※この作品はR-18です。

図書室に乱れる   作:ランダウ

2 / 5
第2話

放課後の図書室は閑散としていた。週の半ばはいつも利用者が少なく、こうしてカウンターで勉強しているのだ。

「○○さん、勉強、好きなんですね...」

白金は本を読みながらそう言う。モチベーション的に本を読むのと大して変わらないと思うが。

「数学だけは別さ、面白いからな」

僕は素直にそう答えたのだった。ただ徐々にまぶたが重くなってきたのも事実だ...

 

「○○さん、数学は何点でしたか?」

氷川はテスト返しでざわつく教室で、そう僕に聞いた。氷川が数学だけの点数を聞いてくる理由は、単純に数学だけは一度も学年一位が取れていないからだ。他の科目で僕に圧勝しているから、それで満足すればよいのに、と思うのだがしかしそこが氷川らしい。

「あのな、氷川。数学以外も勉強してるやつが、数学しか勉強してないやつに勝てるわけないだろう、あれを見ろよ。」

クラスの順位表を指差す。当然の如く氷川が一位だが、その点数の殆どが90点代だ。テストのロボットかよ、と思わず笑ってしまう。それに反して僕の方は、殆どの科目が赤点間際で、僕の、親の付けてくれた名は空しくも下位に沈んでいる。他の誰かがなっていた下位なり、代わりに業を背負ったのだ、と自己陶酔する。

「何を笑っているのですか...」

氷川は自分の数学の点数がバカにされたと思ったらしい。確かにあのテストは難易度がべらぼうに高かったが、それでも相対的にクラスのトップクラスであることに間違いはない。それに30点を割っている人もかなりいる。

「はぁ、保険体育の実技でもあればなぁ...女の子孕ませ大会とか..

.」

そう嘯いて茶化すが、それでも氷川の気は収まらない。頬杖をついてボケッとして気付いたら、氷川の手が僕の頭を...

 

あぁ、うっかり寝てしまっていた。最近模試やらテストやらが多く、その分氷川と話すことも多かったせいか、夢の中まで氷川が登場してくる。

「○○さん、よく寝てましたよ」

隣の白金はそうやさしい表情で言った。あくびを一し、そこでズボンに違和感があるのに気づく。生理現象だから仕方ないが、歩きづらいしズボンに押し付けられて痛い。

「○○さん、ここでシちゃいましょうか...」

燐子は僕のズボンを見て、そう魅惑的な表情で言った。そして燐子はカウンターの裏と僕の椅子の間に潜り込み、チャックをゆっくりと下ろす。

「○○さんの、今日も元気に勃起してますよ...♡」

「燐子、今日はそれ、使うんだな」

「えぇ、今日は時間、たっぷりありますから...♡」

白金は奥からローションを取り出す。慣れたように僕の怒張した肉棒に粘液を垂らす。冷たさが広がるが、じきに燐子の手と口で暖かくなるだろう。ぬちゃ...ぬちゃ...と図書室に特有の水音が響く。カウンターの下で、燐子は愛しいような目で僕の肉棒を扱いている。しかし、そこで誰か来客のようだ。カツカツと歩いてやって来たのは、氷川紗夜だった。

 

「○○さん、▽×という本はどこにありますか?」

氷川は本を探しているようだ。どうやらカウンターの裏の燐子には気づいていないようだ。燐子は察したようで、水音がたたないように奉仕を続けた。

「ちょっと待ってて...」

そう言って手元のPCを操作する。ラベル番号と場所をメモに書き移す。

「ところで、白金さんはどこにいるのですか?」

氷川は腰に手を当てて僕に聞く。結構様になるな、その格好。スレンダーで美人で、デキるOLっていう雰囲気がする。その氷川紗夜も、彼氏の前ではメス犬に成り下がるのだろうか。

「あぁ、燐...白金はさっき司書の先生に呼ばれてたよ、新書がどうとか...」

燐子といいかけてぎりぎり踏みとどまる。氷川は少しだけ疑うような目をした。

「そうでしたか...」

氷川はそう答えた。

「なあ氷川、最近彼氏とはどうなんだ?」

唐突に僕は氷川に聞いた。少し驚いたような表情をしたが、

「少なくとも、あなたのようなけだものではありません」

ツンツンした態度で氷川は答える。少しだけ意地悪をしてみる。

「じゃあ、セックスとかはしないんだな?」

「...あれは、愛情表現の一つです」

少し黙ったあと、氷川は目を逸らして言った。どうやらすでに彼氏との初体験は済ませているようだ。そのスカートの下の子宮にはすでに種が仕込まれてるってわけだ。それに、顔を赤らめる訳でもないので、それなりに慣れているのだろう。

「あなたこそどうなんですか、例えば白金さんに、そういう気持ちはないのですか?」

氷川は僕に問う。

「そういうのはないかなぁ、肉便器ならいるけど。」

気づかれないように燐子の艶々の黒髪を撫でて言った。それに答えるように、燐子は媚びるような舌遣いで僕の亀頭を舐める。それを聞いた氷川はいよいよ顔を赤らめる。

「にっ、肉便器なんて...最低です」

恥ずかしがりながらもそう僕を侮蔑する。しかし、

「世の中には、そうなりたいって言うメス犬もいるってことだ...例えば白金...燐子は特にな」

「まっ、まさか、白金さんに...!」

僕はそこで椅子から立ち上がる。燐子もそれに従って、膝をつき、僕の腰に手を回して奉仕する。僕の肉棒を白金が咥え込んでいるのが、氷川に丸見えになる。

「白...金...さん、脅されているのですか...?」

氷川は口を手でおおってそう言った。

「ぷはぁ♡、氷川さん。気持ちいいからですよ、知ってますよね?氷川さんだって、その身体...口や子宮で、男の人の欲望を受け止めたのですから...♡」

燐子は口で奉仕するのをやめ、手で僕の肉棒を扱きながらそう言った。それは図星のようで、氷川は口と下腹部を手で押さえながらも、だんだんと牝の表情になっていきている。

「しっ、白金さんっ...」

氷川は熱い吐息を漏らしながら、そう言う。再び燐子は僕の肉棒を咥え、僕は燐子に、まるで道具のように腰を振る。奥にいれると喉に締め付けられ、引くときは舌が裏筋に絡み付く。

「燐子っ、出るよっ...」

燐子は涙目で、すっかり牝の表情になり、うなずいた。燐子の喉の奥に突っ込み、一滴も漏らさずに射精した。

「んんっ♡、んっ...んっ...」

燐子は肉棒を咥え込んだまま、僕の精液を飲み込む。

「ぷはぁ...氷川さん、行ってしまいましたね...」

燐子は口を離してそう言う。

「氷川には少し刺激が強すぎたかな...」

時計を見ると、もう下校の時間だった。いつもと違って氷川のいない図書室を、白金と去ったのだった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。