E組女子を、超能力で俺の操り人形にしてみた 作:miyakokat
「お、おい、なにやってんだああああっっっ!!!!」
ハア…、ハア…、ハア…!
放課後、あまりの出来事に取り乱した俺は、気がつくと怒鳴り声をあげていた。
俺と向かい合った大きな金属製の黒い箱の液晶パネルに映っている27番目のE組生徒、自立思考固定砲台こと律は、今にも泣きそうな顔で俺を見ている。
「ご、ごめんなさい…!!」
「ごめんで済んだら警察いらんわ!」
なぜ俺が律にこんなひどいことを言っているのか、さすがに説明しないとまずいだろう。
以前からちょくちょく律は、俺のスマホに侵入しようとしてきたが、俺はその都度ブロックしてきた。
理由は単純。俺のスマホにはE組女子とのエッチを撮影した大量の動画が保存されているからだ。ほんとなら別の媒体に保存すべきだと思うが、最近は本番が忙しすぎて観なおす暇もなく、ほったらかしにしていた。
昨日律は俺に便利だと言って、自分で作った画像編集用アプリを勧めてきた。深く考えもせずインストールしたものの、気がつくと俺の撮り貯めたエロ動画は、すべて律のクラウドに移動して保存されていたのだった…。
なぜそれがわかったのかというと、律が俺に動画のことをあれこれ訊いてきたからだ。もちろん律には悪意はない。ただ好奇心のままにクラウドに集めた情報を調べただけのことだ。
だが俺からしたら、万が一これがクラスに知られたら、いやそれどころか日本中、世界中に拡散したら…と想像しただけで卒倒しそうになる。
なので俺は演技半分、焦り半分で律を問い詰めているというわけだ。
「い、今すぐクラウドのデータを消してくれ!」
「は、はい!…で、でも今解析中でして…」
「おいおい…なにやってんだよ!」
「す、すいません、とても興味深い映像だったので…」
なんだって?いまなんつった?
「ほー…律くん、どのあたりが興味深いのかな?」
「皆さんが普段とはまるで違う姿で…そ、その…」
律が真っ赤になって目をそらした。
まあ、貪欲に知識を集めたがる人工知能のことだ。人間がセックスに夢中になる様子に興味が湧いたとしても何ら不思議はない。
この学園生活のなかで律は日々進化している。人間とAIとの共存共栄のためにも、人間という生き物の理解の教科書として、エロ動画はとても良い教材なのかもしれない(ウソ)。
「律くん、これは大変なプライバシーの侵害だ。わかってるな?」
「は、はい…」
「動画に出てくる女子たちに、もし律のしたことがバレたらどうなるか、よく考えてみてほしい。みんなカンカンになるぞ?あー、みんな律とは絶交だな。間違いないね」
俺はオーバーにため息をついて呆れたふりをした。
「そ、そんな…それは困ります」
くくく…いい流れになってきたぞ(・∀・)ニヤニヤ
「今回のことは黙っといてやってもいいけど、その代わり条件があるな」
「な、なんですか?」
「まずは秘密の保持だ。この動画は俺と律だけの秘密にしてもいい。だからどんなにハッキングされても絶対にバレないような方法で隠してくれ」
「承知しました(^_^ゞ」
「そのかわり、今から俺の言う通りのCGゲームを作ってもらう」
最近律はVRの映像作りに凝っている。先日も不破優月がジ○ンプのキャラクターをVR化してもらって大興奮していた。それを俺流に活用させてもらおうというわけだ。
「あの…」
「なんだ」
「やっぱり皆さんお一人ずつに、私からごめんなさいって謝ったほうがいいのかなって…」
「な、なに言ってるんだ!そんなことをしたら彼女たちがショックを受けるだろ?それで俺まで嫌われたらどうするつもりだ!」
「そ、そうですね」
「そうだよ。とにかく俺の言う通りの物を作ってくれればいいんだ。わかったな?」
「は、はあ…」
律はあまり乗り気でないみたいだったが、俺と打ち合わせをしているうちに、だんだん興味が湧いてきたのか、ノリノリで作業に入った。
「さーて、俺はそろそろ帰るから、完成したら連絡しろよな」
「はい!遅くなりましたから気をつけて帰ってくださいね!」
「ああ」
液晶パネルに映った律は、とてもかわいい笑顔で俺を見送ってくれた。おっと、いかんいかん。相手は二次元じゃないか。…とは言いつつも、やっぱ律はかわいいよなあ…。
自宅マンションに戻って、テレビを見ながら晩飯を食べていると、スマホの通知音が鳴った。よく見ると律の顔をしたアプリが勝手に追加されている。
押してみると、画面いっぱいに律の顔が広がった。
「イエーイ!こんばんわ」
「イエーイじゃねえよ、なに勝手にアプリ追加してんだ!」
「だって火ノ村さん、律から送るメッセージ、いつも既読スルーじゃないですか…」
「そうだっけ」
「みんな、ちゃんと返してくれてるのに…」
「そうなのか。知らなかった」
「それよりゲーム、完成しましたけど興味ないですか?」
「何だよ、それを早く言えよ」
「えへへ。ではゴーグルを用意してください」
スマホをゴーグルにはめて、ヘッドホンをかぶると、目の前に3Dの律が現れた。
「すげえ…なんだこの完成度の高さ、半端ねえな」
俺の部屋に律がいる。市販のVR映像なんて目じゃないぞ。ほんとに律が目の前にいるみたいだ。
「いかがですか?」
「いや、最高だ。言うことなし」
「ふふふ、ありがとうございます。ではゲームに入る前にまずは操作に慣れてもらいましょうか。さて誰を案内役にしますか?」
「うーん、そうだな、じゃあ神崎で」
「はい、では神崎さんで説明します」
律は足元から徐々に制服姿の神崎有希子に変わっていく。長い黒髪に尖った顎。モデル顔負けの美人だけど、その眼差しはいつも優しく、それでいてどこか妖艶さを兼ね備えたE組のマドンナ。
「お久しぶりね、火ノ村くん」
「え?ああ…」
「ふふ、お元気そうね…」
「か、神崎もな」
神崎の笑顔が何だか怖い…。
「火ノ村くん、わたしのことどうでもいいのかな…ずっと二人きりで会ってくれてないもんね…」
神崎の目尻がわずかに光っている。
「え…?ちょ、ちょっと待ってください律さん、なんでお前がそんなこと知ってんだ?」
気が動転して言葉使いがおかしくなってしまったが、そんな俺とは無関係に神崎はスッと律の姿に戻った。
「あー…すいません」
「ど、どういうことだ」
「神崎さん、よくお一人のときに『淋しいな…火ノ村くん…どうしてるかな…』ってつぶやくんですよ」
「ゲフッ!…ゴホンゴホンッ」
「まずかったですか?」
「…い、いや、少し凹んだだけだから、気にしないで続けてくれ…」
「はい!」
ダメージを受けた俺とは裏腹に、律はまた神崎の姿になった。
「では気を取り直して火ノ村くん、まずはわたしの衣装を選んでね?」
「おー、せっかくだし、いろいろ選んでみるか。じゃあ遠慮なく、いきなりだけどレオタードで」
神崎はうん、とうなずくとくるりとその場で回転し、薄いピンク色の大胆なレオタード姿になった。
おおお…すごい。神崎のスレンダーな身体をそのままぴったりと型どっていて、とにかくエロい…。神崎がこんな姿をクラスメートに晒すシチュエーションとか、どう考えてもあり得ないからほんと貴重だよ。もし杉野が見たら鼻血を出して失神は間違いない…。
「次はそうだな、じゃあメイドさんで」
「はい」
おっと…これは本気でかわいいな。ロング丈の落ち着いたメイド服が清楚な神崎によく似合っている。こんなメイドが俺の家にもし居てくれたら、もうどこにも行かなくてもいいくらいだ。
「よーし、最後はいよいよ例の服で」
「はい!では、変身!」
「うわ!」
神崎の全身が突然発光した。恐る恐る目を開けると、キリッと凛々しいセーラー戦士が立っていた。
胸元には大きな宝石が付いていて、ミニスカートから延びた細くて長い両脚がまぶしい。右手には武器のバトンを持っている。まるで本当にアニメから出てきたみたいだ。
「どう?火ノ村くん」
「似合いすぎだろ神崎…すげえな…(ゴクリ)」
「じゃあ、ゲームの説明をするね?」
「ああ…」
ううう…死ぬ。萌え過ぎて死ぬ。俺は神崎のセーラー戦士姿にすっかり惚れ込んで、心ここにあらずだった。
「わたしたちセーラー戦士が、異世界からやってきた悪の妖魔たちと戦うストーリーなんだけど、火ノ村くんはその妖魔の幹部になって、わたしたちと対決するってわけ…ねえ、聞いてる?」
「え?あ、ああ…」
「火ノ村くんは、セーラー戦士をすべて倒したら勝ち、だけど途中で負けたらゲームオーバー。わたしたち、とっても強いから頑張ってね?」
「へへ、全員おいしくいただいてクリアしてやるわ」
「ふふーん、それはどうかな?」
律の奴…ほんとノリノリだな。まあ、元の設定を考えたのは俺自身なんだから、楽勝でクリアしてやるぜ!
ふっと神崎の姿が消えた。いよいよ始まりか。神崎がいなくなると残念だけど、また会えるよう頑張って進めていくとしよう。
ゲームが開始されると、突然俺の目の前にブタみたいな顔をした巨大な妖魔のボスが、偉そうに玉座に腰かけている。俺のまわりには、これまたキツネやタヌキみたいな顔の妖魔が付き従っている。どうやら俺の部下たちらしい。
「おい、火ノ村」
偉そうにブタが俺のボスだというのが腹立つが、そういう設定なのだから仕方ない。
「セーラー戦士の連中が、ここのアジトを嗅ぎ付けたらしい。ブヒヒ。お前に奴らの討伐を任せるから、全員きっちり倒してこい」
「うるせえ、ブタのお前に言われなくてもやってやるぜ」
すると、右に座っているキツネ顔の部下が俺の袖を引っ張って顔を左右に振った。そういう物の言い方は組織上良くないらしい。
「大変失礼しました。必ず全員倒してさしあげます」
「おお、心強いな。セーラー戦士はご褒美として全員お前にくれてやろう。生かすも殺すも好きにするがいい、ブヒヒ」
「ありがたき幸せ」
一礼した俺は部下の妖魔たちを連れてブタの部屋を出た。神崎以外のセーラー戦士は誰なんだろう。楽しみだなあ( ´∀`)
ブヨブヨとした肉の壁に覆われたおかしな廊下を部下たちと進んでいくと、さっそく一人目のセーラー戦士に遭遇した。おおー!最初の相手は倉橋か。これは楽しみだぜ。
VR画面の端に相手のデータが表示される。
『セーラー戦士ヒナノ 攻撃力300 防御力200 経験値150』
「よ、妖魔たち!せ、正義の刃で成敗してあげるから、かかってきなさい!」
ううう…セーラー戦士の格好をした倉橋、すんごくかわいいなあ…。でもなんだか少し目が泳いでるじゃないか。これなら俺の楽勝かな?
「ゲヘヘ!お前のような小娘に俺たちが負けると思うのかあ?デカい○○○でたっぷりいたぶってやるから覚悟しろ!」
「おい」
「え?は、はい」
「いきなりそういう下品なことを言うんじゃないよ。倉橋に失礼だろ?」
「あ…はい、すいませんでした」
「それよりお前ら、なにボサッとしてるんだ!さっさと戦ってこい!」
セーラー戦士がどの程度強いのかは、実際に戦ってみないとわからない。まずは腕試しに部下たちに倉橋を襲わせてみることにした。
どうせ下っ端の妖魔たちだ。大した戦いはできないと思っていたが、光る鞭のような武器を巧みに使う倉橋を相手に、次々と交代で攻撃を繰り出して翻弄するなど、それなりに善戦している。
5~6体の妖魔たちに取り囲まれて、倉橋は牛みたいな顔の妖魔に羽交い締めにされそうになったが、素早く脱出すると、胸元にある大きなオレンジ色の宝石を強烈な明るさに光らせた。
「な、なんだ…?ぎゃあああっ!!」
宝石から出た光の筋がたちまち二体の妖魔を焼き尽くす。ビビッた他の妖魔たちがたまらず後ずさる。
「つ、強い…わしらでは敵いませんぜ」
「ふん、なら俺の出番だな。倉橋、覚悟しろ」
「たとえ斗真くんが相手でも、わたしたちセーラー戦士は絶対に負けないんだから!」
いいぞいいぞ(笑) 気丈に振る舞う倉橋の真剣な表情がまた萌えるときたもんだ。俺がズイッと前に出ると、ビビッた倉橋が思わず一歩後ろに下がった。
「へへへ、たっぷりとかわいがってやるぜ…?」
「くっ…」
「待ちなさい!」
突然倉橋の背後から走ってきたのは岡野ひなただった。
『セーラー戦士ヒナタ 攻撃力300 防御力250 経験値150』
「ひなのっち、大丈夫?」
「ありがと!何ともないよ!」
くっそー…これからいいとこだったのに。しかも運動神経抜群の岡野か…これは面倒なことになったな。女子ナイフ術1位の予想通り、岡野はギラリと剣を抜いて、さっそく俺に斬りかかってきた。
「えいっ!」
「うわっ(やべっ…!)」
あああ!あっぶねえじゃねーか!岡野はフェンシングのように鋭い突きを次々と俺に繰り出してくる。
「うまい!ひなたちゃん!」
「よーし、ふたりで挟み撃ちするよ!」
ちっ…楽に進めるかと思ったのに、もう例の手を使うしかないのか。ま、格闘ゲームじゃあないんだし、適当に切り上げさせてもらうぜ。
「ほらよっと」
俺が足元を指さして、指先をくいっと持ち上げると、グニュグニュとした肉床の一部が輪っか状になって持ち上がり、ずるりと岡野と倉橋の両足首を捕らえた。
「きゃあ!」
「ひゃあ!」
ドサドサッ…!!
二人とも転んだ拍子に俺にのしかかってきて、倉橋は俺の下半身、岡野はちょうど俺と抱き合う形になった。岡野の顔が俺の目の前にある。なんだよ、こんなに間近で見るのは初めてだが、結構かわいい顔してるじゃねえか。なんで今まで手を出さなかったんだろう。
「ちょっと!は、離しなさいよ!」
「おっと、つかんでいるのは俺じゃあねえぜ?」
「え…?…あ、ああっ!」
岡野と倉橋は、いつの間にか壁から伸びた赤黒い触手に両手、そして首までも捕らえられていた。突然首をグイッと後ろに引っ張られて、二人ともドタリと仰向けに倒れた。
「うぐぐ…は、離して!」
「く、苦しい…」
俺は床に転がった岡野の剣と倉橋の鞭を拾って、タヌキ顔の部下に手渡した。
「さーて、お遊びは終わりだ」
俺はズルリと壁から伸びた淫靡な極太触手のひとつをつかむと、岡野の顔の前にグイッと差し出した。
「これからこいつでさんざん気持ちいい思いをさせてやるから楽しみにしてろ」
「そ、そんな汚ならしいもので、き、気持ちよくなんかなるわけないから!!」
「へえ?その強気がいつまで保てるか試してみようか」
「ひっ!や、やああっっ…!」
俺はヒクつく触手の先を岡野の頬に押し付けた。これからあと何人が俺の餌食になるのかわからないが、まずは手始めにこの二人の身体をたっぷりと楽しませてもらうとしよう…。
②に続く…