1しか知らない男が2の世界へ来てしまいフレンズに求められまくるお話(完結) 作:らんどまーく
ゴマちゃんに優しくすると言ったな、あれは嘘だ
さばくちほーに夜が訪れていた。
俺はジャケットのジッパーを上までしっかり締め、トラクターから少し離れた丘の上で1人空を見上げ、輝く星々をじっと眺めていた。
「日本近海……太平洋側か……」
月と星の位置からある程度の緯度、経度は割り出せる。ジャパリパークが日本近海に出現した新島であるという「設定」を知らなかったわけではないが、やはり自分の目で見て確認すると現実感が強まるのだ。
日本列島が存在するのならばそこは現在どうなっているのだろう。ジャパリパーク内の他の島は? この世界の歴史は? そもそも人間は滅んでいないか?
考え事は止まず、延々と星を見つめ続けていたのに目は冴え、気分もずっと高揚している。
これも昼間の出来事が原因だと思う。
フレンズと出会って遊んだり喋ったりということではない。いや当然楽しいことで嬉しくもあるが、それは心を落ち着かせるコーヒーのような物だ。コーヒーだから目が覚めてるんでしょとかそういう冗談ではなく。
問題はセルリアンだ。
物言わず、明確な悪意を持って襲ってくるのでもなく、ただそこに存在していて近付けば被害を受ける……まるで自然災害のような生物。空から降って来たことも相まってなおさらその感がある。
振りかざした木刀の感覚もまだ新しい。
木刀を突き刺したあの瞬間、はたして俺の中にあったのは「フレンズを守る」という純粋な意思だけだったろうか? 無意識にセルリアンに何かを重ねてはいなかったか?
害を成す存在、友好的な存在。どうしようもなく複雑で歪なケモノの姿を。
そうだ。人に害を成す最も大きな存在である――
さくっ。
……足音。背後から誰かが近寄ってくる。
「や、やあ。まだ起きてたんだな」
振り向くと木の後ろからひょっこり顔を覗かせるプロングホーンと目が合った。昼間と違い堂々とした様子はなく。そわそわしていて落ち着かない年相応の女の子に見える。
「はい、寝るのがイエイヌと比べて少し遅いので……プホンさんは夜行性なんですか?」
「ん、多分そうだが……どちらかといえば夕暮れ時か早朝の方が動きたくなるな。まあ、この体になってからは何時でも構わなくなってしまったが」
「そうなんですか」
「ああ。まあ私のことはどうでもいいんだ」
プホンはそう言いつつ眼前に回り込み、両手を俺がもたれる木に押し付けた。
壁ドン、ではなく木ドンである。俺は彼女との間に挟み込まれるような形になった。
「えっと……な。昼間から……その、胸がドクドクしたままなんだ。走ったら治るかと思ったらそうじゃなくて……むしろ強くなっている。きっとこれは――」
「自分が原因、ですかね」
「っ……!」
プホンの肩に手を置いた。ジャージの肌触りは綿素材のようで柔らかく、彼女の体温で暖かい。そのまま静かに肩を撫でさする。
すり、すり。
「んっ……♡」
「触れるとやっぱり体が熱くなりますか?」
「あ、ああ……! びりってして、あっ♡ 胸が、股の奥が、きゅんってするんだ……んっ♡」
俺と初めて接触したフレンズは皆同じような反応を見せる。まるで発情した獣のように襲ってきたり、ひたすら求愛をしてきたり。一度ヤるとそれ以降は落ち着いてくれるようなのだが。
以前、毒のようだと考えたことがあるがやはりそれは間違っていないのだ。触れただけで炎症を起こすとはまるでカエンタケのようである。真っ赤で歪な形をしたキノコ。キノコ繋がりか。やかましいわ。
「ううっ……! み、ミレンっ。それ、や、やめ……っ♡」
頬を朱に染め何かに耐えるように震えるプホンを見ると罪悪感やら面倒な考えがどこかへ行ってしまうような気がする。それどころか、ひたすら自分の欲望が湧いてきて頭に張り付くのだ。
もっと彼女と触れ合いたい、と。
ぐいっ――
「あっ!」
両肩を掴んで抱き寄せた。柔らかな体の感触と、冷えた空気に心地良い体温。彼女のツノが顔の前あたりに来てしまうのだけは気になってしまうが、それもご愛敬である。
ぎゅー……。
「う……あっ♡ ああ……♡!」
「温かいですね」
当然それだけで終わらせるつもりもなく。右手で肩を抱いたまま左手を自由にする。
「プホンさんのこの格好、下半身寒くないんです?」
さわっ……
「ひっ♡!」
言いながら左手を彼女の尻に伸ばす。会った時は意識しなかったがこうして見るとブルマ姿というのは非常に破廉恥な気がする。ジャージのズボンタイプも履けばいいのにとも思うが……そもそもフレンズ化した時からこの格好なのだろうから余計なお世話か。
さわさわ。
走ってばかりだというのに硬くない、それでいてとても形の良いお尻である。手に吸い付いてくるかのようだ。
「だ、だめだミレンっ。そ、そこはだめっ……」
「何がです?」
ぐにっ。
「ひううっ♡!」
ぐっと手に力を込めるとやわらかな弾力が伝わり、腕の中でプホンがぶるぶるっと震えあがる。
「こんなに可愛くてエッチな格好してて、自分から迫ってきたのにダメって言うんですか?」
ぐにぐにぐに。
「はうっ♡あ、やっ……♡! す、すまない……っ♡ゆ、ゆるしてくれ……っ♡」
「ダメです」
くいっ、ぎゅうううっ。
「~~~~~っ♡♡♡!?」
ぷにっと膨れている秘部の丘に指を食い込ませ、同時に肩を抱く手にも力を込めるとプホンが腕の中で痙攣を起こした。どうやらイッてしまったらしい。
真上から彼女のツノ越しに覗き込むと、はあはあと荒く息を吐き俺の胸にしなだれかかっている姿が見える……よく見ると涙を流しているような。
「す、すみませんプホンさん。怒ったり責めたりしてるんじゃないんです。その、ちょっと調子に乗ってしまって」
「い、いや……気持ちよすぎただけなんだ……分かってるよ。あなたが優しいってことは」
上気した顔でにこっと笑みを向けられると愛しさや欲望が爆発しそうになる。
「ふふっ」
ぐっとこらえているとプホンはこちらの状態を察したのか面白い物を見たように笑い、少し体を離すと持ち前のフレンズの腕力でくるりと俺との位置を逆転させる。
彼女は木にもたれかかってこちらに尻を突き出し、誘うような笑みを崩さずに言う。
「ほら、ミレンの好きにしていいんだ……♡」
ぷつん、と何本目か分からない理性の糸が切れる音がした。
俺は熱を持ってはち切れそうになっていたペニスを取り出し、彼女のブルマに手を伸ばす。
秘部の辺りをずらして露出させると湯気が出ているわけでもないのに、むわっと濃厚な雌の香りが漂ってくる錯覚すら覚えた。
ぐっ。
「あ……♡」
押し当てた先端をそのまま突き入れようとした時だった。
ばさばさっ!
「うわっ!?」
「え?」
頭上から羽ばたく音が聞こえ、次の瞬間には体が宙に浮いていた。
誰かが俺の脇を持って浮かんでいるのだ。困惑した顔のプホンがぐんぐんと遠ざかる。
「ろ、ロードランナーっ」
「我慢できないんで先にもらって行きますぜプロングホーン様!」
「お、降りろっ! 卑怯だぞ! ミレンを返せっ」
「へへん、オスをさらうのに飛んじゃいけないなんてルールはなかったぜぇ~♪」
「ま、待てー!」
ヒュウウウゥゥゥ……。
砂漠の満天の星空をイチモツ丸出しで飛ばされる俺である。非常に恥ずかしいというか情けないというか……この状況を生み出したのはロードランナーのようだ。顔は見えないが。
「へへっ、あんまり長い時間は飛べないけどちょっと無理をすれば……」
丘の上から急降下して速度を稼ぎ、ところどころに生えている木々をジグザグに縫うようにして飛行する。もはや丸出しだろうがそうでなかろうが危なっかしい飛び方に肝が冷える勢いである。
「よーし撒いた巻いた♪ じゃあ……よっ、と」
どこかの林の中、敷き詰められた葉の上に転がされる俺。見上げると彼女のニヤついたドヤ顔。なぜか若干イラつきを覚える。
「あれぇ? ちょっとしぼんでるな……。ご、ごめんねミレン様。もしかして飛ぶの怖かった?」
「まあそりゃあねえ……!」
「わっ!?」
がばっと起き上がり、彼女の腕を掴んで引きずり倒す。
プホンに挿入する直前だった消化不良の欲望と飛行の恐怖が相まって妙な気分になっていた。普通なら先に色々と話をするところだが……もうこの欲求を目の前のロードランナーにぶつけてしまおう、などという獣同然の考えに染まっていたのだ。
「は、はげしいよミレンさまっ♡そんなにあたしと交尾したいのか~♡?」
「やかまし」
半袖シャツ(今思えば胸元にBeepと書かれた既製品にしか見えない)にくっきりと浮かぶ胸を彼女の背中にのしかかりながら強く揉みしだく。
もみもみぐにぐにぐに。
「ひぃぃ♡ううううっ♡」
「昼間の雰囲気は何やってん。あとなんで様付けで呼ぶの君」
「それとこれとはべつ、だしい♡ミレンさまはっ♡はあう……っ♡あっ♡! ミレンさまだからだよお♡」
「何言ってんだこのエロバード……」
やはりまともな返答は期待できそうにない。ただの発情した鳥だ。
もうどうでもいいやと思いながらぷくりと膨れ上がってきた乳首をぎゅっと摘まむ。そのたびにロードランナーはビクンビクンと細かく震えながら甲高い声を上げる。
「きゃっ♡! あ、あんっ♡! ね、ねっ♡ミレンさまっ、プロングホーンさまよりっ、あたしの方が、ん……っ♡! い、いいだろー♡?」
「やかまし」
「ひううう……っ♡!」
ぎゅむーっと胸を鷲掴みにしてやると嬌声を上げながら彼女が縮こまる。その隙にスパッツをずるんと脱がせ、復活したペニスを彼女の秘部めがけて押し出して行く。
「やっ♡ひいい……っ♡ミレンさまって、意外とごーいんだな♡そういうとこもすきだぜぇ~♡」
「やかまし」
ずぷんっ!
「♡♡ひいあああ~~~っ♡♡!」
濡れていないんじゃないかという不安はやはり杞憂だった。キツい膣内はとろとろとしたヌメリで満ちていて非常に心地良く。しかし特に優しくしてあげようという気はないので最初からスパートをかける。
ずっ……ぱんぱんぱんぱんぱんっ!!
「は……おっ♡うううっ♡! お、お゛っ♡! んうううっ♡!」
体を上からのしかからせ押しつぶすようなピストンを浴びせる。彼女とてフレンズなのだから抵抗しようと思えばできるはずなのだが快楽に身を任せてばかりだ。
ぐいっ。
「うわっ、な、なに……っ♡?」
そのままの体勢でも構わないがこちらが疲れてしまうのでロードランナーの腕を引っ張り、上半身だけを起こした後背位にさせる。そしてシャツの中に手を突っ込んで胸の形が変わるぐらいの力で揉みながら、リズムよくピストンを継続する。
ぐにぐにぐにぐに。
ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ!
「あ、お゛ぉっ♡♡! はあっあっ、あっ♡♡お、おっぱいだめっ♡! もみもみしながらぱんぱんしちゃだめぇっ♡!」
「やかまし」
ぎゅむーーー、くりくりくりくりっ!
「ああ゛あ゛っ♡♡!! おっぱいのさきくりくりしちゃやらああっ♡! やああっ♡!」
ぱんっ、ぱんっ、ぱんぱんぱんぱんっ!
「んんううう゛~♡♡! あ、あうぅうぅっ♡! ミレンさまぁ♡あたしもうだめだよぉぉぉ……♡♡! ミレンさまのつがいにされちゃうよぉぉ♡♡」
「やかまし」
ビュルルルルルルル!!!! ビュクルルルルッ!! ビュルビュルビュルッ!
「うあ……♡♡あ……っ♡♡はへぇ…………♡」
膣内に出してやるとロードランナーはそのままくたっと横になり、だらしなく開いた口から涎を垂らしつつびくびくと震えていた。
がさがさっ!
「見つけたぞ……!」
「いっ……! ぷ、プロングホーンさまぁ!?」
いきなり茂みからプホンが現れた。どうやらこの林まで追ってきたようである……かなり早い。
「私は狙った獲物は逃がさないんだ……いちど食らいついたら絶対に逃がさないぞ……」
のっしのっしとこちらに向かってくるプホン。ロードランナーは別の意味で震えあがって縮こまる。
「もう。先にしたければそう言ってくれロードランナー」
「ふえっ?」
「さあミレン……さっきの続きをしようじゃないか……♡」
特に怒っているという訳ではないようだ。プホンは目にハートマークを浮かべた状態で俺の首に手を回し体を擦りつけてくる。走ってきた後だからか彼女の体は俺よりも熱く、少し汗の匂いもする。
「ふっ♡ふっ♡ん……っ♡ ミレン……あなたのがまた大きくなったぞ……♡」
すりすりすり、とブルマごと秘部を押し付けられたペニスが反応を見せる。こちらも彼女の淫靡な姿に先程までの熱が戻ってきて、無意識に彼女の体を手近な木に押し付けていた。
「ああっ♡」
「あ、すみませんプホンさん。つい……」
「い、いいんだ……あなたの好きにしてくれ……♡」
ぷつん。また理性の糸が千切れ飛ぶ。
すぐさまプホンのブルマを脱がせ、ぐいっと両足を持ち上げる。彼女は浮いた両足をこちらの腰に回してホールドし、うっとりとした眼差しで見つめてくる。
「はあ、はあ♡き、きてくれ……ミレンっ♡」
ず……ず、ずっ……!
「はあ、ああああっ……♡♡!」
ゆっくりと差し込んで行くとやがて最奥に到達する。彼女の中は先程よりもうねりがあり、より温かい。じっとしていて達してしまうような熱烈なそれではなく、優しく包み込むような感覚である。
ぱちゅっ、ぱちゅっ、ぱちゅっ。
「あああ……っ♡は、はううっ……♡!」
包み込むような膣の感触を味わいつつ腰をグラインドするように動かす。繋がった辺りからずちゅずちゅと音が聞こえる。
ゆっくりとしたそれに酔いしれるような声を漏らすプホンと目が合い、どちらからともなく唇を重ね合う。
「ん……♡ちゅ、ちゅるるっ♡んん……ふぅ♡」
「な~んかあたしの時よりやさしいなぁ~」
やかまし。
羨ましそうにこちらを見上げているロードランナーを無視し、眼前のプホンとの情事に浸り続ける。相手は両足を絡めてがっちりホールドして離さず、こちらも彼女の体を離さない。舌を絡めるキスも延々と続き、やがて限界が近づくと無意識に腰が加速してしまう。
ぱちゅっ、ぱちゅ……ぱちゅん、ぱん、ぱん、ぱんぱんぱんっ!
「ふあっ……♡! あん……っ♡あっ、くぁっ……♡! あ♡あ♡あ♡あ……っ♡ああっ♡!」
「ぐ……出るっ……!」
「だしてくれっ♡ちからのもと……っ♡たくさんだしてくれぇっ♡♡」
「ち、から……? うっ!」
ビュクリュルルルルルルッ!!! ビュルビュルビュルルルル!!!
「~~っ♡♡! ふああああ……っ♡!!」
最初よりも長く続く射精をプホンの子宮に流し込む。彼女は震えながらぎゅっと足を締め縋りつき、こちらも彼女の頭を抱くようにして密着する。
「ふう、ふう……これは、ちょっとつかれる……」
「でもすごく気持ちよかったでしょ? プロングホーン様」
「ああ……走るのとはまた違った気持ちよさがあるな」
彼女を葉っぱの上にゆっくりと降ろしてやると2人は寝転がった状態で交尾の良さを語り合い始めた。やれ『おっぱいを揉まれながらされるのが上も下も気持ちいい』だとか、やれ『ちゅーをしながらも最高』だとか。聞いていて妙な気まずさを感じる。
「なあミレン、朝までここで寝て行かないか?」
乱れた服を戻しつつ戻らせてもらおうかなどと考えているとプホンがそう提案してきた。
「いやトラクターにイエイヌが……」
「チーターと一緒だろう? 心配ないさ」
「添い寝だぜ添い寝~♪」
疲れた体を理由にお言葉に甘えることに。許してイエイヌ。
ある程度自分と2人の体の汚れをふき取ってから(ウエスを持ち歩いている)寝床で横になる。当たり前のように両側をフレンズでサンドイッチされているがこれも毎度のことなので気にしない。
「プホンさん、さっき『ちからのもと』って言ってましたけど……どういう意味なんですか?」
木の葉の向こうの星を眺めながら先程の情事で気になった言葉を質問してみる。既に隣のロードランナーはすやすやと寝息を立て始めていた。
「ああ……チーターから『ミレンと交尾したら体が軽くなってサンドスターまで出せるようになった』という話を聞いたんだ。だからあなたが何かフレンズの力になるもとを与えてくれるのだと……ああ、でも」
そこで言葉を切りぎゅっと腕に抱きついてくるプホン。顔を向けると彼女が微笑んでいる。
「それはどうでもいいんだ。私はただミレンと交尾がしたかっただけさ……ににんさんきゃくを教えてくれて、共にセルリアンと戦ってくれて、ロードランナーに絵を描いてくれたあなたと……。そうそう、特にあの絵はよかった。駄目になってしまった絵にはこいつが居なかったから……」
「チーターさんも言ってましたね。『私とプロングホーンが走ってる絵』だと」
「ああ。どうして自分が居ない絵をあそこまで大事にしていたのか今でも……いや、だからこそ……だったのかもしれないな……」
大切な友達だから、か。
「プホンさん、もうひとつ聞きたいんですが」
「なんだ?」
「かばんさん、というヒトに会ったことはあります?」
「ああ、一度だけあるが……話したことはなくてな。あまり知らないんだ」
今まで出会ったフレンズはなぜか皆同じような返事をする。有名人、のハズなのだが。
「そのフレンズがどうかしたのか?」
「いえ……ちょっと会いに行くつもりなんです」
「そうなのか。会えるといいな」
それからは時々木の葉が揺れる音のみとなり、やがてプホンの寝息も聞こえ始めた。
俺は遠くきらめく星々を眺めながら今夜最初の思考を思い出す。
セルリアンに重ねた影は、ヒトだ。
フレンズと違い、しかしセルリアンとも違う。
個体によっては友達になれ、個体によっては害となる。
そしてもしジャパリパークに「かばんちゃん」以外のヒトがまだ居たとして。
……アニメを見ていた時からそれを考えてしまっていた。
それがありえない展開だと分かっていても、実際に見て、聞いて、対峙したことのあるソレが「ヒト」という言葉に棲みついてもはや離れないのだ。ソレらは育ちの国ではともすれば命を、日本の一応の平和な社会では主に心を蝕む存在だった。
そしてここはジャパリパーク。数日間の生活で既にはっきりしている……ここにヒトが作り上げた、ヒトの為の社会はもはや存在していない。だからもしも害となるソレと対峙したならば、俺の取る選択は――
……やめよう。
だからこそ、その可能性を笑って捨てられるように「かばんちゃん」に会いに行くのだ。もしかするともう誰か他のヒトに出会っていて、一緒に仲良く遊んでいるのかもしれないのだから。
そろそろミレンの理性もはつじょうちほーに毒されてきております。
なので彼から襲うこともあるかもしれません(思いついたら書きたい)。
次はうみべちほー。海のフレンズがお待ちです。