あと、3P描写も少々。たぶん。
ギーシュは、ハッと目を覚ました。
そこは暗闇だった。
光も一切ない。まさに闇そのモノだった。
上も下も分からない場所で、ギーシュが必死に周りを見回していると、周りにポッポッと青白い炎が点った。
「ようこそ。ギーシュ君。」
そこにアスタルテの声が響いたので、そちらを見た。
そこには、アスタルテと共にモンモランシーがいた。
しかも、モンモランシーは、全裸だった。
「なっ!」
「興奮するのは早いですわよ?」
「えっ、あっ…。」
そして自分自身も裸であることにギーシュは気がついた。
「さあ、モンモランシーさん。」
「あっ…。」
モンモランシーが、両腕と手で、恥部を隠しながらアスタルテに肩を掴まれて前に出された。
「交換条件ですわ。貴女の彼への愛を、わたくしに示しなさい。そうすれば、命は助けますわ。」
「き、貴様! モンモランシーから手を離せ!」
「この世界の魔法使いは、杖がないと何も出来ないことは分かりましたわ。まあ、例え杖があろうとも、貴方ごときではどうすることもできませんけども。」
「っ…!」
「ど…、どうすれば…いいの?」
モンモランシーが赤面しながらアスタルテに問うた。
「男と女が愛を示す方法など、ひとつですわ。想像したことありませんか? それとも、そのようなことを何も知らず蝶よ花よと育てられたのですか?」
「っ!」
モンモランシーの顔がカーッと赤くなる。
「あらあら? 想像したけで、はしたない液が垂れて…、もしやそこの男を想ってベットの上でご自身を?」
「は…はい…。」
アスタルテの指が、足の間から垂れてきたモンモランシーの淫液をすくい取った。
「まあ! ますます罪深い! これほどに想ってくれている相手を軽く見て! 他の娘に手を出すとは!」
「そういうところもひっくるめて…、愛してます…。」
「も、モンモランシー…!」
まるでアスタルテがが纏う色欲にあてられて操られているように、モンモランシーが言ったのでギーシュが驚いて赤面した。
「ギーシュ…。こんなはしたないわたくしではダメですか?」
目を潤ませたモンモランシーが、熱い息を漏らしながらギーシュを見た。
「そんなことはないさ! 僕は…僕は…、本当は…!」
「では、なぜ? あのケティという娘に手を出したのです?」
スルッといつの間にか後ろに回り込んでいたアスタルテが、ギーシュの顎に手を添えた。
「そ、それは…。本当に…本当に、僕が悪かった! 僕が愛しているのは…、他の誰でもない、モンモランシー、君だけだ!」
「きちんと謝れて、良い子ですわ。」
「ギーシュ…。」
「も、モンモランシー?」
モンモランシーがフラフラと近寄ってきて、両膝をついた。
そしてギーシュの顔を両手で包みこむように手を添えた。
「愛しているわ、だから…、わたくしを……愛して?」
泣き笑いの顔で言われた瞬間、ギーシュの中で何かがキレた。
かぶり付くようにモンモランシーに口づけ、勢いのまま押し倒すと、ボスッとベットの質感の上に二人で倒れ込んだ。
「サービスですわ。」
アスタルテが、幽霊のように浮いて離れた。
「ああ、ギーシュ…、ギーシュ!」
「モンモランシー!」
モンモランシーの小ぶりな胸を揉み、すでに濡れそぼった女性器を触り、ギーシュは、すっかりと立ち上がった自分の男根を濡れまくったモンモランシーの花びらに突き入れた。
「ああーーー!」
痛みと共に超絶な快楽が来て、モンモランシーは、たまらず大声を上げた。
「モンモランシー…、モンモランシー!」
「ギーシュ、ギーシュぅ…!」
欲望のままにモンモランシーの身体に男根を突くギーシュ。モンモランシーは、突かれるたびに、甘い声をあげた。
やがてギーシュが堪えきれず精液をモンモランシーの中に出してしまった。
「ああ、…しまった!」
ハッと我に返ったギーシュが、それに気づいて青ざめた。
「ご安心なさい。ここは、夢のような世界。わたくしの世界。だから子が出来る心配はありませんわ。ですが…、そのことをきちんと考えられるなんて、誠実なのですわね。」
「あ、当たり前だ!」
どこにいるかも分からないアスタルテに向け、ギーシュがそう叫んだ。
すると、モンモランシーが、足をギーシュの腰に絡めてきた。
「モンモランシー?」
「もっと…。」
「そして…、決して…果てることがないのですわ。欲望が。」
「うっ!」
先ほど果てたばかりの自分の男根がすぐに勢い取り戻したことにギーシュは驚いた。
「モンモランシーさん。楽しみなさい。」
「はい…。」
「も、モンモランシー!」
「ギーシュ…、もっと愛して?」
「お手伝いしてさしあげましょうか?」
「ひっ!」
すると背後からアスタルテが抱きついてきて、ギーシュは悲鳴を上げた。
「モンモランシーさん。男を喜ばせる方法を教えて差し上げますわ。楽しみましょう。」
「ま、待ってくれ!」
「はい! ありがとうございます!」
「だいじょうぶですわ。死には…しませんから。」
「うわああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
二人の女性に愛撫され、そして蹂躙され、性を絞り取られ、けれど決して果てることの無い無間地獄にギーシュは、暗闇の世界で空しく叫ぶことしか出来なかった。
***
『ハッ! 夢? 夢か! よかったーーー!』
「いいえ、夢では…ありませんわ。」
『へっ?』
ギーシュは、声が上からしたことに気づいて見上げた。そこには、アスタルテが自分を見おろしていた。
しかし、やけに彼女の頭が高い位置にある。
違う…、自分が低い位置にいるのだ。
「ご自分を、見なさい。」
『えっ? あ……。なっ!?』
ギーシュは、自分の手を見て驚愕した。
そこには、上品な金毛の毛で覆われた、肉球のある手があった。これは…どう見ても猫だ。
「こちらに鏡がありますわよ。」
『ひっ! う、うああああああああああああああああああああ!?』
折りたたみ式の手鏡を見せられ、ギーシュは、金毛の猫となった自分自身を見て悲鳴を上げた。
パニックになるギーシュの身体を持ち上げた手があった。モンモランシーだった。
「まあ…ギーシュったら、可愛くなって…。」
『も、モンモランシー…?』
「声まで出せないのですね?」
それを聞いてギーシュは、自分の声までも猫となっていることを知った。
「その子は、お好きになさい。貴女のモノですわ。」
「いいのですか?」
「リアル猫プレイ…、そして猫の体温を測るときのように、お尻にプスリと…、なんでもやれますわよ?」
「お尻…。」
『も、モンモランシーーーー!?』
「そして、お好きなときに、人型にしてさしあげますわ。中途半端に獣の姿でもそれはそれで楽しめますから。」
それを聞いて、猫となったギーシュを抱えたモンモランシーがゴクリッと息をのんだ。
『イヤだアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!』
ギーシュは、ジタバタと暴れる。しかしモンモランシーの腕力から逃れられない。それほどまでに力ごと奪われているのだ。
何があったのか分からない周りの者達には、アスタルテの髪の毛で包まれた三人が、再び姿を見せたときには、ギーシュが消えて、代わりにギーシュの髪の毛と同じ色の毛を持つ猫が現れたとしか見えなかった。
そして、猫が必死に、フーッだの、ニギャーっだのと必死に鳴いているようにしか見えていなかった。
その後、アスタルテは、ルイズと共に、オスマンに呼ばれたのだった。
ギーシュ、猫になる。飼い主はモンモランシー。
そして、ここまで騒ぎになるまで教員が来なかった理由については次回。