※この作品はR-18です。

病ンデルその先に   作:エロ人

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ヤンデレ書く上でアイドルという肩書きは邪魔になるかなと思い、ここでの彩ちゃんは学校のアイドルで、事務所所属のアイドルでもなく、パスパレのメンバーでもない。普通の女の子で書きたいと思います。多分今後パスパレのメンバー書く時もこの設定が適応されると思います、嫌だよという方は申し訳ないです。


丸山彩編 前編

あたーらしーいーあーさがーきたーー。あさーがくるからひるがくるー。

 

と言う脳内BGMを出しながら目がさめる。柔らかい感触を添えて。

 

「またお前か。壊れるなぁ」

 

すぅ、すぅ、すぅ。

 

幼い寝顔で、静かな寝息を立て、俺の腕に抱きついて寝ている、彼女がいた。

 

「おい、なんでいるんだ」

 

「んぁ、おはよー、賢真くん」

 

眠そうに目をこすりながらこちらを見つめる、丸山彩の姿があった。

 

「おはよう、さてなぜここにいるんだ?」

 

「えへへ、賢真くんいつも窓の鍵開けっぱなし、いつもあたしのために開けておいてくれてるんだよね?ありがとう♡大好き♡」

 

そう言った後、唇にキスしてくる。またか、また閉め忘れた。いつも癖で締め忘れちゃうんだよなぁ。それで入ってくる彩もどうかと思うけど。

 

「閉め忘れただけだ。お前のためじゃねぇよ」

 

「またまたぁ?照れ隠しする賢真くんもかっこよくて好きだよ♡」

 

どうしてこんなことになったのか。

 

それは3年のクラス替えしたばかりの話。

 

「まだまだ新しい友達できねぇし、萎えるなぁ」

 

2年の時の友達と見事に全員離れ、周りには知らないやつばかり、あんまり馴染めなかった。

 

「おはよぉ」

 

「あ、彩ちゃんおはよー!」

 

「彩ちゃん寝癖すごいよw」

 

「あ!ほんとだ!ありがとう//」

 

一人の女子が教室に入ってきた。彼女の名は丸山彩。まさに学校のアイドルというトップカーストの持ち主。友達も多く、新しいクラスだと言うのに余裕で馴染んでる。俺とは大違いだ。

 

そう言う風に眺めてると、彼女と目が合う。そして優しく微笑んでくれた。さすが、ぼっちへのサービスも完璧てか。

 

それから授業が始まり、昼休みまで4時間フルコースで授業がお送りされた。

 

4時間目で限界が来て寝てしまい、気がついた時は昼休みになっていた。

 

「おはよ」

 

「あ?うわ!!なんで丸山さんが?」

 

「ふふ、びっくりした?気持ちよさそうに寝ていたからつい驚かそうと思って」

 

「びっくりさせんな漏らすとこだったゾ」

 

「え?ホントに!?どうしよう私のせいで、ぱ、ぱ、ぱ、」

 

「ファ?」

 

「パンチュがぁ」

 

「色々大丈夫?」

 

「え?だ、だって賢真くんが、お、おもらししたって」

 

「そんなの小学生レベル冗談に決まっとるやん」

 

「えーー!そんなぁ、騙された〜」

 

「乙。じゃ俺昼食いに行ってくるわ」

 

「あれ?ここで食べないの?」

 

「これから別のクラスの友達誘って飯食おうかと」

 

「まだ誘ってないの?それなら、私と食べない?」

 

「なんでやねん」

 

「賢真くん面白いから仲良くなりたいなぁって思って」

 

「まぁいいけど」

 

「ホント!?嬉しいなぁ。お弁当持ってくるから待ってて!」

 

丸山さんはすぐさま自分の席から弁当を取りに行き、こちらに戻ってきた。

 

「お待たせー」

 

「アイスティしかないけどいいかな?」

 

「え?くれるの?」

 

「俺のだからやらんよ」

 

「えぇ!!」

 

「なに俺と間接キスしたかったの?」

 

「い、いや、別に、そう言うわけじゃ/////」

 

「いただきゃーす」

 

「あ!ずるーい!そこは一緒にいただきますって言うとこじゃないの?」

 

「そんなもんポーツマス条約にどこも載ってません」

 

「なんでポーツマス条約?」

 

「察しろバーカ」

 

「ひっどーい!」

 

「そういやなんで俺と食おうと思ったん」

 

「だって、賢真くんみたいな人、初めてだもん。なんていうか、面白いし、一緒にいて楽しそう」

 

「まぁ俺イケメンだから一緒にいて楽しいのは知ってる」

 

「自分で言っちゃう!?」

 

「当たり前だよなぁ」

 

「っぷ。あはは。やっぱり賢真くんホントに面白い」

 

「ありがとナス」

 

こんな感じで喋りながら飯を食う。いつも友達と飯を食う時もそんな感じなのに、なんか違く感じるのは何故だろう。丸山さんのような可愛い女の子と飯を食ってるからだろうか。確かに新鮮さはある。

 

「そうだ!」

 

「んぉ?」

 

「ライン交換しよ?」

 

「えーぞ」

 

こうして連絡先までゲット。学校のアイドルのラインをもらうとは思わなかった。

 

「これで毎日連絡できるね♡」

 

「俺のヤツ公式アカウントだからおんなじ返事しかしないゾ」

 

「え?そうなの!?」

 

「お前ホント騙されやすいな」

 

「もぉ!!賢真くんのバカ」

 

顔を赤くして頬を膨らませて怒る丸山さん。

 

「可愛いなぁ」

 

「ふぇ?////今なんて」

 

あ、言っちゃった。

 

「可愛いなぁって言ったんだけど、耳だけおばあちゃんですか?」

 

「なにそれ笑笑」

 

きんこーんこーんこーん

 

「お、なったな」

 

「じゃ、またね!」

 

「じゃあな丸山さん」

 

「あ!忘れてた!私のこと、丸山さんじゃなくて彩って呼んで!」

 

「しょうがねぇなぁ。じゃあな彩。また三年後」

 

「三年後!?大学生になっちゃうよぉ」

 

もうほっといた方がいいな。にしても、どうして急に俺に接近してきたのだろうか。謎が深まるばかりだ。




回想は続きます。
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