※この作品はR-18です。

病ンデルその先に   作:エロ人

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おまたせ


桐ヶ谷透子編 中編

翌日、超眠い中で学校に向かう。なぜ日本の学校はこんなに早いんだ。

 

「ねみー」

 

「お、賢真またオールした?」

 

「いや、5時に寝た」

 

「ほぼオールやん」

 

「まじで無理、寝るわ」

 

席についてすぐに机に伏した。学校の机は硬いが、これでも全然寝れる。眠りにつこうとしたその時。

 

「みんなおはー☆」

 

「あ!透子ちゃんごきげんよー」

 

「!?ぬ」

 

昨夜の噂の人物、桐ヶ谷透子がやってきた。

 

「おいおい、賢真、きたぞ」

 

「まだ、あれ俺とは限んないだろ。寝る」

 

再び眠りにつこうとしたとき、

 

「ねぇ、ケン」

 

...ケンって誰。俺じゃねぇよな。

 

「ねぇケン!!おきてー」

 

めっちゃ体を揺すってきた、さすがにこれは無視できないので体を起こす。

 

「俺かよ」

 

「ケンって言ったらあんたしかいないっしょ〜」

 

ケンってなんだよ。俺そこまでお前と関わったことないんだけど。

 

「なんかようかい」

 

「あ、あのさ、放課後、屋上にきてくんない?あの、アタシ、待ってるから!!」

 

そう言って桐ヶ谷さんはすぐ自分の席に戻っていった。

 

「おい、これってよ、まじでワンあるくね」

 

「おいおい、勘弁してくれよ。ま、違うと思うけど、もうまじで寝る」

 

今度こそ、眠りについた。

 

透子 side

 

やった!ついに、片想い相手のケンに屋上に誘うことができた!!あとは告るだけ。大丈夫、だって、ケンもアタシのこと、好きだと思うし。でも、もし違っても、絶対にケンをアタシのモノにしてみせる。たとえ汚い手を使ってでも、ニガサナイ。一生、ずぅっっとアタシと一緒にいさせる。待っててね、ケン♡。

 

なんでこんなにケンを好きになったのか。あつ授業のとき、グループディスカッションでケンと一緒になったのが初めて。ケンがリーダーになってアタシが副リーダーになってグループをまとめ、課題を仕上げていた。その時のケンは、言ってる事は意味わかんないけど、面白いし、何より、一緒にいて楽しかった。アタシは特別、イケメンとかがタイプじゃない。こんな風に、一緒にいて楽しい人と付き合いたいと前から思っていた。まさに、ケンがタイプだった。

 

だからこそ、ケンを絶対に手に入れる。

 

賢真 side

 

ふぉおおおおおおおお!!!今起きた!Ohayoooooooooo!!!!!!!さて、今の時刻は!!!午後3時!!!学校終わってました!!やったね!!!!!!

 

「お前起きた瞬間テンションおかしくなったな」

 

「だって寝たら学校終わってたんだぜ?喜ぶだろそりゃ」

 

「まぁお前桐ヶ谷さんの呼び出しもあるんだし、まだ帰れないと思うけどな」

 

「あ??ふぁぁぁぁぁぁ忘れてた」

 

「屋上に急げよ〜。じゃ、俺は帰る」

 

「ば」

 

さて、屋上に行くか。罰ゲームとかそんなんじゃなけりゃいいけど。

 

屋上に着くと、桐ヶ谷さんが一人そこにいた。

 

「あ!!ケン!!待ってたよー」

 

そう言って抱きついてきた。ふぁ

 

「おいおいおいおいおいおいなぜなぜなぜなぜぜぜぜぜぜ」

 

「ん?抱きついてきて興奮しちゃった??」

 

「そうだよ。だから離れてほしい」

 

「じゃ、アタシと付き合って!!」

 

「おう、いい、、、は?」

 

「え??いいって言った?じゃ付き合ってくれるの???」

 

「は、ちょっと待て!なんで俺と付き合おうと?やめとけやめとけ、絶対にやめたほうがいい!!」

 

すると、沈黙が走った。桐ヶ谷はそっと口を開いた。

 

「なんで?なんでやめたほうがいいなんて言うの?ケンはアタシと付き合いたくないの?」

 

「いや、あの、俺彼女はまだいいかなぁって」

 

「ふーん。そんなことで振るんだ。許さない。実は決めてたんだ。ケンがもしアタシを振ったらどうするか」

 

「な、なんだその高圧的な」

 

「ケンを無理にでも捕まえて、アタシのモノにしようと考えてた」

 

「つ、捕まえるって、なんだよ」

 

「教えてあげる。アタシが、ケンに彼女の素晴らしさを、アタシの良さを、たっぷり教えてあげる♡」

 

そう言って桐ヶ谷さんは近づいてきた。これはもしかして、ヤンデレというやつなのでは??と思い、とっさに逃げた。しかし、扉が開かない!!

 

「は?なんで開かないんだよ!?」

 

「やっぱり、逃げるんだ。でもそのドア建て付け悪いからすぐ開かないんだよねー。でも助かった。これでケンを捕まえる!!」

 

やばいやばいやばい。開け、開け、開け、開けろーーーーーーー!!!!!

 

必死に扉を蹴ってたら、なんと開いた!!よし、これで逃げれる!!

 

「あ、開いちゃった。ま、すぐに捕まえるけどね」

 

「そうはいくか」

 

こうして、俺と彼女だけの逃走劇が始まった。それにしても告白でなんで逃げないといけないんだよ...




良いお年を〜
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