捜索・回収専門部隊“シーカーズ”。行方不明者の捜索を主に行い、行方不明の原因の特定、現場の後始末などを任務としている部隊である。少しの情報で行方不明者を見つけ出す手腕は管理局だけではなく、民間からも高く評価されており、管理局の誇る優秀な部隊である。隊長の名はゲードゥ・トーサッツ二等陸佐。弱冠30歳で部隊を任せられるほど優秀で、彼が部隊長になってから行方不明者の発見率が50%も上昇したという話だ。隊舎にいて命令を下すのを好まず、現場に出動しては優れた洞察力と直感で行方不明者を発見する様はエースやストライカーにも例えられるほどの人物である。
妖怪対策本部司令のスフォル・フォルツァートは今、その人物に連絡を取っていた。
「はい……機動六課の部隊長とフォワード陣が揃って行方不明になりました。今我々が担当している異形事件……いえ妖怪事件ですね。これに関連する可能性が高く……複数の世界で行方不明になっているため、我々では手が足りないのです。是非力をお貸しいただきたい」
『ふむ……その妖怪なるものは一体そういった異形なのですかな?』
「はい。魔力反応や生体反応がなく、魔法が通じない生物であるとしかわかっておりません。第97番管理外世界地球ではよく知られているらしいのですが、なぜこの次元世界に現れたのか分かっておりません……あと……特殊な生態を持っています」
『特殊な生態……といいますと……?』
「やつらは異種族間でも子供が作れるらしく、女性を性的に襲うのです。そのため行方不明者はみな女性。発見された女性はみな心に深い傷を負っています」
『なんということだ……では一刻も早く救出しなければ……至急部隊を編成して出撃しましょう。機動六課の皆さんの救出は我々にお任せください』
「おお……! やってくれますか! 感謝します。彼女らが行方不明になったのは第2番管理世界アーチェレ、第3番管理世界リタルダ、第5番管理世界ストリンジェ、第6番管理世界グランジオです。我々は第4番管理世界ラレンタ、第7番管理世界ミステリオの行方不明者の捜索をします……では、トーサッツ二佐、よろしくお願いします」
『任されました。必ずやお助けしましょう。それでは』
敬礼をして通信を切るゲードゥ。スフォル司令は名高いシーカーズの素早い動きに安心感を覚える。
「受けてもらえてよかったです。二つ返事で依頼を受けてくれるとは思いませんでしたが……嬉しい誤算ですね。あとは地球組の合流を待つばかりです」
妖怪対策本部は静かにだが確実に行動を開始するのだった。
スフォル司令との通信を切った後、ゲードゥは肩を震わせて笑っていた。
「ふふふ……いいぞ……!今回の仕事は美味しい。しかも邪魔が入らないときたものだ。存分に彼女らの痴態を見学できる……!」
いきなり何を言い出すかと思えば、実はこの男、表向きは優秀な局員だが裏では性的な現場で女性たちの痴態を盗撮し、裏に流すという所業を繰り返しているのだ。しかも部隊ぐるみで。優秀な部隊だからこそ、彼らが疑われることはない。酷い話である。
ゲードゥは部隊員を呼び出すと早速ミーティングを始める。
「野郎ども!分かっているとは思うが、今回の任務は迅速に行わなければならない。遅れれば遅れるだけ美味しい状況を逃してしまうと思え!いいな!」
「「「「「おお!!!」」」」」
「よし、どの娘のところに行きたいか言え!なるべく希望は叶えてやる。今回はよりどりみどりだからな!」
「ヒュー!隊長、話がわかるぜ!俺は断然フェイト執務官だな。あの巨乳が蹂躙されているかと思うと堪らないぜ!」
「俺は高町一尉に一票!エースオブエースがどんなふうに乱れるか見てみたいからな」
「じゃあ俺は八神二佐だな!あのちっぱいとお尻のバランスがたまらん」
「お前ら何を言っているんだ!おっぱいといったらシグナム二尉だろう。あれこそ真理だ」
「バカな!おっぱいなど邪道だ! つるぺたこそ真理!ヴィータ三尉に決まっているだろう!」
「甘いぞお前ら!新人組を忘れてんじゃねぇ!ナカジマ二等陸士だ。あいつもいい身体してんぜぇ?」
「むっ……だったらランスター二等陸士もだな。大人でも子供でもない微妙な時期、そそるぜ」
「はぁ…みなさん年増好きですか…。女性は12歳までと相場が決まってるのですよ! キャロちゃん以外ありえません!」
性癖の暴露大会と化すミーティングルーム。我こそはという意見が噴出し混沌としていたが、謎のチームワークを発揮し、5分もかからないうちに全員の行く世界が決まる。
「よし、決まったな。これからは真面目な話だ。聞き逃すなよ。該当の世界では著しく魔法が阻害されるらしい、魔法に頼るな。保護対象の魔力反応ではなく生体反応を探れ。そして女どもを犯している異形の名は妖怪という。やつらには魔法が毛ほども通用しないらしい。撃退する場合は物理的な現象で対応しろ。基本的に倒せない。追い払うだけでいい。これらを踏まえて行動しろわかったな!」
「「「「「おお!」」」」」
「よぉし!お宝映像を撮るための準備も怠るな!保護対象に手を出すのは構わんがばれない様にしろ。いいな?では健闘を祈る!解散!」
ゲードゥの声に反応して散開する部隊員。その動きは鋭く、優秀な部隊なのは間違えない。捜索・回収専門部隊シーカーズは動き出した。果たして彼らは機動六課の痴態を観察できるのか。どちらにせよ、機動六課の面々には悲惨な結果しか齎されないのである。次元世界の明日は暗い……。
エロ部隊でした。彼らは役得とばかりにフォワード陣の痴態を確認する予定です。気絶してたらこれ幸いと犯ってしまう可能性大ですね。妖怪以外のエロ要員として入れる可能性あります。