1しか知らない男が2の世界へ来てしまいフレンズに求められまくるお話(完結) 作:らんどまーく
ブロロロロロ…………。
風景が駆け足程度(もちろん俺レベルの)の速さで流れてゆく。俺とイエイヌはあの施設からそう遠くない場所で放棄されていたトラクターを発見し、移動手段として使わせてもらっている。
ガタガタ、ゴトンゴトゴト。
腰に来るなこの反動……サスの動きがイマイチすぎる。あとでしこたまオーバーホールしてやるから覚悟してもらおう。
動物の顔(猫?)を模したそれはフレーム以外がそれなりに痛んでおり、夜になるまでに移動したかったのでちょっぱやのけつかっちんで修理させてもらった次第だ。
あの家にジャンプスターターやパンク修理キットが有ったのは本当に幸いだった。他にもその他工具諸々があったので、イエイヌを置いて行ったヒトとやらは整備士か技師だったのかもしれない。ちょいと親近感。
「この、とらくたー? はなんだか楽しいですねご主人!」
膝の上でこちらを見上げるイエイヌのオッドアイと目が合う。最初は後ろの荷台に乗っていたのだがいつの間にかこちらに移動してきたのだ。
ゴソゴソ……ジー。
「ちょっと待ってイエイヌさんなんでズボンのチャック開けようとしてるんですかね」
股ぐらに跪く形になったイエイヌが意気揚々と(鼻息荒く)手を動かしながらにこりと笑って、
「さっき言ったじゃないですか♡なんでもしてくれるって♡」
「そりゃ言いましたけどもね今運転中だからほら危ないし、って」
ポロン。
「むっ、ご主人のおちんちん元気ないです」
「そりゃいつでも元気だとそれはそれで困るでし――」
「じゃあわたしが元気にしてあげます♡」
発情モードだとマジで聞かないね人の話ね。
鼻息をふんすふんすさせるイエイヌをもう止めようがないと判断してトラクターを停車させる。はあ……どこかで鳴く野鳥の声が響き渡るぜ……。なにやってんだろう、俺。
「こうかな♡こうかな♡」
犬がじゃれつくのは普通はボールだろうと個人的に思うのだが残念ながらこれはきったない肉の棒である。
力加減は弁えているのか軽く握った拳でにぎにぎと陰茎をマッサージされているのだ。こういうのは家主の情事で見たことがないのか模索しながらの動きであるようだ。
「あ、おっきくなってきましたよ♡」
快感は大したことがないのだが問題はこのシチュエーションである。可愛いフレンズが目にハートマークを浮かべながら自分のペニスを興味津々で弄っている、その状況に興奮が湧き上がるのだ。
クニュクニュ。
やがてイエイヌは角度の上がったペニスの亀頭をこね回し始めた。彼女の手袋が敏感な部分を滑るようにして動く度に快感が走り、むくむくとペニスの主張が増してゆく。
「くんくん……♡はあ♡やっぱりこの匂いもすき♡」
イエイヌの鼻息が亀頭に当たりぴくぴくと反応してしまう。ひとしきり匂いを嗅いだ彼女は両手をペニスから離し、
「いただきます♡」
パクり。
「うっ……は、歯は立てないでくださいよイエイヌさん」
「ふぁい♡」
躊躇なく咥える口内で彼女の舌がまとわりついてくる。ヌメヌメと暖かく湿った感覚だけでもかなりの物だ。
「ん♡んふぅ♡」
ヌリュヌリュ。
ゆっくりと舌で亀頭全体を舐め回したり、
「ん、ん、ん♡」
クチュクチュ。
裏筋を素早く舐めたり、
「んんん♡んー♡」
チロチロチロ。
舌先でカリ首をなぞり上げてくる等々……徐々にレパートリーが増えてゆく。
「くっ……う」
「ふぐ♡んぐんぐ♡ふーっ♡」
おまけに時折こちらの顔を見上げて反応を伺い、最も感じるような動きで責め立ててくる。ペニスの敏感な部分が全てイエイヌの口内に隠れて何をされるか分からない状態なので、なおのこと快感が増幅されている。
「んちゅちゅ♡んんんー♡ずずずず♡」
「ぐっ、うっ、それヤバ……」
舌先で鈴口をなぞりながらバキュームされ電流のような快感が腰から背中まで駆け上がってくる。イエイヌの口内にそのまま射精したいという欲求が果てしなく高まって我慢できない。
「んふ♡」
モミモミ。
イエイヌのオッドアイが怪しく光り細められた。なんと彼女は空いていた両手を玉袋に沿えてにぎにぎと揉み始めたのだ。
「んぢゅぢゅ♡んんんー!♡んー!♡」
モミモミレロレロレロズゾゾゾゾゾ!
「ぐっ、お、あ……!」
スパートをかけるイエイヌの責めによってとうとう限界がやってくる……!
ビュクルルルルルルル!
「んぐぉ♡んぐっんぐっんぐっ♡」
一瞬目を見開くがすぐさま恍惚とした表情に戻り精液を飲み下し始めるイエイヌ。吸引に加え玉袋へのマッサージも続けられる。
ズズズズ! ニギニギニギ。
ビュルッ……ビュルッ……!
「うっあ」
「んぐんぐ♡」
吐き出しもむせもせず、結局イエイヌはこちらが吐き出した欲望の液を全て飲み込んでしまった。
もう出ないことを察したイエイヌは静かにペニスを解放し、
「えへへ♡ごちそうさまでした♡」
まるでおいしいエサをもらった犬のように尻尾をばたつかせながら満面の笑みを浮かべるのであった。
「あー……うん、お粗末様というか申し訳ないというかありがとうございますというか……荷台のバッグに水筒があるから、せめて口をゆすいでぺっしといてね……」
「えー? できれば長く味わっていたいですけど……ご主人がそうおっしゃるなら」
やや不服そうに(動きは軽快だが)後ろの荷台に戻っていくイエイヌに罪悪感やら恐怖やらエロさやらを感じながらも、俺は再びトラクターのエンジンをかけるのであった。