※この作品はR-18です。

E組女子を、超能力で俺の操り人形にしてみた   作:miyakokat

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今回は主人公である火ノ村斗真(ひのむらとうま)の説明が主です。




プロローグ

「ここがE組か…」

 

ある晴れた日の朝、俺こと火ノ村斗真は、山の上の旧校舎の玄関に立っていた。

 

表向きは、警察庁推薦の暗殺者として、ターゲットである超生物を狙うために転校してきたことになっているが、本当はそうじゃない。

 

俺は暗殺者ではなく超能力者。それも世界一の、と言って差し支えない、とびきりの超能力者である。

 

なにがそんなに凄いのかって?

 

信じられないかもしれないが、この俺には、他人の持つ記憶を見ることができる、という特殊能力があるのだ。

 

なんのことかわからないかもしれないので、もう一度説明しようか。

俺は「あること」をするだけで、相手の頭の中にある記憶をすべて見ることができるのだ。

 

それだけじゃない。

さらに別の「あること」を施すと、まるで操り人形のように、相手の身体を自在にコントロールすることも可能となる。

 

ただし、その二つの「あること」というのがとてもエッチなことなので、女子相手にしか使えないというのが唯一の弱点だ。

 

この特殊能力があれば、個人の隠し事を暴くことなど朝飯前。その気になればどんな悪事だって働くことができる。もちろん、俺はまだ○学生。普段はめったに使うことはないので安心して欲しい。

 

理由は簡単、あまりに過激な特殊能力ゆえに、政府から極秘扱いにされ、無断で使うことを厳しく禁じられているからだ。

 

だが今回だけは違う。

この俺の特殊能力を知る警察庁の最高幹部から、ある事件の解決のために協力してほしいとの依頼があり「そのためならいくら超能力を使ってもかまわない」とのお墨付きをもらったからだ。

 

それが今日ここE組に、俺が来た本当の理由だった。

 

 

「彼の名前は火ノ村斗真くんだ。みんなで仲良くしてあげて欲しい」

 

烏間という、防衛省から来た副担任に紹介されて、俺は晴れてE組の一員となった。

クラスに入ってすぐに思ったのは、このクラスの女子たちの容姿レベルの高さだった。

 

教壇に立つと、思わず見とれてしまいそうになるほどかわいい女子が何人もいる。はやる気持ちを隠して、涼しい顔で俺は一番後ろの席に向かった。

 

俺の席の右側は、一癖ありそうな赤い髪の男子、前はおさげ髪にメガネの大人しそうな女子、左にはなぜか金属の黒い箱が立っていて、大きな画面にニコニコした美少女が映っている。これもクラスメートだというのだから、つくづくおかしな学校だ。

 

席に向かう途中、金髪の美人に、巨乳ポニーテール、つり目のクールビューティーなど、気になる女子が何人も目に入る。この女の子たちに特殊能力をかけたらどうなるか…。軽く想像しただけで、期待で胸がドキドキしてくるではないか。

 

 

このあと、俺は午前の授業を受け、午後からは暗殺の訓練を受けた。

このクラスの女子たちは、ナイフ術に狙撃、護身術を含む格闘技と、いずれもめちゃくちゃレベルが高い。

 

俺はさりげなく彼女ら一人ずつの戦闘能力を把握するようにした。超能力で身体を乗っ取ったときに、それぞれが持つ特徴をあらかじめ知っておいて損はないからだ。

 

 

放課後になった。

職員室で烏間先生から明日以降の予定についての説明を受けた。

 

「…というわけだが、なにか質問は?」

「いや、特にないです」

「そうか。ところで君は…。い、いや、なんでもない」

 

烏間先生は俺に何か訊きたいことがあるようだが、それ以上踏み込むことはなく、「防衛省の用事があるので失礼する」と言って、忙しそうに職員室を出て行ってしまった。

 

俺は烏間先生が暗殺訓練のあいだ、ずっと俺のことを観察しているのに気づいていた。

運動神経も反射神経もごく普通の俺を見て、何度も不思議そうな顔をしていたので、なぜ俺が警察庁から推薦されたのか、ほんとはその理由が知りたいのだろう。

 

もちろんいくら烏間先生が防衛省の人間であるとはいっても、俺の特殊能力について正直に話す訳にはいかない。

 

もしクラスにバレたら、せっかく女子たちを思い通りにコントロールする楽しみを奪われてしまうし、そもそも事件の解決どころではなくなってしまう。

 

 

今日は結局、超生物である担任は一日休暇とのことで、会えず終いだった。英語担任のビッチ先生も帰ってしまったので、この旧校舎に残っている教師は一人もいない。

 

クラスに戻ると、ある女生徒が一人で日直の仕事を片付けていた。たしかこの片岡という女子は学級委員だったはず。学級委員なら、もしかして例の事件の手掛かりを知っているかもしれないな…。

 

教室の入り口に立っている俺に、片岡が気づいて話しかけてきた。

 

「火ノ村くんだっけ?今日は転校初日で大変だったでしょ」

「ああ、いろんなことがあって疲れたわ」

 

嘘だ。ほんとは疲れてなんかない。

 

「ところで今日の日直は一人なのか?」

「もう一人は前原くんなんだけど、用事があるとか何とか言って…、どうせ何の用事かわかってるけど…」

「そうか、なら少し手伝うわ」

 

俺は片岡に近づいた。片岡は何かのスポーツをしているのだろう。女子にしては背が高めで、無駄のない肉付きをしているが意外と胸もあり、大人顔負けのスタイルの良さを持っている。

 

決めた。E組女子最初のターゲットは、この子にするとしよう…。

 

 

【続く】

 

 




いかがでしたか?
次回からいよいよE組の女子が一人ずつ火ノ村斗真の特殊能力の餌食になります。ぜひお楽しみに!
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