変な顔になってる提督さんよりも、この子のがよっぽど可愛らしい。

 

 

 あ~でもこれ、やっぱり結構溜まっちゃってる感じかな~?

 

 

 下腹部のじんわりで、度合いも分かってしまう。

 

 

 

 ケッコンした艦娘の影響が提督さんに出るように、実はわたし達嫁艦にも提督さんからの影響がある。

 

 これは、はっきり言って余計で必要でもないんだけど、わたし達嫁艦は提督さんのお世話の熟練度が高い娘ほど、提督さんの欲求の高まり具合を感じ取れてしまう。

 

 重たそうな籠った熱。

 

 近くに居ると、提督さんの股間あたりからそんな気配を、肌で感じるのではなくて、下腹部がじんわりしてくるように察知してしまうのだ。

 

 執務室でお互い集中して机に向かっている時でも、じんわり察知してしまうと、勝手に身体が準備を始めてしまうといった具合だ。

 

 

 

 鎮守府ですれ違う艦娘の半分くらいは指輪持ちになっている現在。

 それはもう提督さんは精力マシマシになっていて、大和型をケッコン艦に迎えたのをピークに上げ止まりした感はあるのだけど、ケッコン艦が増える毎にまだ微増し続けてる。

 

「一度どれくらい耐えられるのか、確認しておきましょう」

 大淀のこの提案を実行したのだけど、二日持たなかった有様です…。

 

 提督さん自身も気づかない内に、半立ち具合でズボンを膨らせたまま、蛇口が壊れたみたいに漏れ出し続ける、といった事になってしまった。

 

 

「オムツが必要か…」

「いやまてよ?これはむしろ逆に…?」

と、よく分からない事をブツブツ言ってたけど、合間合間に処理しておけば大丈夫そうだとなった。

 

 自分でするよりも、嫁艦にお世話して貰った方がその後の持ちがいいので、今は昼夜複数人体勢で秘書艦当番を回している。

 

 特に夜は、お呼ばれしたい娘の事前申し込みがあり、緊急事態でもなければ、その日の夜番の娘が大抵付き添いを一定数許可してくれる。

 わたしも申し込む事があるけれど、翔鶴ねぇやわたしといった、早くから指輪を貰ってる熟練度の高い娘は、どちらかというと当番の娘から付き添いを頼まれる事が多い。

 

 そんな感じに、夜の司令官庁舎は結構な賑わいを見せるので、提督さんのスケベが深刻な事態になる事はなさそう。

 

 

 まぁだから、昼間じんわり来てしまっても、その時はお世話しといた方が良い時でもあるので、便利ではある…。

 

 

 提督さんは、自分のそういった事を察して貰えただけで、

「ありがとー!好き好き、ちゅっちゅっ」と、かなり喜んじゃう人なので、その娘がいざ事に及ぶ時、既に準備が整ってる状態であるのは更なる興奮を呼ぶみたい。

 

 だから昼間の執務の合間でも、例の秘密部屋を使って、短時間で両者とも心身満たされる濃密なお世話ができる。

 

 そんなわたし達先任嫁艦は、熟練お世話係とか呼ばれて変な尊敬が集まってる。

 

 

 

 それから察するに、今の提督さんの貯まり具合は、半日以上+据え膳のわたしを前にした上での忍耐が加わっていて、先に漏れ出てるお汁がいつ本気になってもおかしくない。

 

 

――

 

 

「今日昼間は誰も来てないの?」

 暴発しないように、優しくさすって上げながら確認する。

 

 提督さんも次にいつ取れるか分からない休暇を消化中だけど、不測の事態に備えて鎮守府から離れるような旅行などはせずに、司令官庁舎で過ごしてる。

 

 平時の艦隊指揮や執務などは任せられる娘がかなり居るけど、その艦娘達もグループ毎に交代で休暇を消化中だから、戦力的にも頭数が普段より少ないのもあって、旅行なんて気になれないんだろう。

 

 一応休みではあるから、気を使って日中は誰もそばに置かなかったのかな。

 

「お土産やら体調チェックやら誰かしら来てたけど、何か気が引けて頼まなかったなぁ」

 

 

 やっぱりだ。

 わたしに合わせていっぱい優しくしてくれたし、下腹部のじんわりも大分重い感じがするから、これはもう…、一度楽にさせてあげよう。

 

 

ちゅる…れるる…

「ん…、一度起きて」

 

 

 離れちゃうから、その前に一度余計に舌を絡ませて、提督さんを座りなおさせる。

 このまま隣からとも思ったけど、思い直して起き上がり、提督さんの正面に回る。

 

 期待の眼差しを向けられたので、笑顔で返してあげて。

「ほら」

 ズボンに手をかけ、脱がしやくお尻を浮かせる様に催促した。

 

 提督さんは素直に従ったので、一気に下着ごとズボンをずり下ろし、簡単にまとめてテーブルに置いておく。

 提督さんの膝の間に跪くと。

 

 

「風呂まだだけどいいのか?」

 

「いいよ。慣れてるし」 ――口でしてあげるの好きだし。

 

 

 見せるように舌を出して、さっそく根元の方から這わせる。

 暴発は望んでないだろうから、なるべく優しく舐めてあげる。

 

 もう我慢しないで、気持ち良くなっていいよ。

 

 それを伝えるために、よりご奉仕感の出るこの位置をワザと選んだ。

 

――

 

 舐め上げながら、いっそう提督さんを盛り上げるための視線を送る。

 込み上げてきてるのを堪えないでいいよと、根本と袋を弄ってあげる。

 

 ワザと鼻を当てて深く呼吸する。

 お汁のヌルヌルを使ってさすり上げてたのと、ズボンの中で逃げ場なく籠ってた熱が合わさって、むわっとするほど生臭い濃い臭いを、分かりやすいように吸い込む。

 

 最初は嫌だったような気がするけど、わたしはこの匂いが好きだ。

 

 わたしとの行為をどれだけ望んでいるのかが分かるし、体液の匂いがこの後するであろうセックスと、それによって放たれるもっと濃い体液をより連想させる。

 

 そして、普段セクハラを叱るわたしが、跪いて提督さんのおちんちんを口で奉仕するのは、自分自身を興奮させるし提督さんはもっとそうなるからだ。

 

 

「はぁぁ…」

 わたしのフェラに、提督さんは腰をブルっとさせながら悩まし気な顔してるけど、美形じゃないしカッコイイ訳でもないので、ただの変態顔だ。

 

 まだ堪えてる、フェラ楽しみたいのかな?

 

 

 それならと、舐め上げた後に一度口内に唾液を含ませ、「ちゅぽっ」と音を鳴らして先っぽを包み込む。

 口を窄ませ、普段絶対見せちゃいけない顔で上目遣いを送り、上下におちんちんをしゃぶり始める。

 喉奥を使って根本まで飲み込むと、提督さんの腰がグっと反応して押し込まれる。

 そうなっちゃうのは分かってたのと、慣れもあるので、おぇってなったりはしない。

 

「ちょい待って瑞鶴!それじゃ出ちゃうから」

 

 

 止められたので、口を離して手でさすりながら。

「出しちゃっていいよ、飲んであげる」

 

 

 もう挿入れたいのだろうと分かったんだけど、一度で終わる提督さんじゃないし、わたしも今夜はいっぱいするつもりなので、すぐに先っぽを口に含み、飴玉でも舐めてる様に内側からほっぺに当てて、もごもごさせる。

 

 

「ぉふっ、待った待った」

「…チュポ、うん?」

「今日の瑞鶴、凄い可愛くてエロくて堪らんから、もう挿入れたい」

 

 ――言わせちゃった。

 

「え~。でもすぐ出ちゃうんじゃない?」

 手に付いたヌルヌルを舐めとって、口元を手の甲で拭う。

 

 そして上に立ち上がるんじゃなく、提督さんに正面から擦り寄る様に斜めに起きる。

 

 

「たぶん持たないだろうけど、ダメか?」

 

 わかってる癖に。

 

 ワンピースの裾をギリギリ見えない辺りまで捲り、既に提督さんに跨る準備をしながら顔を寄せる。

 

 

「…いいよ」

 色っぽくしたかったのに、望まれた嬉しさで思ったより笑顔が出てしまった。

 

 

 

 そのまま提督さんに跨って、わたしも大好きな向き合ってする体位に限定する。

 とうとう隠してた秘密を見せる時が来て、わたしは大分前から熟れそぼってた股部で、おちんちんの裏筋を上から撫でる様に腰をゆっくり前後させる。

 

 これで伝わったはず…。

 

 

 裏筋を前後する感触に提督さんが「んっ?」といった顔で目を合わせて来る。

 確かめて貰うために構わず続けてると、提督さんはわたしの腰を抱いてた腕を外し、太ももを撫で回しながら滑らせるように、ワンピースの裾から手を侵入させてくる。

 その手は後へ回り、お尻の感触を確かめられて、一度だけ柔らく握るようにぐっと揉まれた。

 

 ここまでずっと、抱き合ったままのキスと、太ももでの先っぽスリスリだけだったので、提督さんから直接肌をエッチに触れられたのは、今夜では初めてになる。

 求めてた感触に、腰辺りが少しだけふるふるっとなった。

 

 提督さんはお尻の割れ目に指を這わせ、そこにある布の感触を確かめる。

 

 

 薄い生地のTバックって分かったみたい。実は透けてるやつ。

 

 

 

 そのまま腰の横辺りや前にも指を這わせて、下着の布の感触を確かめてる。

 確かめられるからこそ晴れない疑問に、再び視線を合わして来た。

 

「これって??」

 

「あ…あん…」

 

 ヌルヌルと擦り合わせ続けてたわたしは、プリップリに尖ってしまってた部分の刺激で、跨る前よりも昂って声を漏らしてたけど、一旦腰の動きを止めて、頑張ってワンピースの裾をおへその上までたくし上げる。

 

 今度はわたしのエッチな匂いも漂ってきちゃって、凄く恥ずかしい…。

 

「こーゆーの提督さん好きでしょ?」

 

 

 思わせ振りに露わにした下着。

 薄いピンクのほぼ透けてる生地で、フリル装飾が可愛げにされてるTバック。

 だけど肝心な所に布が一切ない、そのためだけ用のオープンクロッチデザイン。

 

 

 ケッコン艦が常に管理している提督さんの記録には、食事や飲み物の好みといったものだけでなく、エッチの時の好みも詳細に記載されている。

 

 中でも特に、このデザインの物は受けがいいのを嫁艦は皆知っているので、誰でも一着は明石さんの秘密のお店で必ず買ってある。

 

 熟練嫁艦の中には、昼間の秘書艦時に何食わぬ顔で付けてる強者もいる。

 お世話のタイミングで提督さんに知れるので、効果が絶大だからだ。

 

 その後が結構大変なのと、あからさま過ぎるので、これまでわたしは履いてあげた事が一度もなかった。

  

 でも今夜はちょっと特別にしたかったのと、きっと喜んでくれる提督さんに沢山求めて欲しかったのと、いつでもすぐでも受け入れられる、応えられる準備をしてあるよ、と示したかった。

 

 

 

 履いてるのに、まだ脱いでないのに、あるべき感触がない。

 その疑問が晴れた提督さんは、わたしのあそこを押し上げる様にパンパンに膨らんでるおちんちんで、そのヌルリとした感触を改めて確認した。

 

「あん…」

 漏れ出る声も、溢れそうなのをずっと隠してたあそこも、わたしのそのつもりがどの程度の準備だったのかも、全て覆うものがなくなった。

 

 

 

 下着の作りを、凝視する目とおちんちんで確かめた提督さんは、鼻で息を吸い込みながらわたしをしっかり抱き寄せて、

「こんなにエロいのして貰えて嬉しいよ!」と伝えてくれた。

 

 ヌルリとした感触越しに、剥き出しになってるあそこで、提督さんのビクッビクッと破裂しそうなほど押し上げる脈を受ける。

 

「あンっ、それなら…良かったぁン」

 

 ちょっとだけ驚かせ、多分かなり喜ばせる事が出来た。

 してきた準備は大成功でいいと思う。

 

 

 

 でも、もうわたしも我慢が効かないし、きっといらない。

 

 また二人で見つめ合って、合わせるだけの最初のキス。

 すぐに舌を絡めて、「いつでもいいよ」と合図する。

 

 

 

 提督さんは、少しの間だけ鳴りを潜めてた昂りを一気に込み上げさせて、わたしの口ごと貪るように舌で勢いよくかき回す。

 それをわたしも舌で迎えながらコクコクと頷いて、少し腰を上げて照準を合わせる。

 提督さんは抱きしめてた手を腰に移動させて、せがむように撫で添えた。

 

 

 プチュッ…

 

 

 互いに腰の動きを合わせると、入口で溜まりになってたわたしのお露が音を立てた。

 そのままわたしはゆっくり腰を落として、待ち侘びた限界一杯の提督さんのおちんちんを膣内へ納めていく。

 脈打ちながら喜ぶように震えるその子を、わたしも体を震わせながらしっかり奥まで迎え挿入れた。

 

 

「はぁ…はぁ…」

 二人とも息を乱しながら、舌を絡めるのが止まる。

 

 わたしは、あまりにビクンビクンと脈打たせながら膣内を進んで来た子に、腰がすっかりわなないてしまい、奥にたどり着いた時には軽く達した様になる。

 

 

 お互いやっと辿り着いた快感の入り口で、早くも動けなくなっていると。

 

「はぁ…はぁ、瑞鶴のまんこの中トロっトロで凄い。いつから?」

 こんなになってたの?と尋ねてくる。

 

 

 言わせたいの?確かめたいのかな…。

 

 

「あン…。ここに来る前から期待してたよ?」

 

 

「なにが期待してたの?」

 何をじゃなく、誰がでもない。

 

 

 もうまた…。言わせたいんでしょ、変態。

 

 

 迎え入れたままの姿勢を戻すようにして、再び首へ腕を回して提督さんを抱きしめる。

 

「期待してたから…。キスでいっぱいおまんこ濡れちゃったぁ」

 

 恥ずかしいけど事実だし、こういうの言って欲しいんでしょ?と、しな垂れがかりながら笑ってあげた矢先、膣内でブルブルしてた子の先っぽがぶわっと膨らむ。

 

 

 あ、来る…。

 

 

「瑞鶴!」

 

 

 次の瞬間には、わたしの息で呼吸するかのように口を覆われ、舌を弄ばれる。

 

 舌で伝えづらかったので、「早くおいで」と膣内をキュ~っと窄めて備える。

 わたしのお腹の中で、込み上げてくる様な重さを感じたその時、

 

 

 グツグツとずっと籠っていた熱が、奥で弾けた。

 

 

 

ドックンッ…!。

 

 

 

 一番最初の力強い脈と共に解放され、ドロリと現実味を帯びた感触が奥に打ち込まれる。

 撃ち抜かれてわたしは、焦がれた熱さにビクッと腰が震えて背筋が跳ねてしまい、回していた手がほどける。

 

 

 提督さんは眉間に皺を寄せて、「耐えられなかった…」といった顔になってたので、慌てて抱き着いて、

「我慢しないでぇ…。いっぱいちょうだい」

 声が上手く出せないまま吐息混じりに、舌を精一杯絡めてキュゥ~っと膣内を促す。

 

 

ドククッ…!ドククッ…!

 

 

 眉間の皺が和らいだ提督さんが、繰り返し重い熱を撃ち込み続けてくる。

 その度にわたしは背筋が跳ねて、身体がどんどん仰け反っていく。

 ずっと我慢してやっと溌剌してくれた子を、膣内でしっかり、”抱っこしてちゅ~”してあげたいのに、少しもさせて貰えない。

 

 

 より奥へ撃ち込むために、より奥で迎えるために。

 互いにぴったり腰を吸い付かせたままなのに、わたしは喜びの声を上げてしまう。

 

 

「あんっ…あんっ?す…っごいっ、あんっ!」

 

 

 これ駄目だ。わたしもおっきいの来ちゃう。

 

 

 もうじんわりではない、怒涛と直撃する重たい熱が、一息に腰裏へ抜けてそのまま背筋を這い上がる。

 

 提督さんの脈動に合わせて、グンッ…グンッ…と昇り寄せる。

 

 

「はぁんっ!…あぁんっ!」

 

 

 

 仰け反ったまま後に倒れないように、提督さんががっちり抱き捕まえる。

 そのせいで、ぞわわっと新たな波が背筋での上昇に加わった。

 

 提督さんが少し腰を引く。

「何で?行かないで?」と思う間もなく、膨れ上がったままの先っぽは、すぐに戻って来てくれて、また一番奥でその頭をうずめなおす。

 

 それでわたしの一番好きな所、一番そこで迎えたい所が、しっかりと捕らえられてしまう。

 先っぽの、一番張りのある個所で撫で上げられた。

 

 

「ああぁっ!」

 

 

 照準が合わされた。

 おっきいのが来る予感に、上昇も歓呼も止まらない。

 

 

 

「ん゛ん゛っ!」

 

 喉を鳴らすように呻いた提督さんが、撫で上げたそこで力を籠め、これまでで一番の重さを持った濃い流体を、一切の容赦なく噴出させた。

 

 

ドビュルュルュッ!

 

 

「――っ!!!」

 

 

 

 てっぺんに差し掛かってた二つの波と、一気に駆け昇って来たビリビリする様な振波が合わさり、全部が違う波長で身体の中心軸を痺れ震わせ、わたしはたまらず息を呑む。

 

 

 

 それらが意識諸共、頭の上から飛び出てしまうかの様に一斉襲掛し、

 

 

 

「んはぁぁぁぁぁぁっ!はあぁぁぁぁ……――」

 

 

 

 耐えられず、耐えるつもりもなく。

 天井を仰ぎ見るように全身を仰け反らせ、長く息を吐きながら喉を嘶かせる。

 

 

 もう間もなく、ドロリと溢れ出てくだろう重たい熱に、膣内は注ぎ埋め尽されて。

 未だ、その熱を執拗に浴びせ掛け続けてる脈動に、思考は彼方へ奪われる。

 

 

 どこかへ飛んで行ってしまわぬ様に、しっかりと抱きかかえられたまま。

 歓喜と恍惚、充足感と安心感。

 全部に包まれながら…

 

 

 

 ――あらためて愛を告げた人の腕の中で、目も眩む絶頂にわたしは身を預けた…。

 

 

 

 

 

  つづく

 

 

 

 

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