あと原作読んだら引きずられて書けなくなったので少し間を開けました。
「…来ないですね」
半日ほどギルドの片隅のテーブルで待ってみたが人っ子一人来る気配はない。
他のパーティを見てみると人が来てクエストに行ったりしているのだがこちらには来ない、張り紙は見ているのだが冒険者カードを見るとこちらに申し訳なさそうな顔をしながら去っていく
「やっぱりハードルが高すぎたのかね、目的は魔王討伐とはいえ上級職だけは流石に無理があったか」
「…そうですね…そもそも初心者の町アクセルで何を言ってるんだって話ですよね。では書き直して…」
と、私が席を立とうとすると
「冒険者募集の張り紙を見てきたのですがここでよかったのでしょうか…?」
12~3歳ほどに見える片目を眼帯で隠した少女は突然マントを翻し
「我が名はめぐみん! アークウィザードを生業とし、最強の攻撃魔法、爆裂魔法を操る者…!」
「…冷やかしに来たのか?」
「ち、ちがわい!」
カズマさんが思わず突っ込むと少女は可愛らしく否定する。すると突然ふらりと膝をつく
私が思わず少女に駆け寄ると少女は可愛らしくお腹を鳴らしながら告げる。
「すみません…図々しいお願いですが三日も何も食べてなくて…何か食べさせていただけませんか…?」
私は急いで注文を飛ばした。
「…ええっと、つまりめぐみんさんは紅魔族という生まれつき高い魔力と知性を持った魔法のエキスパートで紅い眼と私達からすると変わった名前が特徴です」
めぐみんさんが食事をしている間に冒険者カードを見せてもらい、カズマさんに紅魔族についての説明をする。
カズマさんは顎に手を当てながらめぐみんさんの冒険者カードを眺めている。
「変わった名前とは失礼な。私からすれば他の皆さんの方が変わった名前してますよ」
「とりあえず爆裂魔法…だっけ?それ見せてもらえるのか?」
「爆裂魔法はとても強力な魔法なのでこの辺で使うのは危険ですね。使うのでしたら昨日の平原に行くのが良いでしょう」
私の言葉を聞くとめぐみんさんはとても乗り気になったのでジャイアントトードの平原へと向かうことにした。
それにしてもエリスは爆裂魔法は威力は高いけどポイントも消費魔力も高いネタ魔法と聞いていたのですが…私の魔力でしたら3~4発は撃てるといわれましたがめぐみんさんに撃てる魔力はあるのでしょうか…?
「はぁっ!」
「よしっ!ナイスだアクア!」
めぐみんさんが爆裂魔法を撃つのに少しかかるらしく私とカズマさんは近くにいるカエルを倒していた。
中々難しい詠唱が聞こえるなか私はカズマさんが引き付けた敵を射抜き、時折トドメをカズマさんに譲る。
めぐみんさんがこちらに視線をちらっと向け合図をしたのでカズマさんに手を振りこちらへと呼ぶ。カズマさんがこちらへと戻ると同時、めぐみんさんは2~3体カエルが固まっている所へと杖を向けた。
『エクスプロージョンッ!!!』
閃光、爆音、衝撃
視界を埋め尽くす白と共に体を揺らす衝撃と音に思わず顔を手でかばう。閃光が消え静寂が訪れ覆っていた手をどかすと地面には大きなクレーターが空いており、ジャイアントトードの姿はどこにもなかった。
「すっげー…これが魔法か…」
「これが爆裂魔法…すごい威力です…」
爆裂魔法の威力に驚いていると地面がもそりと動き複数のジャイアントトードが姿を現した、どうやら先ほどの爆発で地面で眠っていた個体が起きたらしい。
でも出てきている動きはだいぶ遅い、十分立て直せる。
「めぐみん!いったん距離を取ってから攻撃を…!」
カズマさんと同時にめぐみんさんの方を振り向くとめぐみんさんが地面に伏していた。
「ふふふ…我が爆裂魔法は威力も消費魔力も絶大…つまり魔力枯渇で体力まで持っていかれましたので身動き一つとれません…あ、やばいです食われます。すいません、ちょっと助け…ひゃあっ…!?」
「めっ、めぐみんさんっ!?い、いま助けます」
「ちょっとアクア後ろにカエルいるって!」
「えっ、あっ、ぷぎゅっ」
「アクアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアっ!?」
その後、カズマさんがなんとかジャイアントトード2体を倒し。合計7体のクエストクリアとなりました。
「うぅ…ぬるぬるして生臭いです…」
「…カエルの口の中って臭いけどいい感じに温かいんですね」
「聞きたくなかったわそんな情報」
めぐみんさんがカズマさんに背負ってもらいながら公衆浴場へと向かう道中、そのような会話を続ける。
「めぐみんさんは動けないでしょうし先に行って空いているか見てきますね」
「あぁ、頼むわ」
先に公衆浴場へと向かってめぐみんさんのために椅子などを用意してもらい、再度カズマさんの所へと向かうと
「よーし分かった! めぐみんこれからよろしくな!!」
と、カズマさんが勢い良く叫んだ。
めぐみんさんをパーティに入れるんですねっ、よかった。
「カズマさん、めぐみんさんをパーティーに入れるんですね…よかった…」
「え、あっ、アクア…その…だな」
「仲間が増えることはいいことですからね、カズマさんがもしかしたらめぐみんさんはパーティーに入れないというかもしれないと不安だったんです…」
「その…だな」
「明日はどうしましょうか…これから先がもっと楽しみですねっ、では先に行って待ってますね!」
「あ、アクアァァァァァッ!?」
カズマさんがこちらへと手を伸ばしていますが私はそれよりも嬉しくてささっと公衆浴場へと向かってしまいました。
その後
「…アクアって胸結構大きいですよね」
「えっ、そ、そうですかね…?」
「ほらっ、手に収まらないじゃないですかっ!」
「ひゃあっ!」
本当にお久しぶりです、前書きにも書きましたがなろうにてオリジナルの小説投稿を始めました。
TS転生物ですね、飽き性な自分ですがこちらも頑張って話を作っていきたいです。
令和からもよろしくお願いします。