大きめのダブルベッドで騎士とシズルは向かい合って腰を下ろしている。
騎士はすでに裸で剥き出しの下半身を隠そうともせず、ぼーっとシズルの様子を眺めていた。
彼女がチョーカーやリボン等の装飾品を外そうとするたびに、露出している乳房がぷるぷると揺れる。
宝石の様に淡く鮮やかな輝きを放っている乳首も気のせいか最初見た時より大きくなってきている気がする。
髪留めや細々とした装飾品を外し終わったところで、騎士の熱烈な視線に耐え切れず、ついに一言。
「あはは……ごめん。ちょっとだけ後ろ向いててくれるかな?」
当然ながらシズルも男の前で肌を晒すというのは初めてだ。
つい先ほど自分の手で無事に精通へと導けた騎士相手とはいえ、意識してしまうと視線が気になってしまう。
目の前では半勃ち気味になってぶらぶらとしている陰茎も視界に入っている。
(私、さっき弟くんの『アレ』をしゃぶっちゃったんだよね……ど、どうしてあんなことしちゃったんだろうっ!?)
思い返すだけでも顔から火が出そうなくらい恥ずかしい。
あれだけ破廉恥な行為をしてしまっていたのだから、彼が怪訝そうな顔で自分を見ていたのだって当然だ。
「……見てたらダメ?」
そして、普段なら大人しく背を向けていただろう騎士だったが、今回ばかりは興味の方が上回ったようだ。
あれだけベタベタと触れ合ってしまった以上、シズルの体が気になって仕方がなかった。
彼もまた、本能的にシズルとこれからより深い関係になることを悟っているのだろう。
「うぅ……弟くんを脱がせちゃったお姉ちゃんがダメなんて言えないよね。
い、一応、プロポーションには自信あるつもりなんだけど、
弟くんから見て変なところがあったら嫌だな……なんてね」
「シズルお姉ちゃんは、とてもかわいいし、きれいだよ」
騎士からの飾らない純粋な言葉に思わず赤面し、俯いてしまうシズル。
彼からの言葉に覚悟を決め、
「それじゃ……脱いでいくね。おかしいところあっても笑わないで……ね?」
再び、身に纏った衣服に手を掛け、自身の肌を徐々に露わにしていく。
そのゆっくりとした動作に艶めかしさを感じ、騎士の中で何かが滾り出す。
無意識に下腹部に力が入り、陰茎をビクビクと動かしながら、シズルの様子に釘づけになっていた。
スカートを脱いだところで、遂に最後のレオタード一枚だけの姿となる。
何度かタイミングを見計らっては、と思いつつも、結局最後の最後まで脱ぐことができなかった。
騎士に見られても全然平気だと思っていたのに、いざ現実になってみると、不安と恐怖で体が動かなくなってしまう。
彼に限っては絶対にそんなことはないと頭の中では理解していても、どうしてもあと一歩が踏み出せない。
シズルの動きが止まってしまうのとほぼ同時に騎士もまた衝撃の事実に直面していた。
「シズルお姉ちゃん、おちんちんないの!?」
「へっ!? ぷっ……ふふ。あははっ。あ、当たり前でしょ。お姉ちゃんは女の子なんだよっ」
騎士からあまりにも場違いで突拍子の無い一言に思わず羞恥心も不安も全て忘れて笑い出すシズル。
「そうなの!?」
「そうだよね。弟くんは本当に何も知らないんだもんね。
おちんちんは男の子だけのものなんだよ。
代わりにね。女の子には……」
するりとシズルの聖域を覆っていたレオタードを脱ぎ去り、秘所を外界に晒け出す。
「ほら。女の子にはおまんこがあるんだよ」
シズルの性器が騎士の眼前に惜しげもなく曝け出される。
騎士は何度も自分に付いている陰茎とシズルの割れ目を見比べ、何度も違いを確認するがまだショックから立ち直れていないようだ。
そんな騎士の背中に両手を回しそっと抱き寄せる。
「あはは。びっくりしちゃったね。
大丈夫だよ、弟くん。
お姉ちゃんが、おちんちんとおまんこの使い方、教えてあげるね」
シズルは優しく騎士にキスをすると、お互いの身体が見えやすい様に少しだけ体を離す。
両足を広げ、割れ目に両手を添えると、そっと左右に広げる。
「!?」
軽いパニック状態が続いている状況で、突然目の前で見せつけられた女性器の全貌に騎士は思わず目を逸らしそうになるのを必死に堪える。
シズルが必死に自分に大切な事を教えようとしてくれているだから、逃げてはいけないと。自分を鼓舞する。
おっかなびっくりな様子ではあるものの、騎士は陰唇を広げられ、丸見えになっているシズルの性器を丁寧に観察する。
広げられた薄桜色の女性器全体がシズルの羞恥心を表すかのようにひくひくとわずかに痙攣している。
割れ目の頂点付近にある小さな陰核。
その下にある尿道の入り口である小さな穴。
他の穴よりも広いがうっすらと薄い膜の様なものが入り口を狭めている膣口。
そして、広げられた秘裂よりも下の方にある最後の一つの――
「ごめん、弟くん。そこは関係ないから、できればあんまり見ないで欲しいな」
菊門の説明は省かれてしまったが、騎士もそこがどの穴なのかは、すぐにわかった。
自分と全く違うと思っていたシズルの体の中でも、同じ場所があることが嬉しく、ほっとする。
「もう少し弟くんがエッチな事に慣れてきて、新しい刺激が欲しいって思ったときに教えてあげるから、
だから今は許して。お姉ちゃんも、初めてでそこを使うのはさすがにちょっと怖いから。
お姉ちゃんのちゃんとした初めてをあげた後なら、弟くんがどうしてもって言うなら、
お姉ちゃんも頑張るから……ね?」
騎士はシズルが何故か早口で捲し立てていた事が少し気になりつつも大人しく頷く。
最初見た時は驚いたが、だんだん見慣れてくると、何故かおっぱい以上に目を惹きつけられる気がした。
割れ目付近から発されている独特な匂いも、シズルの胸や髪や首元から感じていた甘い匂いとは違うが、陰茎が反応するように更に硬度と大きさを膨張させ始めていた。
「それじゃ、弟くんのおちんちんを、お姉ちゃんのここに入れてみて」
薄い膜に負荷を掛けない様に細心の注意を払って、膣穴をわずかに指先で広げてみせる。
しかし、騎士はピタリと動きを止めたままだった。
「……お、おーい、弟くん。
このタイミングで放置プレイは、さすがにお姉ちゃんも恥ずかしさで憤死しちゃうぞ?」
「え? でも入るの?」
騎士は自分の勃起した陰茎とシズルの膣穴を見比べる。
どう見ても大きさ的に入るとは思えなかった。
シズルも内心では半信半疑というより、不安の方が大きかった。
知識では知っていても、実際に行うのはこれが初めてなのだ。
もちろん膜を傷つけないように注意しながら一人でシた事はある。
入れて擦れた時の快感も知っている。
だが、今目の前にしている騎士の勃起している男性器程もある大きさのモノなんて試したことない。
「だ、大丈夫だよ。
ちゃんとお姉ちゃんのおまんこは弟くんのおちんちんを入れられるようにできてるんだから……多分」
……初めては痛いらしいけど。という一言だけは絶対に騎士の前では口にできなかったが。
「試してみるよ」
「うん。お姉ちゃんはいつでもいいよ。
弟くんは立派な男にしてあげるから、お姉ちゃんのことも(弟くんだけの)女にしてね♪」
意志を示した騎士にシズルも強く頷く。
そうだ。別に怖がる事なんて何もない。
最愛の相手とこの儀式を迎える事が出来る時点で、自分はとても幸せなんだ。
(あぁ~。弟くんが、お姉ちゃんを自分のモノにしようと近づいてきてるよぉ~♪)
真剣な表情で自分の陰茎を掴み、膣口へと近づけてくる騎士の姿にシズルは自分の雌の本能が歓喜していることに気づいた。
「んっ」
そして、二つの性器がついに接触する。
「やっぱり入らないよ」
試しに宛がってみても、大きく膨らんだ亀頭部と入り口のサイズがあっていない。
もしかしたら普段のおちんちんの状態なら入るかも?
騎士がそう考えた瞬間、亀頭部にぬるりとした感触と不思議な快感が走る。
「うん。最初は中々入らないけど……
こうやって、ちょっとずつ解して行くと……ね」
シズルが腰を上下に動かし、膣口を擦りつけ始めたのだ。
「弟くんも気持ちいいでしょ?
弟くんの方からもぐりぐり~ってやってみて。
それで、もし入りそうなら、そのまま入れちゃっていいから」
シズルに促されるままに騎士も押し付けるように擦りつけ始める。
少し動かすだけでも、敏感な亀頭部から痺れるような快感が駆け抜ける。
割れ目全体を使って擦りつけたらもっと気持ちいいんじゃ?
そう思った時には、すでに膣口を大きく外れ竿全体を擦りつけるように、シズルの秘裂をなぞり始めていた。
陰茎全体を生暖かく滑った秘裂が挟み込んでくれる。
そのまま夢中で何往復も擦りつけてしまっていると、嬌声を上げながらも必死に騎士の体にしがみ付いて懇願するシズルに止められてしまった。
「んんっ!? ま、まってぇっ。き、気持ち良いのはわかるけど、待ってっ……ふぁぁっ!
い、今はそうじゃなくて、ちゃんと入れて欲しいのっ」
シズルの嬌声交じりの言葉は騎士をさらに興奮させた。
しかし力強くしっかりと抱きつかれている状況で、ほとんど体を動かすことができない。
この状態ではせいぜい体を揺さぶる程度で、腰を大きく振って陰茎を擦りつけることができそうもなかった。
「ね? お願いだから、もう一回お姉ちゃんの中に入れてみて。
そうしたら、多分もっと弟くんもお姉ちゃんも気持ち良くなれるから」
もっと強い快感を得られる。というシズルの言葉に従い、再び騎士はシズルの膣口に自らの陰茎を向ける。
ヌルヌルとトロミのある体液に濡れたお互いの性器が再び触れ合う。
「入りそうかも」
最初に試した時よりも、膣穴が解れ広がっているように感じる。
あとほんの一押しすればきっと入るに違いない。と判断するやいなや、
騎士は性欲に蝕まれた思考のまま、シズルの膣口に向かってグッと一突きする。
直後、陰茎を通じてシズルの何かを引き裂いてしまった感触が伝わってきた。
「いたっ! うぅ…………いったぁ……」
シズルの悲痛な声を上げながら、痛みに耐えるように表情を顰める。
その様子に騎士もとんでもない事をしてしまったと、一気に血の気が引いていく。
強引に入れてしまった事に心底後悔しながら、視線を下におろすと、
自分が引き起こしてしまった惨状に騎士は言葉を失ってしまった。
シズルの膣口に突き刺さるようにめり込んでしまった自分の陰茎。
二つの結合部から赤い液体が流れ、シーツに赤い染みを作り出してしまっていた。
「あっ。待ってっ弟くん。できればまだ抜かないで欲しいかな……
その、まだちょっと痛くて……もう少し動かないでくれた方が、お姉ちゃん嬉しいな」
早く抜かなくてはと思ったところで、シズルから声が掛かり行動を中断する。
傷つけてしまったというのに、変わらず優しい笑顔を向けてくれるシズルの顔を見るのが辛かった。
騎士が泣きそうな表情をしていると、シズルは優しく慰めるように頭を撫で始める。
「あはは。泣かないでいいんだよ。
ごめんね。優しい弟くんに、ひどい事させちゃったね」
「ひどい事しちゃったのは僕の方だよ」
女の子のおまんこは男のおちんちんと同じくらい大切な場所だと教えてもらったのに、
シズルお姉ちゃんのその大切な場所を傷つけてしまった。という罪悪感が騎士を苦しめていた。
「ううん。ひどいのはお姉ちゃんの方だよ。
女の子はね、初めて今のをするとき、どうしても痛くなっちゃうの。
好きな人以外から大切な場所を守るためにある壁だから、
好きな人とする時もどうしても最初は破らないといけないんだよ」
「そうだったの?」
「うん。だからね、確かに痛かったんだけど、弟くんに破ってもらえてすっごく嬉しかったよ♪
お姉ちゃんのおまんこの中に初めておちんちんを入れたのは弟くんっていう、証明になるからね。
まぁ、もっともお姉ちゃんは弟くん専用だから、弟くん以外となんか絶対にしないんだけどねっ」
シズルからそんな事を言われても、騎士からすれば、やはり彼女を傷つけてしまったのは自分という事実は変わらないと感じていた。
「ん? それでもなんか浮かない顔してるね。
そっかぁ~。やっぱり責任感じちゃってるんだよね。
う~ん。弟くんが優しすぎる部分を読み切れなかったのはお姉ちゃんのミスだね。
よしっ。それじゃ、弟くんにちょっとだけ責任とってもらっちゃおうかな?」
「僕にできることならなんでも言って」
「あはは。そう言ってくれと思ったよ。
それじゃあね。お姉ちゃんの中でゆっくり動いてみて。
きっと弟くんがお姉ちゃんのお股にグリグリ擦りつけてた時よりも気持ち良くなれるはずだよっ」
シズルからの要望に騎士は「え?」と驚きの声を上げる。
「そんなことして大丈夫なのか。って?
うん。もう大丈夫だよ。痛みもほとんど引いたし。
あんまり激しく動かれちゃったら、また痛くなっちゃうかもだけど、
ゆっくり優しくしてくれたら、お姉ちゃん、もっと弟くんのこと大好きになっちゃうかも」
シズルの言葉を信じゆっくりと挿入していた陰茎をゆっくりさらに押し込んでいく。
温かな膣内が活発にうねりだすと、膣壁が絡みついてきて、陰茎を扱き始めてきた。
あまりの快感に思わず腰が跳ねてしまう。
「んっ。ふふ。弟くんのおちんちん、お姉ちゃんの中、気持ちいいってどんどん元気になってきてるね。
うん。大丈夫だよ。ちょっとずつなら、少しずつ早く動いて行っていいよ。
はぁん。お姉ちゃんも、弟くんのおちんちんでグリグリされるのすごく気持ちいいよ」
気づくと騎士はシズルの腰をしっかりと掴み、どんどん腰を突き出し、陰茎を奥へ奥へと押し込んでいく。
膣内に飲み込まれ、口や手で扱かれていた時よりも強い締め付けと快感が陰茎を刺激する。
腰を振って、膣内を突くたびにシズルが嬌声を上げ、体が揺れる度に大きな乳房も連動するようにぷるぷると揺れ動く。
「あんっ。あ、あはは。お、弟くんもっ。すっかりエッチな事、大好きにっ、なっちゃった……みたいだねっ♪」
こんなに気持ち良くて、楽しい行為があるとは知らなかったと、騎士はこの行為に強く感動していた。
自然とこの後、自分はどうすればいいのかも自ずと理解する。
込み上げてくる強い尿意の様な感覚。
確かにこれはシズルお姉ちゃんの言うとおり、おしっことは全然違うと今ならわかる。
「ん、ん、ん、んぅっ……そ、そろそろイきそうなんだね。
お、お姉ちゃんもだよっ。このまま一緒にイこうねっ。
それで、お、弟くんの精液、いっぱい……いっぱいお姉ちゃんの中に出してねっ!」
やっはりこれはシズルお姉ちゃんののおまんこの中で出していい物だったんだ。
騎士は自分の予想通りの答えがシズルの口から聞けたことに満足する。
シズルが最初に言っていた通り、女の子が男に出してもらえると嬉しい物なんだ。
自分の中でしっかりと理解できたところで、騎士はさらに腰の動きを速めラストスパートをかける。
(お、弟くん、もっと激しくなってきたぁ。そっか、遂に弟くんも立派な男になったんだね♪)
騎士の動きが一段と早くなったところで、シズルも自分の目論見通りに事が進んだと悟る。
そして、彼は今、自分の膣内で思いっきり射精しようと頑張っている。
それなら、後は自分は何もしなくてもいい。ただ彼の全てを受け止めるだけだ。
騎士は込みあがり続けている射精感が限界まで高まったところで、最後に大きく一突きする。
すごく気持ち良く、楽しく、何より好きな女の子に自分の想いを存分に伝えることができる方法を知った騎士は、
その感謝の証として、思い切りシズルの膣内で精を解き放つのだった。
*
「うぅ……次はいつ会えるかわからないけど、元気でね。
時間が作れそうになったら、こっそり連絡するからねっ」
「シズルお姉ちゃんも、気をつけてね」
初体験後も少しの休憩を挟みながら二度三度と行為を繰り返しいると、あっという間に別れの時間が来てしまっていた。
シズルは最後に騎士の体をぎゅっと抱きしめて、しっかりと弟くん成分を補充すると上機嫌で帰路へと向かい歩き出す。
その背中を見送りつつ、騎士は他の女の子にも、この素晴らしい行為を教えてあげようという想いを胸に抱き始めるのだった。