カズマさんのスティールが女性の下着を剥ぎ取ってしまうということを聞き、カズマさんに私にも使ってみてくださいと言ってみました。ちなみにクリスさんは下着を取り返すとカズマさんに財布を返して涙目で去っていきました。
「あ、アクア! やめておいた方がいいですよ! 確かにアクアのスカートは長いですが流石に不味いです!」
「アクア、使う俺が言うのもなんだがやめておいた方がいいと思うぞ。下手するとスカートとか上着とか剥ぎ取ってしまうかもしれないしな...」
うっ、そう言われると少し決心が鈍りますが二言はありません!
「ど、どうぞ! 二言はありません!」
「くっ、何も言うなよ……スティール!!!」
カズマさんの手が光り出すと同時に私の髪がはらりとほどけてストレートになった。
頭に手を当ててみると髪留めがなくなっており、カズマさんの手に髪留めが現れていた。
「あれ?」
「髪留め…ですね?」
私は少し考えてカズマさんがクリスさんに対してスティールしたときの状況を聞くと財布を取られたらしく怒りに身を任せたら下着が取れたらしい。そのことから感情によって取れるものが変化するということになった。確かにその後めぐみんさんがカズマさんに対して煽りをして下着をスティールされていた。
その瞬間、ダクネスさんと言われていた女騎士さんがバンとテーブルを叩いて立ち上がった。
発言を聞くと私をもっといじめてほしいとのことだった。えっと…そういう趣味の方なんでしょうか…?
カズマさんに視線を向けてみるとカズマさんはゆっくりと首を横に振り、めぐみんさんからは耳をふさがれた。
「あの…めぐみんさん」
「聞いちゃだめです」
ある程度ダクネスさんが熱く語っていたらしくしばらくすると私の耳からめぐみんさんの手が外れ、めぐみんさんとカズマさんがげんなりとした声を上げていると突然警報が鳴り響いた。
「緊急クエスト! 緊急クエスト! 街の中にいる冒険者の各員は至急冒険者ギルドに集まってください! 繰り返します! 街の中にいる冒険者の各員は至急冒険者ギルドに集まってください!」
とアナウンスも響きました。そういえばエリスから聞いたそろそろキャベツの収穫時期でしたか。キャベツが空を飛ぶってすごいですね…初めて聞いたときはとても驚きました。
この世界のこと知らないカズマさんにキャベツの説明をしつつ説明を受けて街中へと向かう。
カズマさんはなんでキャベツと死闘を…とか言ってましたね…まぁ、冒険をしにこの世界に来たのにキャベツと戦うのは流石に気落ちしても仕方ないですね。
「ほっ!と」
矢をキャベツをへと命中させてキャベツを倒す、これだけでだいぶ経験値になるらしい。傷が多いと買取価格が多少減るらしいけど、矢の傷ぐらいなら変わらないとのこと。中にはレタスもあるらしくそっちは値段が低いらしい。他の冒険者も武器で切ったり素手でつかんだりして思い思いにキャベツを取っている。
「うおおあああああああああああああああああああっ!」
パンパンパンと銃声が鳴り響きそっちを見るとダークレッドのスーツを着た男性が銃を撃っていた。
あの人はもしかして私が送った転生者の方では…
そんなこんなでキャベツ討伐が終わって街中ではキャベツ料理がふるまわれていた。
この野菜炒めものすごくおいしいですね。レベルも上がりましたしいい時期に来ました。
それとダクネスさんが仲間になったようです、めぐみんさんにまた耳をふさがれていたのでよく聞き取れませんでしたが何かを熱く語っていたそうです。
冒険者にアークプリーストにアークウィザードにクルセイダー、中々豪華な面子です。
私も頑張らないといけませんね
1500文字ぐらいでおさめるのでスナック感覚で読んでいただけると幸いです。
これ以上長くするともっと時間がかかる(休みの日に無理やり時間を割いて書いているので)