※この作品はR-18です。

重婚提督はハーレムの夢を見るか   作:@新十二

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鶴姉妹の御勤め その5

 

 

 妖精さんの改装でおかしな間取りになっている離れの一室、夜の賑わいに合わせ四、五人が余裕を持って寝られるベッドの上。

 そこを斜めに横たわって独り占めしている翔鶴は、先ほど洗濯籠で見つけた提督のワイシャツを抱きしめながら、妖精さんお手製の暖炉ストーブで部屋が暖まるのを待っている。

 

 そこまで急ぐ必要はなかったのに、気が逸りテキパキと食器洗いや風呂の準備を終えてしまった彼女は、今頃真っ最中であろう妹にもう少しだけ時間を作るため、提督の残り香に顔埋めて下腹部の疼きを堪えている。

 

 先輩空母達に唆された面があったとは言え、提督にあらためて気持ちを伝えたいと告げた妹――瑞鶴は、姉のひいき目を入れてもとても可愛らしく思えた。

 

 もう関係を結んでからの付き合いも長い間柄であるのに、彼を喜ばせるため、恥じらいながらいそいそと準備に頭を悩ませている妹の姿はとても微笑ましく、付き添いを頼まれはしたものの、大切な可愛い妹のイジらしい姿を構っていたくて、ついつい付いてきてしまった。

 

 これまでも瑞鶴の付き添いとして、またその逆の形でも、二人一緒に提督の世話に挑む機会は幾度もあった。

 今夜もそれを踏まえて来たのであれば、あの精力旺盛な男に自分もまた望まれるだろう。

 それは翔鶴自身の望みでもあるが、もう少しだけ我慢してから、あの可愛い妹の幸せな時間、そこへ自分も仲間に加えて貰おう。

 

 感情豊かな妹の瑞鶴。彼女の素直さが可愛くて少し羨ましい。

 

 

 

――

 

 

 

 巡り合わせの遅かった妹、彼女の大分前に翔鶴は着任した。

 新人空母は必ず、鳳翔と龍驤から基礎となるいろはを教えられる。

 褒め上手な鳳翔と、フォロー上手な龍驤に支えられ、日課とも呼べるような任務を一緒に熟し、信頼や自信を付けていく。

 

 それから一航戦二航戦たちによる、より強力な相手を想定した厳しい訓練へ移ると、そこで自信は木っ端微塵にされる。

 

 第一線を支える先任空母達の施す訓練は苛烈極まりなく、「逆らってはいけない」と揶揄される神通や妙高といった者達の配慮を生むほどのものだった。

 

 だが翔鶴はキツイと思う事こそあれど、その訓練から逃げたいなどとは一度も思わなかった。

 先任空母達が何を思ってそういった訓練を、誰よりもそれを行う自分達に対し、一番厳しく課すのかが分かってしまうからだ。

 

 共に戦う仲間を置いて自分が先へ逝ってしまう。

 艦娘なら誰でもこれを避けたい、そうならぬようにと願うだろうが、この先任空母達はそれを一際嫌い、どこか忸怩といった顔すら見せるのだ。

 

 後輩にあたる自分に向けられる思いと苛烈な訓練。

 自分にだって、どうしても強くならねばならない、今度こそ守らねばならないものがある。

 同じ思いを、今目の前にいる先輩たちから、これでもかと受け取る事が出来る。

 翔鶴にとって望むところであり、これ以上ない喜びでもあった。

 

 

 そしてその想いは、瑞鶴の着任後いっそう強くなっていく。

 

 

 新着任にも関わらず、瑞鶴は訓練でも実戦でも目を見張るものがあった。

 姉の自分よりも動きにキレがあり、そしてどこか本質を射抜くような事をするのだ。

 先任空母達も彼女の素質を見込み、彼女の快闊な性格と負けん気の強さに発破をかける事が多くあった。

 自分にもよく懐いてくれるそんな妹を、翔鶴は可愛く頼もしく、そして羨ましくも思ったが、だからこそそれ以上に強さを求めた。

 

 実戦に出る機会も増えた頃、被害の大きい艦が出ると即座に撤退する提督のやり方では、

“どうも被弾しやすい傾向”にある自分は足を引っ張りかねないと進言したことがある。

 

「別の誰かに被害があったかもだし気のせいキノセイ、無事に還ってきたならそれで勝ち」

 

 悩みもせず答えた提督に翔鶴の腹は決まる。

 やられやすいのなら、それを利用して守る事が出来る。

 

 

 成長著しい妹に追い越されないよう一層励み、二次改装を無事に終えた頃、次の指輪候補の話が上がった。

 先輩達を差し置いてまさかとは思っていたが、既に二人、複数の指輪持ちがいる事もあって、ケッコンという儀式めいた意味合いより艦隊の戦力拡充のためと考えていた翔鶴は、更なる練度向上を目指すため、自分がその対象に選ばれた場合でも断るつもりはなかった。

 

 誰にも負けない強さが要る。

 

 

 そうしてあの夢を見た。

 

 

 

 

 これまで何度やられても、その度に舞い戻って来た。

 だが、とうとうダメだった。

 ずっと一緒に支えてきた、一緒に守ってきたのに、受け継いだモノ、受け継がなければならなかったモノ、受け継がされたモノ、それを全て置き去りに、背負わせてしまう事になる。

 

それにもう…。

 

 

 

 

何で?どうして。

酷い、辛いニクイ。

ワタシはまだ…ユルセナイ。

ニクイこれからだってずっと…。

あぁ、ニクイこんな事にナルナラ…。

ワタシハ何でコンナメニ

ニクイ、こんな目にアワセタ奴ユルセナイ

全部ゼンブ

ワタシ達ニオシツケテジブンタチハ

ニクイユルセナイ ゼンブゼンブ

スベテスベテ ニクイニクイニクイ 

 

ユルセナイユルサナイユルサナイ――

 

 

 

「ぢっぐしょうっ…ズビっ!アイツ等なんだって…、あんな所に閉じ込めようとしやがって!!…ズピっ」

 

 ぜぇはぁぜぇはぁ、息を切らす男の声?がする。

 どこかで見たことありそうな奴に、自分は抱きかかえられ、どうやらそいつは走っている様子だ。

 

 抱きかかえられるカラダがある(・・・・・・・・・・・・・・)のか、虚ろにそんな事を考えて、はたと思い出す。

 

ジブンハ モドラナケレバ

アソコニハ マダ

マモラナケレバ

オキザリニハ デキナイ

 

 無理やりそいつの腕から逃れ、海面(・・)に降りる。

 仕方ない、歩いて戻ろう。

 

「そっちじゃない!」

 

 

鬱陶しい奴め

 

 

「そっちは違うっ!この夢は…、この記憶はきっと、もうどうしようもないんだ…ずびっ」

 

 

五月蠅い、急ぐのだ

 

 

「だからっ…、今の還る場所はここじゃないはずなんだばあぁ~」

 

 

 だばぁーっと泣きべそをかいてる情けない男に、お前も何か悲しいのか?と憐みを覚えた矢先、信じられない力でそいつに引っ張られた。

 

「やっぱり追ってきやがった!」

 

 黒い影が大きな口?を開け、そしていくつもある手を長く伸ばして来ていた。

 

「早く走れ!」

 

 黒い影に得体のしれない恐れと親近感を覚えた所を、男の持つ棒のようなもので影が打ち払われる。

 がっちり振りほどけない男の腕に引っ張られ、仕方なく一緒に走り始めた。

 

 ぜぇはぁ…ぜぇはぁ…

 

 何やら重そうに走る男の周りには、白いふわふわとしたものが飛び回っている。

 気づけばこちらも何やら白い影、子供の姿を象ったような者たちが二人、脇に付き従い共に走っている。

 

 

あっ…この子達凄い。

 

 

 髪の短い方、この白い子供らしき者は、気が付くとふっと姿が見えなくなる。

 いつの間にか黒い影達に飛び込んで何匹かを打ち払い、また戻ってきている。

 攻守の機微に優れた子だ。

 相手の隙を見逃さない、追う側攻めてる影側に、油断が許されない状況を作り出していた。

 

 そして髪の長い方、この子は何かの達人だろうか?

 少しの動き少しの位置取りで、影達が飛び掛かろうとする好機を潰していた。

 焦れて飛び掛かる悪手を打った影を、難なく払っている。

 胆力に優れた子だった。

 

 

「この子達は…ぜぇぜぇ。得意なんだ…。無事に、帰るのが…ぜぇはぁ」

 

 

知っている子達かもしれない。

 

 

 走り続けるうちに、赤黒い海と黒い霧から、見慣れた青さと白い霧に変わっていく。

 その霧の向こうには晴間が見えていた。

 

 

 息を切らせたままの男が言う。

「俺たちはここまでしか来れないんだ…。多分ここが境目だ。後は一人でも行けるはず、ぜぇぜぇ。大丈夫だよな?翔鶴…」

 

 白いフワフワが飛び回り、白い霧の向こうを小さな枝で差した。

 知っている海、知っている景色、そこへの針路。

 振り返るともう誰も居らず、自分もいつもの戦装束の姿だった。

 

 

 

 

 脂汗をかいて目が覚めた。

 辺りを確認すると、寝泊まりに割り当てられた宿舎の一室に居るのが理解できる。

 隣のベッドから妹の寝息が聞こえる。

 普段と違い髪をほどいて、布団を抱き枕にするいつもの癖で眠る瑞鶴の髪を撫でた。

 布団を直そうとしたが、何やら淋しいのか抱き枕にしたまま離そうとしないので、そっとしておいた。

 

 

 戦装束へ着替え、司令官宿舎へ向かう。

 二人の指輪持ちと、明石、大淀に見守られて、ベッドで魘されながら横たわる提督が居た。

 自分で三人目。何が起きたのかおおよそを知らされた。

 

 

 二日経って目覚めた提督に、五人でもう止めるよう話したが、

「おっかないから逃げて隠れようとするんだけど、夢だからなのかなぁ?どうにかしなきゃって思ってしまう」

と、何か思い出したように嗚咽したのだった。

 

 

 人ではない艦娘の、この世界に在り得もしない記憶に涙する。

 もうこの人は、気が狂れているのかもしれない。

 脅威に立ち向かう私達を通して、そこに守られる人々を見ているのかもしれないが、

 こんな事を続けるのであれば遠からずそうなるだろう。

 

 化物と揶揄される事すらある私達の中にたった一人、まるで人間社会からこの地に封じられるように隔離されているこの人間に、せめて私達だけでも真摯にお仕えせねば。

 頼んだ訳ではない、助けて欲しかった訳でもない、、夢の中でとは言え、それでも彼の善意で助けられてしまったのなら、報いがあっても良いだろう。

 

 

 

 食うに困って志願しただけの、およそ軍人とは程遠い、民間人のが近いと言えるこの人間。

 化物と言われようと、私達が守ろうとしているのはそういった人々ではなかったか。

 

 

 私達を思って涙する、この人に報いよう。

 私を追い立てるような、赤黒く淀んだ誘惑から解き放ってくれた彼を見守ろう。

 

 

 

 やがて翔鶴の活躍は、誰もが認める所となる。

 味方が劣勢であったり、被害が大きい時ほど、彼女は必ず報いる一矢を放つ。

 そこで撤退となってしまっても、次へ活かせる判断材料を持ち帰った。

 

 そして事が順調な時ほど、静かに冷ややかに構える様になった。

 元々の控えめで遠慮しがちだった性格が一歩引いた視点に立たせ、一航戦、特に赤城が彼女にこそ叩きこんだ教えが慢心を許すことはなく、次なる一矢を嵐とさせた。

 

 

 このある種バランスの取れたメンタリティーは、レイテで遺憾なく発揮される。

 秘めた炎を噴出させていた妹の、接近戦も辞さない前のめり過ぎる覚悟を、翔鶴は見事に支えて見せた。

 

 多くの艦娘達が猛る中、それでも常に厳しい局面ばかりだったレイテ海戦。

 中でもこの二羽が舞う海は、放つ嵐が暗雲を蹴散らしめ、常に全艦隊へ勝利の針路を見せ続けていた。

 

 その姉妹達の活躍と勝利を、主力本隊の支援に徹していた先任空母達が誰よりも喜び、にこやかに話しを聞く鳳翔の前で涙を流しながら酔いに潰れたのだった。

 

 

 指輪を受け取った後、どうでも良い様な事も発覚した。

 既に関係を持っていた先任二人に任せておこうと思ったが、どうにも大変な様子なので、翔鶴も対応に当たる事にした。

 人ではないとは言え女の姿形をした私達、しかも大勢に囲まれていては、健全であるほどそんな気も起きてしまうのだろうと、哀れんだ為だ。

 

 しかもこの時世、女性は身元の確かな相手との見合い結婚が殆どであり、やたらな男は口を利くことすら憚られる。

 男所帯暮らしの中から、女体ばかりの環境にいきなり放り込まれ、しかも人ではないときたのだから、正気を保つためにも、温もりといった様なものが必要なのかもしれない。

 それに艦娘の力の影響も関係していそうだった。

 

 

 同情から関係を持った翔鶴だったが、思いのほか悪くなかった。

 いつだかに視察でこの地を訪れたお偉方の、そばに置いて便利に使いたそうに値踏みした目、そんなニンゲン達に使われるよりはと、興が乗ったのだ。

 

 筆頭嫁艦に、「それ提督に話してみると面白いですよ」と言われ、アドバイスされた通り、「お偉いさんの視線が気になった」と伝えてみた。

 

「なにぃ!翔鶴もやっぱりああいった、如何にもって感じの上官が好みなのか?」

 

 色々拗らせて受け取った提督は、

「くそっくそっ…、翔鶴がどんなに頑張ってるか知らない癖に!」

と汗だくになりながら、繋がりをほどかずに何度も彼女の膣内へ放ち続けた。

 

「ずっとここに居ろよ!瑞鶴も一緒に、ずっとここに居るんだぞっ!」

 何やら依存するかのように強く抱き求められ、翔鶴はゾクゾクした快感を得る。

 

 一晩中互いに汗まみれで交わり、身体を許した雄のむせ返る汗と欲望の匂いに酔った彼女は、その晩初めて、自分の性的趣向と雌としての喜びに達する事を覚えた。

 

 以来翔鶴は対応に当たる度に、自分を強く求めるように提督を煽り、彼も何故そう仕向けるのかを、彼女に卑猥な言葉で言わせる茶番を楽しむ様になった。

 

 そして瑞鶴が指輪を受け取り世話に励む様になると、自分が慕う者を妹も大切に思っているという共感を喜び、また普段姉には見せない顔で男とまぐわい、煽情的に乱れて雌の匂いを発する妹の姿に悶えるようにもなる。

 

 

 

――

 

 

 

 翔鶴はワイシャツを抱きしめながら大きく息を吸い込むと、下半身を震わせ捩らせる。

 手で触れたりはしていないのに、この部屋に来てから今ので二度目だ。

 これで居間へ戻って、充満してるだろう慕う男と大切な妹のまぐわいの香りに酔ってしまっても、一応の対面は保てるだろう。

 

 もう十分部屋は暖まった。

 早くあの男の欲望を浴びて、普段から遠慮がちに取り繕う自分の殻を溶かし、妹のように存分に乱れたい。

 

 

 

 

 

——

 

 

 

 事後、仲睦まじくしている二人の仲間に加わるため、翔鶴は提督の右腕を自分の肩に回し、寄り添うように頭を乗せた。

 

「あ、そうだ。翔鶴もおかえり」

「えっ、それ今なの?」

 

 おそらくそう言われたのだろう、なんとも場違いになった言葉に妹がツッコみ、翔鶴もクスりと笑いが出たが、「忘れない内がいいさ」と応えた提督に、

 

「はい。只今戻りました」と、翔鶴も口づけながら返した。

「あっわたしもー」

 

 ここへ来る前の緊張はどこへやら、諸々吹っ切れたように振る舞う瑞鶴も唇をねだった。

 今さっきあれほど搾り取ったにも関わらず、名残り惜しいのか離れようとしない。

 

 腰を撫でた時、妹のほとんど布のない下着を履いた尻の陰から垣間見えた結合部は、提督の勃起を涎を垂らすように密壺が咥え込み、注がれる精と混じり合わせたいかのように溢れさせた雫によって、淫靡な匂いを放っていた。

 

 何かにつけて淋し気になる瑞鶴の気の済むようにさせたかったのだが、既にその香りに酔い、自らも溢れさせていた翔鶴は、自分に対する時とは違う甘え顔をしている妹が羨ましく、また可愛らしく感じ、再び腰あたりをそっと撫でてしまう。

 

「んっ…」

 

 余韻が残っているのだろう、小さく身体をふるふるとさせた瑞鶴が、顔を赤らめた夢見心地な表情で顔を起こした。

 瑞鶴は少しぼんやりした目で満足気に翔鶴に笑い掛けると、ぺたぺたと手の平で提督の額の汗を拭ってやる。

 

「ちょっ…と待ってね」

 

 足に力を籠めようとするが未だ震えているのと、重心を後ろにさせたので、そのまま転げぬように翔鶴が身体を起こし、提督もいつでも支えられるように腕を広げる。

 

「よっと…」

 

 瑞鶴は気づかい無用とばかりに、背もたれを腕で支えにし、後ろにした重心から少し勢いをつけて、ソファーの上でスっと立ち上がった。

 

「あっ」

「あっ…」

 

 一つは気が付いた様子、もう一つはちょっと悲し気に、姉妹が声を漏らす。

 ドロ~っと瑞鶴の股から、糸を伝うと言うよりは紐を伝うといった濃い塊が垂れてきた。

 

 

じゅるるうぅっ…

 

 

「ひゃっ!?えっウソ…翔鶴ねぇっ」

 

 翔鶴が垂れてきたものを口で受け止め、そのまま妹の陰部にしゃぶりついていた。

 

(おぉ~っ!?)

 

 顔の前で織りなす姉妹の展開に目を釘付けにされた提督をよそに、翔鶴は瑞鶴の潤い続けている女陰を啜り続ける。

 これまでも提督と姉妹が交わる時に、彼を煽るため見せつける様に姉妹で刺激し合う事はあったが、出された直後の性器を舐めまわされた事はなかった瑞鶴は、その感触に驚いた。

 

 

「ちゅるるっ!こんなにいっぱい…凄いわ。とてもエッチな匂い」

「あぁんっ、だめぇ。翔鶴ねぇ全部吸い取らないで」

 

 切な気な声をあげた妹に翔鶴の行為は納まるが、ぽ~っと呆けた顔で呟く。

 

「そうだったわ、瑞鶴ごめんなさい。二人の匂いが凄くてつい…」

「匂いとか恥ずかしいってばぁ~。」

 

 

「あぁ、ここからも。…はぁむ」

「おぅっ!?」

 

 

 顔を赤らめ酔い呆けた目つきの翔鶴は、引き寄せられるように提督の一物へ鼻を寄せると、好物の料理の香りを楽しむかのように息を吸い込み、裏筋へ舌をべったり這わせるようにしながら先っぽを口へ含んだ。

 

ちゅぱ…べろべろ、ちゅぽっ…んぐ。

 

「あ~」

 

 後でお掃除するつもりでいた瑞鶴が、ちょっと残念そうに声を出したが、まぁまた後でいくらでも機会はある、とソファーに座りなおそうとした。

 そこを提督に、広げた足の内側から下半身を固定するように腕を絡ませられ、手で尻の弾力をもみもみされる。

 

「え、なにっ?」

 

 翔鶴にしゃぶられながら、提督は瑞鶴の尻を揉む手でグイっと、自分に近づけるように力を籠める。

 

「えぇ、うそ~?だめだよぉ…」

 

 言葉とは裏腹に、力を籠められるまま瑞鶴は股間を提督の顔に近づけさせていく。

 徐々に引き寄せながら、背もたれから頭を起こし、提督は口を大きく広げ舌を覗かせる。

 

「だって提督さん、自分の…あんっ!」

 

 はぁはぁと瑞鶴は期待に息を淫しながら、覗かせた舌を激しく動かして誘うように待ち構える彼の口元へ、特に逆らう事もなく、先ほど勃起を包みしゃぶり潤った秘部を押し当てた。

 

 

べろべろべろっ…じゅるるるるうぅ…。

じゅっっぽ…、じゅっっぽ…、ぺろる…るれろん。

 

 

「ぅんんっ。あんっそこ、きもちいいっ」

 

 股間をしゃぶる二つの音が鳴る中、瑞鶴が喘ぐ。

 

 

「んふっ提督ったら、またこんなに。瑞鶴に興奮しているわ」

「ああぁっ、そんなにそこダメっ…」

 

 瑞鶴は押し付ける様に腰をくねらせて、提督の舌の感触を秘部全体で愉しむ。

 再び訪れた性感を抗わずに受け入れる彼女に、提督の一物が首をもたげる所、それをしっかり味わうようにしゃぶる翔鶴が、本来徐々に込み上げるはずのものを、袋を揉み上げながらノンストップに射出口まで導く。

 

「あぁっ!またイっちゃうっ…、あんんっ!」

「ふぅうううっふぅうううっ、˝ん˝んっ」

 

 行為の余韻がある中、姉に性器を舐めまわされ、提督には加えて陰核を執拗にしゃぶられた瑞鶴は、背もたれで支える腕と立ち上がらせた脚をブルブル震わせながら、あっけなく達してしまう。

 

「んっ…」

 

 提督の股間に顔を埋めていた翔鶴が、小さく喉をくぐもらせる。

 

「はぁはぁ…、っはぁ~」

 

 脚を開放された瑞鶴は、身体が崩れ落ちる前にやっとの思いでソファーに身を預ける。

 震える太ももを捩らせつつ、少しだけワンピースの裾を直すと、提督がまた背もたれに頭を預け、息を切らしているのに気が付く。

 

「もしかして、提督さんまた出ちゃった?」

 

じゅるぅ…っぽ

 

 翔鶴がゆっくり喉奥までしまい込んでた一物から口を離し、成果を披露する。

 瑞鶴との行為時よりは多くなかったが、開けた翔鶴の口から少し漏れ出る程度の量の白濁が覗く。

 

 翔鶴は酔ったままの目で二人が確認したのを見て取ると、喉を鳴らして飲み込んだ。

 

 

「またイっちゃう瑞鶴に興奮したみたい。凄く濃い匂い…。あら、まだここもにも」

 

 報告に恥ずかし気にする瑞鶴、そしてすぐさま再開された口淫に提督が呻く。

 翔鶴は陰茎部を愛撫するだけでなく、息を大きく吸い込みながら根本から袋、その裏へと舌を這わせていく。

 

「あんっ、ここにも瑞鶴のお露が垂れてるわ。よっぽど気持ち良かったのね、はむ…」

 

 翔鶴は提督の足を大きく開かせ、袋の裏からさらに下、陰茎の根本のさらに根っこ部分の会陰、蟻の門渡り部をじゅるじゅる音を鳴らしてしゃぶる。

 

「おあっ、翔鶴そこはっ!」

「ふふっ、提督ここ大好きですよね」

 

 自らの唾液で会陰をヌルヌルさせながら、翔鶴は中指と薬指で、勃起を太く支える根っこの会陰に沿わせて撫でつける。

 何度か撫でつけ提督に視線を送る、自分が妹に教えた小技を披露しながら、再び亀頭を口に含むと、返す手の平で根っこを、チューブ入りの残り少ない軟膏や歯磨き粉を送り出すように指に力を籠める。

 

 器用に陰嚢を避けつつ、装填の間に合わなかった精液を上へ誘導する。

 

 

ちゅるぅ…ぽっ

 

 

 提督の身震いと共に送り出された精液を口に含み、翔鶴は喉越しを堪能する様にごくりと飲み込んだ。

 

 全部飲み干したのを示すように口を開き、そのまま提督ににじり寄る。

 それを提督が腕を広げて迎えると、翔鶴は彼の顔の近くで舌をべぇ~っと出してみせる。

 そしてその誘いを、提督も自らの舌を這わせるようにして受け合わせた。

 

 

 続けて達した余韻にぼーっとしたまま、崩した体育座りをしていた瑞鶴が思わず尋ねてみる。

 

「提督さんて、自分で出したの口にして平気なの?」

 

 ちゅぱちゅぱ舌を絡め、既に翔鶴のグレーのフレアスカートのベルトを外しにかかる提督は答える。

 

「んん?別に平気じゃないぞ。不味いし」

「でも今わたしの…舐めたりとか、いつも飲んであげた後でも平気でキスするよね?」

 

 

 途中までスカートを脱がされた翔鶴は、待ちきれない様に残りを自ら脱ぎ去ると、現れた黒いガーターベルトの、部屋の明かりを薄く反射させているストッキングを履いたスラリとした脚に引っ掛け、そのままテーブルの上へ置いた。

 

 行儀の良い姉が普段絶対しない行動を、瑞鶴は目で追ってしまう。

 

「あぁ、口にするのなんて苦手だけど、それを二人とも全部受け止めてくれたり飲んでくれたりするだろ?それが嬉しいのと、後は瑞鶴のアソコや、ほら見てみろ、こんな綺麗な翔鶴の口から俺の出したやつの匂いがしてるのは、なんか凄く興奮する!」

 

 

 今度はオレンジのハイネックを捲りながら再び舌を絡める二人を見つつ、(やっぱり提督さん変態だぁ~)と思ったのだが、自分も匂いや味に関しては人の事は言えないため、それ以上の言及はしない事にした。

 

 

「あっこのブラ…」

「あんっ、今外すと出来ないですよ」

「翔鶴ならなくても出来るだろ」

 

 

 捲られた翔鶴の上着からブルンっと覗かせたのは、豊な胸を包むやはり黒い下着ではあったが、ホルターネックのブラと言うよりはバストバンドと言ったデザインだ。

 しかも少し小さいサイズを彼女は選んでおり、寄せられた胸が上から零れそうになっている。

 

 

 

 そしてこの左右の胸を寄せるように持ち上げるバストバンドには、下側の谷間の中央部に穴が設けられており、両胸の頂点の少し外側にもスリットが入っている。

 丁度そこから、指よりももっと太いものを差し込めると言った作りになっていて、上下左右どこからでも差し込んだものが肌の感触にたどり着ける、明石の秘密のお店の品だ。

 

 提督の脇で抱きかかえられ、スリットから侵入した指が尖る先を弾き、翔鶴は吐息を漏らして身を捩らせる。

 

「コリコリだぞ」

「ずっと我慢してたんですもの…、ほら」

 

 脇を紐で止めた黒いショーツ、その一番火照っている所を胸に侵入していた指で触れさせる。

 瑞鶴の下着とは逆で、面積は広くないものの肝心な部分にもしっかり布のあるデザインなのだが、もうそれも意味をなさないかのようにじっとりと湿り気を帯びていた。

 

 翔鶴は「んっ」と喘ぎながら嬉しそうに腰をなすりつける。

 ゆっくり確かめたにも関わらず、もうそれだけで提督の指が濡れていた。

 彼女の目の前に、妹にもしたように光を反射する指を見せてみる。

 

 提督は何も言わずにいたが、翔鶴は見せられた指に唇を添えると、そのまま彼の唇まで指ごと押し付け、ピチャピチャと指を挟みながら互いの舌を舐め合う。

 彼女は身体を絡ませるように彼に密着し、ストッキングの脚の膝裏辺りで一物をくるむと、覗かせた先に手の平を合わせ、五指で柔らかくふわふわと撫で上げて次の装填を早くも促す。

 

 下をはだけている提督のまだ残っている上着の間に手を忍ばせ、胸元を弄りながら彼の乳首を刺激すると。

 

「提督…いいですか?」

「うん、いいぞ」

 

 翔鶴の手の平を、再び先から漏れ出したヌルヌルで汚しながら応える。

 すぐさま翔鶴は上着を少し捲ると、汗ばんだ胸元へ顔から頭を突っ込む。

 

んすうぅぅぅはぁぁぁぁ

 

「あぁ、凄い。こもった匂いが…」

 

 上着の中で目いっぱい息を吸いながら、翔鶴は乳首や脇へ舌を這わせる。 

 同時に膝裏でくるんだ先をヌルリヌルリと刺激し続けるので、提督はその感触を楽しむ様に腰を動かしながら、彼女の優し気にじらす手の愛撫を堪能する。

 

「んはぁ~っここからも!あぁ、瑞鶴の髪の香りがするわ」

 

 ずぼっと忙しく頭を抜いて、お次は提督の首筋辺りを嗅ぎ始めた翔鶴が、妹の残り香に身悶える。

 

「はぁ…こっち側のが濃いわ。ふふっ、ここに吸い付いた痕がある。ちゅ…ちゅぅ…」

 

 逆側の首筋、瑞鶴が顔を埋もらせて喘いでいた箇所に翔鶴も唇を這わせる。

 提督はやり易いように首筋を開けながら、抱きかかえる手を彼女の腰へ撫で添える。

 たったそれでだけで、翔鶴はビクビクっと腰を震わせた。

 

「えっ翔鶴ねぇ、そんなに?」

 

 姉もそうなのだろうなと思っていたが、自分よりはるかに匂いに過敏に反応し、直接的な性感帯とは言いにくい腰を撫でられただけで軽く達した姉の、これまで見かけなかった反応に瑞鶴は思わず口に出した。

 

 片手で抱き寄せるように腰を撫で続ける提督の手に、達したままふるふると身体を喜ばせながら、翔鶴は妹の付けた首筋の痕をぺろぺろ愛おしそうに舐めている。

 

「最近の翔鶴は匂いっていうか、フェロモンみたいので興奮しちゃうんだよな」

「んはぁ…、二人のだけです。他の娘のとかは殆ど分からないですもの」

 

「瑞鶴のも分かるってさ」

「えぇ~、恥ずかしいよぉ」

「ごめんなさいね。でも今日の瑞鶴とても可愛くて…、匂いも凄くエッチよ?」

 

「んぅ~!言われると余計にだからぁ…」

「なっ、今日の瑞鶴凄いよな!」

 

 思い出したのか、手の平の中でピクピクしたのを確認した翔鶴は耳元に口を寄せると。

 

「またこんなにお汁を溢れさせてぇ…。さっきは何度出したんです?」

「はふぅ、二回…かな?」

 

 自分との情事を報告され、瑞鶴はまた耳まで赤くさせてしまう。

 

「まぁ、二回であんなに?よほど瑞鶴の良かったんですね」

「とろとろで吸い付いてきたからたっぷり出ちまった。翔鶴もそんな感じに教えてたし」

 

「その方が二人とも病みつきになるでしょう?夜は長いんですもの」

「翔鶴にもいっぱい出だすからな」

 

「んふっ、覚えててくれたんですね。私のここも…、たぁっぷり使ってください」

 

 

 舌を絡ませ、ますます熱く蒸れる秘部を提督の手に添わせる。

 互いに性器を撫で合いながら、翔鶴は胸の弾力を這わせるように彼の身体に密着する。

 

 吐息も熱くなり、翔鶴は捲り上げられた上着を自ら脱ぐと、少し乱れた長い髪を振って整える。

 自分の発情を確かめさせたまま、未だブラを外されない胸の谷間で提督の鼻先を包む様に抱くと、その弾力でゆっくり擦り上げる様に上半身を上下させる。

 

 侵入し先をいじる指と谷間に這う舌の感触、そして太ももを経由しながら潤いを確かめる手の平に、翔鶴は密度の濃い吐息を提督に投げかけるように漏らし、谷間にある彼の頭を撫でつける。

 

 

 じっくりふわふわと弾力を確かめさせ、また上下する感触で煽る翔鶴は、一度彼の顔を柔らかい圧迫から解き放ち、ねっとり舌を絡ませ合うと、おもむろにソファーに座りなおした。

 

 既に谷間に唾液を垂らし始めた翔鶴に、今度は提督が彼女の前に立ち上がる。

 垂らした唾液を谷間にヌルヌルと練り込み、上目遣いに誘ってきた彼女を見て、提督はソファーに乗り上げると、はぁはぁ期待しながら蟹股にして高さを合わせる。

 

 

 

「はい、どぉぞ」

 

 唾液にヌメる胸元へ、黒いホルターネックブラの下側の穴から一物を差し挿入れる。

 翔鶴は胸を揉み上げる様に寄せながら豊な膨らみに侵入してきた欲棒を迎え、覗かせた先にチュっと口づけをした。

 

 

「瑞鶴手伝ってー」

「ぁーぃ」

 

 

 先攻を譲ってくれた姉の邪魔にならないように、今度は口に出さずに(提督さんアレ好きだよな~)と思っていた瑞鶴が、その姉の呼びかけに応じる。

 もう何度もやってきた事なので、言われずとも何を手伝うのかは分かっている。

 

「はい、もちょっと足広げて」

「あれか!いいのか?」

 

 既に先を口に含まれ、緩く腰を動かしていた提督の足を支える様に手を添え、瑞鶴が促す。

 

「あんまり動かないでね、やりにくいから」

「いっぱい出してくださいね」

 

……

 

「――はあうぅっ!」

 

 

 ソファーの上に乗り蟹股に広げた足の間を後ろから、先ほど翔鶴が舐めた門渡り部を今度は瑞鶴が唾液たっぷりに舌を這わせる。

 美人姉妹による、谷間に包まれる感触と先を唾液に弄られる感触、そして会陰を摩り上げられながらしゃぶられる感触に、提督はみっともなく喘ぎながら腰をわななかせる。

 

ちゅぽ、ちゅっぽ…

ちゅじゅるぅ、るれぇろん…

 

 二人とも激しい刺激にはせずにじっくりとした舌使いをする中、提督の乱れた息がどんどん大きくなる。

 時々「んはぁ」と姉妹二人息を挟み唾液を補充しながら、ゆっくりゆっくり舌をねぶり回して、先と根っこ同時に怒張を込み上げさせていく。

 

 熟練姉妹の緩やかな猛攻に抗うことは叶わず、提督の蛇口はあっという間に全開になる。

 翔鶴は先側の膨張で、瑞鶴は根っこ側の脈と陰嚢の装填具合、そして共に下腹部の火照りで彼の込み上げを察知する。

 それに合わせ、舌使いをよりべったりしっかりとしたものに変えていく。

 

 特に打ち合わせも声を掛け合あう事なく連携する姉妹に、提督の下半身は震えが止まらない。

 舌を舐る音と興奮に乱れる息遣い、無言のまま三人は行為に没頭していく。

 

 

 そして姉妹が同時に仕上げにかかる。

 

 

 翔鶴は口に含んでいた亀頭を一旦解放すると、今度は裏筋に、ピチャピチャと激しく唾液音を鳴らしながら、舌をれろれろと震わせる。

 瑞鶴は会陰を摩っていた手で袋を柔らかくもみ上げ、弄っていた舌をつつ~っと尻の間へ持っていくと、唾液たっぷりにアナルをべろんべろんに舐めまわし始めた。

 

 

「あああぁぁぁっ!!それ駄目ダメダメっっっ」

「はい、いいですよ~。(ぴちゃぴちゃぴちゃ)」

 

「待ってまってまって…。待ったーっ!」

「何よっ、別に今さら我慢しないでいいよ?」

 

 

 堪えるように体を強張らせた提督に、二人の追い上げが一時中断する。

 

「ハァハァハァ…。さっきも、口でだったから…」

 

 ゆっくりと谷間から膨れ上がった勃起を抜き取り、ソファーを降り始めた提督に瑞鶴が場所を空ける。

 ビクンビクン上下する一物をそのままに彼は翔鶴を見ると、彼女は火照った顔で瞳を怪しく潤ませ、薄く微笑んでいる。

 

 

……

 

 

 少しの間訪れた静寂に、まだ気怠い瑞鶴は身体をソファーへ預けなおす。

 この後の展開用に若干空けたスペースの先にいる姉は、静寂の中見つめられながらされている要求に、どんどん息を弾ませていく。

 

 

 少しの我慢比べの後、翔鶴は自分の唾液と提督の先走りで光る胸元を、無言の要求に昂らせ弾ませながら、両膝を抱える様にソファーの上まで持ち上げると、ストッキングを履いたままの脚を広げ、発情しきっている股をゆっくりと開いて見せた。

 

 

「˝ああぁんっ!」

 

 黒いショーツをねっとりと光らせた箇所に、じゅるじゅると勢いよくしゃぶり付かれた翔鶴は、何か衝撃を受けたかのように身体をソファーに仰け反らせ、大きな喘ぎ声で静寂を掻き消した。

 

 見ている瑞鶴が、そのむしゃぶりつき様に、彼の限界が近いのを察知し火照り続ける下腹部を手で押さえた。

 

 

「こんなに染みにして!いつからだ?翔鶴はいつからこんなにしてた!?」

「˝あんんんっっ。げんかん…で、お顔を見た時にはっ、もう濡れてましたぁ」

 

「そんなに欲しがってたのか!ここが、ここが!」

「はいっ、はい…。我慢してました、早く…直接ぅっ」

 

 脇から指で陰唇を目一杯広げられながら、それでも尚下着の上からの刺激で突起を弄ばれ、翔鶴は切な気に訴える。

 

 

「滲み出てくる!はぁはぁっ、ちゃんと言うんだっ翔鶴!」

 

 茶番が続く。

 今度はヌメらせた亀頭を上からなすりつけながら、じゅわりと下着の表に染み出す翔鶴の蜜をまとわりつかせる。

 

 

「提督の…くださいっ」

「何をだ?どこにだっ?」

 

 

「んはぁ…て、提督の…おちんぽぉ。私の…あぅ、いやらしいおまんこの中に、挿入れてぇ」

「翔鶴うぅっ!“」

 

 

にゅぅるぷぷぷっ…

 

 

 普段淑やかで控えめ、嫋やかに美麗な翔鶴に、とうとう語句を使わせてねだらせた提督は、我慢と茶番を放り投げると、脇が紐で止めてあるにも関わらず、尻側から太ももの付け根まで中途半端に黒いショーツを脱がせ、勃起を一息に蜜壺へ納めていく。

 

「は˝あぁぁぁっ!」

 

 妹よりも高い音で声を上げ、ソファーをずり下がって自らが慕う男の欲棒に蜜をまとわりつかせながら迎え入れた翔鶴は、満足気に仰け反って身体を震わせる。

 

 

(あっ翔鶴ねぇ、またイっちゃってる…)

 

 

 下着に制約される足を抱えながら、バチュっバチュっと自分がした時よりも勢いよく姉に打ち込まれる提督の腰の動きと、それに身を捩らせながら喜びに高く音を発する姉の姿に、瑞鶴は下腹部を抑える手に少し力を籠める。

 

 

「翔鶴っ翔鶴も、とろっ…とろだ!こんなに欲しがって、たまらないぞ!」

「あんんぅっ…かたぁい。瑞鶴も?瑞鶴にもっ!?」

 

「あぁそうだ。瑞鶴もこれで、このちんぽでイったぞ!」

「あっあっ…あんっ!瑞鶴、ごめんなさい。今日はあなたが…なのにぃっ」

 

 

 自分が付き添いを、姉も当然そうするだろうと分かっていて頼んだにも関わらず、その姉に唐突に謝られてしまい、瑞鶴は慌てて翔鶴の手を取る。

 

「なんで!?良いんだよ?翔鶴ねぇだって嫁艦じゃない。いっぱい気持ちよくなってよ」

「うんっうんっ。瑞鶴、嬉しい…、んっぁあんっ!」

 

 ホルターネックを外しズラされ、ぶるんぶるんと揺れる乳房を力強く揉み上げられながら、翔鶴は妹の手を握り返す。

 翔鶴の声が妹の言葉に更に高くなった所を、提督は中途に脱げたままのショーツを上から被せる様に彼女の陰核へ押し付け、勃起を包む彼女の愛液をなすり付けながら下着越しに指でつまむ。

 

「んぅっんぅっ!」

 

 曲げた人差し指を口に押し当て喘ぐ彼女の奥、瑞鶴が好む奥の箇所より少し内側、翔鶴の好みのスポットへ亀頭を押し当て、反り返りを利用して乱暴に撫でつける。

 そして提督はショーツの両側の紐を解くと、翔鶴の脚を開かせ、よく見える様にゆっくり持ち上げた。

 

 翔鶴は酔いに浸ったままの目を見開き、自らの愛液と彼の唾液と先走りに濡れる下着の行方に期待を弾ませてしまう。

 

 提督は、つまむ様に持ち上げた下へ垂れるショーツを、翔鶴の下腹部からヘソをなぞる様に通らせて、身じろぎに震える谷間を越え、そのまま鼻を持ち上げる様に待つ彼女の顔に覆いかぶせた。

 

「んはぁぁぁ――」

 

 息を吸い込みながら再びソファーへ仰け反った翔鶴を提督は追い打つ。

 

「どうだ?自分のと俺のが混じった匂いは!?」

「んふうぅぅ、私こんなにたくさん…。凄く濃くていやらしぃです」

 

 また身体をビクンビクン跳ねさせた翔鶴に覆いかぶさった提督は、乳首を人差し指で弾きながら、手から溢れる柔らかい弾力を弄び、顔に掛かる下着の合間から覗く彼女の唇に舌をねじ込んだ。

 

 吐息と舌を絡める水音を漏らしながら、腰を撃ち込み奥を擦り上げ、揺れる乳房を揉みしだく。

 

 激しさを増していく二人、そして強く握り返してくる姉の手、もうすぐそこなのを察知する下腹部、瑞鶴は抑える手を握りこぶしにする。

 そうしないと、今にも自分で慰めてしまいそうだった。

 

 

「翔鶴っ、もう出るぞ!いっぱい出すからなっ!」

「んっ、んんぅっ…。はいっ、沢山…くださいっ。おまんこ、おしゃぶり…しますね」

 

 乱暴に腰を打ち鳴らす提督の宣言に応えながら、翔鶴は膣内で陰茎の根本を締めつけて合図する。

 

 途中に肉厚な箇所のある瑞鶴と違い、翔鶴の膣内は、薄く窪んだような一帯が膣の入り口付近から奥手前まで広がっている。

 先任である翔鶴は瑞鶴以上に馴染んだ膣を持っており、その薄い窪みの一帯は他の膣壁よりも柔軟なうごめきをする。

 

 また若干の蜜溜りともなる窪みは、提督の一物を常に蜜に浸らせるようにぴったりフィットし、これに加え翔鶴は、自分も先任から教わった、柔らかく馴染んだ膣による波打つような収縮を行う事が出来る。

 窄めた膣内で、この入口側から奥側へと波打つうごめきを、柔軟な蜜溜りの窪みを利用して行うと、膣内であるにも関わらず舌で舐め上げられるような感触を得られる。

 

 

 この翔鶴の膣のうごめきは、じっくり昂らせる時などは挿入直後から優し気に行われるが、今のように整ってからの挿入の場合は、あえて落差を付けるために直前までおあずけにする。

 

 

 ギリギリまでじらした上で、射精のその瞬間を一気に煽り上げるためだ。

 

 

 翔鶴の合図を受け、提督の勃起がビククっと期待に震える。

 打ち付けていた腰の勢いが静まり、彼は両膝でソファーに乗り上げると、彼女の顔に被せた下着をどけ、待つように膣壁の感触を確かめるゆっくりした抽挿へ移る。

 

 翔鶴は、覆いかぶさる提督の上着を脱がし、堪えながらねだる表情で見つめてくる彼の頬へ両手を添えると、唇からではなく、べろっと覗かせた舌から口付けを送り、あやす様にしっとり絡ませる。

 

 そして、すっかり大人しくなった提督の肩を両腕で抱きよせると、ずり下げられ剥き出しとなった胸の弾力を押し当て、期待に震える彼の勃起と下半身も同じように包むため、翔鶴は迎えるために大きく開いていた脚を腰へ回し、ゆっくりと絡ませた。

 

 

 

「――きてぇ…」

 

 

 

 翔鶴は耳元で吐息と共に呟き、窄めた膣内をにゅぐうぅぅ~っと蠢かせ、勃起を根元からじっくり締め付けていく。

 よりなめらかな膣壁で蜜に浸らせた裏筋を舐め上げ、瞬く間に膨張する亀頭をそっと一番奥のぬくもりでくるむ。

 

 

ドブュウゥゥゥ――ドビュウゥゥ――ビュウゥゥ…

 

 

 翔鶴のタイミングによって始まったそれは、力強く撃ち放たれる射精と言うよりは、溢れ漏れ出てしまう吐精だった。

 姉妹による下半身への愛撫で蛇口を全開にされていた所に、より熟達している姉の膣で元栓まで開け放たれ、装填から発射、このプロセスが失われたように提督は自分の意志に関係なく白濁を送り出してしまう。

 

 

ブュウゥゥゥ――ブリュリュウゥゥ…

 

 

 隙間なく包む翔鶴の膣内で、あっという間に行く先を求める様に精液が対流し始め、肺のある胸部ではなく、腹が震えて力の抜けた吐息が漏れ出る。

 脱力しきった腰が吐精を促す翔鶴の舐め上げでわななくと、瑞鶴に教えたように根本から絞り、膣内で渦巻く白濁を受け止める彼女の腰も喜ぶように応える。

 

 提督の腰が震え、それを受けて翔鶴の腰も震え、その連鎖の中二人は声を上げる余裕すらなく、力ないが濃い吐息をつきながら、互いの全身を密着させるように身を捩らせる。

 

 

 姉に注ぎ込まれる精液、それを放つ勃起の静かな昂りを下腹部で察知出来てしまう瑞鶴は、新たに溢れた雫で太ももを湿らせながら、堪らなくなったように二人ににじり寄った。

 

 

「提督さん…気持ちいい?翔鶴ねぇのおまんこ気持ちいい…?」

 

 耳元で煽りだした瑞鶴に、言葉で伝える余裕のない提督は、うんうんと頷いて答える。

 

「ほら見て。翔鶴ねぇもすごく気持ちよさそう…。いっぱい出してあげて」

 

 

 肩を抱き、首筋から漂う雄の本懐を遂げるフェロモンを堪能しながら、激しさでない甘く濃密な絶頂にとろけていた翔鶴の顔を、脱力する体でなんとか頭を起こし確かめてみる。

 雌ならではの酔いに火照らせたような顔で恍惚に瞳を潤ませていた彼女は、顔を起こした提督に、少し恥ずかし気に艶やかな笑顔を見せた。

 

 その笑顔に少し見惚れた瑞鶴は、見つめ合って口づけする二人の結合部へ向かうと、姉の膣から溢れ出る白濁を舐めとりながら、再び提督の会陰へ唾液を這わせる。

 

「あんぅっ…瑞鶴ぅ」

「ほおぉぉ…」

 

 艶っぽく鳴く姉の声と、情けなく上がる提督の喘ぎを聞きながら、二人の連鎖する腰の震えに合わせて、瑞鶴は結合部にべっとり舌這わせていく。

 

 

 

 

 無言の中、しばらくの間静かに続いた吐精が終わりを迎えた頃、提督がまた少し堪えるように体に力を籠め、察する姉妹が彼の下半身の拘束を解くと、ゆっくりソファーから膝を下し翔鶴の膣内から勃起を抜き取った。

 

 堪えてるいるにも関わらず漏れ出てしまった分の精液を、瑞鶴が亀頭を咥えて口で受け止め、少し竿をしごいてやる。

 数回しゃぶりしごいた後、衰えつつあった硬さが若干持ち直したのを確認して解放する。

 

 それを提督は、身体を起こして座りなおし、手を受け皿に顎を少し持ち上げて待つ翔鶴へ向けると、目を瞑り口を開ける彼女の顔へ最後の一射を放った。

 

 

ビュルッ…

 

 

 もう力なく辛うじて放たれた精液を顔に受け、翔鶴は身体を震わせる。

「んはぁぁ」と雄の欲望の臭いを嗅ぎながら再び達した彼女は、一物に鼻の横を擦り付けるようにして堪能する。

 顔に付いた精液を一物で拭い、そしてそれを口に含んで飲み込みながら、感触と匂いに酔いしれる。

 

 

「もうっ。また翔鶴ねぇの顔こんなに汚してぇ」

 

 自慢の姉の綺麗な顔立ちを欲望で汚した事に、一応のツッコミを入れた瑞鶴だったが、これまでもそうだったように一度もそれを止めた事はなく、また今回は煽りもした。

 

 今も、部屋に戻った翔鶴がいつの間にかテーブルに置いた大小のタオル類の中から、フェイスタオルとウエットティッシュ準備しているものの、姉の顔になすりつけられてる一物と、それを口に含んでのお掃除を遮る事はしないでいる。

 

 顔に付着した物があらかた拭い去られ、ちゅぽっっと締めくくるように上目遣いで口を離した翔鶴を見て取ると、

「はい、一応拭いておこうね」

姉の顔をウエットティッシュで拭い始めた。

 

 

 

 

 んぅ~っと目を瞑って妹に任せる翔鶴、なんだか姉妹が逆転したような二人の様子、可愛げだが情事の後という淫靡さを含んだ模様を、提督は息を整えながらぼーっと眺めた。

 

「ありがとう瑞鶴」

 

 拭き終えた妹に礼を言うと、中途半端に剥かれ、あばらの下あたりを未だ留めている黒いホルターネックブラを外し、ソファーの背もたれに幾つか引っ掛けてある内の、自分の上着辺りへ放る。

 

「提督もありがとうございます。沢山くださって嬉しかった…」

 

 立ち上がり、伝う精液を少し太ももを捩らせて確かめながら、翔鶴は胸の尖った先を押し当てるように提督にひしっと抱き着いた。

 

「それはこっちだなぁ。すっかり搾り取られたよ」

「わたしは~?」

 

 抱き着く翔鶴の左側に空けてあるスペースに瑞鶴が飛び込み、姉妹二人が提督の脚をそれぞれ太ももで挟む様にしながら三人で抱き合う。

 

「瑞鶴もありがとうな。気持ち良すぎてまだ頭がぼーっとする…」

 

 二人の腰へ提督が腕を回して抱き寄せると、先に瑞鶴が唇をねだり、それを見た翔鶴も続いて舌を出すようにして要求する。

 

 

 しばらく余韻に浸りながら、立ったまま交互に唇を撫でつけ合っていると、姉妹は口付けの度に、様々混じり合った雫で濡れる太ももを提督の脚へなすりつけ始め、片手で彼の乳首を両方から刺激する。

 

 

 ガーターストッキング以外は脱ぎ去っている翔鶴と、ニットのワンピースとニーハイを一見普通に着ているが、中身はほぼ露わになっている瑞鶴。

 この二人に身を寄せられながらおかわりをねだられ、大分絞られたとは言え、勢力旺盛な一物が喜ばないはずはない。

 

 

「提督さんほんと底なし~」

「あらいいじゃない?私はいっぱいしてくださる提督好きよ」

 

「わたしもそうだけど…、ほら見てよ翔鶴ねぇ」

「ふふっ、もう大分固くなってる」

 

 

 衰えかけてた一物がまたもや首をもたげ始め、流石に一気に固さを取り戻しはしなかったが、それを見た姉妹がスイッチを入れに掛かる。

 

 

 瑞鶴が腿を絡める様に回して唇を合わせるだけのキスをし、翔鶴は妹に顔を向けた事で露わになった提督の首筋に舌を這わせながら、彼の乳首を引っかいていく。

 

 

 徐々に絡める舌に熱が籠り始めた瑞鶴は、絡めていた太ももの間に、自分の腰を抱いていた手を添えさせる。

 すぐに秘部を確かめられ、瑞鶴は熱に潤っている事を示す様に指に蜜を垂らす。

 

 翔鶴は首筋に這わせた舌を徐々に下へと巡らせ、鎖骨や乳首、胸元を通りへそから腹部、ヒクヒクとしてきた一物を一舐めすると、跪いてたわわな自分の胸の中に収める。

 

 

 下から聞こえ始めた姉の一物をしゃぶる音に、瑞鶴は自分が濡らした提督の指を顔の前まで持ち上げ、視線を送りながら舌を這わせると口に含んていく。

 ちゅぽちゅぽと自らの愛液を舐めとって見せ、次への予感を与えると、そしてやはり左側にスペースを空けて待つ姉に自分も加わる。

 

 しゃがんだ妹を確認した翔鶴は、じゅっぽっ…と合図するかのように音を立て、一物を解放した。

 翔鶴が更に少し場所を空けた所に瑞鶴が身を寄せ、提督を見上げ上目使いに口を開く。

 

 

 自らの興奮と言うよりは、姉妹の攻勢によって昂り、一物の固さを取り戻す事になりつつある提督は、足元に跪く二人の姿に淫靡な期待が込み上げ息が弾む。

 

 はぁはぁさせながら、一物を瑞鶴の口へ合わせようとすると、彼女の方からぱくっと咥えられてしまう。

 

 瑞鶴は、先を含んだ口をもごもごさせて唾液をまぶすと、上目使いのままゆっくり根本まで飲み込んで一旦喉奥までしまい込むと、反り返りを取り戻させるように頬と唇を窄め、舌で舐め上げながら復路を戻る。

 五度ほど繰り返し、先を姉のように音を立てて解放する。

 

 順番が巡った翔鶴は、袋の裏へまず舌を這わせ、れろんれろんっとねぶり回しながらじっくり裏筋を通り、亀頭裏へと唾液を浸す。

 ぢゅぽっと勢いよく先を含み、エラを唇で刺激して煽った後、妹と同じように喉元まで飲み込みこんで勃起を促す。

 

 

 

 数回姉妹の間を往復し固さを取り戻した一物を、提督は翔鶴から瑞鶴へ移動するその中間でピタリと止める。

 すぐに理解した姉妹が、陰茎を挟む様に唇を這わせはじめ、競い合うかのようにじゅるじゅる音を鳴らす。

 竿で横笛を淫らに吹き鳴らしながら、片方が亀頭を含むときはもう片方が玉裏や根本を舐り、忙しく入れ替わるように跪いた姉妹が奉仕に励む。

 

 

ちゅぱっちゅぱっ…ちゅっっぽぉ…

ぷじゅるぅじゅるる…、れろんれろれろ…

 

 

 どこか優気な顔立ちの翔鶴と、どこか勝気な顔立ちの瑞鶴。

 この美人姉妹による健気で丁寧に淫らな奉仕を受け、先ほど勢いを衰えたはずの一物は、彼女達の望む通りにビクビクと喜びに震える。

 もっともっととせがまれる様な奉仕に、しょぼくれてる暇などない。

 

 

 既に元栓も蛇口も全開になっている管を、じんわりと熱が込み上げてきたのを察知した二人は、ますます奉仕に身を入れる。

 

 

 たまらなくなった瑞鶴が一度口を離し、息を付きながらソファーに座りなおす。

 そしてワンピースの裾を少しまくると、殆ど布のない下着に指を掛け、それがよく見える様に分かりやすい動作で脱いでいく。

 足先から抜き取った下着をテーブルのタオルで隠す様にくるむと、提督ににじり寄って舌を絡めて、姉にしゃぶられている一物の根本に手を添える。

 

 翔鶴がまた音を鳴らして解放すると、瑞鶴は姉と彼の間に背を向けて立ち入り、腰を突き出す様にして裾をまくり尻を露出させる。

 息を乱し続ける提督が、向けられた尻に合わせ、高さを調節するように足を開き腰を動かしたのを確認すると、瑞鶴は一物に添えた左手で誘導し、入口に先を這わせる。

 

 

クチュ…クチュ…

 

 

 数回亀頭で入口の潤いを確かめさせると、膣内ではなく股の間に入るように尻を押し付け、一物を太ももで挟んで更に潤いをまとわらせていく。

 

 素股で竿を刺激するように腰を前後させ、蜜をまぶした所で動作を止めて姉を見つめる。

 了解した翔鶴が股から除く勃起にすぐに舌を這わせ、雌の匂いと蜜を発する妹に下腹部と顔をより火照らせながら、数度それを舐め上げると音を鳴らして解放する。

 

 それを受け、瑞鶴が股の間から勃起に手を添え、また入口で溜りを作り続ける蜜に浸し、太ももで挟んで尻の弾力を押し付ける様に塗りたくる。

 翔鶴は妹の蜜と提督の先走りを口で含んで味わいながら、裏筋を力強く舐め上げ妹の陰核への刺激を送る。

 

 

 誰も言葉を発する事なく、乱れる息としゃぶる音が響く時間が過ぎていく。

 

 

 この、三人の性的趣向が満たされる行為が続けられたが、二人からの奉仕を受けて一番昂っている提督がまた堪えているのがあっという間にバレて、抗議を受けてしまう。

 

「んもぅ、提督ぅ」

「そうだよ~」

 

 姉妹の抗議に観念した提督は、息を乱して体を震わせたまま短く答える。

 

「…わかった」

 

 

 次の順、瑞鶴は一物ではなく自分の左の尻に手を添える。

 左脚だけつま先立ちするように、かかとを持ち上げて腰を突き出し、添えた手で左尻の頬が開くようにして迎える態勢を作り、耳まで赤らめながら提督を振り返っていた。

 

 

 可愛げな表情と淫靡に誘う姿、それがない混ぜになったボディラインに、勃起は瞬くまに誘われていく。

 

 

プチュッ…ニュルルゥゥ

 

 

「んっ…」

 

 音を立て侵入した勃起は途中のプルっとした肉厚部を通り、声を漏らした瑞鶴の、蜜に火照る奥へ迎え入れられた。

 

 奥まで来た所でわななき動けなくなっている彼に代わり、瑞鶴がゆっくりと尻を押し付けるように腰を前後させて膣内の感触をまとわらせる。

 三度ほど繰り返した後、少し身体を震わせながら暴発せぬよう優しく引き抜いた。

 

 

 一瞬だけ、蜜が糸を引く…

 

 

「んはぁ…翔鶴ねぇもだよ?」

「あんっ…瑞鶴」

 

 少し息を付きつつ告げた瑞鶴は、翔鶴をソファーへ座らせると、彼女の脚の間に割って入り覆いかぶさる。

 そのまま姉の脚を持ち上げ開きながらソファーに膝で乗り上げると、自分もまた股を大きく広げた体勢を作り、振り返って彼を誘う。

 

「はい、提督さんいいよっ」

 

 

 後背位に股を開いて迎える瑞鶴と、正常位に脚を広げて待つ翔鶴。

 ソファーの上で二人が折り重なっている様に、もうふらふらと熱に浮かされながら提督は引き寄せられる。

 

 

ップ、ニュププププッ…

 

 

「んぅっ…」

 

 高く鳴いて迎えた翔鶴、上に被さる瑞鶴にあまり大きな動きは出来ないが、それでもしっかり腰を吸い付かせ、膣内をゆるく窄めて勃起の猛りを溶かしていく。

 こちらも三度、優しく舐め上げて次を促す。

 

 もうこれだけで十分過ぎる奉仕に、勃起は先走りと一緒に白濁を垂れさせ始める。

 翔鶴から引き抜いて、掛かる橋には精液も含まれており、そのまま瑞鶴へ挿入れた瞬間には完全に漏れ出した。

 

「あんんっ…出てるぅ」

 

 先っぽの侵入時に既に溢れ出たのを感じた瑞鶴は、それを確認というよりは、姉に伝えるために言葉にした。

 激しくはない脈動に合わせ、先ほど姉に教わった根元から絞る収縮をさせる。

 また三度”抱っこしてちゅ~”した後、勃起がしばし留守にする。

 

「んはぁっ…」

「出てる?」

 

 鳴いた姉にもきちんと注がれているかを確認した瑞鶴に、翔鶴は艶っぽい吐息混じりに頷いて返す。

 再び三度、膣内で舐め上げて次へと促す。

 

 

 

 

 

 プリっとした肉厚部で唇のように根本を窄み、奥をキュ~と締め付けて勢いよく絞る瑞鶴と、膣内の蜜溜りの窪みで舌のように舐め上げて、注がれる白濁を奥で優しくくるむ翔鶴。

 

 姉妹の行う異なる膣フェラに、勃起はだらしなく精を吐き続ける。

 

 それを身体を震わせながら喜んで迎える二人に、胸に込み上げる暖かいものを感じつつ、下半身を込み上げてくる欲望の一切を注ぎ込む。

 

 

 

 

 この贅沢な射精も、二往復もするとほぼ全て絞りつくされてしまう。

 それでもゆるく脈づく間は何度も姉妹の膣内を行き来させ、吐息と共に迎えてくれる二人の、蜜で火照る温もりを味わい続けた。

 

 

 

 名残り惜しくて堪らないが、震えるままの下半身が身体を支えるのを拒否しはじめ、提督は大きく唸るような息を吐き出しながら、空いてるソファーへドサっと座り込んだ。

 

 

 

 漏れ出る精液を伝わせたまま瑞鶴がすぐに足の間にしゃがみ込み、今度こそといった感じに力を失った一物を口に含む。

 妹の下に敷かれていた翔鶴も、提督の隣から陰茎に舌を這わせてきたが、二人の情慾と情愛の籠った奉仕に贅沢に白濁を絞られた一物は、若干反応はするものの、一息つきたい様子だ。

 

 勢いを失った状態で口に含まれ、こそばゆさに背筋を震わせた提督に。

 

「あれ?もうくすぐったいの?」

「もうかなり出てたみたいですし、休憩入れましょうか」

 

 

 お掃除をする姉妹がどこか嬉し気に話かけてきた。

 

 

 

——

 

 

 

「んぁ~、目がチカチカする~」

「でも提督さん、こっからまだ結構出すからなぁ」

「はいお水です。瑞鶴もっ」

 

 重くのしかかる余韻に背もたれで頭を支えながら、翔鶴がタオル類と一緒に持ってきたであろうペットボトルのミネラルウォーターを受け取る。

 三人でゴクゴク喉を鳴らして水分を補給し、まだ動けないでいる提督に瑞鶴が部屋着を持ってくる。

 

「はい、風邪ひかない様にしないと」

「足上げてくださーい」

 

 姉妹が上下をそれぞれ担当し、肌着と部屋着を着せていく。

 

 

 

「至れり尽くせりで、最高すぎるわ~」

「提督さんだけだよ?こんなの」

「お風呂とベッドでもしてあげますからね」

 

 

 バスタオルを身体に巻いた翔鶴が、隣に座り腕を枕にしながら頭を預ける。

 瑞鶴は逆隣りからフェイスタオルで提督の顔を軽く拭うと、腕を絡める様にして抱き着いてくる。

 

 

「この後も盛りだくさんでヤバイな!」

「でももうちょっと休憩しないと、提督さんへろへろじゃない」

「少しこうしていましょう?時間もありますし」

 

 

「そしたらお風呂だね」

 

 

 

 

 しばし休憩を挟んだ三人は、準備の良い翔鶴がソファーの陰に置いておいたランドリーバッグに諸々を片付けると、ソファーで寛いでいたのと同じように絡みながら、ちょっと歩きにくそうにして部屋を後にし、廊下を風呂場へと向かって行った。

 

 

 

 

   つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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