1しか知らない男が2の世界へ来てしまいフレンズに求められまくるお話(完結) 作:らんどまーく
「んちゅ♡ちゅるるる♡ん♡」
イエイヌにベッドへ連れ込まれた(放り投げられた)俺は熱烈なディープキスを落とされていた。自分よりも小さな女の子だというのに掴まれた腕は全く動かせず、強靭な体幹を持っているのかこちらの動きを四肢だけで完全に封じ込んでくる。
「ちゅる♡んっ♡んちゅっ♡」
どこで覚えたのかそれとも本能でそうしているのか。口腔を縦横無尽に動き回るイエイヌの舌。
「くちゅ♡……んふぅ♡は……♡」
こちらも始めこそ舌を引っ込めてじっとしていたが、次第に酸欠やら興奮やらで朦朧としてきて今は彼女の求めに応じて舌を絡め合っている。
「ぷはっ……はあはあ♡ご主人……♡もういいですよね……?♡」
イエイヌが艶のある笑みを浮かべながら身体を起こす。
ベッドの上で腰を浮かし、スカートをたくし上げて陰部を見せつけてくる。
てらてらと光るイエイヌのそれ。キスだけでここまで濡れたのか。
「イエイヌ、ま、待つんだ。異種間でのそういった行為はだな」
「待てないです♡」
イエイヌが目を輝かせながら手際よくこちらのズボンのチャックを下ろし、勃起したそれを取り出した。
そしてこちらの言葉を待たずにイエイヌが一気に腰を下ろす……!
ズププ……ズッ!
「ふああああああああっ♡」
ぶるぶると震えるのも一瞬、イエイヌはすぐに腰を激しく上下させる!
パンッ、パンッ、パンッ!
「ごめんなさいっ♡めいれいをきけないわるいこでごめんなさいっ♡ああっ♡んっ♡くぅんっ♡」
ぐっ、締め付けがかなり強い。相手側がかなり濡れているからか痛みはないが……。
「いうこときくからっ♡あう♡どこにもいかないでっ♡あっ♡あぁっ♡」
涙声で懇願するかのように頭をこすりつけてくるイエイヌ。
まあいきなりセックスを迫ってくる時点でおかしいという次元を越している気もする。
というか様子が少しおかしい、ぐずっているような声が聞こえてくる。
そっと顔を覗き込んでみると……。
「ううっ♡ああ……♡ぐずっ、んっ♡ごめんなさっ♡ううっ♡」
やっぱり泣いてますやん。かなりペースもダウンしている。
様々な罪悪感が湧き上がってきて見て見ぬ振りもできず。こちらの首筋に埋まる彼女の頭に手を置いて、
「んぅ?♡」
「よーしよしよしよし」
愛犬の頭をなでくり回すように両手でわしゃわしゃする。
「いい子いい子。あー……きっと寂しかったんだよな。俺はどこにも行かないから大丈夫だぞ」
「ご主人……」
オッドアイのツリ目で黙って見つめられ少し背筋が冷えた。獣に見つめられているような感覚。つーか心がこもってないのが見抜かれたか? そりゃ正直もうこっちもフレンズと夢のセックスしたさで限界だし。本音を言えばこっちも腰を振りたいぐらい。
あれこれ考えているとイエイヌが何か言いたそうに口を開いて、
「好きっ!♡」
パンッ!
「うっ!?」
「すきっ♡すきっ♡やさしいごしゅじんすきっ♡だいすきっ♡」
パンパンパンパンパンッ!
涙目かつ満面の笑みで好意を叫びながら高速ピストンをかましてくるイエイヌ。一心不乱に腰を打ち付けてくる様は獣のようだ。
「すきぃ♡すきっ♡ごしゅじんっ♡あっ♡くぅぅん♡」
俺も我慢できずに腰を打ち返すとイエイヌはのけぞって震えた。
身体を起こして対面座位になり彼女の頭を包み込むように抱く。小さな体は柔らかく、服ごしでも熱くなっている体温を感じられる。
なでなでわしゃわしゃ。
「なでてっ♡もっとなでてぇ♡なでられるのすきぃ♡」
「よしよしよし……!」
なでなでなで、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ!
「あああっ♡ふあっ♡あっ♡くぅぅぅん♡」
必死にしがみついてくるイエイヌを抱きかかえてピストンのストロークを大きくする。
「そっ、そろそろイキそうだ……!」
「やあっ♡いっちゃやだ♡いかないでぇっ♡いっしょにいてえっ♡」
イエイヌが首を振っていやいやをしながら両脚を腰に回してホールドしてくる。ペニスへの膣の密着が強くなり激しい快感がまとわりつく。
「っ、そういう意味じゃなくて……ぐっ! まずっ、で、出るっ!」
ビュルルルルルルルルッ!!ビュルルルル!ビュルルッ!
「くうぅぅぅぅぅぅぅんッ!!♡♡♡」
や、やっちまった……フレンズとセックスした上に中出しを。完全に汚してしまった。けもシコ警察に逮捕される。
「はぁ……♡はああ♡くぅん♡くぅん♡」
彼女はといえば恍惚とした顔でこちらの胸板に頭を擦り付けている。覗き込んでいると向こうも見上げてきて目が合った。
「ご主人……もう少しだけこのままでお願いします♡ あっ、でも」
そう言うとイエイヌは何か思い出しように繋がったまま器用に服を脱いでいく。
あれ、フレンズって服の概念理解してたっけ? キツネコンビさん達とか最初は服のまま温泉入ってたよな?
「ふふ♡いつもご主人を見てましたから♡ぬぎぬぎです♡」
会ったの初めてじゃん? と思いながらも徐々に肌色の面積が増えていくフレンズから目を離せない。いつの間にか空には月が上っておりイエイヌの裸体が月明りに照らされている……って、いつの間にか俺まで脱がされてる。
「はあはあ♡ご主人のからだ……♡くんくん♡」
ぎゅっとしがみつかれイエイヌの胸が俺の胸板の間で形を変えた。着やせするのかそれなり以上の大きさである。こちらも興奮の熱が戻ってきて思わず彼女の胸に手を伸ばしてしまう。
ふにゅ。ふにゅふにゅ。
「ふあっ♡んん……♡おっぱい、きもちいいです♡」
感度も良いようだ。固くなった乳首を摘まんでころころと弄る。くりくりと。
「んっ♡くぅんっ!♡」
おおーすごい反応。現実の女じゃ絶対こんな奴居ないか演技だろうが……この子は本当に感じているのだ。
「ねえご主人♡もっとしましょう?♡」
イエイヌがとろんとした瞳を向けつつ尻尾をぱたぱたと振る。その野性的かつ妖艶な姿に俺の愚息も反応し彼女の中で主張を始める。
今は何も考えずやりますか。交尾。
これが夢だったら、覚めればいつもの憂鬱な日常が返ってくるのだから。
「ここで寝ちまうと、覚めるのかねえ……」
「え? なんですか?」
あれから交尾に没頭し、気付けば4回もイエイヌの中に発射していた。さすがに疲れて互いの体とベッドのべたべた汚れをさっと掃除してから、今は裸で密着しながら(抱き付かれながら)寝転がっている。
腕の中で丸くなっていたイエイヌがこてんと首をかしげていて、俺は微笑みかけて頭をひと撫でした。
「質問がいくつかあるんだけど、構わないかな。眠かったらいいんだけど」
「ご主人のお力になれるならなんでもしますよ。ささ、なんでも聞いてくださいね」
この子「なんでも」って言い過ぎなんだよなぁ。どんどん要求がエスカレートしてしまいそうだ。
「まずさ。君、なんで俺のことをご主人って呼ぶんだい?」
「それはご主人がご主人だからです!」
「具体的にどんなところがご主人なのか言ってくれーい」
「に、匂いとか。体もおっきいですしヒトですし、おちんちんもあるじゃないですか」
自信満々な顔で何てこと言ってんだ。
まあ分かった。多分この子は他の誰かと俺を一緒に見ているのだ。恐らくその誰か、は男なのだろう。オスなら誰でもOKだったらしょげそうだ。
「君がやたらとエッチ慣れしてるのは?」
素で「おちんちん」なんてワードを発するフレンズなんてそうそう居ないと思うんですけど。
「ご主人がよくここでしていましたから。ご主人に気持ちよくしてもらってた方が言ってましたよ……ふぁ……」
「あー……うん、そうか」
おちんちんもっとぉ! とか? つーかなんでダブルベッドなのかと思ったら……やっぱりそういう用途でご使用になられておった訳ね。しかしジャパリパーク内にある施設でこんな露骨なもん作って大丈夫か……? 一応全年齢向けの娯楽施設じゃないのか? 隠れてフレンズを連れ込んでたりしてたら色々とヤバいな。俺が言えた口でもないが。
「じゃあ最後に聞きたいんだけど」
イヌミミを撫でながら。
「君、どのくらいの間ここに居るの? 他のヒトに会ったことはある?」
…………あれ、反応がない。
「すー……すー……」
おねむでしたか。
顔を上げるとベッドに差し込んでくる月明りがやけに眩しく見えた。欠け始めの下弦の月だ。
視線を戻すとかわいらしいイエイヌの寝顔。とても安らかな表情で、僅かに口元がほころんでいる。ずっと眺めていられるような気もするが……俺も眠くなってきた。
「ごしゅじん……どこにも……いかないで……」
寝言か……。眠れば……この夢は覚めてしまうのだろうか?
たとえ夢だとしても……どうか、この子に幸福な明日を。