病ンデルその先に 作:エロ人
翌日、超眠い中で学校に向かう。なぜ日本の学校はこんなに早いんだ。
「ねみー」
「お、賢真またオールした?」
「いや、5時に寝た」
「ほぼオールやん」
「まじで無理、寝るわ」
席についてすぐに机に伏した。学校の机は硬いが、これでも全然寝れる。眠りにつこうとしたその時。
「みんなおはー☆」
「あ!透子ちゃんごきげんよー」
「!?ぬ」
昨夜の噂の人物、桐ヶ谷透子がやってきた。
「おいおい、賢真、きたぞ」
「まだ、あれ俺とは限んないだろ。寝る」
再び眠りにつこうとしたとき、
「ねぇ、ケン」
...ケンって誰。俺じゃねぇよな。
「ねぇケン!!おきてー」
めっちゃ体を揺すってきた、さすがにこれは無視できないので体を起こす。
「俺かよ」
「ケンって言ったらあんたしかいないっしょ〜」
ケンってなんだよ。俺そこまでお前と関わったことないんだけど。
「なんかようかい」
「あ、あのさ、放課後、屋上にきてくんない?あの、アタシ、待ってるから!!」
そう言って桐ヶ谷さんはすぐ自分の席に戻っていった。
「おい、これってよ、まじでワンあるくね」
「おいおい、勘弁してくれよ。ま、違うと思うけど、もうまじで寝る」
今度こそ、眠りについた。
透子 side
やった!ついに、片想い相手のケンに屋上に誘うことができた!!あとは告るだけ。大丈夫、だって、ケンもアタシのこと、好きだと思うし。でも、もし違っても、絶対にケンをアタシのモノにしてみせる。たとえ汚い手を使ってでも、ニガサナイ。一生、ずぅっっとアタシと一緒にいさせる。待っててね、ケン♡。
なんでこんなにケンを好きになったのか。あつ授業のとき、グループディスカッションでケンと一緒になったのが初めて。ケンがリーダーになってアタシが副リーダーになってグループをまとめ、課題を仕上げていた。その時のケンは、言ってる事は意味わかんないけど、面白いし、何より、一緒にいて楽しかった。アタシは特別、イケメンとかがタイプじゃない。こんな風に、一緒にいて楽しい人と付き合いたいと前から思っていた。まさに、ケンがタイプだった。
だからこそ、ケンを絶対に手に入れる。
賢真 side
ふぉおおおおおおおお!!!今起きた!Ohayoooooooooo!!!!!!!さて、今の時刻は!!!午後3時!!!学校終わってました!!やったね!!!!!!
「お前起きた瞬間テンションおかしくなったな」
「だって寝たら学校終わってたんだぜ?喜ぶだろそりゃ」
「まぁお前桐ヶ谷さんの呼び出しもあるんだし、まだ帰れないと思うけどな」
「あ??ふぁぁぁぁぁぁ忘れてた」
「屋上に急げよ〜。じゃ、俺は帰る」
「ば」
さて、屋上に行くか。罰ゲームとかそんなんじゃなけりゃいいけど。
屋上に着くと、桐ヶ谷さんが一人そこにいた。
「あ!!ケン!!待ってたよー」
そう言って抱きついてきた。ふぁ
「おいおいおいおいおいおいなぜなぜなぜなぜぜぜぜぜぜ」
「ん?抱きついてきて興奮しちゃった??」
「そうだよ。だから離れてほしい」
「じゃ、アタシと付き合って!!」
「おう、いい、、、は?」
「え??いいって言った?じゃ付き合ってくれるの???」
「は、ちょっと待て!なんで俺と付き合おうと?やめとけやめとけ、絶対にやめたほうがいい!!」
すると、沈黙が走った。桐ヶ谷はそっと口を開いた。
「なんで?なんでやめたほうがいいなんて言うの?ケンはアタシと付き合いたくないの?」
「いや、あの、俺彼女はまだいいかなぁって」
「ふーん。そんなことで振るんだ。許さない。実は決めてたんだ。ケンがもしアタシを振ったらどうするか」
「な、なんだその高圧的な」
「ケンを無理にでも捕まえて、アタシのモノにしようと考えてた」
「つ、捕まえるって、なんだよ」
「教えてあげる。アタシが、ケンに彼女の素晴らしさを、アタシの良さを、たっぷり教えてあげる♡」
そう言って桐ヶ谷さんは近づいてきた。これはもしかして、ヤンデレというやつなのでは??と思い、とっさに逃げた。しかし、扉が開かない!!
「は?なんで開かないんだよ!?」
「やっぱり、逃げるんだ。でもそのドア建て付け悪いからすぐ開かないんだよねー。でも助かった。これでケンを捕まえる!!」
やばいやばいやばい。開け、開け、開け、開けろーーーーーーー!!!!!
必死に扉を蹴ってたら、なんと開いた!!よし、これで逃げれる!!
「あ、開いちゃった。ま、すぐに捕まえるけどね」
「そうはいくか」
こうして、俺と彼女だけの逃走劇が始まった。それにしても告白でなんで逃げないといけないんだよ...
良いお年を〜