※この作品はR-18です。

牛込みおのお姉ちゃん観察記   作:サイバーエタニティー

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お姉ちゃん観察記ソノ5

ああもううっとおしい。

 

 

 

 

 

私の前に現れるなよ。

 

 

 

 

 

 

 

お前は私だ。

 

 

 

 

 

私の前から消えてくれよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

私はお前だ。消えることなどできない。

 

 

 

 

 

 

頼むから出てってくれよ!

なぁ!なぁ!

 

 

 

 

そんなに拒むのならば仕方ない。私が意識を乗っ取ろう。

 

 

 

 

 

やめろ…やめろぉぉぉ!!

 

 

 

 

 

----------------

 

 

「…っは!」

 

私はベッドから飛び起きた。

 

「ん~?みお…どうしたの…?」

 

りみお姉ちゃんが眠そうな声で聞いてくる。

 

だから私はこう答えるしかなかった。

 

「なんでもないよ。」

 

 

 

 

 

----------------

 

午前10時。

 

今日は土曜日。

 

つまり学校は休みだ。

 

私たちはどこか行こうと計画していた。

 

ただ、ゆりお姉ちゃんは練習があるからといい出ていってしまった。

 

正直、りみお姉ちゃんとだとやる事がマンネリ化しているため、つまらない。

 

「あ!私チョココロネ買ってくる!」

 

「ちょっ…!」

 

あぁ、出ていってしまった。

 

一人だと本当につまらない。

 

朝飯食ってないしなんか作って食べるか…

 

私はテキパキと料理の支度を始めた。

 

 

----------------

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カランカラン」とドアについたベルが鳴る。

 

私はチョココロネを買いに、行きつけのやまぶきベーカリーに来たんだ。

 

みおを置いてきたのは正直悪いと思ったけど、あの子私の体重の事ばかり言うから連れてきたくなかった。これはしょうがない。

 

そう割り切って、パンを選び始めた。

 

と、チョココロネが品切れなことに気づいた。

 

「うーん…ないなぁ…」

 

「あ、いらっしゃい。」

 

「あ…えっと…山吹さん?」

 

「あ!牛込りみさんだよね!こんなところで会うなんてね。」

 

「そうですね。」

 

「チョココロネだよね?もう少しだけ待ってて!」

 

「あ…」

 

山吹さんとは何度か面識があった。同じクラスだし、私はここに通いつめてるし。

 

なんだか仲良くなれそうな気がする。

 

「はい。チョココロネね。」

 

「ありがとうございます!」

 

「じゃあお会計かな?」

 

「はい。」

 

「432円です。」

 

「お願いします。」

 

「ちょうどいただきます。ありがとうございました!」

 

カランカラン

 

私は店をあとにした。

 

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「カランカラン」

 

小麦粉の入ったボウルが落ちる。

 

辺りには小麦粉が散布される。

 

私は立っているのがやっとだった。

 

あいつが…あいつが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――

 

 

 

お前の意識をもらおう。

 

 

 

 

やめろ…私はこんなとこで倒れる訳にはいかないんだ。

 

 

 

そういう訳には行かないんだ。

 

私は…まだ生きなきゃいけないんだ…

 

 

 

 

 

 

 

安心しろ。私の目的は君ではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

ならば誰だ…

 

 

 

 

 

 

 

 

君の姉、友人すべてさ。

 

 

 

 

 

 

 

っ…!そんなことはさせない…絶対に!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しつこいねぇ…いい加減意識をよこせ。

 

 

 

 

 

 

今お前にやる訳には行かない。絶対に。

 

 

 

 

 

 

 

ならば仕方ない。君を滅ぼす言葉を吐こう。

 

 

 

 

ヤクソク…シタヨネ?

 

 

 

 

 

 

 

 

やめろ!やめろぉぉぉ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぷつん…

 

 

 

 

 

 

私の意識は…掻き消えた。

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