2022/8/1 大幅改稿
コロナウイルスに感染したこともあり、倦怠感はあれども、熱は下がっているので、纏まった執筆時間が取れそうなので、この機会に気になる所を改稿することにしました。
まずはしょっぱなのプロローグ①から。
おまけ程度に冒頭にエロシーンを加えています。初見の方は当小説のエロシーンの雰囲気を味わっていただければ幸いです。
読み返していただける奇特な方は記憶の片隅にある改稿前と比べていただければと思います。成長していると感じて下されば幸いです。
「んぶぅ……んっ……んむっ……んっ……んっ……んんっ……!? んん~~~~!!!」
一人の女性に群がる異形から、汚らしい白濁液が大量に放出され、その美しい肢体を白い化粧で染め上げる。生命の根源たる蜜壺、その行為を及ぶには背徳的と言える菊穴、前戯として使い、使われることはあるが、一物の先端から放出された液体を受け入れるには抵抗がある口腔。その3つの穴は既に塞がれており、くぐもった悲鳴を上げることしか出来ないその女性は、今まさにその異形による性的蹂躙を受けていた。
彼女の名前はピア・ニッシモン執務官。時空管理局本局所属のエリート、若くして難関試験を乗り越えた才媛である。前線で戦うだけではなく、作戦の指揮官としても動くことが出来、次元世界規模の事件を担当することもある時空管理局きってのオールラウンダーだ。
今回、彼女自身の魔法の才覚から、とある行方不明事件の助っ人として派遣されており、その調査を行なっていた時の悲劇である。幸いにして行方不明者は見つかっていたが、自らがその犯人の毒牙にかかる形となってしまったのだ。
「ぶはっ……げほっ……げほっ……こんなの……いや……んんむっ……!? んぶ……んんっ……んむっ……じゅぽ……ちゅぱ……じゅるる……」
何度目になるか分からない口腔への闖入。嫌悪感が薄れることなどないが、どうすれば気色悪いアレが口から出ていくかは不本意ながらも分かってしまっている。そう、放出させればいいのだ。下品であろうと、誰が見ているわけでもない、拙いながらも彼女は奉仕する。たとえその行為がより異形共を興奮させると分かっていようとも……
(覚悟はしていたつもりだけど……これは色々な意味でキツいわね……保険をかけているとはいえ……私の身体と精神が持つかは五分五分といったところね……フォルツァート司令、セロ隊長……出来れば早めに助けに来てくれると……有り難いです……)
今だ激しく蹂躙されながらも、心を強く持った彼女は、ここに至るまでの経緯を思い返すのであった。
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――第8番管理世界アラルガン――
魔法技術はあまり発展していないが、水や緑、資源が豊富に存在する上に、危険生物もおらず、比較的管理が容易。管理番号も二桁に近いこともあって事件らしい事件もなく、比較的治安も良くて過ごしやすい次元世界である。管理するほどでもないようにも感じられるが、時空管理局に有用な資源が採れることが判明し、ベース基地が置かれ、第8番管理世界と番号が振られることとなった。それが新暦の黎明期のことのため、比較的管理番号が若いという……ただそれだけの次元世界である。
ところが最近この世界の住民から、行方不明が相次いで発生しているらしい。そしてその被害者は次世代を産み、育てる若い女性ばかりだという。
ベース基地の捜査員は、行方不明者を探したが、よい結果は得られず、捜査は難航した。事態を重く見たベース基地司令は、本局に応援を要請。捜索が得意な執務官が派遣されることとなった。今日はその顔合わせの日。司令の執務室では、黒髪ロングヘアーの若い女性と優男風の中年が向かい合って座っている。
「第8管理世界ベース司令のスフォル・フォルツァートです。よろしくおねがいします」
「時空管理局本局所属執務官ピア・ニッシモンです。こちらこそよろしくおねがいします」
「貴女のご活躍は聞き及んでおります。お恥ずかしながら私どもの実力では現状如何ともし難い状況でございまして……探索魔法のエキスパートである貴女にご協力をしていただきたいと思い、お呼び立てした次第です」
「そんな……持ち上げすぎですよ……でも……頼っていただいて光栄です。早速ですが事件のことについてお聞きしたいのですがよろしいでしょうか? 若い女性が相次いで行方不明になっているとのことですが……」
「ええ。この世界は資源が豊富で、集落からすこし離れたくらいところでも金になる物がそれなりに採れまして、よい小遣い稼ぎになるのです」
「なるほど、確かにこの次元世界の成り立ちから考えてもそれは日常のことなのでしょうね……つまり今回の事件は……資源を採りにいった女性が行方不明になっている……ということなのですね」
「そうなります。特に集落から少し離れた沼地でいなくなることが多いようです。我々も沼地周辺を捜したのですがジャミングが激しくて思うように捜査が進まないのです。ちなみに沼地は地図でいうと……このあたりですね」
スフォルが地図を開いて現場を指し示す。
「わかりました。そのあたりを起点に捜索します。オルガノ、セットアップ」
≪All Right≫
早速とばかりに自身のデバイスであるオルガノをセットアップする。そのバリアジャケットは第97番管理外世界“地球”でいうところの“巫女服”である。以前地球の神社という神殿に訪れた時に一目惚れし、バリアジャケットに取り入れたのだ。ピアの黒髪ロングヘアーと相まってとてもよく似合っていると評判だ。
いきなりセットアップしたピアを見て、スフォルが訝しげに問いかける。
「ここから探索魔法を? 現場に行ってからのほうがよろしいのでは…?」
「問題ありません。私の探索魔法ならこの管理世界全域をカバーできますので」
「なんと……!それは頼もしい。ではニッシモン執務官、よろしくおねがいします」
「わかりました。オルガノ、ワイドエリアサーチ」
《All Right. Wide Area Search》
ピアの足元に、図形が複雑に絡み合った円形の魔法陣が展開される。色は深紅。目を閉じて意識を集中させるピア。
(……妙に探しにくいわね……でもこの反応は集落みたい。だとしたら沼は……ここね。周辺を探しましょう。……! 見つけた! オルガノ、映像をお願い。……これは……!)
「……? 何かわかったのですか?」
思わず息を呑むピアにスフォルが問いかける。
「……ええ……映像を出します」
映し出されたのは裸の女性達に群がる異形だった。腰丈ほどの体長に赤茶けた体色、身体はガリガリに痩せこけているのに腹だけは出っ張っている、そんな異形に。その異形は勃起した剛直を女性の秘所に突き立てている。口にも、尻にも。蹂躙されている女性たちの全身には白濁液がまき散らされ、見るも無残な光景だ。
『……もう……やめて……いやぁ……』『……ぅあ……ゃあ……』『……っいやあああぁぁぁ……』
モニターの向こうから悲痛な声が聞こえる。ピアは顔をしかめ、スフォルは呆然とモニターを見つめる。
「……なんだ…?あの生物は…。見たことないぞ……。だが、彼女たちを助けなければ……! 来てもらって早々悪いですが……ニッシモン執務官、行けますか?」
「……はい。場所はわかりました。すぐに向かいます」
「応援はいりますか?」
「そうですね……では……回収部隊をよろしくお願いします。私が助け出した後、彼女達の保護を。あと、飛行許可もお願いします。それと念のためこれを……」
「……!? まさか……それは……」
「ええ、私の生体反応を追うための機械です。あの生物からは魔力反応が感じられませんでした。探索魔法も感度が悪かったですし……もし私が本日中に戻らなかったらこれを追ってきてください」
「……わかりました……ご武運をお祈りしています」
「ありがとうございます。では、現地に向かいます。後はよろしくお願いします」
ピアは踵を返し退室すると急いでベース基地をあとにして飛び立った。その青い魔力光の軌跡を残して。
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ピアが退室した後、スフォルは通信で回収部隊を組織する旨を副指令に伝えると、先ほどの異形について考えていた。
「ふむ……魔力反応がない生物ですか……この世界では珍しいですね……しかし女性を性的に襲うとは、妙な生態を持っていますね。まぁ、珍しいとはいえ、あまり大きい生物ではありませんし……ニッシモン執務官なら遅れをとることもないでしょう」
そう言って結果を待つことにするスフォルだったが、それが甘い考えであったということを……このときはまだ……知る由もなかったのであった。
プロローグは3つくらいに分けて投稿する予定です。本格的な巫女さんの参戦はもう少しお待ちください。
2022/8/1追記
改稿作業は結構楽しかったです。改稿前の文章を読み返しながらの作業でしたが、結構説明不足というか、キャラ同士の言葉のやり取りが少なすぎたり、変な場所に地の文を差し込んでいたりと、未熟な点が確認できました。女性が行方不明になった地点とかなんで近場でいなくなっているんだと思いましたね。当然修正しています。
楽しんで来ただければ幸いです。