果てることなく続く魔族と対魔忍の抗争が、現実だけでなく、仮想現実であるVR空間で行われるようになって久しい現代。
対魔忍の潜入任務は、ただ建造物の奥深くへと潜り込むだけではなくなっていた。
「……手筈通り、ここからならダイブできそうです静音さん」
ここは、魔族との癒着の噂が絶えない、とある大企業の本社。
PC端末が点灯する薄暗い一室で、二人の見目麗しい女性が己の仕事を果たそうとしていた。
「ええ、ここから先はお願いね、アスナちゃん」
周囲の目を盗み、薄暗い小部屋に侵入を果たしたのは、真紅の高級レディースーツにはち切れんばかりの豊体を押し込んだ女性と、都内有数の進学校の学生服を着用した女生徒。
傍目から見れば、学生研修やインターンに見えるような光景だが、実際は違う。
「はい、対魔忍アスナ、任務開始します」
この二人の正体は、闇に紛れ闇を裁く対魔忍。
彼女達の刃が今、確かに大企業の喉笛へと突き立てられている。
知的に眼鏡を光らせる、今回の相方である対魔忍に殿を任せ、対魔忍アスナは手にしたケースから自分専用のVRマシン――アミュスフィアを取り出して、端末へと接続していく。
「アスナちゃんなら心配いらないと思うけど、念のため再確認しとくわね」
その僅かにできた時間で、油断なく出入口に神経を尖らせながら、己の忍術で茨鞭を生成した女性対魔忍は今回の任務について全容を軽く流し始めた。
「今回の任務は、大企業と魔族の裏取引を暴く証拠を、本社サーバーから直接盗み出すのが私たちの目的。
潜入と脱出は私が手引きできるけど、フルダイブ・クラッキングは完全にアスナちゃんの手腕に頼る事になっちゃうわ」
「なに言ってるんですか、無防備な私の護衛もちゃんとお願いしますよ」
「あらっ、そうだったわね♪」
お互いに軽口を叩き合いながらも、確かな信頼を舌に乗せ、
「これが終わったら、自慢の彼氏くんとのお話、もっと聞かせてね♪」
「はい! ネタならまだまだ、いっくらでもありますから――さっさと終わらせてきます」
恋する乙女の表情から、戦に赴く対魔忍の趣へと切り替え、端末の前の椅子に背中を預けたアスナは、アミュスフィアを起動。
「フルダイブ……スタート――」
暗示のキーワードと共に瞳を閉じ、自らの意識を電脳の海へと潜らせていく。
低い軌道音と共にアスナという存在が、電子のプログラムへと変換されていき、吸い込まれていくような独自の浮遊感が数秒。
「……よし、ダイブ――成功」
次にアスナが目を開いた時、彼女の眼前にはテクスチャとフレームで構築された、神ではなく人の手によって創造された世界――VR空間が広がっていた。
「アバターに異常なし、装備も問題ないわね」
先程までの学生服ではなく、この世界での彼女が身に纏うのは、白と赤を基調としたハイレグ対魔忍スーツに、腰のコート状に伸びたスカートに備えられた細身のレイピア。
それが、対魔忍アスナの正装であり、
「さて、始めますか!」
この姿となった彼女は、電脳に吹き荒れる暴威そのもの。
正面の封鎖されたゲートへと、レイピアを引き抜き、
「やぁぁぁぁ!」
目にも止まらぬ速さで、無数の閃光を描く。
秒にも満たない刹那の一瞬。
「これで開錠、っと」
レイピアを鞘に仕舞うと同時に、分厚い扉が細切れと化して瓦解する。
厳重にロックされていた筈のファイアーウォールが一瞬にして無力化され、自由なアクセスが可能な状態となった。
「ふふっ、甘い甘い。
この程度のセキュリティじゃ、フルダイブ・クラッキングには通用しないわよ」
フルダイブ・クラッキングは、今までのキーボードを叩くクラックとはまるで異なる、本能的かつ直感的なサイバー攻撃を可能にする。
現実では只の学生でも、こと電脳に降り立ったアスナは、世界でも有数のフルダイブ・クラッカー。
彼女の前では、どのようなプロテクトも剣の錆と化し、無惨なジャンクデータを晒すのみ。
「よし、情報通り。ここがサーバールームへの最短ルートで間違いなし」
対魔忍アスナが、大企業の暗部が眠るサーバーの直通路へとアクセスに要したのは、一分にも満たない時間であった。
だが、彼女の表情には油断の欠片も存在せず、真剣一色と引き締まったまま。
むしろ本番はここからなのだと、レイピアの柄を強く握り、門の向こうへと踏み込んだ――瞬間。
「フルダイブ完了ゥ!」
「チッ! なんだテメェ、どっから来やがった!」
「侵入者発見! 対魔忍が一匹だ!」
軍勢と呼ぶに相応しい、夥しい数のオーク達が出現する!
「はぁ!? たった一匹かよ、俺のレート返せよ!」
「こっちもVの配信ブッチして来てんだぞ、舐めやがって!」
防衛プログラムと呼ぶには、妙に俗っぽい言動が目立つが、それも当然。
彼等もまた、クラッキングを感知して電脳世界へと意識をダイブしてきた、現実世界に肉体を持つオーク達なのだから。
「さすがは大企業、対策の導入はバッチリか」
既存の技術では、防御不可能なフルダイブ・クラッキング。
ならば必然的に防衛手段は、攻撃手段と同じ最新技術となる。
「アバター叩き潰して生身もさっさとグチャグチャにすんぞぉ、野郎どもぉ!」
侵入したアバターの破壊。
それが、もっとも効果的でシンプルな対抗手段なのだ。
「あら、そんなに簡単に行くかしら?」
「ほざけぇ! テメェの脳味噌もレートと同じぐらい溶かしてやんよぉ!」
血気盛んに、手にした斧を大振りに振りかぶるオーク。
だが、そんな粗雑な攻撃は、勢いだけの自殺と何も変わらないと、
「――残念。溶けるのは、アナタの脳の方だったわね」
「ハ……ガッ……!?」
いつの間にか抜刀していたレイピアの先端が、大口を開いていたオークの喉を貫通!
鋼の味を堪能させながら、悠々と対魔忍は剣を引き抜く。
「アがぁ……――」
血も噴き出さず、死体も残らず、まるで雑魚キャラのように電脳世界から消失していくオークのアバター。
傍からみれば、この一幕はゲームの一場面のように見えるだろう。
だが、フルダイブ・クラッキングは精神を一層深くダイブさせる都合から、アバターが受けたダメージは、そのままダイバーの脳に深刻なダメージを与える。
再起不能と化す者も、珍しくはない。
つまり、これはれっきとした、命の奪い合い。
「ぐっ……コイツ、出来るぞ!?」
「私は閃光の対魔忍、アスナ!
逃げも隠れもしないわ、残りもさっさとかかって来なさい!」
「な、舐めんじゃねぇぞガキがぁぁ!」
世界は違えど、人と魔の戦いは、苛烈にして熾烈な戦風を巻き起こしていた!
実力無くしては、露と消えて行く残酷な戦場。
しかし、渦中でも、閃光の対魔忍はその名の通り、眼を離せぬほど美麗で鋭利な輝きを放ち続けていた。
「一つ、二つ、三つ!」
「が、がぁぁぁぁぁ!?」
三人一組で陣形を組んでいたオーク達の懐に飛び込み、斬り、払い、突く。
そのどれもが的確に急所を捉えており、アバターが崩壊――即死。
「は、速ぇ……なんだアリャ……!?」
「閃光の対魔忍……ま、負け犬共の噂じゃなかったのかよ!?」
「どうかしら? ただ私、こっちでは先生たちにすら敗けた事ないのよね」
ことVR空間で、もっとも重要視されるステータスである反応速度において、アスナの右に出る者はごく僅か。
木端のオーク達の反応速度では、彼女の剣技を捉える事は不可能だ。
「死にたくないなら、さっさとログアウトしなさい。
こっちも、待たせてる人が居るの。ギアを上げていくわよ!」
この戦場の支配者は、間違いなくアスナであり、敵対者は端役のように斬り捨てられていくのみ。
まさに無双と呼ぶに相応しい暴れっぷりを見せる対魔忍であったが……、
「すぅ……ふぅ……」
打って変わって、現実世界における彼女は、ただ静かに息を立てる無防備な眠り姫だ。
それも只の睡眠ではなく、精神を別世界へとダイブさせている現状では、現実で何が起こっていても知覚することは不可能だろう。
そう、それが例え――
「がッ……アガっ……ぴグェ……!!?ꐦ」
護衛を頼んだパートナーの対魔忍の首にワイヤーが喰い込み、今まさに絞め殺されようとしている、緊急事態であったとしても……!
「ゴッ……アゴ……グエェえぉ……!!!ꐦ」
顔面を真っ赤に紅潮させ、食い縛った唇から泡と悶絶を噴き出し。
血走った眼球をアヘ転がして、スカートから覗くデカ太股を必死にバタつかせ。
激しい抵抗でスーツとブラから零れ落ちたデカ右乳を、だっぷだっぷ!♡ と振り乱しながらも。
対魔忍の首を絞める男のワイヤーは、一切拘束を緩めない!
(わっ、私がっ、私がこんなっ、無様な最期ぉぉぉ……!?!?)
それは、まさに一瞬の決着であった。
アスナがフルダイブの眠りにつき、護衛が彼女へと背を向け、妨害が来るならばここだろうと、唯一の出入り口を注視した――瞬間、
――さて、アスナちゃんが帰って来るまで、少し集中しまぢょげッ!!?ꐦ
その首にはワイヤーが絡み付いていた……!
(へ、部屋に侵入された気配は絶対に無かった……! と言う事は、つまり、つまりぃぃ……!)
最初からこの男は、この部屋で待ち伏せしていたのだ。
大企業のオフィスビルに無数存在する階層、部屋の中から、偶然だなんてありえない。
つまり彼女達の計画は、最初から筒抜けであり、
「ぴゲゴッッ!!?!?♡☆×ꐦ」
ブシィッ!!!♡♡♡ と、最後の失禁を勢いよく下着から噴き出しながら。
護衛の対魔忍が、鋼糸がデッドラインを越えて喰いこみ、アッサリと絞殺される末路を辿ったのは、必然の末路であった……。
「ギっ……きべっ……けへぇ……――♡」
ガクン、と力なく重力に引かれて垂れ下がる、両手両足に、金色の長髪……。
悶絶アヘ逝きした顔面から床に投げ捨てられ、末期の痙攣を繰り返す只の肉に成り果てた対魔忍。
ジョロロ~……♡ とデカケツを突き出して見せ付ける股間から小水を垂れ流し、その美貌とは裏腹の、あまりに無様であっけない散様を晒しているというのに。
既に刺客が、そんな雑魚逝き肉を蹴り退けて、次のターゲットへと狙いを定めているというのに。
「すぅ……すぅ……」
アスナは未だ、無防備で無抵抗な寝顔を晒していたのだった……。
護衛が秒殺され、リアルの自分が絶体絶命に陥っているとは、露知らずのまま。
「まぁ、ざっとこんなものかしらね」
オーク達の第一陣を全て片付けたVR内の対魔忍アスナは、涼しいドヤ顔で長髪を掻き揚げている……。
「もう来ないのかしら? だったらログアウトした方が身の為よ」
遠巻きに包囲するだけの連中にレイピアを突き付け挑発する、この余裕の態度も、信頼できる相手が生身の自分を護ってくれているからこそ。
「……ん、オイ、もう良いみたいだぞ」
「了解、時間稼ぎのやられ役も楽じゃねぇなぁ」
「まぁ良いんじゃねぇの、リアルで切り刻まれるよりマシマシ」
既にファイアーウォールをブチ破られ、チェックメイトを取られたのは自分の方だなどと。
知る由もない閃光の対魔忍は、怪訝に眉を顰める。
「なにをコソコソと……来ないならこっちから行くわよ!」
「ククっ、ひぃ~、つよい、強すぎる~」
「もうダメだぁ、お終いだぁ~」
「勝てる訳がないよぉ……ぶふっ」
「な、なによ、気色悪いっ」
殺気立ったオーク達の様子が、急に真剣みを著しく欠いた、ふざけた態度に急変し、気味の悪さを覚える対魔忍。
この時点で、聡明な彼女ならば、自分の身に何が起こっているかを察知し、急遽ログアウトして自衛に徹する――などと言う選択肢も取れる未来もあっただろう。
「いったい何が……ッッ、まさKぁBボ@ビe!π×♯?」
だが、既に一手遅れで、詰み。
アバターの眼球がぐるんと裏返り、テクスチャがバグったように崩れ、発する言葉が意味不明の不協和音と化す。
尋常ではない事が対魔忍アスナに起こっているのは明確であり、その通り、現実世界の肉体は――
「あっ……がっ……がお゙……お゙ぉっ……!♡」
刺客の手によって全裸に剥かれ、座らされたまま。
頭に、乳首に、クリトリスに。
何本もの電極針が大事な場所に突き刺さり、まるで針の筵のようにされた淫惨な姿へと変貌させられていた……!
「お゙っ……お゙お゙ッ……ほお゙ぉッ……!♡」
くぐもった様な品のない喘ぎが、鼻の下を伸ばして窄んだ口から洩れ、股おっぴろげたマン穴から愛液と汗がブレンドされた濃厚メス臭を発しながらも、電脳世界に潜ったままの意識は決して覚醒しない。
フルダイブ・クラッキングが背負う、重篤なリスクを今、アスナは残りの人生全てを賭けて支払わなければならないのだ……。
「オ゙ゔぅッッッ!!!♡☆×」
ひときわ大きなイキ声を上げて、腰が浮き上がる。
今、彼女は脳から直接、あらゆる情報を引き抜かれている。
その範囲は、本名、住所、年齢といった自身のパーソナルデータから、基地、作戦、味方の情報などと言った対魔忍としての極秘機密。
更に人格、思考、果ては性的趣向といった、アスナを構成する精神構造まで、文字通り脳に詰まった全てをぶっこ抜かれていると言っても過言ではない。
脳にかかる負荷に食い縛った口元へと、鼻血が垂れ下がっていき、
「ん゙い゙い゙ぃぃぃ!!!♡」
ブシッ!♡ と、力みマン穴から潮を噴いたのが合図だったように、一人のメスの全てが端末にダウンロードされ。
代わりに、完全無抵抗のモルモットへと、企業が開発したアンチ・フルダイブ・クラッキングを目的としたウィルスが脳味噌へとアップロードされていく……。
その影響は、即座に電脳世界を揺蕩う対魔忍アスナの意識とアバターへと現れ始めていた。
「っ……な、なんだったの……今のは?」
テクスチャの崩れが収まり、発する言葉が理解可能な言語に戻る。
当人からすれば一瞬の出来事であり、僅かに眩暈が起こった程度の違和感。
「くっ、集中しなきゃ……まだ敵は残ってる!」
気を取り直さなければ、後れを取るのは自分であると、己の武器をオーク達に向け、目尻を鋭く尖らせ殺意を飛ばす。
「猶予は充分与えたわよね、覚悟しなさい!」
「ブふッ!」
「うっわ~、ひっでぇ~」
「オイオイ、俺達になんてもん向けてんだよ対魔忍ちゃんよ~」
「へっ? なっ、なにって……」
対魔忍アスナが装備している武器は無論、先程までオーク達を切り刻んできた白銀の輝きを誇るレイピア――
「…………えっ?」
では、なく。
彼女の手に握られたソレは、下品なピンク色で。
太く、長く、反りかえっており。
鈍い機械音をあげて、跳ね躍るようにゆっくり稼働する。
敵を貫くためのなく、メス穴を突いて、ほじくり返すための形状をした――
「なによ、コレ……?」
剣のように太長い、卑猥なチンポディルドへと豹変を果たしていた!
しかも、気付かぬうちに起こった怪異的な変化は、武器だけに留まらない。
「くひひっ、何だその恰好はよ~?」
「奴隷娼婦を呼んだ覚えはねぇぜ~?」
「だっ、誰が奴隷娼婦よ!?」
白と赤を基調とした、一般的な対魔忍スーツに身を包んでいるつもりのアスナは、指をさしてまで嘲弄するあまりの言い分に反論するが、
「だけどよぉ、そんなイカれた格好してる奴なんぞ、ド変態か奴隷娼婦ぐらいなモンだぜ?」
「この恰好が……!?」
改めて自分でも見直した彼女の姿は、あまりに侮辱的な変貌を遂げていた。
対魔忍スーツの両胸の先が、男性器を模したマークに切り抜かれ、乳首が丸出しであり。
同じくハート型に切り抜かれ、丸出しになった股間に矢印が向けられた、『弱点はここ♡』『急所丸出し♡』などと言った卑猥な太股の落書き。
さらに身体つきにも変化が起こっており、スラっとしたモデルのような体系だったアスナの肉体が、乳や尻に媚肉が盛りまくられた抱きハメ心地が良さそうなムチムチ肥大化まで果たしている。
まさに奴隷娼婦と呼ぶに相応しい有様に変えられた己の有様に気付いたアスナは、ふるふると打ち震えながら、
「この恰好のなにが可笑しいのよ!?
これがチンポに媚びて犯し殺されに来るしか能のない、私たち対魔忍の正装ッ!
言わば、貴方達のようなデカチン魔族様を、後腐れなく気持ち良くお射精させる使命を体現した、覚悟の現れ!
それを侮辱するなんて許さないわ!」
対魔忍の尊厳を侮蔑する言葉に、『これからクッソ無様に死にます♡』と書かれた頬を紅潮させながら、己の正義を信じて声を荒げたのであった……。
「もういい、手っ取り早く終わらせてやるわ……!」
もはや問答無用と、大爆笑するオーク共へ、己の使命を叩き込むべく武器を構える。
手にした長ディルドの先端を自分の膣口にあてがい、平たい柄を床に接地させ、
「ゔッ、ん゙ぎゅううぅぅぅ!!!♡♡♡」
そのままガニ股で腰を落とし、下腹部がチンボ型にボコッ♡ と膨らむほど、深々と挿入。
アヘ上向いた眼球をすぐにキッと戻し。
ダラダラなマン汁を地面に滴らせ。
両手を後頭部で組み腋を見せ付けながら。
対魔忍アスナは、最強だと信じて疑わない必殺技を放つ。
「こ、この『完全降伏逝き〆要求チン媚びダンス』でっ!♡
全員一滴残らず、ドッピュンお射精させてやるんだからッ!♡」
そう、真剣一色に宣う……もはや正気など、一欠けらも残っていないような言動。
人の思考でデータを改竄できるということは、逆に、データで人の思考を汚染してしまえるという事。
アミュスフィアを介し、アスナに流し込まれたウィルスは、過去に企業の魔の手にかかり、常軌を逸した調教改造の末、廃棄処分された別の対魔忍の記憶データを元に構築されている。
そんなモノに感染した者は、自分でも気づかぬうちに精神が歪み、チンポに媚びる事しか能がない、廃棄寸前のメス豚と同等までに知能が劣化。
「あっ、は、はへっ……? わ、わたし、なに、いっへ……?」
まだ未完成品であるため、普通の人間相手では、思うような成果は出ていない。
だが、フルダイブを得意とする……自分の意識をデータへと変換することに慣れてしまっているような手合いには、
「おい、早くしろよメス豚ッ!」
「んひぃぃ!♡ も、申し訳ございませぇん!♡
対魔忍風情がオーク様にイキり倒して、誠に申し訳ございませんでしたぁぁ♡
地獄で反省致しますのでっ、どのようにでも好きに畳んで、アスナの人生終了させちゃってくださぁ~い♡」
このウィルスは全てを終わらせる致死毒として、非常に効果的であることが確認されているのだ……。
「長乳ぶるんぶる~ん!♡ デカ尻ぷりっぷり~!♡
来世でもオチンポ様にい~っぱいご奉仕できるドスケベボディに成長できるように、お祈りお願いしまぁ~す♡」
腰を欲情的にくねらせ、テクスチャ改造された長乳やデカ尻をたぷん、たぷん♡ と振り乱して、弾けんばかりのスマイルを振りまくアスナ。
「あっ、やっぱりまだちょっとだけ、対魔忍らしく無駄抵抗しますねぇ~♡」
と、思いついた閃きのまま、
「ふんっ!♡ ふんっ!♡
ディルドソード、マンコに咥えたソードスキルくらえっ!♡
えいっ、ええいっ!♡」
リンボーダンスのように立ったまま上半身を寝かせ、大股を開き、腰を突き出して、ぴょん、ぴょんとオーク達に頭の悪さ全開の突進を敢行。
横に垂れ下がった長乳をゆっさゆっさ♡ と揺らし、ディルドの握り手で相手を叩こうと突き付け、あと一歩といったところで、
「オラァッ!」
「うごっ!?♡☆ んぎょおおぉぉぉぉぉ!!!♡♡♡」
当然のように、そのグリップを握り返され、力任せに子宮口を叩き潰され返り討ちに会うのであった……。
「そんな技で勝ち目あると思ってんのか!」
「ひっ、ひいぃぃ~♡ オーク様強すぎぃぃ!♡♡♡
無防備オマンコ叩き潰すのに容赦なさすぎるぅぅぅ!♡♡
こ、このまま殺りょされるっ、オナティッシュ感覚でハメこりょされぢゃぅぅぅ!!♡♡♡」
長乳をむぎゅ~!♡ と指が喰いこむほど無造作に掴みあげ、もう片方の手でディルドをゴリュ、ゴリュ!♡ と抉り込み、マン穴をほじくり返すオーク。
自分を壊すことしか考えていない加虐に子宮を下ろし、排卵が止まらず、仰け反りマゾアクメに恍惚を覚えて歓喜のオホ声を上げる対魔忍……。
このまま本人が叫び散らすように、オーク達に犯し殺される末路を辿ってしまう――
「あぁ? 誰がテメェみたいな、作り物オナホなんざ好き好んで犯すかよ」
「へっ、へひっ?」
などと、安易な終わりは、任務失敗した対魔忍に許されてはいない。
手を離して、アスナを床に捨てたオークは、一つの命令を彼女へと突き付けたのであった。
「その自慢のマンコ剣法で、もう一人相手してみろ。
勝ったら一生俺の愛玩チンポ嫁にしてやるぜぇ?」
「へっ、へひぃっ!?♡ お、オーク様の愛玩チンポ嫁にっ!?♡
やりましゅ、なんでもやりましゅ~!♡」
まるで駄犬のように舌を放り出し、見えない尻尾を振りながら、オークの足元にデカパイを擦り付けて擦り寄る対魔忍。
褒美に目がくらんだ今のアスナならば、たとえ民間人を虐殺せよと言った内容だろうと、躊躇なく実行に移すだろう。
だが、彼女が戦わねばならない相手は、彼女がたとえ正気であったとしても、予期できぬ手合いであった……。
「うし、先生! お願いします!」
「ええ、任されたわ」
「えっ……へっ?」
その相手は、転送されてきたように、突然現れた。
赤と白の対魔忍スーツを身に纏い。
手には白銀のレイピアを握り絞め。
意志の強さを宿した瞳で、醜い対敵を油断なく見定める。
対魔忍アスナが、ある意味で、最も見慣れた存在……。
「対魔忍アスナ――任務を開始します」
「なっ、なんで、わ、私がっ!? もう一人っ!?」
たった数分前、ウィルスに侵される前の『対魔忍アスナ』が、眼前に立ち塞がる!
これには変態的な思考を植え付けられた本人の方のアスナも、媚び売りをやめて動揺し、狼狽する他にない。
「な……何が起こって……!?」
この『対魔忍アスナ』は、先程引っこ抜かれたアスナの脳内データから複製された、いわばコピー品。
外見、記憶、能力を多少の劣化はあれど、そのまま複製され、VR空間で再構築された偽物である。
だが、本物と決定的に違う点が一つ、存在しており、
「あの目障りな『モンスター』を討伐すればいいのね?」
「ええ、お願いします先生! 俺達も処分に困ってましてねぇ、へっへっへ」
「も、モンスターですって!?」
それは企業の関係者の命令には、全て従うようにプログラミングされている点だ。
「オークからの指示なんて気が乗らないけど、企業命令は絶対だもの。仕方ないわね」
やれやれとレイピアを構え、臨戦態勢を取るもう一人のアスナ。
「くっ……悪趣味な、冗談じゃないわよ」
相手が自分自身であるならばと、売女の融け切った笑みを引っ込め、対敵と全く同じように表情を引き締める。
「どうやって作ったのか知らないけど、私の上辺だけなぞったコピーなんかに、絶対負けないわ!」
これは対魔忍としての任務だけでなく、己の尊厳とプライドを賭けた戦い。
絶対に敗けられない一戦に、アスナが僅かな思索の末、選び取った戦法は、
「……いいわよ、コピーなんかじゃ真似できない、私の最強で仕留めてあげる!」
実にシンプルな先手必勝による圧倒だった。
自分の劣化ならば、自分の全力は越えられない。
理にかなったロジックから導き出された、対魔忍アスナが最強だと信じて止まない、その技は――
「食らいなさい、これが――」
ガニ股両腕組み上げの完全降伏ポーズで。
マンコに咥えたディルドの柄を相手に突き出して。
垂れた長乳を必死に振り乱し、レロレロと舌を動かしながら。
雄マラに媚びを売りまくる……、
「対魔忍アスナの全力、『完全降伏逝き〆要求チン媚びダンス』よっ!」
とっくに正気を奪われきった、必死過ぎるイキ様を披露するだけの、無様な踊りであった……。
「ふっ♡ ほっ♡ レロッ、レロォ!♡
ど、どう!? このオスをイラ勃たせるためだけに特化した、私の人生を賭けたチン媚びダンスの威力はっ!♡ ここまで身も心もオチンポ様に捧げる崇高なソードスキルっ、貴方ではっ、到底真似できないでしょうねッ!♡」
真顔でだっぷんだっぷん!♡ と雌肉をアピールして、ディルドを威嚇するように対敵へと突き出して、腰をヘコつかせる本物のアスナに、
「………………は?」
心の底からの侮蔑と拒絶に、偽物は眉間を歪ませた。
「さぁ、どこからでもかかって来なさい偽物さん!
廃棄確定メス豚としての、格の違いを教えてあげるわっ!♡」
凌ぎを削り合う、大勝負に出ていると確信しているメス豚とは対照的に。
今やどちらが本物か分からないほど常識的な反応をするコピーは、徹底的に冷めたテンションで、ツカツカと速足で近寄り、手にしたレイピアで、
「いや、それ絶対ソードスキルじゃないでしょ」
「へ――プギイィッッ!!?!?♡☆×ꐦ」
正論と共に、そのぶるんぶるん!♡ と鬱陶しく揺れる長乳を、串刺しにしたのであった……!
「ひっ、ヒギイイイィイイィィィィィィ!?!?♡×☆ꐦ♡
オ゙ッ、オッバイッ!?♡ わだぢの長乳がああぁぁぁぁぁ!!?!?♡☆♡」
「うるさっ」
まるでステーキ肉でも持ち上げるような雑さで貫かれ、引き延ばされ、変形させられるアスナの長乳。
出血こそVR空間なのでしないが、その代わりのように、乳首から母乳が夥しい勢いで噴出され、返り血のように偽アスナの対魔忍スーツを汚す。
「ホオ゙オ゙ォオオォォォォ!!!♡♡♡ ぢぬぢぬぢぬぅぅぅぅ!!!♡♡☆×
おぢぢ串刺しにざれでイギぢぬぅぅぅぅ!!!♡♡♡」
更に乳肉を破壊されるダメージはしっかりと脳に伝達されており、白眼をひん剥いて絶叫。
マゾ思考に漬け込まれた頭は、こんな被虐にすら快楽を覚え、深々と刺さったディルドをひり出すほどにマン肉をキュ~~~!♡ と絞め付け、腰を激しく痙攣するようにヘコつかせながらイキ潮まで吹き散らかすよう、命令を下している……。
「ふんぎいぃぃぃぃぃ!!!♡♡♡ な、なんでわだぢがっ、ごんなっ、ごんなオチンポ様以外の奴に逝ぐっ、逝がざれんひぃぃぃぃぃ!!!♡♡♡
お゙お゙お゙ぉぉ、マンゴ狂うっ、串刺しマゾ逝ぎどまんねっ!?♡♡
ごっ、ごんなのイヤぁあぁぁぁぁぁ~~~~~~~~!!?♡♡♡」
「もう嫌なのはこんな下品な雑魚モンスター相手にさせられた、私の方なんだけど」
聞くに堪えない狂った戯言しか吐かない化物はもう、ここで確実に消す。
レイピアを引き抜き、対魔忍アスナが誇る本当の最強が、本物へと降りかかった。
「冥途の土産に、本物のソードスキルって物を、見せてあげる」
「へぴっ!!?♡」
「食らいなさい――『マザーズ・ロザリオ』ッ!」
迸る十一の閃光。剣が描く、必殺の十字架。
残酷なまでの威力と、惚れ惚れするほどの美麗さを併せ持つ、本物が繰り出した技など比較する事すら烏滸がましい、至高のソードスキル。
その直撃を受けたアスナは……、
「ぽピギャああアアぁァァぁぁぁァぁァァぁぁぁ!!!♡☆×♡ꐦ」
アバターをズタズタに引き裂かれ、大量の愛液や母乳を噴き散らかし。
聞くに堪えない断末魔を上げながら、吹っ飛ばされ……
「べぼぶごっッ!?♡」
顔面から地面に、べちゃっ!♡ と処刑完了メス肉を叩き付け、
「ぽ……ひ……――――♡」
地面に頬と、飛び出た舌を擦り付けた、壮絶なアヘ逝き顔を晒しながら、幾度か末期の痙攣をした後……VR空間から、跡形もなく消滅したのであった。
●●●
「ぴ……ほぴ……っ……?」
ソレが帰還と共に眼を覚ました瞬間飛び込んできたのは、机の上に乗せられた、ピッ、ピッ、と機械音を立ててカウントを刻む、謎の機械であった。
「えっ……?」
次に意識が向いたのは、鼻がひん曲がりそうになるほどの、激烈な性臭。
潜る前と同じ部屋だと一瞬分からなくなるほどに、至る所にこびり付いた白濁のせいだろう。
その中でも、特にひどいのは、
「ぁ……?」
首に痣を作り、穴と言う穴からザーメンを噴き出す肉袋だ。
どれほど好き放題に犯されたのだろう。裸体が痣だらけで、『任務失敗♡』『私が雑魚のせいです♡』『死んで詫びます♡』などと、ボヤけた頭では要領の得ない落書きがされている。
解剖台のカエルのように両手両足を開き、ダブルピースまで作らされても、なんの抵抗もせずに寝転がるだけ。
舌を突き出して眼球をひっくり返した表情ごと、ピクリとも動こうとしない……。
そんな風にボケっと観察を続けている間にも、電子音は鳴り続け、カウントは0に近づいていく。
「ぉ゙っ……?♡」
とりあえず身体を起こそうと、椅子から立ち上がろうとした瞬間、ソレの身体に突き刺さるようなアクメが奔った。
改めてみれば、自分自身も肉袋と同じように裸に剥かれ、喰い散らかされた跡だらけ。
白いドロドロが身体中にこびりついており、パックリ開いたまま閉じないマン穴から、ゴポッ、ゴポォッ♡ と妊娠していない方がおかしい量の精液が垂れ落ちている。
そして、自分の身体にも、まるで寄せ書きやメモのように、『タダマンご馳走さんw』『やっぱ生が一番w』『ちゃんと来世もドスケベに産まれろよ!』などと、やはり意図が分からない落書きが描かれていた。
「ぇ~……?♡」
そんな有様にされてもなお、ソレはポケ~っと間抜けに口を開けて、虚空を見上げ、乾燥した鼻血跡が残った鼻の下を伸ばすのみ。
脳に受けた深刻なダメージが、彼女の自我を完膚なきまでに破壊してしまった結果であった。
「ぉ~……ぉ……?」
だが、自分の名前すらハッキリと思い出せないほど精神を破壊されても、この使命だけは鮮明に思い出せる。
転がっている肉袋と同じように、両手でピースサインを作って、目一杯の笑みを浮かべながら……、
「えへ……媚び……チンポ、媚びますぅ……うへへぇ……♡」
そう、これが自分の存在意義なのだと、確信した瞬間――カウントが、ゼロになった。
「ぺベギッ!!?♡♡♡」
爆音と共に、ソレの余生も含めた、全ての茶番劇が幕を閉じる。
企業のオフィスで突如起こった、この『爆発事故』は『社員』と『インターンに来ていた学生』の二名が被害にあったが、メディアなどでも取り立てて騒がれる事は無かった。
むしろその後、企業が発表したとある『超高性能AI』の方が、世間では大きく注目を浴び、被害にあった一室など一瞬で修復できるほどの利益を稼ぐ事となる。
まるで『人間そのもの』と言える高性能さで、様々なバリエーションを持ったAI達は、あらゆる分野で大活躍を果たした。
その中でも、大人気のモデル『A奈ちゃん』は、
――はっ、はやグゲェッ!!?
――シ、シリカ!? ひっ、だめ、捉えられなっ、助けてシノピギャッ!?!?
――リズ!? や、やめ、お願いだから止めてアス……ヒッ、ヒギイィィィィィ!!?
特に、対フルダイブ・クラッキングへの防衛において、目覚ましい戦果をあげたという……。
●FANBOX、Ci-enにて『対魔忍アスナ 対 VR触手 ~データドレインされ自我まで吸収される対魔忍の最後~』
という、本作とは別の短編小説が支援者様限定で掲載中です。
ユウキとアリスも対魔忍になって酷い目に合っているので、ご興味があればどうぞ●
https://kohimame.fanbox.cc/posts/10218089
https://ci-en.dlsite.com/creator/29969/article/1503579(冒頭試し読みあり)
○内容の感想はこちらからでも受け付けてます。作者がとても喜びます○
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