病ンデルその先に 作:エロ人
アンケート結果
今井リサ 31票
瀬田薫 9票
丸山彩 8票
弦巻こころ 15票
山吹沙綾 9票
圧倒的リサ姉の人気に腰抜けてしまった。そしてアンケート開始後1時間たっても彩ちゃんの票が0だったということは誰も知らない。
ピッカピカの高校3年生なった俺氏。無事単位を落とすことなく進級できたため、高校生活三回目となるクラス替えがあった。
「クラス替えナリ。今年は、何組ナリか」
クラス表を下へたどっていくと、すぐに俺の名前が見つかった。
「A組か。2連続B組だったから、1年から並べるとBBAか」
世界一どうでもいいことを考えながらA組に向かう。
「俺の席は、そこか」
席に座り、イヤホンを耳につける。俺の友達も同じクラスらしいのだが、まだ見当たらない。なので音楽でも聞いて大人しくしてよう。と思っていた時だった。
「おーい」
肩にポンポンと優しく叩かれる。イヤホンを外し振り返ると、ギャルのような姿の女子がいた。
「なに?」
「ねぇ、あたしのこと覚えてる?」
覚えてる?どこかで会ったか?ん〜そう言われてみればどっかでみたような...
「あ!もしかしてあんたあん時の!」
「思い出してくれた!?」
これは1ヶ月前の話
「離して!!」
「ええからついてこいよ!」
春休みのある日。アキバの帰り、偶然にもナンパの現場に遭遇してしまった。この道は人気が少なく、あいつら以外の人間は俺だけ。すると、ナンパされてる少女と目があってしまった。仕方ないやるしかないか。
「おいゴルァ!」
「あ?なんやてめぇ」
「離しておやり。嫌がってんやろ」
「お前に何の関係があんだよ?引っ込んでろ!!」
俺に殴り掛かってきた。俺はすっと避ける。
「なに!?」
「てめぇらのパンチなんて止まって見えるくらいのスピードだ。俺の高速パンチを受けてみろ。オラオラオラオラオラオラオラオラ!」
どこぞのイキリ陰キャの真似をしてみた結果、ナンパしたやつは傷だらけになってそこから逃げてしまった。
「あの!ありがとうございます!!あの、今度お礼したいので」
「お礼なんて気にしたら負け」
俺はそう言い残してそこから去った。やべぇ、俺カッコよくね?なんて脳内でイキリながら帰路をたどったのだった。
それから今に至り、まさかあの時の少女とこうして再会するとは思わなかった。
「まさか同じ学校で、同じクラスになるとは」
「あはは☆それな!あたしも驚いちゃったよ。これも運命かもね」
「お、そうだな」
「ふふ、君って面白い!名前教えて」
「曽我原」
「下の名前は?」
「フミ子」
「え?女の子みたいな名前なの?」
「うそ、賢真っていうの」
「もーからかわないでよ!あたしは今井リサ!リサって呼んでね!」
「おう考えといてやるよ」
「もー!まぁよろしくね、賢真!そうだ!ライン交換しよ!」
そう言ってラインを交換する。こいつやべぇな。出会って1秒で友達ですか?どこぞのホットココアちゃんですか?
「ありがと!じゃまた後でねー!!」
そう言って今井さん。ちゃう、リサは自分の席に戻っていった。また後でとは?
リサ サイド
まさかあの時助けてくれた人と学校で会えるなんて、ラッキー!
実は、あの時一目惚れした。あたしが人気の少ないあの場所に連れ込まれるなか、あたしのことを誰も助けてくれなくて、もうダメなのかと絶望していた時だった。
「あれ?」
一人の男と目が合う。同級生っぽい?それはリュックにポスター(?)がいっぱい詰まってて、アニメのTシャツを着ている、どこからみてもオタクだ。するとオタクっぽい男はこちらに来て、
「おいゴルァ!!」
「あ?なんやてめぇ」
「離しておやり。嫌がってんやろ」
「お前に何の関係があんだよ?引っ込んでろ!!」
ナンパした男はあたしを乱暴に離し、男に殴りかかる。すると彼はそのパンチをひらりとかわしたのだ。
「なに!?」
「てめぇらのパンチなんて止まって見えるくらいのスピードだ。俺の高速パンチを受けてみろ。オラオラオラオラオラオラオラオラ!」
そう言いながら目に見えない早さでパンチを繰り広げ、いつのまにかナンパした男はボロボロになって逃げてしまった。
「さてと」
助けてくれた男は、あたしを見向きもせず去ろうとしてる。まずい、何か言わなくちゃ!
「あの!ありがとうございます!!今度何かお礼でも」
「お礼なんて気にしたら負け」
そういって、彼は去っていってしまった。
「カッコいい...」
あたしは、その時、一目惚れしてしまった。他の人から見れば変な話だが、本当の話だ。確かにあたしはこの男に恋をした。間違いなく恋心を抱いた。でも、連絡先もわからないので、どこの誰だか分からず、早くもあたしの初恋は失ってしまうところだった。
でも、奇跡は起こるもの。まさか、その人が学校一緒で、クラスも同じという。そのおかげで彼のことを知れて、連絡先もゲットした。
(賢真っていうんだ。カッコいい名前♡早くあたしのものにしたい♡♡)
あたしは決意した。
賢真 サイド
それから始業式やshrも終わり、自己紹介は明日ということで今日は終わりになった。
「賢真!一緒に帰ろうぜ」
「うぃーっす」
友達が俺に声をかけ、一緒に帰ろうとする。
「ちょっと!待ってよー」
「ん?もー何で先に帰ろうとするの?後でって言ったじゃん!」
後ろからリサに止められた。プンプンと頬を膨らませながらそういう。鬼可愛い。
「なに?もしかして賢真の彼女?」
「ちげぇわカス運子して市ね」
「そこまでいう!?」
「あはは!!今はまだ違うよ。悪いけど、今日はあたしが賢真と帰らせてもらっていい?」
ん?今は違う?どゆこと
「別にいいゾ」
友達が快諾した。
「は?ちょまt「じゃあな」
友達は足早に去っていった。
「それじゃ賢真、一緒に帰ろ?」
「お、おう」
ギュ
「!??!」
「ん?どうしたの?」
「り、リサさん。なぜに手を繋ぐ?」
「え?別に良くない?それに賢真とはぐれちゃうといけないから」
「俺を迷子常習犯みたいな扱いすんなや」
「ごめんごめん☆」
おかしい。初対面だというのに、別に初対面じゃないけど。でもいくらなんでもこんなすぐに馴れ馴れしくなれるものだろうか。
(にしてもリサの手、やらけぇ)
そう思いながら帰路を辿る。
「ね、ねぇ、賢真、ちょっといい?」
急にリサが止まり、話しかける。
「なに?」
「実はね、あたし、あの時賢真に助けてもらって、その、その時から、一目惚れして、あなたのことが好きになりました!なので、付き合ってください!!」
「ファミマ!?!?」
ちょまま、何が起きてる!?急に美人ギャルjkに手を繋ぎながら一緒に帰って、その最中に俺に告白?展開がはちゃめちゃすぎて意味がわからん。
「ダメ、かな?」
いくらなんでもおかしいと思うけど、断る理由見当たらないため、
「いいよ」
「!!ありがとう!!」
リサが飛びついてきた。
「ウォップ!!あぶねー」
「あ、ごめん。あまりに嬉しすぎたから、でも!これであたしたち、恋人同士だね!これから1年間とは言わず、ずっとずっとずぅっと、一緒にいようね!よろしく!賢真」
「お、おう」
なんか、一気に距離が近くなった希ガス。
そんなこんなで、高校3年生活初日で美人jkギャルの彼女が出来るという話でした。
「俺明日しぬのかな」
「え?死んじゃうの?どうして!死なないで!!」
「いやいや、幸せすぎて死ぬのかなって思っただけ。そんなんで死ぬわけにいかんけど」
「なんだびっくりした、ならお互い死んで天国に行ったとしても、ずっと離れないくらい幸せになろうね♡」
「お、おう」
俺、幸せすぎて事故りそう。
これで終わりそうな感じだけどまだ中編後編と続きますのでご安心を