さわりを少し書きます。そのままクリス登場までいこうかなと
「…あら?」
ジャイアントトードの討伐後、依頼達成をカズマさんに任せて私はめぐみんさんを宿へと運んだ帰り、今日は何を食べようかと考えてギルドへと向かうとカズマさんが女騎士に詰め寄られていた。
金髪碧眼の後ろで髪をくくった私よりも少し背の高い美女
彼女は一枚の紙を持ちながらカズマさんに詰め寄っている、見た感じあの紙は私の書いたメンバー募集の紙だと思う。
もしかして新たなパーティー参加希望者だろうか…?
見た感じ騎士、クルセイダーでしょうか。まだ上級限定にしてましたし
私達のパーティーは前衛不足でしたしよかったのかもしれません、カズマさんが紹介するまで楽しみにしておきましょう。今日は……ハンバーグ風なものを作ってみましょうか。
「ところでアクア、聞きたいんだが冒険者のスキル習得ってどうするんだ?」
ジャイアントトードの討伐の翌日、カズマさんが私にスキルのことについて聞いてきた。
「えっと…カズマさんは冒険者でしたね。本来はカードに習得可能なスキルというところから習得するのですが、冒険者の場合はほかの職業の方からスキルを見せてもらうんです。例えばこうして…『ヒール』」
私がヒールを空うちしてカズマさんに『ヒール』を見せる。
するとカズマさんは自分のカードを確認し、おっ という表情を見せた。
「おっ、本当に追加されているな」
「『ヒール』は便利なので覚えておいて損はないと思いますよ、冒険者は少しポイントはかかってしまいますが最初に受付で聞いた通り全てのスキルを使えるようになりますから」
「…つまりめぐみんに教えてもらえば俺も爆裂魔法が使えるようになるってわけか」
「その通りです!!」
唐揚げを頬張っていためぐみんさんは口元を汚しながら勢いよく席を立ったのでとりあえず口元をハンカチで拭く。
「その通りですよカズm あ、ありがとうございます。 ごほん、冒険者はアークウィザード以外で唯一爆裂魔法が使える職業です! さぁさぁさぁ! 一緒に爆裂道を歩みましょう!」
「落ち着けロリっ子! というかいまポイント4しかないんだがこれでとれるもんなのか!?」
「ロ、ロリっ子…」
私は頬に手を当てて思い出す…
「確か…10や20じゃ利かないと思いますよ。十年ぐらい一切ポイントを使わずにため続ければもしかしたら使えるようになるかもしれませんね…まぁ魔力強化とかしないとめぐみんさんのように倒れてしまうと思いますが」
「待てるかそんなの」
「ロリっ子…」
「よしよし」
めぐみんさんが落ち込んでしまったので頭を撫でると目を細めて気持ちよさそうにしていた。猫みたい。
「それと何故か、私の習得可能スキルに『宴会芸』というものが全部習得可能なんですけど。どういうことでしょうか…」
「なんだそのスキル」
本当になんでしょう。
「あっはっは! 面白いね君! 君があのカズマくんか! 有能なスキルを探しているんだったら盗賊スキルなんてどうだい?」
声がして隣を見ると昨日見た騎士さんと銀髪の少女がいた。服装的に盗賊だろうか?
というか…んー?どこかで…んー???
私がじーっと少女を見ていると少女はなんだか焦りだしてカズマさんにスキルを教えるとカズマさんを連れて裏庭へと向かった。
「アクアアクア、どうしました?あの人をじっと見ていたような気がしますが…」
「んと…どこかで会ったような…知り合いに似ているような…そんな気がしまして」
私が首をひねっているとめぐみんさんがこてんと首をかしげて聞いてきたので答える。
うーん、どこかで…もうちょっとで何かが出て来そうな…
「そういえばアクア、昨日借りていた一万エリス。クエスト報酬が入ったので返しますね」
………んん?何か分かりそうだった気が?
十数分後カズマさんと涙目のクリスさん(というらしい)が戻ってきた。
どうやらスティールを教えてもらったそうだけどそれでクリスさんの下着をはぎ取ってしまったらしい。
でもカズマさんも申し訳なさそうな顔してましたので故意ではないと思うのですが...
それとカズマさんがクリスがやたら厳しかったと言っていました。何か見定めるような目をしていたと言ったらしいです。スティールは危険なスキルですし教えていいか見定めていたのでしょうか。
次回はキャベツかな
カズマとクリスの話も要望があれば
亀にするかキャベツにするかで悩みましたがキャベツの方が分かりやすいですかね。