1しか知らない男が2の世界へ来てしまいフレンズに求められまくるお話(完結) 作:らんどまーく
「マ、マーゲイさん……じゃ、ないですか」
俺は背中を伝う冷たい汗を感じながら声を上げた。
横になったマーゲイは真っ赤な顔を俯かせて俺のシャツを握りしめて離さない。そのせいで俺も身動きが取れず、横になった状態で彼女と向かい合っている。
彼女が全裸でないことだけが安心材料だと思う。もしそうならもう色々とやってしまった後なのだから(しかも記憶にございません状態)。
「……い……です」
「え?」
「ミ、ミレンさんが悪いんですよ!」
「ふぁっ!?」
マーゲイは昨日初めて出会った時のように眉をつり上げてこちらを睨む。眼鏡の奥の瞳がうるうるして顔面ゆでだこ状態で。あと眼鏡が盛大にずれてるせいで酔っぱらった泣き上戸のようになっている。
「あの、な、何がですか? ああもしかしてこのベッドってマーゲイさんの寝床だったりします? すみませんそれならすぐに出て行かせてもらいますんではい」
「昨日からずっと顔が熱くて胸がドクドクしててっ、こ、これ、きっとミレンさんがそうしたんでしょう!?」
いや覚えがあると言えばあるが、ないと言えばないんだけど俺が悪いん? こんだけ必死に言ってくるんだから俺が悪いんだろうけどどうすりゃええのよこれ。
むにゅ、むにゅ。
呆然とマーゲイを見つめていると、彼女は猫が飼い主の足にするように体を俺の胸板辺りにこすり付け始める。白いノースリーブの服を押し上げる豊満な胸が形を変えながら柔らかな感触を伝えてくる。
「も、もう限界なんです。今日のライブの間もあなたのことをずっと考えてて……♡ぺパプのマネージャーなのに、ぺパプの皆さんじゃなくてあなたのことを♡!」
すりすりすり。ぺろぺろ。
「ちょっ、うあ」
マーゲイは胴体をこすり付けながら俺の首を舐め始めた。さらさらとした薄いグレーの髪から甘い香りが漂い、丸みを帯びた猫耳が鼻先をくすぐる。そして首を伝う舌のざらざらとした感触。猛烈な勢いで理性が遠のいていく。
「私、私っ、よく分からないんです。ミレンさんのことを考えると、もう、なんだかよく分からなくなるんです♡!」
至近距離で彼女の吐息が鼻孔に入り込む。パカァーンと言う擬音と共に理性の壁が崩れ去ったような気がした。
「ぺパプの方々を考える時と違ってなんだかせつなくて、でもお触りは駄目だからずっとあなたの上で、んっ!?」
唇をそっと押し当てて言葉を遮る。目を大きく見開いていて、何が起こったのか理解できていないようである。
「ん……! んんっ、はっ♡ミレンさ……! んっ♡! んんん……♡」
ちゅ、ちゅっ、とついばむようなキスを繰り返すとトロンとした瞳から一筋の涙が流れる。彼女は俺の腕の中で丸まった猫のようになり、ただキスの為に唇を差し出し続ける。
「ちゅ……♡ちゅる♡ちゅっ♡ん……♡」
舌を差し出す深いキスに繋げながらマーゲイの体が下になるように体勢を変える。縮こまった彼女の腕をどかし、露わになった胸に対して服の上から淫らなマッサージを始める。
もみ、もみ、もみ。もにゅ、さわさわ。
「は、はうぅ♡それ♡ぞくぞくしてっ♡」
柔らかな双丘を揉むたびにマーゲイはビクビクと体を震わせた。敏感な上にブラをつけていないから手の感触がダイレクトに伝わっているのだろう。フレンズの服は上質なのか、マーゲイのそれはまるでシルクに包まれたマシュマロのような触り心地で癖になりそうだ。
さわさわ、すりすり。もにゅもにゅ、もみもみ。
「んぅっ♡ふぁぁ♡みゃあ♡みゃ……ん♡」
こなれてきたのか少し固かった彼女の表情も完全にトロけきっていた。じっくり胸の愛撫を続けていると、ふと服の上からでも分かるぐらいにふくらんだ先端に目が行く。
どんな反応をしてくれるだろう。マーゲイが快楽で乱れる様を見たいという欲求に抗えず、ピンと主張する乳首に指を伸ばす。
きゅっ。
「みゃっぁんッ♡♡!!」
人差し指と親指で摘まんだだけで彼女は体を大きくのけ反らせた。甲高い、それでいて透き通った嬌声が耳に心地よい。
きゅっ、きゅっ。きゅ、きゅきゅっ。
「みゃああっ♡♡! だめっ♡! それだめっ♡! やっ♡! あっ♡みゃんっ♡!」
左右交互に摘まみ上げるとマーゲイの体が断続的に小さく跳ね上がってベッドを軋ませた。乳首を弄る動きを止めようと彼女も手を重ねてくるが全く力が入っておらず、まるで自分からおねだりしているかのような絵面になっている。
「みゃっ♡! やあっ♡! みゃう、あぁっ♡!」
必死に快楽を受け止める姿からしてそろそろイキそうなのだろう。彼女が達する姿を見てみたい。
両の人差し指を立てて先端を激しく責め立てる。
くりくりくりくり!
「みゃあああんっ♡♡♡!!!」
ひと際大きな声を上げた彼女の胴体が浮き上がり、足の先までぴんと伸び切った。
「はあっ♡! はっ♡はぁ♡はあぁ……♡♡」
イッた所から快感が全身に伝播しているのだろう。手を離してやるとマーゲイはビクビクと震えながらも自分で自分の胸をやわやわと撫でて余韻に浸っていた。
彼女を犯したい。獣のように激しいセックスをしたい。
ただその意思に従ってマーゲイのスカートを捲り上げ、既に洪水を起こしている秘部に自分のいきり立ったペニスを押し当てる。
「はあ、はあ……♡ミレンさん……♡」
マーゲイはぼんやりとペニスを眺め、やがてこちらに向かって両手を差し伸べ微笑む。
「もっとしてください♡ミレンさん♡」
がしっ。
ズズズ、ズプッ!!
「み、みゃああああっ♡! ああーーっ♡♡!!」
彼女の手を引くようにして一気に挿し込んだ瞬間、絶叫が響き渡る。
パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ!
「あっ♡! あんっ♡! あんっ♡! みゃああっ♡! んうう……♡! あうううっ♡!」
彼女の両手を掴んだまま激しくピストンを繰り返す。ペニスを包む膣はキツく脈動を繰り返して離そうとせず、結合した境目からは愛液が飛沫となって飛ぶ。
「あ……♡」
激しい運動でマーゲイの眼鏡が落ちかけているのに気付き、一旦腰を止めてそっと眼鏡を取るとぽーっと見上げてくる。眼鏡を取った彼女はとてつもなく可愛い。いや眼鏡をかけていても可愛いのは可愛いがギャップ萌えという奴だ、ギャップ萌え。
「眼鏡を外すとすごく可愛いよ」
「えっ、そ、そうですか……♡? そんなに見つめられるとはずかし――あっ♡! はあん♡! あんっ♡!」
パンパンパンパンッ!
言い終わらない内にピストンを再開し、今度はキスと胸への愛撫も追加する。彼女のざらざらした舌が吸い付くように踊り、触り心地の良かった服は汗でじっとりと湿って綺麗なピンク色の乳首が透けている。
「ちゅるる♡ ちゅっ♡ んみゅっ♡♡! んみゃあっ♡!」
彼女の綺麗な顔をじっと見つめながらキスと胸と膣の感触に溺れて行く。やがて前後するペニスにじわじわと快感の波がせり上がってくる。
「ぐっ……もう……!」
「あぁんっ♡! あんっ♡! みゃああん♡! ミ、ミレンさぁんっ♡!」
ぎゅうううう!
最後のストロークをマーゲイの最奥に叩き込みながら背中にぐるっと腕を回し、彼女の胸が潰れるくらいに覆いかぶさってがっちりホールドする。
「はふぅ♡」
耳元で空気の抜けるような声がして、
ビュルルルルルルルルルッ! ビュクルルルル! ビュルルルルルルッ!
「ひっ、あ……♡! みゃああああああん♡♡♡!!!」
マーゲイの嬌声を耳で味わいながら細かく震える体をかき抱き、精を吐き出しながらもゆるゆると律動を続ける。彼女の子宮に自身の欲望をこれでもかと流し込み、尚も快楽の追い打ちをかける。
ずちゅっ……じゅぷっ、ずちゅっ……じゅぷっ……
ビュルッ、ビュルル、ビュルッ、ビュル……
「あああっ……♡! はぁ……♡みゃ、ああぁ……♡!」
密着したままお互いにはぁはぁと息を吐く。どれくらいそうしていたのか分からない。その内に震えが止まったマーゲイが再び俺の首筋をぺろぺろと舐め始め――
「とっても気持ちよさそうでしたね、ご主人♪」
すぐそばから向けられた声によって、冷たい汗が滝のように流れ出す錯覚に襲われた。